下関グランドホテル

【所 在 地】 山口県・下関市

【宿 泊 日】 令和 5 年11月23日(木)

【オフィシャルサイト】 https://www.sgh.co.jp/

【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/7013/7013.html

【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad339935/

【一 休.com】 ーーー

【yahoo!トラベル】 https://travel.yahoo.co.jp/00913677/

【J T B】 https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/htl/7242016/

【るるぶトラベル】 https://www.rurubu.travel/hotel/japan/shimonoseki/shimonoseki-grand-hotel

【近畿日本ツーリスト】 https://yado.knt.co.jp/st/S350039/

【日本旅行】 https://www.nta.co.jp/nta_yado/hotel/7526-303/

【交  通】

    : 中国自動車道・下関ICから約15分
  鉄道 : JR・下関駅または新下関駅または長府駅よりサンデン交通バス・唐戸下車・徒歩2分
    : 門司港より関門連絡船・下関港より徒歩ですぐ 

 車の場合、中国自動車道の下関ICから15分くらいかと。 手頃な距離っすな。 鉄道の場合、最寄り駅は下関駅ということになろうかと思いますが、そこから歩くには、ちと遠いかと。 が、下関に観光に来た人の91%くらいが立ち寄るに違いない 唐戸エリア のど真ん中にあるので、観光の拠点としてはベスト・オブ・ザ・殿様キングスと言えるのではなかろうかと。 下関駅からのバスは時刻表を調べる必要がないくらいの頻度で出てるし。 バスの所要時間は14分ほど、 「唐戸」 のバス停はホテルのすぐ目の前っす。 ただ、下関駅方面からのバスの場合、割と広い道路の反対車線側に停まるので、歩道橋を渡らなければなりません。 僕は 城下町長府 を観光してから唐戸に向かったんっすが、そっち方向からのバスは、ほぼ玄関横付けでありました。 新幹線を利用する場合、新下関駅が最寄りで、そこからもバスが出ているんっすが、新下関駅は基本、 「こだま」 しか止まらないので、利便性は今ひとつ。 「こだま」 とか、大木こだま・ひびきのファンの心にしか、ひびきませんもんね。 それならまだ、「のぞみ」 に望みを託してビューンと小倉まで行っちゃったほうがいいような? そこから門司港に出て、レトロな建造物を愛でたり、焼きカレーを食ったりして、 関門連絡船 で下関に入る。 このルートがオススメ♪ 下関側の港はホテルのすぐ前…というか、すぐ裏だったりするので、ちょっぴり裏口入学の気分を味わえたりします。

【地  図】 オフィシャルサイトの 交通アクセス を参照。 特に補足すべき点はありませんっす。

【駐 車 場】 31台・無料 (部屋数:86室 )

 わりと街中なので、駐車場のキャパは少なめ。 利用可能時間は15:00〜翌12:00と、条件も厳しいっす。 このホテルはチェックアウトが12:00なので、滞在中しか止めさせてもらえないシステムだと考えてよろしいかと。

【あらすじ】 詳しくはここ を参照。 読んでみたら、あまり関係ない話がダラダラと書かれていたんっすが、ま、要するに下関へ遊びに行った…と。 このホテル、ロケーションは完璧で、メシの部にも大いに期待が持てそうなんっすが、唯一、大浴場がないのが残念なところ。 部屋も街側しか空いてなかったりするし。 どうしようか迷っているうちに、その街側も埋まってしまったんっすが、ある日、不意に海側の部屋に空きが出たのを発見し、ラッキー・クッキー・八代亜紀。 その期を逃さずに押さえた私大出、いや、次第であります。 一浪して受験した国立大学2校と私立大学3校、全てに落ちて、専門学校出になっちゃったんっすよね。 これを書いてる3月の今頃になると、暗い過去を思い出して、何とも言えない、どんよりとした気分に…。 杉の花粉は飛びまくっているし! いや、今年は全然、楽だったりするんっすが、もしかして花粉症が完治しちゃったとか? あるいは、赤名リカの彼氏がカンチしちゃったとか?  東京ラブストーリー を知らない人には分かって貰えないボケなんっすが、もしくは、杉そのものが良太郎になった可能性も。

