赤倉温泉 赤倉観光ホテル

【所 在 地】 新潟県・妙高市赤倉

【宿 泊 日】 令和 5 年09月16日(土)

【オフィシャルサイト】 https://www.akr-hotel.com/

【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/32250/32250.html

【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad312850/

【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00000547/

【yahoo!トラベル】 https://travel.yahoo.co.jp/00000547/

【J T B】 https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/htl/5156015/

【るるぶトラベル】 https://www.rurubu.travel/hotel/japan/itoigawa/akakura-kanko-hotel

【近畿日本ツーリスト】 https://yado.knt.co.jp/st/S150610/

【日本旅行】 https://www.nta.co.jp/nta_yado/hotel/4444-104/

【交  通】

    : 上信越自動車道・妙高高原ICから約10分
  鉄道 : えちごトキめき鉄道・しなの鉄道・妙高高原駅から送迎バスで約10分
  送迎 : 妙高高原駅より送迎あり (要予約)

 車の場合、上信越自動車道の妙高高原ICから10分くらいかと。 わりと便利っすな。 で、鉄道の場合、えちごトキめき鉄道・しなの鉄道の妙高高原駅が最寄り駅。 2路線が利用出来るワケではなく、長野駅から妙高高原駅までが「しなの鉄道」、そこから北が 「えちごトキめき鉄道」 なので、どっち方面から来るかによって、どちらかの鉄道会社を利用することになります。 北陸新幹線の開業によって、在来線が第三セクターになって、ワケが分からなくなって、地元民は不便を被る。 そういう状況だったりします。 何でもいいけど、 「えちごトキめき鉄道」 。 この名前を考えたヤツ、間違いなく 「ときめきメモリアル」 世代やろ? …と。 何でもいいけど第三セクターの鉄道会社って、変な名前を付けなアカンしばりでもあるんか? …と。 新潟と言えば朱鷺 (トキ) なので、「トキ」 を入れたかった気持ちは分からんでもないんっすが、なら、「えちごトキの流れに身をまかせ鉄道」 とかでも、よかったんちゃうか? …と。 ま、五十歩百歩なんっすけどね。 むしろ、悪化しているような? で、妙高高原駅。 似たような名前の新幹線の駅に 「上越妙高駅」 というのがあるんっすが、そっちのほうに行っては駄目です。 ホテルの送迎バスは妙高高原駅からしか出ていません。 で、この送迎バス、要予約なんっすよね。 うわ、ハードル、高ぇぇぇぇ…。 シャイで、無口で、人見知りで、コミュ障で、陰キャで、こちらから電話を掛けるのが大の苦手である僕としては、送迎バスは諦める方向で、自力で何とかしたいところなんっすが、何ともなりません。 このホテル、山の中腹に建っているので、路線バスでは行けないんっすよね。 最悪、バスで スカイケーブル の乗り場まで行って、ゴンドラで上まで行って、40分くらいかけて歩いて山を下れば、ホテルに辿り着けないことはないんっすが、その手間と送迎バスの予約、どっちを選ぶか? …という話っすよね。 もしくは、このホテルに泊まるのを諦めるか。 うーん…。 ちなみに、送迎バスの時間は ここ のいちばん下のところを参照なんっすが、あ、※インターネットからのご予約の際は、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入ください。 …って書いてあるやん! 電話せんでもイケるやん! …というので、このホテルに泊まるのを決意した次第であります。

【地  図】 先ほど開いて貰った 「交通アクセス」 を参照。

【駐 車 場】 有り(無料)

 詳細は不明っす。 ※ 車 / 冬季もホテルまでお越しいただけます。スタッドレスタイヤ、タイヤチェーンをご用意ください。 …というのは確認出来ました。 送迎バスで上った感じ、けっこうな山道だったので、それなりの覚悟は必要かと。

【あらすじ】 詳しくは ここ 参照。 一度、行ってみたかった。 そんな単純な理由っす。 が、ここ、ちょっとハードルが高かったんっすよね。 まずは送迎バスの問題。 電話しなくても、インターネットからのご予約の際は、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入すればいいことが分かったんっすが、 妙高高原駅からしか送迎バスが出ていないというのが、ちょっとネック。 いもり池とかの観光スポットを絡めようとすると、路線ベスで一度、駅まで戻らなければならなくて、ちょっと面倒。  仕方がないので、戻りましたけどね。 結果、いもり池とか、わざわざ立ち寄るほどでもないような? そんな気がしないでもなかったので、どこにも寄らず、このホテルに泊まるだけの目的で行く。 そう、割り切ってしまってもいいかと。 で、ここ。 料理がちょっと、アレかな? …と。 フランス料理 は、お一人様にはハードルが高過ぎだし、和食 のほうは何か、地味そうだし。 今見たら、普通に美味しそうだんっすが、昔見た時は、肉っ気がなくて、網の上で海老が焼かれているような写真が出て来て、うーん…。 そんな感じだったんっすよね。 で、以前はこの2つしか選択肢がなかったような気がするんっすが、いつの間にか アクア ダイニング なんてのが。 2016年12月26日オープン。 僕の情報、8年くらい前で止まっていたんっすな。 で、ここならフランス料理よりはハードルが低そうだし、エエやん♪ となると、残るハードルはお値段だけなんっすが、

