【所 在 地】 神奈川県・足柄下郡箱根町
【宿 泊 日】 平成31年06月21日(金)
【オフィシャルサイト】 https://hakone.club-manatee.co.jp/
【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/137346/
【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad345256/
【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00001987/
【るるぶトラベル】 https://rurubu.travel/A04/14/1406/140605/1438205/4309011/top.html
【近畿日本ツーリスト】 -----
【交 通】
車 : 東名高速より小田原厚木道路〜箱根口IC〜国道1号線・箱根湯元経由〜宮ノ下
鉄道 : 箱根登山鉄道・小涌谷駅より徒歩8分 / “箱根登山バス” または “伊豆箱根バス” で 「蛇骨野」 まで → 徒歩1分
送迎 : 箱根登山鉄道・小涌谷駅から送迎あり (要連絡)
一言で箱根と言っても範囲は広いんっすが、この宿があるのは宮ノ下と小涌園の中間くらい。 最寄り駅は箱根登山鉄道・の小涌谷駅となります。 そこから歩いて8分くらいということなんっすが、駅から宿は下り坂なのでまだいいとして、反対方向はちょっと大変そう。 が、大丈夫。 送迎サービスがあります。 「小涌谷駅」 にご到着後、お電話いただきましたらお迎えに参ります…だそうです。 が、そんなものに頼らなくても、普通に路線バスを利用したほうが便利かと。 蛇骨野(じゃこつの?)というバス停から、徒歩1分。 ほぼ、目の前っす。 なんとなく邪悪そうな名前のバス停で、実際、周囲には店なども見当たらない陰険そうな地でありますが、小田原駅もしくは箱根湯本駅から1本で行けるので、とっても便利。 そのまま元箱根方面にもバス1本で行けるので、とっても便利。 箱根登山バス (小田急系のほう) でも、伊豆箱根バス(ジャングル大帝レオのほう) でも、どちらでも大丈夫っす。 車の場合でも、国道1号線沿いっぽいので、楽勝っぽい? が、この付近の1号線というのは道がクソ狭くて陰険そうな雰囲気が漂っていたりするので、個人的にはあまり近寄りたくはありませんな。 が、駐車場には普通にクルマがたくさん止まっていたので、大丈夫なんじゃyね? そんな気がしないでもありません。
【駐 車 場】 15台くらい・無料 (部屋数:19室 )
で、その駐車場なんっすが、ざっと見た感じ、15台くらいは大丈夫そう? 部屋数と比較して、微妙に不足しているような気がしないでもないんっすが、周囲に広い平地を確保出来そうにもない蛇骨な地なので、ま、しょうがないよね。 そんな気がしないでもありません。
【あらすじ】
詳しくは ここ 参照。 どこに行きたいか、というより、どの宿に泊まりたいか。 そっちの観点で検討した結果、1年前に行ったばかりで新鮮味は無いけど、ま、箱根でいっかぁ…と。 で、とりあえず押さえてみた宿も、今ひとつ決め手に欠ける感があって、僕の心の中で、今ひとつ盛り上がりに欠けていたんっすが、直前になって、安くて、よさげな宿 = ここが空いているのを発見して、気分が高まって、うぉぉぉぉぉ!
【料 金】 20,300円 (消費税・サービス料込) 【直前割!最大30%OFF/最大@9150円OFF】「祝令和プラン」 源泉掛け流し 半露天または内風呂付スイート (ツイン) 1泊・2食付
源泉掛け流しの半露天風呂が付いたスイートで、2食付き 20,300円って、めっちゃ安いやん! スイートといっても、ただ甘いだけで、アリが集 (たか) っているような部屋かも知れないし、場合によっては半露天風呂ではなく、内風呂が付いてるだけかも知れませんが、予約なしで無料で使える貸し切り露天風呂も3箇所あるみたいだし、よさ気なところが見つかって、気分が高まって、うぉぉぉぉぉ!