【料  金】  25,000円 (消費税・サービス料込) 河豚の王様【とらふく三昧会席】〜食せば分かる王様気分〜 海側シングル 1泊・2食付

 和会席で下関の旬の料理を召し上がれ♪ / フレンチで優雅なひと時を・・♪ / これぞ河豚づくし!【ふく会席】〜福まみれ〜 / 冬の贅沢 味覚の王を食す!【天然とらふくフルコース】〜極み〜 / 至極の技・至福の美味【ふくフルコース】〜磨き抜かれた職人技〜 / 新発想!お箸で食す「河豚フレンチ」〜驚きの連続〜 いろんなプランがあります。 いいっすな、フレンチ。 何かちょっと、破廉恥なフリチンみたいで。 僕がフレンチを 「いい♪」 と評価するのはその一点だけで、実際に自分が食するとなると、マナーがよく分からなくて、恥をかきそうで、敷居が高い? ハードルが高い? おニャン子クラブ会員番号16番が高井 麻巳子? とにかく、敬遠したくなっちゃうんっすが、お高くとまりやがって! そんな反骨心も湧いてくるし。 特にナイフとフォークと匙 (さじ) の使い方が難関なんっすが、なんじゃ、この匙? 何に使うんや? 投げるぞ! が、 「お箸で食す」 となると、話は別。 しかも、名物の河豚も食せるとなると、 このプラン 、いいじゃん♪ 何か、ステーキみたいなのも写ってるし。 が、海鮮ブイヤベース (?) っぽいものも写ってる? 河豚は下関の名物だから、是非とも食べてみたいっすが、そうでなければ基本、魚貝類の類があまり好きではなかったりするんっすよね。 となると、オーソドックスな “和食” の河豚プランのほうがいいっすかね? 河豚プランにも色々と種類があって、どれを選べばいいのか悩んでしまうんっすが、御献立を詳細に精査した結果、今回は 「河豚の王様【とらふく三昧会席】〜食せば分かる王様気分〜」 というのを選んでみることにしました。 その成果はまた、後ほど。

【フロント】

 ということで、到着。 バスを降りたらすぐ目の前が正面玄関だったんっすが、チェックイン予定時刻を18:00と申請していたので、すぐにホテルには入らず、水族館を見に行くことにしました。 えーと、 ここ 参照。 フグ、充実。 フグは 「不遇」 に通じるから、フグじゃなくて 「フク」 と呼ぶ。 そんな話を聞いたことがありますが (中略) トラフグ 。 でっか!  始めて実物を目にしたんっすが、こんなデカいフグだったんっすな。 何となく手のひらサイズのフグを連想していました。 この写真だと比較対象がないので、そのデカさが伝わらないかも知れませんが、めっちゃデカいっす。 で、美味そう。 これから食させて頂くトラフグちゃんの生前の姿を拝見させて頂くというのも、御一興。 で、海沿いシーサイドを散策するなどして、裏口からホテルに入場。 フロントは、ま、普通だったかな? …と。 ホテルなので、部屋までの案内とかはなく、自力で何とかするタイプだったと記憶しておりますが、あ、その前に

外観 ♪

 ホテルの外観。 堂々とした佇まい。 ドードー鳥と同じくらい、堂々。 ドラえもんに出てきたので、知ってます。 「モアよ、ドードー鳥よ、永遠に」 でしたか。 えーと、 これ 。 あ、鳥なしのドードーでしたか。 で、今回のお部屋はというと、

【部屋・設備】

お部屋の様子♪


 狭っ! 極狭っ! お一人様なのに無駄に広い部屋を取って、無駄金を使って贅沢するのが好きな僕なんっすが、この部屋しか空いてなかったので、しょうがありません。 あ、でも、狭くたって、

お部屋の様子 (ベランダ付き)♪

 ベランダはあるから! で、海側だから

ベランダから見える景色 (その1)♪ ベランダから見える景色 (その2)♪ ベランダから見える景色 (その3)♪

 絶景なんだから! うぉぉぉぉぉ♪ テンション上がりますな、こりゃ。 ちなみに

9階フロアマップ♪

 これが、部屋のドアに貼ってあった9階のフロアマップなんっすが、これを見れば赤く着色された917号室がいかに手狭であるか、一目瞭然。 でも、街側の全ての部屋より、こっちのほうが勝ち組だから! ま、同じ海側でも921号室には、ちょっとだけ負けちゃってるような気がしないでもないんっすが、えーと、 これ っすか。 うわ。 会議室まであるやん! ま、僕はお一人様なので、会議なんか開かないし、このロイヤルスイートはきっと、めっちゃ酸っぱいに違いないし ( ← 「酸っぱい葡萄」 の心理) 、別にうらやましくなんかないし! クソ狭いシングルだって、

部屋の鍵♪

 部屋の鍵はちゃんと河豚だし! ロイヤルスイートの鍵もこれと同じだったら、ちょっと笑うんっすが、で、秋の日はつるべ落とし。 夕食前にはすっかり夜になっちゃいました。

ベランダから見える夜景 (その1)♪ ベランダから見える夜景 (その2)♪

 夜景もとってもロマンチック♪

【風  呂】

 で、風呂。  最初にも書いたように、大浴場がないのが残念なところ。 ただ、部屋の風呂は一部の客室を除いて、トイレと別になった、わりとゆったりした造りである模様。 ま、917号室は “一部の客室” だったんっすけど…。

