『 青春歌年鑑('78-1 ) 』

〜 「君のひとみは10000ボルト」 から 「飛んでイスタンブール」 まで 〜


01 君のひとみは10000ボルト / 堀内孝雄
02 微笑がえし / キャンディーズ
03 Mr.サマータイム / サーカス
04 迷い道 / 渡辺真知子
05 時には娼婦のように / 黒沢年男
06 宿無し / 世良公則&ツイスト
07 プレイバック Part2 / 山口百恵
08 冬の稲妻 / アリス
09 ジョニーの子守唄 / アリス
10 飛んでイスタンブール / 庄野真代
11 かもめが翔んだ日 / 渡辺真知子
12 あんたのバラード / 世良公則&ツイスト
13 冬が来る前に / 紙ふうせん
14 絶体絶命 / 山口百恵
15 東京ららばい / 中原理恵
16 かもめはかもめ / 研ナオコ
17 涙の誓い / アリス
18 林檎殺人事件 / 郷ひろみ&樹木希林
19 キャンディ / 原田真二
20 さよならだけは言わないで / 五輪真弓
21 ブルースカイブルー / 西城秀樹
22 夏のお嬢さん / 榊原郁恵
23 ANAK(息子) / 杉田二郎
24 いとしのロビン・フッドさま / 榊原郁恵
25 バイブレーション(胸から胸へ) / 郷ひろみ
26 闘牛士 / CHAR
27 ドール / 太田裕美
28 横浜いれぶん / 木之内みどり
29 暖流 / 石川さゆり
30 青春の影 / チューリップ


(2010年07月23日更新)


 ということで、 『青春歌年鑑』 です。今回から1978年編なんですが、元号に直すと昭和53年。さば君は誕生日が来て10歳ということになりますか。えーと、10歳。・・・。 特に何も思い付かなかったので先に進みますが、10歳。 ちょっぴり “じゅんさい” が気になるお年頃でありますな。…と書いてみたところで、 「気にならねーよ!」 とか言われて、それでおしまいですもんね。そもそも “じゅんさい” というのが何なのか、説明するのも面倒だしー。 ということで、1978年なんですが、「1978」でググると、いきなり検索語の候補の中に「1978年の地元開催大会で初めて優勝し、強豪国の仲間入りをしたアルゼンチン。その時のエース、マリオ・ケンペスはそのプレースタイルからなんと呼ばれた」 というのが出てきて、ちょっとビビるんですが、サッカーのW杯ネタっすかね?答えは闘牛士? で、その他の重大ニュースとしては 「新東京国際空港開港」 というのがあります。 千葉県にあるのに新東京国際空港。 桑名にあるのに 「名古屋アンパンマンこどもミュージアム」 みたいな? ぼったくり価格で概ね不評のようなので、ま、 「名古屋」 で、いっかぁ。…という気もしているんですが、新東京国際空港のほうは普通に 「成田空港」 という名前になりましたよね。開港直前まで、いわゆる 「成田闘争」 というのが繰り広げられることになるんですが、今をときめく民間人、千葉景子サンもずいぶんとご活躍だった模様ですな。 ま、政治ネタは荒れる元なので、あまり深入りせずに話を進めますが、 「異常猛夏で死者続出」 という話も出ておりますな。気象庁は 「カイロよりも暑い」 と発表したようですが、熱いですからね、カイロ。 直に肌に触れると火傷しちゃう程なんですが、…って、そのカイロではなくて、エジプトの首都の話ですか。 で、この年はどれくらい暑かったのかというと、マラソンの宗猛が 「暑い」 と言ったほどの猛暑だったようですが、宗がそう言うくらいだから、相当のものだったのでしょう。