【フロント】
とまあそんなこんなで、到着〜。 崖のようなところに建っているので、道路から見ると平屋の建物っぽいんっすが、実はそこが5階であるという、そういう構造になっております。 入口から入って、フロントのほうに歩いていくと、ロビーの椅子に座るように促されて、そこでチェックインの手続きが行われます。 ウェルカムお茶も出ます。 が、お茶菓子は出ません。 その辺り、ま、値段相応かな…と。 その後、係のお姉さんが部屋まで案内してくれるんっすが、荷物は自力で運搬するシステムのようで、その辺り、ま、値段相応かな…と。 係のお姉さんが部屋の中まで来て、それなりの案内をしてくれるんっすが、お茶を入れてくれるサービスはなくて、ま、それはウェルカムのほうで済ませているし。 サービスとしては値段相応だし、個人的にはこれくらいのほうが気が楽で、いいかな? …と。
【部屋・設備】
案内された部屋は5階、すなわち、フロントからは上がりも下がりもせず、まっすぐ平行に移動するだけのフロアの突き当たりでありました。 この宿の部屋には箱根の地名にちなんだ名前が付けられているんっすが、僕に割り当てられたのは 「宮ノ下」 。 ま、無難っすな。 この宿に関するブログを探して読んでいたら、案内された部屋が 「姥子」 という名前で、微妙…。 そんなことを書いてるギャルがおりましたが、宮ノ下なら、バレーボールの宮下遥っぽくて、エエやん♪ 桑名出身なので応援しているんっすが、最近、あまり名前を聞かないような気がして、残念。 もしかしたら瀬古利彦以来かもしれない、地元出身のオリンピック選手として、活躍を期待したいところなんっすが、で、 「宮ノ下」 のお部屋はというと、
【風 呂】
で、先述の通り、自室の風呂以外に、無料の貸切露天風呂が3つ。 んーと、 ここ 参照。 チェックイン後、早速、そのうちの1箇所に浸かってみることにしました。 一番手前の “牡丹” というタイプ。 お客様のプライベートをお守りするため、正面には国道1号線からの視線避けのブラインドを設置、開放斜め天井には正面上部施設からの視線避けの目隠しボードを設置しております。 開放斜め天井の目隠しボートは横方向にスライドできます。ご自身の居場所に合わせてご調整ください。 そういう造りになっていて、開放感が今ひとつな “半露天” な状況ではあるんっすが、国道1号線からの視線避けというか、山の上のほうに白い建物があって、そこから覗かれたい放題になっちゃうような? いちいちご自身の居場所に合わせて目隠しボートは横方向にスライドさせるのも面倒だし、視線が気になるギャルは暗くなってからの利用が賢明かも知れません。 が、ぜんぜん気にならない僕はブラインドも全開にして、露天気分を満喫。 浴槽の広さは、4m2(一般的なユニットバスの浴槽の3.1倍)で、広々としているし、湯加減も適温で、超気持ちいい〜♪ ここが自由に使えるなら、半露天風呂や内風呂が付いてない普通の部屋でも、ぜんぜん大丈夫かも知れません。 ま、あっちのほうは湯に浸 (つ) かるのと同時に、優越感に浸 (ひた) るという、そんな一面もあったりするんっすけど。 で、貸切露天風呂の他に、男女別の普通の浴場もあったりします。 ギャルもしくはオバサンのほうが優遇されるようで、
中浴場 大風呂(男湯) / 大浴場 大風呂(女湯)
そういった差別がされていたり。 必要性は感じられなかったんっすが、せっかくなので、中浴場 大風呂 (男湯) のほうを覗いてみたところ、他に誰もいなくて、貸切状態。 ラッキー♪ 確かに中浴場という規模なんっすが、中風呂ではないくらいの広さはあるし、サウナがあるというのも、貸切露天風呂にはないアドバンテージではなかろうかと。 ただ、サウナはあっても水風呂がないので、それを不満に思う人がいるかも知れませんが、とりあえず、風呂の部門に関しては、なかなか充実した宿であるな…と。 そのように評価していいのではなかろうかと。
【夕 食】
で、続いては、夕食の部です。 18時開始もしくは20時開始の2択制。 18時は早過ぎる気がするし、20時はちょっと遅すぎる気がするし、個人的には19時か、19時半開始というのがベターなんっすが、ま、しょうがないっすな。 で、遅いほうの部を選んでおきました。 メニューのほうは、オフィシャルサイトによると、
(春のお献立)
〜前菜〜 旬菜の盛り合わせ バーニャ風味噌、デイップソース、藻塩
〜前菜〜 旬菜の盛り合わせ 北寄貝と浅月の辛子味噌、イカ蕨焼き、独活梅煮、こごみ胡麻和え、蚫やわらか煮 天豆艶煮 蕗の薹田楽
〜お椀〜 蛤の山吹寄せ うぐいす仕立て片栗菜、蕨、花弁百合根
〜造り〜 お造り三種盛り桜鯛 鮎魚女、メジ鮪、芽物一式、春爛漫盛