【夕  食】

 風呂がアレなので、その分、飯に期待! で。今回のお献立はこちら。

お献立♪

 おお、まさに 「とらふく三昧」 ♪ 気になるキーワードは 「白子」 くらいっすな。 三重県人はかなりの高確率で 「しろこ」 と読んでしまうんっすが、鈴鹿市に近鉄特急も停まる 「白子 (しろこ) 」 という駅があるんっすよね。 他県人は逆に、かなりの高確率で 「白子 (しらこ) 駅」 と呼んでしまうんっすが、で、白子 (しらこ) の正体はと言うと、精巣。 うわ、キモっ! 見た目も、キモっ! 精巣とか、卵巣とか、魚卵とか、肝とか、キモくて苦手なんっすよね。 珍味、いらねぇ…。 のっけから 「ふぐ白子豆腐」 とか、なかなかの試練なんっすが、

お飲み物と小鉢♪

 白子要素は極めて些少で、無問題でありました。 で、次。

前菜♪

  “前菜” 。 詳細は不明っす。 ま、普通にアレだったのではなかろうかと。 で、次。

お造り♪

  “お造り” 。 「とらふく薄造り(八寸皿)」  キタぁぁぁぁぁ! 八寸皿って、どれくらいの大きさなのかと思ったら、五寸釘の1.6倍、一寸先は闇の8.0倍くらい。 一寸法師を縦に並べれば8人が皿に乗る計算になります。 僕は計算が極めて苦手なんっすが、電卓を使ったので、多分合ってるかと。 8割る1は、8っと。 お一人様分のお刺身としては、かなりゴージャスっすな。 一部、白子らしきキモい部位も見られるんっすが、薄造りの河豚で、薬味のネギ (?) を巻いて、ポン酢でたべると、美味ちい♪ めっちゃ美味ちい♪ それって、ポン酢が美味いだけじゃね? そう言われれば、確かにそんな気がしないでもないんっすが、もし河豚そのものが不味かったら、ポン酢の美味しさを台無しにしちゃうので、河豚そのものも、それなりに美味しい。 そのように判断していいのではなかろうかと。 歯ごたえもいいし。 もしかしたら、羽二重餅よりも歯ごたえがいいんじゃね? そんな気すらしてしまうんっすが、羽二重餅そのものはめっちゃ美味しいんっすが、歯ごたえは無いっすからね。 餅に誰もそんなものは求めていないし、餅はモチモチさえしてくれれば、それで十分に持ち味が発揮されるんっすが、で、河豚。 薄く切るには理由があった!  特に理由もなく薄く切っているのなら、料理人の自己満足に過ぎないんっすが、そういう理由があるのなら、これはもう、薄く切るしかないな! …と。 で、次。

焼物♪

  “焼物” 。 「ふく一夜干し」  これの、こんなにふっくらしていない、ペラペラのバージョンが旅館の朝食に出てくることがあって、 「河豚かぁ♪」 と、めっちゃテンションが上がるんっすが、実際に食べてみると、まあ普通。 ちょっとしょっぱい、半生のカマボコって感じ? 言うほど、河豚らしさは感じられません。 ここのはまあ、ふっくらしている分、それなりに高級そうではありました。 で、次。

鍋物♪

  “鍋物” 。 「とらふくのしゃぶしゃぶ」 河豚料理のコースと言うと、 「てっちり」 が定番なんっすが、河豚のチリソース和え…ではなく、河豚のちり鍋っすな。 ちり鍋って、ピリ辛なのかと思ったら全然だったりするんっすが、魚の切り身を熱い鍋の中に入れると、身がちりちりと縮んでいく様子から「ちり鍋」と名付けられたと言われています。  へぇ。 今ひとつ合点はいかないんっすが、誰かがそう名付けてしまった以上、それに従うしか…。 で、河豚のちり鍋は、どうして 「ふぐちり」 じゃなくて 「てっちり」 なのかと言うと、河豚のことを鉄砲と言ったりするから。 その心は。 どちらも、あたると死ぬでしょう。 おお、なるほど。 ガッテン! で、このコースは、敢えて定番の 「てっちり」 ではなく、「てっしゃぶ」 になっているのがポイントなんっすが、「てっちり」だともれなく、締めの「雑炊」がセットになっちゃうんっすよね。 で、個人的に雑炊って、あまり好きではなかったりするんっすよね。 何か、「雑巾のたいたん」 みたいやん…。 急な川の雑炊 とか、ぜんぜん羨ましくないっす。 芋煮にしろよ! …と。 で、このコースは 「てっちり」 がない分、締めが 「とらふくのにぎり寿司」 だったりして、そこが激しく僕の心を捉えたんっすが、そこに至る前に、次。

