ホテルセトレ

【所 在 地】 兵庫県神戸市垂水区

【宿 泊 日】 平成27年01月03日(土)

【オフィシャルサイト】 http://www.hotelsetre.com/

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/37901/

【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad322324/

【交  通】

    : 阪神高速第二神明道路・高丸ICより10分 または 神戸淡路鳴門道・垂水IC (淡路方面からのみ) より12分
  鉄道 : JR神戸線・舞子駅 または 山陽電鉄・舞子公園駅より徒歩7分

 神戸市の端っこの明石との境くらいのところにあります。 この辺りの高速道路って、ごちゃごちゃしていて何が何だかよく分からないし、いつも混んでるイメージがあって、あまり車では行く気がしなかったりするんですが、新幹線のほうが早くて便利だったりするしぃ。 ただ、新神戸駅だけはクソ過ぎますけどね。 JRも私鉄も乗り入れて無くて、かろうじて地下鉄はあったりするようなんですが、舞子方面なら西明石まで行って、戻ったほうがマシなんじゃね? そんな気がしないでもありません。 最寄り駅はJRの舞子駅、もしくは山陽電鉄の舞子公園駅。 ほぼ同じ場所だと行っていいかと思うんですが、そこから宿までは自称・徒歩7分。 が、実際のところ、思ってたよりもちょっと遠かったっすな。 余裕を見て15分くらいだと思っておいたほうがいいのではなかろうかと。 公園の中を歩く感じで景色がいいので、まったく苦にはならんのですが、チェックインの後、電車に乗って出掛けたりするのは、ちょっと億劫なレベル。 夜、須磨水族館のイルミでも見に行こうかと思っていたんですが、面倒になってヤメちゃいました。 結果、正解だったみたいですけどね。 ここ を見る限り、最低・最悪だったりするみたいだしぃ。 古いクチコミ3件では平均して★がひとつという、手堅い評価が得られていたんですが、最近は星がひとつも付かなくなってきちゃってますな。 ここまでくると、酷いもの見たさで、逆にちょっと興味をソソられてしまうんですが、3月1日(日)まで開催。 残された時間は多くありません。 更新直後にこれを読んだ人は、さ、神戸にGO!

【地  図】  広域図    詳細図

 オフィシャルサイトから、お車でお越しのかた用の広域図と、徒歩で起こしのかた用の詳細図を借用しました。 あ、このルートなら、頑張れば徒歩7分というのも、あながち不可能ではないかも? よく分からなくて、橋の科学館のほうから、ぐるーっと回って来ちゃいましたからね。 で、車の場合は高丸インターで降りると、期待が高まる。 そういう趣向になっている模様ですが、個人的には、はに丸インターのほうがいいな。 そんな気がしないでもなくて、はにゃ〜。

【駐 車 場】 45台・無料 (部屋数:24室 )

 必要十分な駐車スペースが確保されているようで、何よりだと思います。

【あらすじ】

 詳しくは ここ 参照。 わざわざ参照するの、面倒臭ぇ。。。 そんなことより山椒、食おうぜ!  そういう人の為に、中身をかいつまんで紹介すると、お正月&土曜日の特別ぼったくり価格で、1泊朝食付きプランが 40,000円っ! 高っ! が、楽天トラベルに同じような内容で 20,000円というプランがあるのを発見。 間違いなく何かの間違いだと思うんですが、宿に問い合わせたら、「いや、間違ってない!」 そう言い張るので、じゃ、泊まってやろうじゃないか…と。 ま、普通の日の平日なら 22,000円くらいで泊まれるようなので、宿が大損してオゾン層を破壊しまくりぃ。 そんな自棄行為に走る心配もなさそうだし、ま、一般人の半額なので差別的な待遇を受けるのではないか? 場合によっては、嫌がらせされたりするんじゃないか? そんな心配が無いわけではないんですが、ま、その時はその時だし、それはそれでネタになるしで、色んな意味で楽しみっすな、こりゃ。

