鬼怒川温泉 三楽

【所 在 地】 栃木県・日光市鬼怒川温泉

【宿 泊 日】 令和 6 年 8月12日(月)

【オフィシャルサイト】 https://sanraku.kenhotels.com/kinugawa/

【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/39167/

【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad391836/

【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00000769/

【yahoo!トラベル】 https://travel.yahoo.co.jp/00000769/

【J T B】 https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/htl/3310041/

【るるぶトラベル】 https://www.rurubu.travel/hotel/japan/nikko/kinugawa-onsen-sanraku

【近畿日本ツーリスト】 https://yado.knt.co.jp/st/S090040/

【日本旅行】 https://www.nta.co.jp/yado/shisetsu/3216-121

【交  通】

    : 日光宇都宮有料道路・今市ICより30分
  鉄道 : 東武鉄道・ 鬼怒川温泉駅から徒歩10分
  送迎 : お客様が鬼怒川温泉駅にご到着された後、当館へご連絡いただきましたら速やかにお車でお迎えに上がります。(通常5〜6分所要)

 鬼怒川(おにおこがわ)温泉…じゃなく、鬼怒川(きどがわ)温泉…でもなく。 違うんかい! 昔、キドカラーっていうテレビがあったじゃん! ま、確かにあったんっすが、あれは確か、希土類がどうのこうので、木戸孝允や、鬼怒川(きどがわ)は関係なかったかと。 カラーテレビの「輝度」を上げるため、ユウロピウムやテルビウムといった希土類元素をブラウン管内部の蛍光体材料として、うんぬん。 へぇ〜。 輝度カラー兼希土カラーだったんっすな。 で、鬼怒川(きぬがわ)温泉。 “怒”って書いて “ぬ” って、読めないし! いや、読めるし! 憤怒の形相とか、言うじゃん。 憤怒(ふんど)じゃん! いや、そんなフンドーキンみたいな読み方じゃなくて、憤怒(ふんぬ)。 え、マジすか? 調べてみたら、どちらの読み方でもいいみたいなんっすが、じゃ、鬼怒川(きどがわ)温泉で、いいじゃん! いや、駄目っす。 卯の花の、におう垣根に、ほととぎす、早も来啼きて、忍音もらす、夏はきど〜♪ 変じゃん! 豆腐は木綿派だろうが何だろうが、夏は 「きぬ」 と相場が決まっているんっすが、とまあそんな鬼怒川温泉。 世間では “廃墟の聖地” として知られているみたいなんっすが、実際のところ、ヤバいのは鬼怒川温泉駅よりも北の鬼怒川公園駅の辺りのエリアで、“中心部” は普通に頑張ってる印象。 今回はその“中心部” の真ん中辺りの宿に泊まったんっすが、鬼怒川温泉駅から歩いて10分くらい。 余裕じゃん! …と思っていたんっすが、いざ実際に歩いてみたら、思った寄りも遠かったっす。 真夏で、クソ暑いし。 ふれあい橋 のこっち側なので、この鬼の階段を上り下りする必要はないんっすが、鬼の絵を見たかったので、この階段を下りてから、上って、それからチェックインしました。 駅からの道中、別に景色がよかったりするワケではないので、鬼怒川温泉駅にご到着された後、当館へご連絡いただきましたら速やかにお車でお迎えに上がります…のサービスを素直に利用したほうがいいかも?

【地  図】 オフィシャルサイトの アクセス を参照。 鬼の階段のすぐ側(ただし、鬼は見えない)っす。

【駐 車 場】 あり・無料 (部屋数:49室 )

 あるっす。 無料(ただ)っす。 詳細は不詳っす。

【あらすじ】 詳しくはここ を参照。 日光・鬼怒川に行こう! そう、思い立った経緯には触れられていないんっすが、とにかく、行こう! …と。 当初は8月3日(土)〜5日(月)の日程を予定していたんっすが、仕事の都合で有給休暇を取れなくて、12日〜14日に変更。 山の日の振替休日の月曜日、お盆休みに入っている人も多く、そんな時期でお一人様でも泊めて頂けるところは少なく、あっても、クソ高かったり。 その、クソ高い旅館のひとつが、この「山楽」豪華絢爛な江戸・元禄の風情漂う美食宿。全室74平米以上、鬼怒川沿いのスイート客室。 確かに、よさげではあるんっすが、露天風呂付客室でもないのに50,600円は、ちょっと。 …と思っていたら、割と直前になって、突如として、とってもお値打ちなプランが出現。 どれくらいお安くなったのかというと、

【料  金】  34,200円 (消費税・サービス料込) 「72時間限定サマーSALE」 四季折々を感じる創作会席料理 <1泊2食付> 鬼怒川渓谷を望む74平米の和室