 で、次。 「宮城沖地震発生」 。宮城県中心に死者27人。マグニチュード 7.5ですか。 確か、さば家で家具の転倒防止用に マグニチュード7 を導入したのは、この頃ではなかったかと思うんですが、この地震が契機だったのかも知れません。 ま、マグニチュード 7.5の地震が来たら駄目かも知れませんが、何も対策を取らないよりはぜんぜんマシだしー。 で、この年、 「栗栖発言」 なんてのもあったようです。 プロレスラーの栗栖正伸、いったい何を言ったんや? …と思ったら、その栗栖ではなく、自衛隊の統幕議長の栗栖クンなんだそうですが、で、何を言ったのかというと、 これ っすか。 で、栗栖クン、更迭されちゃいましたかー。 ま、国防ネタは荒れる元なので、あまり深入りしないことにして、ということで、1978年の歌謡曲、いってみましょうかー。

 まずは堀内孝雄 「君のひとみは10000ボルト」 (作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄) なんですが、いやあ、半端ですなぁ、10000ボルト。 電気の世界で高圧と言うと、普通は 6600ボルトなんですが、その上の特別高圧だと 22000ボルトとか。 10000ボルトなどという半端な電圧は、まず世間では使われません。 谷村新司クンは世間知らずであると言わざるを得ませんが、ま、ミュージシャンが電験3種の勉強をしているとは思えないので、知らなくても仕方の無いところではあるんですけど。 僕も毎年のように落ち続けてますからね、電験3種。 君の瞳は、ろくせんろっぴゃくぼると〜♪ というのも何だか語呂が悪くて、ちょっと歌いにくいしー。 とまあそれはそうと、堀内孝雄。 これはアレです。 アリスっす。 アリスは後で嫌というほど出てくるので、詳しい話は後で嫌にならない程度に書くことにして、それはそうと堀内孝雄って、どうして 「ベーヤン」 なんすかね? …という問題も、ま、そのうち考えるとして、アリスの一員でありながらソロ歌手としても活動して、で、勝手にヒットを飛ばしちゃったワケですな。 一人だけ余分に稼いで、裏切り者と言われてもやむを得ないところです。 ま、谷村新司には作詞料として、いくばくかの銭が入ったんでしょうが、矢沢透は立場がありませんよね。 ただでさえ、3人の中でいちばん影が薄いというのに、俺だけ、のけ者?…みたいな。 ま、影が薄いから、のけ者にされちゃうんでしょうけど。

 近年はネオ演歌っぽい作風が目立つ孝雄クンなんですが、当時はバリバリに新しいニューミュージック路線で頑張っておりまして、この曲なんかも、ま、そこそこニューなミュージックだったりしております。 で、歌詞のほうはというと、金木犀の咲く道を、銀色の翼の馬で賭けてくる、二十世紀のジャンヌ・ダークよ〜♪ …といった、やや浮世離れしたキャラをテーマにしたものなんですが、それはそうと、この歌詞に出てくるジャンヌ・ダークって、何なんすかね? 「ジャンヌ・ダーク」 でググると、 「もしかして : ジャンヌ・ダルク」 と聞き返されるので、歌ネットの間違いではないかと言う気もするんですが、あるいはダルクでもダークでも、どっちでもいいのかも知れません。 ダーク広和という名前のマジシャンもいることだしー。 で、歌の後半は、君の瞳は10000ボルト、地上に降りた最後の天使〜♪ の繰り返しで、聞いてるほうとしては、ちょっと飽きますな。 ちょっと手抜きなんじゃないか?…という気もするんですが、こんなんで、一体いくら銭を貰ったんや、新司!?

 ということで、次です。 キャンディーズ 「微笑がえし」 (作詞:阿木燿子/作曲:穂口雄右) 。 これはアレです。 ここ の最後のところで、かなり詳しいレビューを書いたので、そこを見て下さい。 ということで、次です。 サーカス 「Mr.サマータイム」 (作詞:DELANOE PIERRE/訳詩:竜真知子/作曲:FUGAIN MICHEL PAUL) 。 いましたよね、サーカス。 綱渡りをしたり、空中でブランコをしたり、ライオンに火の輪をくぐらせたり、そういう出し物を見せてくれるのかと思ったら、普通に歌を歌うだけの集団だったんですが、何だかアメリカンなフィーリングのコーラス・グループだったという記憶があります。 お中元にカルピスではなくて、森永のコーラスを贈ってくるタイプでありますな。 調べてみたらデビュー当時は “3人姉弟と従姉” というメンバー構成だったようです。 一族郎党で大いに銭儲けして、何よりでありますな。