【料  金】 20,000円 (消費税込) オーシャンツイン パールブリッジビュー(喫煙) 1泊・朝食付

 ということで、お値段は税込 20,000円。 僕は煙草を吸わないので、普段なら禁煙の部屋を選ぶんですが、お値段を間違えて掲載しちゃったっぽいプランは喫煙室の設定しか無かったんっすよね。 下手に禁煙に変更して、 40,000円になっちゃったりしたら藪蛇もいいところなので、ここは大人しく、タバコ臭さには耐えるとして。 結果的にこの選択は正解だったんですが、というのもこの宿は2階が禁煙室、3階が喫煙室になっているっぽいんすよね。 何故、それが正解だったのかは、また後ほど。

【フロント】

 とりあえず、宿の外観をご覧ください。

宿の外観(海側より)♪ 宿の外観(街側より)♪

 思ったより、こじんまりとしているカズンマリー。 そんな印象だったんですが、コルトレーンの曲にありますよね、「カズンマリー」。 従姉妹のマリーだかに捧げた奴。 そんなマニアックなネタよりも、こじんまりとした児島真理。 そんなのでよかったような気もするんですが、有限会社東栄工業所の経理課所属っすな。 ほれ 。 まさかこんなところで意味も無く顔写真を晒されることになるとは、さらさら思ってなかったに違いありませんが、海側から見た感じだと、今ひとつ高級感が漂っていなかったりします。 ホテルのテラスと言うよりも、アパートのベランダみたいな感じ。 こ、これで1泊 40,000円? そう思わずにはいられませんが、ま、僕は半額しか出さないんですけど。 が、反対側に回ると、なかなか立派だったりして、で、中に入るとフロントのお兄さんとお姉さんが、にこやかに迎えてくれました。 そこで自分の名前を告げたんですが、「あ、コイツが例の半額で泊まりやがるヤツか!」 そんなふうに心の中で思われているかと思うと、ちょっと肩身が狭いんですが、特に差別的な待遇を受けたり、嫌がらせをされたりすることはなく、さすがにその辺はオトナでありました。 で、部屋への案内とか、荷物の運搬とか、その辺は自力で何とかするスタイルだったように記憶しているんですが、それが差別的な待遇によるものだったのかどうかは定かではありません。

【部屋・設備】

 で、自力で辿り着いたお部屋は、こんな感じっす。

 

お部屋の様子(あっちから)♪ お部屋の様子(こっちから)♪

 広々としていて小綺麗でありますな。 ちなみにお部屋の広さは43平米だぜ、ベイベー。 そう言われても今ひとつピンと来ないので、畳に換算したいと思うんですが、一口に畳と言っても江戸間 = 880mm×1760mm = 1.548u、京間 = 955mm×1910mm = 1.824u、中京間 = 910mm×1820mm = 1.6562 u、団地間 = 850mm×1700mm = 1.445u で、かなり違いがあったりするんですけどね。 個人的には団地間というのが何となく団地妻っぽくてソソられるものがあるので、今回は団地間に換算してみようと思うんですが、43÷1.445 ≒ 30畳。 おお、広いっすな。 大広間…とまではいきませんが、中広間くらいには広い間だったりします。 ま、風呂とか便所とかも含めた面積なので、居住スペースに関してはそこまで広さは感じないんですが、で、その風呂とか便所とかは、こんな感じでした。

風呂とか♪ 便所とか♪

 風呂と便所が一緒くたになってるタイプではなく、風呂が独立していて、便所と洗面所がひとつの部屋に配置されているという、そういうアレでありました。 風呂場はかなり広いっす。 浴槽も広いし、シャワーを浴びるところが別になっているのが嬉しいっすな。 ユニットバスって、今ひとつ使い方がよく分からなかったりしますよね。 とりあえず普通に湯を張って、中に浸かって、温まって、それからカラダと頭を洗って、シャワーで洗い流して、汚水と化した湯にもう一度浸かって、温まる。 そういった使い方をしているんですが、それで合ってるんですかね? 最後の 「汚水と化した湯に浸かる」 というところが今ひとつ釈然としなかったりするんですが、ベッドにびちーっと挟まれているシーツは、全部まくり上げてから入るのか、あるいは、びちーっとした隙間に無理矢理潜り込んで、窮屈な姿勢のまま一夜を過ごすものなのか、それと同じくらい、どうすればいいのか分からないホテルの闇の部分だったりしますよね。 が、浴槽とシャワーが別々になっているこのタイプなら安心。 さすが、時と場合によっては 40,000円をぼったくるだけのことはあるな! そう思わずにはいられませんが、で、値段相応に便所のほうもなかなかの逸品でありました。 近づくと自動的にウィーンと蓋が開くんですよね。 凄ぇぇぇぇぇ! 何だかこう、諸手を挙げて歓迎してくれてるな! そんな感じがして、悪い気はしません。 ただ、便座はその場に座したままで、便座にブロックされたベンザブロック状態だったりするので、 “小” の場合はいちいち手で便座を上げなければならなかったりするんですけど。 というか、アレってもしかして、立ったままジャーッとするんじゃなくて、 “小” の時もウンコと同じく、座った状態でやるのが正解だったりするとか? 風呂、ベッド、便所の3要素で、それぞれ謎が深まることになってしまいましたが、で、室内の家電コーナーはこんな感じでありました。