 割引クーポン5,000円+ポイント値引き11,400円。 うぉぉぉぉぉ! yahoo!トラベル、たまに、エエんか? …と言いたくなるような超お得なプランが出没するんっすよね。 孫正義が権威をカサに着て、裏で宿を脅しているとしか思えないんっすが、いいぞ、正義(まさよし)、正義の鉄槌を下せ! いやあ、サマーSALE、サマサマでありますな。

【フロント】

 宿の外観はこんな感じ。
 

外観♪


 2階と3階にまたがるガラスの部分が こんな感じ になっているんっすが、テラ(←ギガの上)・バブリー。 この3階部分? …にあるロビーでチェックインの手続きを行うんっすが、ウェルカムお抹茶と、お茶菓子が出たのではなかったかと。 んーと、これ時々落雁″ですか?とご質問を頂戴いたします。ご用意しておりますのは金沢から取り寄せている和三盆です。 なるほど。 要は落雁っすな。 落雁はお菓子の名前、和三盆は材料の砂糖の名前じゃん。 「和三盆です。」と出されたら、砂糖かよ! …と、 佐藤かよ ならずとも、言いたくなっちゃうんっすが、和三盆と落雁(らくがん) 。 あ、違うんすな。 和三盆糖(砂糖)だけで作った落雁のような干菓子 = 和三盆。 お米や麦、豆などの穀類から作った粉に、水飴や砂糖を混ぜて着色し、型(木型や陶器)に押し固めて乾燥させたお干菓子 = 落雁なんかと一緒にすな! そう、和三盆に叱られそうなんっすが、で、美味いのか? …と言われると、微妙。 要は砂糖の固まりなので、砂糖の味としか…。 抹茶とペアで真価を発揮しそうではあるんっすが、で、ウェルカムされた後、係のお姉さんに案内されて、自分の部屋に向かうことになります。

【部屋・設備】

 ドアを開けると踏み込み? …があって、靴を脱いでそこに踏み込むと、目の前には両開きの襖? …の扉があって、左側にも引き戸のようなものがあって。 「どうぞ、お開け下さい。」 係のお姉さんに促されたんっすが、え? どの扉をお開けするん? 選択肢は3つ。 左側の引き戸か、目の前の両開きの襖の左側か、もしくは右側か。 ここで “三択の女王”こと竹下景子なら、一発で当てちゃうんでしょうが、生憎、僕は篠沢教授の立ち位置。 えーと、左側の引き戸? 「あ、そちらじゃなくて…。」 あ! じゃ、襖の右側? 「あ、そちらでもなくて…。」 お姉さんにちょっと笑われました。 ま、ウケたから、結果オーライかと。 で、襖の左側を開けると

踏み込みから踏み込むと♪ 第一の和室♪

 第一の和室が。 ぶっちゃけ、この部屋は特に使い道がありませんでした。 ま、「広々」 の “々” のほうを担っていると思えば。 で、その隣が


第二の部屋 = 主室♪

 第二の部屋 = 主室。 で、テレビの横辺りに見えている襖を開くと

第三の部屋 = 寝室♪

 第三の部屋 = 寝室。 なるほど、和室のセミスイートって感じ? 74平米…というのが、どれくらいの広さなのかというと、普通のビジネスホテルのシングルが11〜16平米くらい。 ツインで18〜25平米って感じ? 74平米だとシングル5部屋分ってところっすかね? で、この宿、全ての部屋が74平米以上なので、そりゃ、お一人様でお泊まりしようとすると、割高になっちゃうよな…と。 で、旅館の和室と言えば “あのスペース” が必須なんっすが、

あのスペース♪

 無論、ありました。 寝室側のほうがちょっと広くなっていて、そこにソファーが置かれておりました。 で、鬼怒川渓谷を望む…の謳い文句に偽りなし。 目の前…というか、目の下には

ふれあい橋♪


 ふれあい橋。 大切っすよね、ふれあい。 ぎゅーとら も、そう言ってました。 うらのはし店とか、ハイジー店とかの近隣住民でないと分かりにくいネタなんっすが、で、窓から真下を見下ろすと、