 で、この 「Mr.サマータイム」 なんですが、改めて聴いてみると、ずいぶんとジャジーで、お洒落なサウンドですよね。 子供心にも、何だか日本人離れした歌だと思った記憶があるんですが、それもその筈、外国のカバー曲だったんですな。 原曲はミッシェル・フーガンという人の 「UNE BELLE HISTOIRE」 なんだそうですが、そういえば作曲のところにそんな名前が書かれていますよね。 ジャズっぽい雰囲気なので、アメリカ人なのかと思ったらフランス人だったんですが、で、一方、歌詞のほうはというと、 「ひと夏の浮気」 ですよね。 夏に浮気と浮き輪は付きものですからね。 その浮気の相手がミスター夏男だったのか、あるいは、本命がミスター夏男だったのに、他の男と浮気しちゃったのか、僕の読解力では読み取ることが出来なかったんですが、とりあえずまあ、夏ですなぁ。

 で、続いては渡辺真知子の  「迷い道」 (作詞・作曲:渡辺真知子) 。 いいですよね、渡辺真知子。 世間では 「なべっちんぐマチコ先生」 と呼ばれているんですが、いや、もしかしたら、そんな呼び方をしているのは世間でも僕だけなのかも知れませんが、で、 「迷い道」 と言えば、洗剤、箱、2杯〜♪ …ですよね。 嘉門達夫の替え歌に、そんなヤツがあったような気がします。 ググってみても これ しかヒットしないので、あるいは僕の思い違いかも知れませんが、シンガーソングライターなのに、大衆的で歌謡曲っぽい。 そういうキャラだったりしますよね、マチコ先生。 どういうところが歌謡曲っぽいのかというと、現在、過去、未来〜 (は〜あ〜) ♪ …と、コーラスが入ったりするころが昭和歌謡っぽいです。 うんちゃ、うんちゃ、うんちゃ、うんちゃ、うんちゃ、んちゃ、ちゃちゃ♪ …と、間奏が無駄にゴージャスだったりするところもポイントが高いです。 で、歌詞のほうはと言うと、何と言っても、ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて、迷い道くねくね♪ …という決めのフレーズが印象的ですよね。 「迷い道」 でググると、検索語の候補として 「迷い道ぐねぐね」 というのが出てくるので、世間でも同じように感じている人が多いのでしょう。 平成の世の中になっても、クルマを運転していて、曲がるところを間違えて道に迷ったりすると、思わず 「ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて、迷い道くねくね〜♪」 と歌ってしまうし、時代を越えた名曲と言っていいでしょう。 

 ということで、4曲目。 黒沢年男 「時には娼婦のように」 (作詞・作曲:なかにし礼) 。 エロいですな、こりゃ。 “僕のような爽やかな好青年がカラオケで歌うには不向きな歌ベスト3” にランキングされるに違いなくて、もう、歌詞を引用するのも恥ずかしくなっちゃいます。 尿を飲尿するのと同じくらい恥ずかしいです。 大きく脚をひろげて、片眼をつぶってみせな、人さし指で手招き、私を誘っておくれ♪ …って、あまりにもストレート過ぎませんかね? 10歳児が歌ったら、オトナが引くレベルなんですが、ま、黒沢年男は10歳児が見たら引くレベルの濃さが売り物なキャラなので、これはこれでいいのかも知れませんけど。 で、それとは対照的に、10歳児心にも、カッコええ!…と思ってしまったのが世良公則&ツイストなんですが、ビートルズ好きのサバ兄は 「世良公則&ツイスト&シャウト」 とか言ってましたな。 当時、サバ兄は15歳くらいですかね? ま、年齢相応のセンスの無さであると評価していいと思うんですが、とまあそんなことで、 「宿無し」 (作詞・作曲:世良公則) 。 僕はこのタイトルを見ると、哀しい思い出が蘇ってくるんですが、確かこの当時だったと思うんですが、夜店の屋台で 「ヤドカリ」 を買って貰ったんですよね。 飼ってみると、意外と可愛いヤツだったりしたんですが、ある日、殻を捨てて、剥き身になってしまいました。 ヤドカリは殻から外に出ると、死んじゃう! そう聞いていたので、慌ててパルの地下にある「くさりや」という名前の魚屋に行って、新しいお宿としてサザエを1匹買ってきました。 が、サザエの殻の中には入らず、そのまま死んでしまいました。 好きでもないサザエを、わざわざ買ってきてやったのにー!