家電コーナー♪ 冷蔵庫♪


 テレビの他にCDプレーヤーがあるのが個人的には嬉しいっす。 ぶっちゃけ、あまり音がよくはなかったんですが、中にはセトレのオリジナル・セレクトらしいオシャレBGMみたいなCDがセットされておりました。 僕は事前にプレーヤー完備との情報を得ていたので、家からマカヤ・ンチョコのアルバムなんかを持参して聞いたんですが、もしかして今のヤングな若者は家にCDなんか1枚も無かったりするとか? ipod対応スピーカーとか、そっちのほうが需要があるような気もするんですが、で、続いては冷蔵庫。 中にはミネラルウォーターとジュースが2本ずつ入っていて、これらは無料で飲むことが出来ます。 めっちゃ得した機分。 おまけにジュースはアップルタイザーと、グレープタイザーっすぜ。 タイザーって、以前、このコーナーで間人の旅館のレポを書いたことがある僕のパソコンでは、 「間人ー」 と漢字変換されそうになっちゃいましたが、アップルサイダーではなくて、アップルタイザー。 時と場合によっては 40,000円をぼったくることもある宿の矜持を感じさせますよね。 で、続いては窓から見える景色でありますが、ほれ。

窓から見える絶景(その1)♪ 窓から見える絶景(その2)♪


 これがこの宿の最大の期待ポイントだったんですが、文句無しの明石海峡大橋ビュー。 凄ぇぇぇぇぇ! ぶっちゃけ、思っていた以上の見事な見えっぷりでありました。 椰子の木がいい感じに南国っぽさを演出してくれているんですが、これは良し悪し。 2階の部屋だと目の前に椰子が飛び込んで来て、ちょっと目障りなんじゃないっすかね? で、ここ、公園の敷地内みたいなところに建っているので、窓の向こうに観光客だとか、地元の釣り人だとかが、終始ウロウロ。 2階だと思わず目が合って、ちょっと気まずい思いをすることになるのではなかろうかと。 釣りをする奴らは朝も夜も関係無しっすからね。 3階だと少しはマシなので、喫煙室が正解というのは、そういう 意味だったりするワケです。 で、続いては、この宿のお楽しみ (その2) の 「クラブラウンジ」 っす。

【クラブラウンジ】

 ラウンジは3階にあるので、その意味でも喫煙室のほうがオススメ。 で、中はこんな感じになってました。

クラブラウンジ♪


 ビールとか、ワインとか、ジュースとか、コーヒーとか、飲み放題♪ ナッツとか、クッキーとか、食べ放題♪ セルフサービスなので、気兼ねもありません。 眺めは、ま、自分の部屋から見るのと、さほど大きな違いはありませんが、ちょっとした本とか雑誌なんかも用意されているので、のんびりと過ごすにはいいスペースでありますな。 ただし、お一人様だと、かなり浮いちゃうので、他の奴らが晩飯とかを食ってる隙を狙うのがオススメかと。