【料  金】  43,500円 (消費税・サービス料込) 「アクアダイニング」 スタンダードディナーコース <本館> シングル 1泊・2食付

 高っ! お一人様は基本、景色が今ひとつなシングルにしか泊まらせて貰えなさそうなんっすが、地味で狭い部屋なのに、高っ!  シングルは <本館> シングル(妙高山側)(23平米) と、<プレミアム棟2・3階> シングル 【バス無・シャワー付】 の2つのタイプがあって、名前からするとプレミアム棟のほうが上等で上質なイメージがあるんっすが、プレミアム棟のほうが新しいというだけで、お値段のほうは<本館> シングルのほうが高かったりします。 で、妙高山側なら、いいじゃん。 そんな気がするんっすが、じゃ、「じゃないほう」 は何側なのかと言うと、「野尻湖側」 。 ぶっちゃけ、野尻湖そのものは、遙か遠くに見えてるような気がする…という程度なんっすが、下界を悠然と見下ろすことが出来て、けだし絶景。 対して 「妙高山側」 のほうは、 何か、山の斜面が見えるな…と。 シングルに「野尻湖側」は無いっぽいので、景観に関しては諦めるしか…。 で、一方、プレミアム棟のシングルはというと、眺望の良いお部屋ではございませんので、あらかじめご了承ください。 そのように書かれておりますな。 で、バス無して、シャワールームのみ。 大浴場があるので、バス無しでもまったく問題ないんっすが、一方、本館のほうのシングルはというと、ここ 参照。 角部屋のシングルルームです。窓からは、妙高山や黒姫山が望めます。ダブルサイズのベッドや贅沢なリクライニングチェアなど、おひとりでゆったりとお寛ぎいただけるお部屋です。 角部屋というのはいいっすな。 昔、桑名駅前のパルの地下1階の角っこに 「かどや」 という団子屋(?)があって、何か今ひとつパッとしなかった記憶があるんっすが、でもまあ、同じパルの地下1階にあった 「くさりや」 という名前の魚屋よりはマシだし! 家で飼っていたヤドカリが殻から抜け出してしまったので、慌ててサザエを買いにいったんっすが、その殻には入ってくれなくて、お亡くなりになってしまったんっすよね。 もしかしたら 「くさりや」 ではなく、同じ地下1階にあった 「ととや」 のほうだったかも知れませんが、あの時 「かどや」 の団子にしておけば…。

  ま、団子にしたところで、何ともならなかったに違いありませんが、プレミアム棟のシングルにはないDVDプレイヤーが本館シングルにはあるっぽいので、今回はそちらに泊まることにして。 で、お料理のほうは、素泊まり・朝食のみ・2食付きが選べます。 夕食は、伝統と格式のあるレストラン「ソルビエ」で正統派フレンチを、水盤テラスの絶景レストラン 「アクアダイニング」 でグローバル洋食料理を、和食ディナー。 この3つの中から、お好きなものを。 それぞれ、スタンダードとプレミアム? アップグレード? 特別懐石? そんな設定があったりするんっすが、「アクアダイニング」 の場合、スタンダードで予約しても、当日、追加料金を払えば上流階級バージョンに変更可能なので、その日のメニューを見て、腹の減り具合とかも勘案して、臨機応変に決めればいいのではなかろうかと。 で、今回、僕は 「楽天トラベル」 とか 「じゃらん」 とかを通さず、オフィシャルサイトから直接予約をしました。 送迎バス。 ※インターネットからのご予約の際は、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入ください。 これ、オフィシャルサイトからの予約なら、絶対確実やろな。 そんな思慮に基づくものなんっすが、「楽天トラベル」 とか 「じゃらん」 とかを通すと、朝食はバイキング1択なんっすが、オフィシャルサイトからだと、 アクアダイニング での朝食も選べるっぽい。 そんなメリットもあるっぽいっす。 とまあ、そんなこんなで 43,500円。 果たして、それだけの価値はあるのか、乞うご期待!