〜台の物〜 春野菜と白魚の玉〆
〜強肴〜 特選黒毛和牛と筍の挟み焼きもろ味噌、針野菜、葉生姜、あしらい
〜食事〜 桜海老と春野菜の炊き込み御飯、赤出汁、香の物
〜水菓子〜 箱根豆乳のムース、季節のフルーツ添え
こんな感じ。 個人的には、北寄貝と、蚫やわらか煮と、桜海老の炊き込み御飯が、いらんなぁ…と。 魚貝類の類、中でも貝類があまり好きじゃないんっすよね。 じゃ、 「蛤の山吹寄せ」 もアカンやんけ。 そう思われるかも知れませんが、ハマグリは桑名の名物なので、郷土愛が勝って、大丈夫。 で、貝類ではないんっすが、桜海老。 これも曲者。 身だけならいいんっすが、殻の部分が嫌なんっすよね。 そんなものを御飯に炊き込むとか、嫌がらせか? そう思わずにはいられませんが、オフィシャルサイトを見る限り、アレルギーならまだしも、好き嫌いに関しては、ワガママを聞き入れて貰えそうにない空気が感じられたので、ま、我慢して食うか、最悪、御飯だけは残しちゃうか。 食べ物を残すことに関して、罪悪感が半端なかったりするんっすが、エビの殻なんか炊き込んじゃうからアカンのや! まったく、余計なことをしやがって…。 こと点だけがちょっと気がかりだったんっすが、いざ、蓋を開けてみたら、
ちなみに、お食事は 「レストラン早川」 というところで食べることになります。 目の前に流れているのは早川ではなく、その支流の蛇骨川だったりするんっすが、さすがに「レストラン蛇骨」 という名前にするのは躊躇した模様。 その名前だと、すがきやのラーメンみたいに、蛇でスープの出汁を取ってるんか? …とか、あらぬ疑いを掛けられそうっすもんね。 基本は4人掛けのテーブルなんっすが、隣の席とは半透明のカーテンみたいなので隔離されていて、半個室…とまでは言えないまでも、三割三分個室みたいな感じ。 僕は遅いほうの部を選んだので、両隣とも空いていたのでよかったんっすが、誰かいると透けて見えたりするので、ちょっと気になるかも知れません。 席に着いた時、お飲み物はいかがなされるかの問い掛けがなくて、どうやら、自力で呼び出しベルを押して、係の人をお呼び出しして注文するシステムのようっす。 ディナータイムは誰もが一度は耳にしたことがあるスタンダードジャズ、ブレックファーストタイムは小鳥が囀り朝の爽やかな軽音楽。 そのような事が書かれていたんっすが、確かに夜の部では、僕でも知ってるようなスタンダード・ナンバーが聞こえておりました。 ただし、オスカー・ピーターソンとかが流れている訳ではなく、大須賀平太さんとか、そういう謎の日本人がジャズっぽく演ってるだけなんじゃね? そういった感じのアレだったのは、ま、予想通りであるな…と。 で、続いては、
で、部屋に戻って、しばらくゴロゴロして、部屋の風呂に入って、畳の小上がりのところでダラダラして、もう一度、部屋の風呂に入ったりして、んなことで、箱根の夜は以上っす。
【朝 風 呂】
で、起きて、とりあえず貸切風呂に行ってみることにしました。 3種類のうち、昨日とは違うところが空いていたので、そこに入ってみることにしたっすが、基本的な造りは同じようなものなので、ま、どちらでもダリウスやな…と。 高校の時の世界史の教師が、 「ダリウス1世、ま、ダレイオスとも言いますけど、どちらでもダリウスですね。」 と、今ひとつよくわからなあことを言っていて、以来、僕の中で 「どちらでも」 と言えばダリウスな
公式が出来てしまったんっすが、で、続いては、
【朝の散歩】
オフィシャルサイトに 「散策路・箱庭への出入口」 お履き物と傘をご用意しております。 ご自由にご利用ください。 そのように書かれていたので、お履き物 = 安っぽい外履き用スリッパと、小雨が降っていたので傘もご利用させて貰って、散策路とやらを散策させて頂くことにしたんっすが、
【朝 食】
んなことで、朝食っす。 前の日の夜と同じ席に案内されたんっすが、右側の席に一人旅のお姉さんらしき人が透けて見えておりました。
お陰で、ちょっとだけ緊張を強いられたんっすが、で、食べ物のほうはこんな感じ。
【旅 立 ち】
んなことで、ゆっくりして、部屋の風呂に何度も浸かって、これでもう、十分に元は取れたような気がするので、チェックアウトして、おしまい。
【総合評価】
この値段で、この部屋 & この料理なら、文句の付けようがありません。 生野菜まるけの夕食も、この宿の個性として評価していいのではなかろうかと。 味噌仕立てのバーニャカウダは名物料理として定番化されることを、熱く希望。 至れり尽くせりのサービスは期待出来ず、むしろ放置され気味だったりするんっすが、そのほうが気楽だという人もいるだろうし、んなことで、☆☆☆オススメ☆☆☆