鬼怒川渓谷♪


 鬼怒川渓谷が。 ひぃぃぃぃぃ…。 僕は極度の高所恐怖症よりはちょっとマシ。 …といった程度の高所恐怖症だったりするんっすが、極度の高所恐怖症というのはアレっす。 その昔、新設の水道施設で電気と機械の工事を担当した事があるんっすが、ある日、階段の塗装作業があって、2階の電気室から脱出するには、窓から梯子で降りるしかない。 そういう状況に陥った事がありました。 半端ないシンナー臭に耐えられなくなった僕は、ビビりながら梯子から降りたんっすが、ひとり、極度の高所恐怖症なデブがいて、 「無理っす! 夕方、塗装が乾くまで、ここに残ります!」  恐怖心が、シンナー中毒をも上回った模様。 ラリった勢いで、 「えーい!」 と、降りちゃえばよかったのに…。 僕もかなりの高所恐怖症ではあるんっすが、それは実際に高い所から落ちる可能性がある状況に限られます。 高い所から落ちる → 頭を強く打つ → 頭が割れる → 頭が割れるように痛い → いや、それ。 割れるように…じゃなくて、実際に割れてるから! そんな情景が浮かんでしまって、無理! …と、なってしまうんっすが、ガラスとかで隔離されていて、落ちる心配がなければ、まだ大丈夫。 んな事で、あお、絶景じゃん! で、

お茶菓子 (その1) ♪ お茶菓子 (その2) ♪


 お茶菓子も豊富。 洋菓子っぽいのと、和菓子っぽいのと、漬物っぽいの。 中でもこの 黒はり漬けというのが、この宿の名物っぽいんっすが、ま、お茶菓子ではないな。 お茶漬け物やな…と。 美味しかったんすけどね。

【風  呂】

  で、続いて “風呂の部” 。 詳しくは ここ 参照。  江戸時代に発見され300年以上の伝統を誇る名湯。 檜の露天風呂でほのかに香る檜と木の優しい感触をお楽しみください。 江戸時代っすか。 大して歴史、ないじゃん! 温泉とか、弘法大師が杖で突っついて発見してナンボやろ? そんな気がするんっすが、ま、泉質が優れているなら、多少、歴史が浅いくらいは大目に見てやってもいいんっすけど。 Q. 温泉の泉質は? A. アルカリ性単純温泉でございます 。 温泉の素人からすると、単純泉と言われると、単純に 「単純かぁ…」 と、がっかりしてしまうんっすが、でもまあ、源泉掛け流しなら、多少、泉質が単純なくらいは大目に見てやってもいいんっすけど。 Q. 大浴場は源泉掛け流しですか。 A. 加水、加温となります。 ・・・ 。 熱過ぎて火傷しちゃうから加水する。 もしくは、ぬる過ぎて風邪をひいちゃうから加温する。 それはまあ、必要悪として認めないワケではないんっすが、加水、加温って…。 自分たちてシロアリをばら撒いて駆除する悪徳業者みたいじゃん! ま、そこまでの悪意はないかも知れませんが、鬼怒川に本物の温泉を求める人は、そんなにいないだろうし。 浴場の造りが豪華だったり、露天風呂からの眺めがよかったりすれば、それでいいやぁ…と。 その点、この宿の風呂は、よかったな♪ …と。 いや、何故だかあまり記憶になかったりするっんすけど。 で、湯上がりドリンクサービス。 冷たいウーロン茶やビールなどのお飲み物を無料でご用意してくれているっぽいので、楽しみにしていたんっすが、それらしき場所に行っても、どこで提供してくるているのかよく解らず、手前のテーブルに一人で座っていたオッサンに、 「ああん!?」 みたいな目で見られて、萎縮して、ま、別にいっかぁ…と。 ビール、そんなに好きじゃないし。 ウーロン茶も昔、霊芝入りというヤツを飲んだら、何かめっちゃ嫌な味がして、嫌だったし。 ま、あれは恐らく、霊芝などという、化けて出た芝みたいなヤツに難があるだけで、ウーロン茶そのものには何の罪もないと思うんっすが、またオッサンに 「ああん!?」 という目で見られるリスクを犯してまで飲みたくはねぇや…と 。

【夕  食】

 で、続いては夕食タイム。  こちらも何故か、あまり記憶になかったりするんっすが、ま、写真を見れば何か思い出すかと。 で、本日の御献立は、こちら。

御献立♪


 達筆っすな。旅館内で 「達筆のたっちゃん」 とよばれている御仁の仕業に違いありません。 「たっちゃんさんって、ほんと、達筆っすよねー。」 「いやぁ、それほどでも。」  おだてて書いて貰った手前、実は読みにくくて、客からは不評だと、言い出せないでいるという。 僕も個人的には、読みにくいんじゃあああ! そんな気がしないでもないんっすが、たっちゃんが満足しているのなら、他人がとやかく言う筋合いはないな…と。 字が無駄にデカいので、ハズキルーペ無しでも葉月料理が見えるという利点もあるし。 ま、読めなけば見えたところで意味はないんっすが、で、中身のほうはというと。