【フロント】

 ということで、妙高高原駅から送迎バスに乗って、ホテルを目指して、GO!  ゴンドラ乗り場の先、スキー場の敷地(?)に入って、ぐんぐん山道を登るにつれて、次第にテンションも高まってきます。 最悪、ゴンドラ乗り場のバス停から、歩いていけないこともないかな? そんなふうに思っていたんっすが、無理っ! …っすな、こりゃ。 頑張って、勇気を振り絞って、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入して、送迎バスをお願いして、正解っ♪ とまあそんなことで、到着〜。 外観はこんな感じ。

外観♪


 うぉぉぉぉぉ〜! で、チェックイン。 どんなのだったのか、既に記憶がありません。 が、43,500円っすからね。 接客態度は極めてプレミアムなものであったのではなかろうかと。

【ロビーラウンジ】

 で、ここ、ロビーラウンジでのフリードリンクサービスがあったりします。 クラシックホテルならではのくつろぎの空間、お飲みものを片手にソファーやカウンターでお過ごしいただけます。 ご宿泊のお客様へ無料のお飲み物をご用意しております。 生ビール、ワイン (スパークリング・白・赤) 、コーヒー、紅茶などをセルフスタイルでお好きなだけお召し上がりいただけます。 …ってか! 僕は極めてアルコールに弱く、飯の前に飲んだりすると、まともに飯を食えなくなる恐れがあるので、自重してジュースとコーヒーを飲むに止めたんっすが、43,500円の元を取ろうと思ったら、ここでしこたま飲むしかありませんな。 ちなみに提供時間は 14:00〜17:00 。 もっと早くチェックインすればよかった! いもり池なんか、見てる場合じゃなかった!

【部屋・設備】

 で、お部屋。 シングルだし、妙高山側だし、あまり多くは期待していなかったんっすが、

お部屋の様子 (その1)♪ お部屋の様子 (その2)♪

 必要十分っすな。 左側の写真、壁を挟んでベッドが2台あるように見えるのは、鏡に映っているのか、心霊写真なのか、そのどちらかだと思うんっすが、で、右側の写真。 角部屋なので窓が2面あって、開放感があって、いいっすな。 やっぱり 「かどや」 は正義であったな! …と。 で、テレビの前に見えている贅沢なリクライニングチェア。 こいつが、おひとりでゆったりとお寛ぎいただくのに最適でありました。 ここに座って、ダラダラとDVDを見て。 至高の時でありますな。 ちょっぴりお高かったんっすが、本館のシングルにして、正義であったな! …と。 いや、多分。 で、窓から見える景色はというと、

窓から見える絶景 (その1)♪ 窓から見える絶景 (その2)♪

 おお、さすがは妙高山側 ( ← 妙高山の山頂が見えるとは言ってない ) 。 冬になればスキー場のゲレンデになるであろう斜面が見えていて、これはこれで、悪くないゾ…っと。 野尻湖側でも、野尻湖そのものは、遙か遠くに見えてるような気がする程度だし! 夜になったら真っ暗で、何にも見えなくなるだけだし! で、チェックイン直後はわりと視界も良好だったんっすが、しばらくすると、

窓から見えるミスティな情景♪

 深い霧に包まれて、暗くならなくても、何も見えなくなってきちゃいました。 ああ、こりゃ、野尻湖、見えないでしょうな。 野尻湖側の人、残念っ♪

【風  呂】

 んなことで、続いては風呂の部。 赤倉温泉・赤倉観光ホテルなので、温泉っす。 温泉施設のご案内 。 赤倉温泉は、江戸時代に開湯された歴史ある温泉です。 源泉は、妙高山の中腹より自然噴出している天然温泉で、ボーリング等をしていないエコな温泉です。 源泉の貯湯桝から当ホテルまでは1,819mの専用温泉管で引湯しており、源泉温度51℃の湯がちょうど良い湯温になって流れ出てきております。 泉質は、硫酸塩泉・炭酸水素塩泉の2つ成分をあわせ持ち、湯冷めしにくく、切り傷や美肌に特に効能がある体にも自然にもやさしい温泉です。 へぇ、凄いっすな。 いやぁ、イクぅぅぅぅ! (1,819m) 絶頂感を味わえそうな専用温泉管っすな。 源泉温度51℃の湯がちょうど良い湯温になって流れ出てきております。 そう言いながら、裏でこっそり水でうめたり、追い炊きしたりしとるんとちゃうけ? 「ギシンアンキ」 を飲んだ のび太 と同じくらい疑り深くなっている僕でありますが、こんな状況でもしっかりスカートを捲るのを忘れないところは、感服せずにはいられません。 そうまでしてパンツ、見たいかぁ? 不可抗力でチラッと見えるのがいいのであって、無理やりスカートを捲るというのは感服こそすれ、あまり感心しませんな。 ま、それはそうと、裏でこっそり水でうめたり、追い炊きしたり。 熱過ぎたり、ぬる過ぎたりするより、そうやって努力してくれたほうが絶対、嬉しいんっすが、この温泉、泉質もさることながら、浴場の開放感が半端ねぇっす。 お部屋が妙高山側だった雪辱は、ここで果たすことが出来ます。 もう、何も言うことはないっす。