【夕  食】

 ということで、夕食です。 朝食だけのプランは何らかの間違いで 20,000円だったのが、2食付きだと普通に 46,000円とか取られちゃうので、宿では食わないのが得策かと。 ちなみにこの宿のレストランは これ 。 あ、レストランではなくて、リストランテっすか。 イタリア語だと、そうなるんっすかね? デザートがドルチェになるみたいな感じ? 個人的にフランス料理ほど敷居が高くはないものの、あまりお一人様ではお近付きになりたくないタイプの店っぽいっすな。 パスタとか、いろいろな種類があっても、どうせナポリタンかミートソースしか頼まないしぃ。 ということで、この日のディナーは近くの ここ に行くことにしました。 その結果は ここ 参照。 ほとんどネタが被っちゃっているんですが、宿から見た夕日とか夜景の写真もこの辺りに載せてあるので、そんなことより、山椒、食おうぜ! そういう人でなければ、参照してみてください。 ちなみに山椒好きの人には 紅梅焼 がオススメ。 僕は山椒がさほど好きではないので、紅梅焼は購買欲がまったく湧かず、もっぱら 多度豆 専門だったりするんですが、それはそうと味鉄・舞子店の肉、めっちゃ美味でありましたなぁ。 スカした 「リストランテなんちゃら」 なんかより、宿はセトレ、飯は味鉄。 このパターンを激しく推奨したいところなんですが、ま、好みは人それぞれなんっすけど。

【風  呂】

 で、宿に戻って、風呂です。 残念ながら、この宿に大浴場はありません。 その点では 舞子ビラ に負けちゃうんですが、あちらには大浴場があるんですよね。 ほれ 。 宿泊客専用なのに 200円取られるという、 セコいところなんですが、それが嫌ならもっと金を出して、 「太平のゆ」 に行くという手もあります。 セトレからも歩いて行けそうに見えたんですが、事前にちょっと歩いてみたところ、意外と遠くて、断念しました。 電車を使えば何とかなるんですが、舞子駅までの往復もちょっと難儀だったりするので、今回は部屋風呂で妥協することに。 前述の通り、浴槽はけっこう広かったりするし、ブクブク機能も付いていたりするので、ビジホのユニットバスのことを思えば、じゅうぶん満足出来るのではないかと思われます。 ただ、風呂からの眺めはさっぱりだったりするので、その点では舞子ビラの デラックスツイン のほうがよかったりするかも? デラックスなだけに、そこそこなお値段だったりもするんですが、橋にめっちゃ近いセトレと、高台から見下ろす感じの舞子ビラ。 そっちのほうにも一度、泊まってみたいような気がしますなぁ。

【朝  食】

 で、寝て、起きて、朝食です。 この宿のお楽しみ (その3) っすな。 中身のほうは これ 。 おお、めっちゃ豪華♪ ただ、僕の場合、しつこいようですが、間違えちゃった 20,000円のプランなので、これと同じものを食べさせて貰える保障はどこにもありません。 山崎のバターロールでもまったく文句は言えないんですが、指定の時間に係のお兄さんが恭しく運んで来てくれた朝食はというと、

めっちゃ豪華な朝食(その1)♪ めっちゃ豪華な朝食(その2)♪ めっちゃ豪華な朝食(その3)♪

 おお、写真のやつと一緒や〜♪ 窓の向こうの景色と相まって、どこの海外の高級リゾート地や? そんな雰囲気っすよね。 で、お味のほうはというと、端的に結論を言いましょう。 美味ちい♪ が、思っていた程ではないような? ま、ちょっと期待が大き過ぎたのかも知れませんが、パンと、スープと、サラダと、ソーセージと、ベーコンと、スクランブルエッグ。 ラインアップだけを見れば、ビジホのバイキングとさほど変わらないような? ま、素材の良さが段違いだんでしょうが、食べ邦題ではない分だけ、何だか物足りないような? でも、鶏さんのミートボールと、牛さんのローストビーフと、シラス君のブルスケッタもあるやん。 …と、ま、それは確かにスペシャルな要素であるんですが、で、みかんジュースと、牛乳プリンもめっちゃ美味しかったし、よくよく思い直してみると、この朝食メニューのどこに不満があるんや? そんな気がして来ました。 山崎のバターロールでも文句はいえないと言っておきながら、人間の欲望とは果てしないものでありますなぁ。。。

【旅 立 ち】

 ということで、おしまい♪

【総合評価】

 とにかく、窓から見える景色だけで、満点っ♪ そんな宿でありました。 何らかの間違いで半額で泊まれるチャンスがあれば、超オススメ♪


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