 とまあそんなことで、 「宿無し」 と聞くと、宿無しになって死んじゃったヤドカリを思い出して、ちょっぴり哀しくなるんですが、で、これ、改めて聞きなおしてみると、世良公則クンって結構、歌の音程が適当? ま、そういうところがロックンロールなんだと思うんですが、 「あう〜!」 とかシャウトしたりして、ちょっぴり恥ずかしいヤツだったりもします。 印象に残っているのは、おいらは宿無し〜♪ …という、その部分だけだったりするんですが、今までの昭和歌謡の世界には無かったタイプのキャラで、ま、これはこれで、よかったのではないかと思います。

 で、続いては山口百恵 「プレイバック Part2」 (作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童) 。 NHKのど自慢で桑名の女子高生が 「ぷれいばっくつう」 とか言ってたヤツですな。 詳しくは、ま、 ここ を見てもらうとして、で、都市伝説的には 「プレイバック Part1」 というのもあるらしい。 そんな話を聞いたこともあります。 調べてみました。ありました。 これ です。 で、「パート2」 のほうはというと、ここ に簡単なレビューがあるので、そっちを参考にして下さい。 読むほうとしては、該当箇所をいちいち探さなければならないので面倒でしょうが、書くほうとしては手抜きが出来て、楽です。

 で、この後、アリスが2曲続くことになるんですが、まずは 「冬の稲妻」 (作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄) 。 ヨーロレン、サンダー (あー) ♪ …というヤツですな。 サバ兄はこの部分を 「養老院サンバ♪」 と歌っておりました。 「養老院でサンバを踊るんや。」 という解説も付いておりました。 当時、サバ兄は15歳くらい。 年齢相応のセンスの無さであると評価するには、あまりにも痛いモノがあるんですが、でも大丈夫。 「養老院サンダー」 だと思っていたという子供は少なくありません。 2ちゃんねる 『子供の頃の勘違い 6 』 より抜粋。

  937 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/03/04(木) 12:36:15
  アリスの歌が、養老院サンダー あぁ♪だと思ってた

 サバ兄のはサンバになってる分だけ、ひねりが効いていたと評価していいのかも知れません。 ま、解説だけは余計だったという気もするんですけど。 で、これ、正しくは 「You're rollin thunder」 だったんですな。 今、歌詞を見て初めて知ったんですが、それはそうと、あなたは稲妻のように、私の心を引き裂いた〜♪ ですか。 人の心を “裂きイカ” か何かだと思っているんですかね? 「稲妻のように」 って、どんなヤツだか分かりませんが、もしかしたら こんなヤツ かも知れません。 で、10歳児には今ひとつよく分からなかった2番の歌詞、あなたは稲妻のように、私の体を突き抜けた、燃え尽きた体、抱きしめて、駆け抜ける一人、雨の中〜♪ というのは、今、これを読んでるオトナのあなたが頭に思い浮かべているような、そういうアレなんだと思われます。 雨天時の屋外プレイ? さすが、ヤルことが激しいですなぁ、イナズマン。