【夕  食】

 で、続いては夕食っす。 水盤テラスの絶景レストラン 「アクアダイニング」 っす。 水盤テラスが見える席ではなかったような気がするんっすが、ま、しょうがないっす。 大切なのは中身っす。 で、その中身はというと、

おメニュー♪

 見にくいっす。 が、今さらどうしようもないので、心の目で見るっす。 そうすれば、左側がスタンダードなコースで、右側がスペシャルディナーメニューであることが見えてくるのではなかろうかと。 その場でスタンダードからスペシャルに変更することも出来るし、それぞれのコースの中で、魚料理とか肉料理をアップグレードすることも可能。 銭さえ出せば、いくらでもゴージャスに♪ ただでさえ “旅行” という非日常性の中でフワフワしているのに、ロビーラウンジで生ビール、ワイン、飲み放題♪ 酒で理性を無くさせて、ここで一気に回収しようという、そういう魂胆が見え見え。 が、三重県桑名市出身の僕。 見え見えの手口には乗りません。 その手は桑名の焼き蛤ですっ! by 花咲つぼみ/キュアブロッサム 。 レストランのジェントルなオジサマが優しく、「こちらのお料理に変更することも出来ますが?」 と、しきりにオススメしてくれるんっすが、「あ、いいっす。 大丈夫っす。」 頑なに断り続けました。 別にケチったワケではなく、パスタがスタンダードだと 「ナスとサルシッチャのリガトーニ」 。 それがスペシャルディナーだと 「エビのクリームパスタ」になる…と。 いや、エビ。 海老フライと海老の天麩羅以外はそんなに好きではないし、「ナスとサルシッチャのリガトーニ」で、いいっす。 ナス以外、何を言ってるのかさっぱり分からないんっすが、とりあえずそれで大丈夫っす。 で、スタンダードはメインが肉料理だけなんっすが、スペシャルディナーだと、お魚料理として 「真鯛のアクアパッツァ」 が付く…と。 僕は魚貝類の類いがあまり好きではなかったりするので、そんなの付かなくても、ぜんぜん大丈夫っす。 むしろ、付かないほうが嬉しいっす。 で、スタンダードコースのメインは 「国産牛フィレ肉のグリル」 または 「イベリコ豚のグリル」 。 お値段は変わらず。 豚は豚で非常に美味しいんっすが、同じ値段で豚と牛フィレ肉なら、そら、牛っしょ? いくら豚がイベリコでも、勝負になりません。 で、アップグレードすれば、国産牛が 「黒毛和牛」 もしくは 「特選黒毛和牛」 になるみたいなんっすが、別に、特別に選んで貰わなくても大丈夫っす。 で、毛は黒くなくてもいいっす。 日本人ギャルは断然、黒髪が似合うと思うんっすが、牛とか、別にどうでもいいっす。 茶髪和牛、金髪和牛。 ぶっちゃけ、あまり美味しそうな感じがしないんっすが、国産牛って書いてあるだけだし! 毛色については、特に触れられてないし!

