【所 在 地】 長野県北安曇郡小谷村
【宿 泊 日】 平成26年10月11日(土)
【オフィシャルサイト】 http://www.tsugaike-kh.com/
【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/2693/
【じ ゃ ら ん】 −−−−−
【交 通】
車 : 上信越道・長野ICより40分 または 長野道・安曇野ICより90分 または北陸道・糸魚川ICより60分
鉄道 : JR大糸線・南小谷駅より村営バス、 「栂池高原」 下車・すぐ
送迎 : 頼めば何とかしてくれるっぽい?
スキーやスノボをやる人にはお馴染みの栂池高原。 初夏にはミズバショウなんかも咲いたりするので、そっち方面の需要も見込めるんですが、地名で言うと小谷村ということになります。 「こたに村」 ではなくて 「おたり村」 。 この前の震度6弱の地震の時に名前が出てましたよね。 お隣の白馬村に比べると、ちょっと地味な印象があったりするんですが、栂池高原の他にも 「塩の道」 とか、あとはえーと…、何か地味な観光スポットがいくつかはあったりするようです。 「塩の道」 というのは 「敵に塩を送る」 というアレと、何か関係があったりするんですかね? 塩がないと塩サバが食べられなくなったりして、ちょっと大変ですからね。 「塩サバがなければ、サバの味噌煮を食べればいいじゃない。」 とか思われるかも知れませんが、ま、サバはそれでいいとして、UHA味覚糖の 「塩の花」 が食えなくなるのは大問題。 「味噌の花」 という代替品もないし、あと、塩がなくて困るといえば、快獣ブースカっすか。 「シオシオのパー」 が 「ミソミソのパー」 とかになっちゃいますよね。 それだとジェームス・ブラウンの これ みたいだし、で、小谷村にクルマで行くにはいくつかのルートがあったりします。 桑名に住んでる僕の場合、長野道の安曇野インター (旧・豊科インター) で降りて、ひたすら北上するルートの一択なんですが、高速を降りてから90分も掛かっちゃうんですな。 意外とクソ遠いです。 東京方面からだと上信越道の長野インターで降りて、ひたすら横に走ったほうが早いんですかね? オリンピック道路が出来たおかげて、けっこう快適だったりします。 で、関西人の場合、北陸道周りで糸魚川インターから南下するというルートも可。 それぞれが自分に合った道を選べばいいのではなかろうかと。 で、鉄道の場合、塩の道、およびフォッサマグナに平行して走っている大糸線を利用することになるんですが、東京方面からだと1日1本だけ 「あずさ3号」 が直通で走ってるっぽい? ちなみにこれ、千葉駅6:38発で、南小谷駅に到着するのが11:42分。 5時間も掛かるんですなぁ。 新宿からでも4時間ちょっとです。 名古屋方面からだと 「しなの」 に乗って、松本で乗換っすかね? 駅から先は 村営バス に乗り換えて約25分なんだそうですが、けっこう遠いっすなぁ。。。
【地 図】
広域図
詳細図
オフィシャルサイトから、あまりにも広域過ぎる広域図と、さほど詳細ではない詳細図を拝借しました。 小サイズな詳細図なんですが、ゴンドラ乗り場のすぐ近くなので、それを目指していけば何とかなるでしょう。
【駐 車 場】 3+3台くらい+離れたところに10数台程度・無料 (部屋数:41室 )
この宿を選んだ理由は、ただひたすら立地。 それ以外にはなかったりするんですが、ゴンドラに乗るのに駐車場を探す手間が省けますからね。 が、現地に到着して、茫然、愕然、心不全。 ま、心臓が止まるほど茫然とはしなかったんですが、ホテルの近くには3台分くらいしか車を止められそうなスペースが見当たりません。 しかも、まだ正午くらいだというのに、既に満員御礼状態。 先に止めた人が車を出すことを諦めてくれさえすれば、あと3台くらいはいけそうなんですが、とりあえずそこに止めて、フロントに行って窮状を訴えたところ、この先を真っ直ぐ行くとデイリーヤマザキがある。その向こうに 「なんとか栗田」 というところがあって、そこはもうやってないので、そこに止めちゃっても大丈夫。 そういう指示でありました。 ということで、行ってみました。
【あらすじ】
秋になったら栂池高原へ紅葉を見に行こう。 そう心に決めて、4月くらいにオフィシャルサイトから予約を入れました。 その後、何度も気が変わって、違うところにしようと思ったんですが、ここ、予約はネットから出来るのに、※キャンセルの際はお電話くださいますようお願いいたします。 そんなふうに書いてあったりするんですよね。 気の弱い僕はどうしても予約の取り消しを言い出すことが出来ずに、結局ここに泊まらずを得なくなってしまったんですが、いやあ、ちょっと早まりましたなぁ。。。