美味色々と三種盛り♪


  “美味色々と三種盛り” っすかね? 本当に “美味” か? “珍味” とか “不味” とかが混入していないか? そんな疑念が持たれるところなんっすが、たっちゃん文書を僕なりに解読した結果、冷し岩もずく茶碗蒸し赤茄子豆腐青苗浸しいわし甘露煮胡麻よごし ずわい蟹押し寿司九条葱ちーず玉子黒胡麻団子。  「いわし」 くらいっすな、個人的なハズレは。 イワシ、嫌いなんじゃああああ! 高原の石清水&レモンは爽やかなんっすが、鰯水 (いわしみず) は、生臭いんじゃあああ! ま、イワシも甘露煮なら、そんなに生臭くはないし、胡麻で汚せば胡麻の風味でごまかせるし、うまい調理法を考えたな…と。 楚蟹(ズワイガニ)も、そんなに好きではないんっすが、押し寿司なら、そんなに顰蹙は買わないだろうし。 ほぼ、美味なもの色々であったな。 そのように評価していいのではなかろうかと。 三種盛りもちゃんと、三種盛られていたし。 で、続いては、

とちぎ和牛陶板焼♪

  とちぎ和牛陶板焼。 うぉぉぉぉぉ! 僕は肉さえあれば、満足。 ま、豚足ではそこまで満足しないんっすが、和牛なら文句なし。 よし、焼くぞぉぉぉぉ。

とちぎ和牛、焼き焼き中♪


 よし、焼けたぞぉぉぉぉ。 食うぞぉぉぉぉ。 ・・・・・ 。 美味ぇぇぇぇえ♪ もう、肉さえ食えば思い残すことはないんっすが、まだ何か出てきました。

南京饅頭♪

 南京饅頭っすか。 こういうのって、地味ながら、地味に美味しいので、いいとして、

揚げ物&鮎の塩焼き♪

  “揚げ物” も普通に嬉しいからいいとして、ちなみに、揚もろこし寄せと、めごち天麩羅。 もろこし、美味ぇぇぇ♪ で、めごち。 個人的に剛力彩芽 (めごっち) は、別に好きでも嫌いないんっすが、メゴチ (女鯒)は、カサゴ目コチ科に属する魚類。 やっぱ、魚の類っすよね。 個人的にあまり嬉しくはないんっすが、でもまあ、揚げてあるので普通に食えました。 で、アユ(鮎、香魚、年魚、銀口魚、記月魚)は、キュウリウオ目に分類される、川や海などを回遊する魚である。 やっぱ、魚の類っすよね。 個人的にあまり嬉しくはないんっすが、しかも塩焼き。 魚の塩焼きは、塩サバが頂点、塩鮭が次点、それ以外は雑魚なんっすが、特に鮎とか、腸 (はらわた) が苦いんじゃああああ! 頭がキモいんじゃああああ! 骨がウザいんじゃああああ! ま、僕は大人なので、旅館で出されたら黙って食うんっすけど。 頭はキモいので、残すんっすけど。 腸 (はらわた)は面倒なので、そのまま食っちゃうんっすけど。 うわ、苦いんじゃあああああ! で、続いて

ご飯・味噌汁・漬物♪

  “ご飯・味噌汁・漬物”の3点セット。 ま、普通っす。 で、最後に

デザート♪

  “デザート”。 メロンチョコレート系の洋菓子っすかね? 個人的にメロンって、瓜じゃん。 そんな気がして、さほど好きではなかったりするんっすが、麻原彰晃の好物として知られる聖なる果実っすからね。 有り難く頂戴しないと罰が当たるのではなかろうかと。 で、メロンだけだと不満なんっすが、チョコレート系の洋菓子っぽい何か? …もあるので、ま、いっかぁ…と。 以上、総体的に評価すると、肉が食えて、よかった♪ そんなディナーでありました。

 

 んなことで、部屋に戻って、寝て、

【朝風呂】

 朝になったので起きて、朝風呂〜。 多分、入ったんだと思うんっすが、あまり記憶なし。 夜と朝で入れ替えはなかったと思われます。

【朝  食】

 んなことで、朝食。

朝食 (その1)♪ 朝食 (その2)♪

 典型的な日本の旅館の朝食って感じ。 魚の塩焼き界でナンバー2の実績を誇る塩鮭が、分厚っ! …なのはポイント高し。 味噌汁が鍋仕立てで、熱々なのもいいと思います。

【旅 立 ち】

 んなことで、チェックアウト。 「駅までの送迎は大丈夫ですか?」と、何度も確認してくれたんっすが、いや、いいっす! 大丈夫っす! 丁重にお断りさせて頂きました。 結果、駅まで思ったよりも遠かったし、道中、別に景色のいいポイントがあったりするワケでもないし、素直に送迎をお願いすればよかったな。 そんな風に思ってしまった旅立ちの朝なのでありました。

【総合評価】

 ぶっちゃけ、50,600円出すだけの価値はないような気がするんっすが、34,200円なら、全然アリかと。 72時間限定サマーSALE、万歳♪ …っす。


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