 で、続いてもアリスです。  「ジョニーの子守唄」 (作詞:谷村新司/作曲:堀内孝雄) 。 “世界5大子守唄” のひとつでありますな。残る4つは 「シューベルトの子守唄」 「ブラームスの子守唄」 「五木の子守唄」 「ヤゴゲルゲの子守唄」 なんですが、この中で安らかな眠りに付けそうなのは、前の2つくらいですな。 「ヤゴゲルゲ」 は論外として、かなり怖いですからね、五木。 おどんが打死(うっちん)だば、道端いけろ〜、通る人ごち、花あぎゅ〜♪ ( 訳 : わたしが死んじゃったら道端に埋めてください。そうすれば通行人が花を備えてくれるでしょう。 ) そんな歌を聞かされて、すやすやと眠れるか!? で、一方 「ジョニーの子守唄」 はというと、さほど怖くはないんだけど、さりとて安眠出来るとも思えない。 そういうタイプの曲だったりします。 子守唄というより、 「ジョニーの挽歌」 って感じの歌詞ですよね。 ジョニー・バンカーとか、そんな名前のアメリカ人、いそうだしー。 その昔、一世を風靡したんだけど、今ではすっかり忘れられてしまった一発屋のジョニー。 個人的には、飛び散る汗と煙の中に、あの頃の俺がいた〜♪ というところのメロディが好きだったりします。 風の噂によると、今でもまだ燃えているみたいだし、よかったじゃないっすか、ジョニー。

 ということで、今回のラストです。 庄野真代 「飛んでイスタンブール」 (作詞:ちあき哲也/作曲:筒美京平) 。 庄野真代って、何となく渡辺真知子とキャラがかぶるんですが、口が大きいのが渡辺真知子で、参議院議員選挙に立候補して落ちたのが庄野真代。 そういう認識で合ってますかね? ここに来て、ちょっぴり道を踏み外しちゃったのは残念なんですが、流行りましたよね、「飛んでイスタンブール」。 この歌のおかげでイスタンブールという都市に憧れを抱いたものです。 この歌のおかげで、トルコの首都はイスタンブールである。…という誤った知識を持った人もいるかも知れませんが、そーではないっ! ( ← 「天才クイズ」 の博士風に。)  トルコの首都は実はアンカラだったりするんですが、この歌のおかげで日本の10歳児がトルコという国に親近感を持つようになったのは確かです。 オトナになったらトルコ風呂に行くんだ!…とか思ってましたからね。 が、トルコ風呂はいつの間にやら “ソ○プランド” という名前に変わってしまって、子供の頃の夢はついぞ叶えられることなく、泡と消えてしまいました。 とまあそれはそうと、この歌、オトナになった今の時点で聞きなおしてみても、実によく出来てますよね。 筒キョンのキャッチーなメロディもさることながら、ちあき哲也の詞が秀逸過ぎます。 狩人の 「国道ささめ雪」 とか、近藤真彦の「ヨイショ!」とか、ほかの作品はちょっと微妙だったりもするんですが、この 「飛んでイスタンブール」 は、一世一代の大傑作であると言えるでしょう。

 おいでイスタンブール、恨まないのがルール♪…とか、飛んでイスタンブール、光る砂漠でロール♪…とか、おいでイスタンブール、人の気持ちはシュール♪…とか、語尾をすべて “○ール” で統一した韻の踏みっぷりが、もう最高♪ ただ、4つめの時点でネタが尽きたようで、最後が好きよイスタンブール、どうせフェアリー・テール♪…になったのは、ちょっと無理があると思うんですが、妖精の尻尾=おとぎ話。 コドモにはちょっと難しいですよね。 おかげで、前にも出てきた 『子供の頃の勘違い』 というスレには、こんな書き込みも。

  594 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/04(日) 19:56:51
  庄野真代の「飛んでイスタンブール」で
  ♪どうせフェアリーテール♪を
  ♪どうせ出歩いてーる♪だと思ってた

 インフルエンザで学級閉鎖になったのに、どうせ出歩いている。 そんな奴、クラスで必ず15人くらいはいますからねー。

 とまあそんなことで、“78年度版 (1/3)” は、以上です。 “さば的@我が心のベスト3♪” は、全30曲が出揃った時点で選ぼうと思うんですが、今のところ 「Mr.サマータイム」「飛んでイスタンブール」 が有力かと。 ということで、明日から天橋立とか舞鶴とか若狭高浜のあたり、出歩いてきまっす♪


( つづく♪ )


INDEX
BACK NEXT