【料 金】 12,960円 (消費税込) アルプスの見える洋室 1泊2食付き グリーンシーズンプラン
ちなみに、プランと料金はこんな感じ。 これにオプションで 「栂池トレッキング往復チケット大人券」 3,200円と、おにぎり弁当(3個入り) 760円を付けました。 景色のいいところで、お、お、おにぎりが、た、たべたいんだなあ…。 そう思って頼んでみたんですが、後になって、その実態が明らかになりました。 ここ の前半の最後のほうに写真があるので、我慢して読んで頂きたいんですが、あ、参考写真のリンクが切れちゃってますなー。 見るからにショボくて、まったくソソられるものが無かったので、結局はキャンセルすることにしたんですが、ちなみにこちらの取り消しはメールでも大丈夫でした。 ついでに言うと、この弁当もトレッキング往復チケットも、当日に現地で頼めばいいだけの話で、わざわざオプションで付ける必然性が無いものであることが判明したんですが、とまあそんなこんなで、チェックイン。
【フロント】
とりあえず、宿の外観をご覧ください。
【部屋・設備】
お部屋の様子はこんな感じです。
【風 呂】
で、続いては風呂の部。 前述の通り、この宿には一応、大浴場らしきものがあったりするんですが、 ほれ 。 おお、これぞまさしく、白馬三山が一望。 スゲぇぇぇ! (こちらは露天風呂ではありません。壁面に、高解像度の写真を張り付けています。) …って、わざわざ注意書きしなくても誰も勘違いしないと思うんですが、思っていたよりもずっと小ぶりでありました。 わざわざ 「大浴場らしきもの」 と書いたのはその為なんですが、ま、最初から中小浴場だと割り切ったほうが落胆の度合いも少なくて済むのではなかろうかと。 電気が消えていて、めっちゃ陰気だったりもしたんですが、一応は天然温泉みたいです。 源泉温度が高いので加水しています。入浴に適した温度に保つため加温しています。 …って、どっちやねん!? 水を入れ過ぎてぬるくなっちゃったので、慌てて温めなおしてる感じ? 衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。 源泉掛け流しマニアからすればクソみたいなものなんでしょうが、レジオネラ菌をばらまかれるよりは遥かにマシなので、ここは割り切るしかありません。 薬草風呂もあったりするし、変に期待さえしなければ、部屋のクソ狭いユニットバスに浸かるよりは遥かにマシなので、有り難く利用させて頂きましょう。 不満がある人は、すぐお隣の 「栂の湯」 へ行くという手もありまっせ。
【夕 食】
ということで、続いて夕食です。 食堂みたいなところが会場になります。 行ってみたら、幼女連れの家族者と同じテーブルだったりして、隣との隙間はわりと多めに取ってあるとはいえ、ちょっぴり気まずい雰囲気。 で、本日のメニューは事前の調査によると、 こういったもの である模様です。 「小谷膳」 が上級レベルで、 「千国膳」 が下々の人々向け? ま、上級のほうでも正直、ちょっと微妙な感じがするんですが、で、実態はどうだったのかというと、
【日の出鑑賞】
部屋に戻って、寝て、起きて、で、翌朝っす。 女将の教えに従って屋上へ日の出を見に行くことにしたんですが、その成果のほどは、 こちら に。 ぶっちゃけ、クソ寒い思いをして屋上まで行かなくても、自分の部屋で十分やったな。 そんな結果に終わったんですが、正面に見えるのは鹿島槍や不帰ノ嶮あたりなんですが、窓から身を乗り出せばちゃんと白馬三山方面も見えるんですよね。 さっきはその情報を隠してましたけど。 ちなみにここの窓はこんな感じです。
【朝 風 呂】
で、続いては朝風呂。 どういうところなのか既に分かってしまっているので、落胆なんかしません。 というか、昨夜は電気がついてなくて陰気だったのが、朝は普通についていて、ちょっぴりご陽気になっておりました。 やれば出来るんやん! 白馬三山の眺めは相変わらず抜群だし、1年中、雪が積もってくれているしで、満足♪
【朝 食】
でもって、朝食です。 ゴンドラの運転時間に合わせて、わりと早くから営業を開始してくれます。 お客様の立場に立った、いいサービスっすよね。 ま、中身のほうはぶっちゃけ、
【旅 立 ち】
ということで、おしまい♪
【総合評価】
部屋とか温泉とか料理とか、過度の期待さえしなければ、それなり。 そういった宿でありました。 クチコミを見るとわりと高評価だったりするんですが、贅沢が身に染みて、僕の心が穢れてしまったんでしょうなぁ、多分。 自戒しなければなりませんが、次回はまた高級な宿のレポになっているに違いなくて、とまあそんなこんなで、おしまい♪