蒸し物♪

  “蒸し物” 。 「とらふく白子入り茶碗蒸し」 これも白子がネックかと思われたんっすが、決してその存在を誇張するものではなく、ごく普通の美味しい茶碗蒸しであったな…と。 で、次。

揚物♪


  “揚物” 。 「とらふくと安岡葱の天麩羅」 河豚のコースと言えば、河豚の唐揚げがお決まりなんっすが、ここも敢えて定番を外して、天麩羅で来ました。 で、これがまた、揚げたてアツアツで、美味ちい♪ 葱との相性も抜群で、「てっさ」 に次ぐ、今回の料理のナンバー2と言っていい出来でありました。 でもって、

お食事♪


  “お食事” は 「とらふくのにぎり寿司、吸物」 河豚の寿司って、珍しいっすよね。 ま、お味のほうは、「てっさ」 に葱を載せて、寿司飯の上に乗せた感じやな。 そういうアレだったりして、想像を上回りも、下回りもしなかったんっすが、ま、雑炊よりはぜんぜん、よかったな♪ …と。 んで、

水菓子♪


  “水菓子” 。は 「季節の果物」 個人的にはアイスとか、シャーベットとか、ゼリーとか、杏仁豆腐とかのほうが嬉しいんっすが、メロンがあるので、高級感はありますな。 麻原彰晃なら大喜びするに違いありません。 Wikipedia がめっちゃ充実しているんっすが、かなり下のほうの 「食べ物・動物」 の項。 メロン、寿司、今川焼き、豚骨ラーメン、長浜ラーメン、魚介類、砂糖の入っていないミルクティー、エビフライが好物とされる。 俗物の極みやん…。 麻原メロン好き説は広く知られた。四日間の断水断食から帰った井上嘉浩の目の前でメロンを何個も食べていたこともあった。 サティアン近辺で信者が熊本県産高級メロンをまとめ買いしていたとの情報もある。 だが麻原は取り調べでメロンだけでなく果物全般が好きと供述しており、安田好弘弁護士に対しても「メロンなんかここ2、3年間食べたことがない。好物はバナナなのに」 と言った。 彰(しょう)ちゃんはね、バナナが大好き、本当だよ、だけど尊師だから、メロンを何個かしか、食べられないんだよ、可哀想…なこと、あるかーい! ま、2、3年前の過去の栄光の話ではあるんっすが、長島スパーランドに信者を多数連れて慰安旅行(?)に来たこともあるらしいっす。 遊園地のフリー券のベルト(?)を手首に付けることになっているんっすが、「尊師の手には神が宿っているので、気安く触るなぁぁぁぁ!」 と、叱られたとか、何とか。 お陰で乗り物に乗ることが出来ず、ショボーンとしている尊師を想像すると、ちょっとだけ、可愛い♪ で、寝て、起きて、次の日の朝。

【朝風呂】

 大浴場がないので、朝風呂は省略。

【朝  食】

 で、朝食。 チェックイン時に洋食か和食、どちらかを選ぶシステムになっていて、それぞれのメニューの提示もあったんっすが、あまりよく確認せずに、「じゃ、和食で…。」

朝食会場♪


 朝食会場は眺めがよくて、街側の部屋しか取れなかった人も、ここで鬱憤を晴らすことが出来たんっすが、で、和食のセットはこちら。

朝の和定食♪


 うーん…。 悪くはないんっすが、これと言った目玉がないような? 目玉焼きとか。 ここ に詳細が書かれているんっすが、洋食には長州鳥のオーブン焼き とか、あったんっすな。 僕が泊まった時は、河豚のフライもあるようなことが書かれていたような? 洋食にすればよかった。 …と、ちょっぴり後悔。 チェックインの際、適当に投げやりに決めるのではなく、中身をよく吟味した上で返答することを、強くオススメします。

【旅 立 ち】

 んなことで、チェックアウトして、おしまい。

【総合評価】

 ロケーションはこれ以上なし。 部屋は多少クソ狭くても、海側であれば満足度は高し。 夕食はお好みに応じて。 せっかく下関に来たんだから、河豚三昧したい。 そんな要望にもきっちり応えてくれます。 近くにいくらでも飲食店はあるので、素泊まり、もしくは朝食のみのプランでも問題なし。 朝食を付ける場合は洋食と和食、中身を吟味して。 敢えて朝食を付けず、 唐戸市場 で寿司とかを買って部屋で食べるのもよさそう。 夕食のみ、レストランの予約も ここ から可能かと。 大浴場がないのが、ちょっとどうかと思ったんっすが、無けりゃ無いで、そんなに気になるものでもありませんな。 その欠点を遙かに上回る利点が認められる人には、オススメ☆


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