 ということで、「どスタンダード」 で、お願いすることにしました。 んなことで、まずは最初の一品。 「カニとインカのめざめのエスプーマ」 。 カニかぁ…。 個人的に魚貝類の類いがあまり好きではないんっすよね。 でも、カニって、魚でも貝でもないじゃん。 そう、揚げ足を取られて、タカアシガニみたいになってもアレなので、魚介類と言い換えておきますが、何でもいいけど魚介類って、何で 「いかりや長介」 の “介” という漢字なんすかね?  魚介類 (ぎょすけるい)、もしくはいかりや長介 (いかりやちょうかい)と読み間違える恐れがあるんっすが、 【介】 の意味は? 助ける。助ける人。 なるほど、そういう意味があるんっすな。 『闇の忍者タスケ』 とか。 助けねーじゃん。 …というのはさておいて、で、意味をずーっと見ていくと、甲羅。 おお、これはカニや! で、魚介類の意味は分かったんっすが、カニかぁ…。 そんなに好きではないんっすよね。 「カニすき」 が好きな人は、あまり好きになれないんっすが、食べ物の好みが違うと、話が合いませんからね。 あ、でも、嫌いなものを食べて貰えるというメリットはあるので、Win-Win なんっすが、で、「インカのめざめ」 。 ジャガイモの品種だったと思うんっすが、辛そう…。 こんなに辛くてインカ帝国。 いや、「カラムーチョ」 は唐辛子(?)が辛いだけで、芋そのものは別に辛くないと思うんっすが、「インカのめざめ」みたいな高そうな芋を使っているとは思えないし。 ま、食材はそれで分かったとして、エスプーマって、何や? …というのが最大の疑問だったんっすが、

カニとインカのめざめのエスプーマ♪

 あ、こういう食べ物なんっすな。 よく分からんのっすが、何かお洒落♪ えーと、 エスプーマ亜酸化窒素を使い、あらゆる食材をムースのような泡状にすることができる画期的な調理法として、注目を浴びている。 へぇ〜。 確かにムースのような泡状の食い物だったような気がするんっすが、で、問題のカニはというと、 カニチップ と同じくらいのレベルでカニの味がしなかったので、そんなにカニが好きではない僕でも美味しく頂けたような気が。 というか、ほとんど記憶が残っていないんっすが、カニ臭くてアレだったら嫌な思い出になっているに違いないので、大丈夫だったのではなかろうかと。 で、続いて、

シマアジのマリネ♪

  「シマアジのマリネ」 っすか。 僕は魚貝類、もしくは魚介類の類いがあまり好きではないんっすが、それは概ね、魚の頭とか、皮とか、内臓とか、骨とか、卵とか、カニや海老の味噌とか、珍味とかがアカンのであって、大きめな魚の切り身であれば、まったくもって無問題。 調理法も煮魚はちょっとアレなんっすが、それ以外なら大丈夫っす。 よって、刺身は好きだし、寿司は大好きだし。 ま、寿司もイクラとかはアレなんっすが、スーパーとかに売ってるちょっと高級な寿司パックだと、大抵イクラが入っていて、余計なもの、入れるなぁぁぁぁ! コーンかシーチキンにしろぉぉぉぉぉ! …ということで、マリネ、いいじゃん♪ しかもこれ、飯綱産青りんごのコンディメントが付いてきますからね。 ああ、コンディメントね。 美味しいよね、あれ。 無論、どんなものなのか見当が付かないんっすが、食べてみた限り、ドレッシングのようなもの。 その解釈で合っているのではなかろうかと。 えーと、 コンディメント 。 調味料。薬味。 何とも大雑把な意味なんっすな。 薬味といってもお薬の味がするワケではなく、今回のこの飯綱産青りんごのコンディメントは、甘酸っぱい味がして、美味ちい♪ で、続いては

パン♪

 パン。 パンパパン♪ 僕はパンとご飯なら断然、ご飯派なんっすが、洋食のライスはフォークの背中に乗っけて食べるのがムズいし、パンは食べ方がよく分からないしで、どっちもどっち。 今回、選択制ではなかったので、パンを食べるしかないんっすが、パンって手づかみでむしゃむしゃ食べて、いいものなんっすかね? えーと、 社会人なら知っておきたいテーブルマナー【パン編】パン皿がない場合は、テーブルクロスの上に直接置いてもかまいません。 エエぇぇぇ…。 それって、ばばちいんじゃ? ばばちい、ばっちい、ばっちこーい! 最後のはちょっと違う気がするんっすが、テーブルクロスの上に直接パンを置くのって、日本人の感覚では、ありえねぇ…。 幸い、今回のパンは籠の中にペーパータオル(?)を敷いた状態で提供されたので、何の問題もないんっすが、で、パンは一口サイズにパン皿の上で手でちぎって召し上がりください。 バターは、ちぎったパンにぬり口に運ぶのがマナーです。パンをちぎらずバターを丸ごとのパンにぬることはタブーですので覚えておいて下さい。ナイフでパンをカットももちろんタブーです。 エエぇぇぇ…。 普通、バターを丸ごとのパンに塗るじゃん? で、そのまま囓るじゃん? そのまま囓るにはデカ過ぎる場合、手でちぎるのは野蛮な気がするので、お上品にナイフで切ったりするじゃん? 駄目なん? ていうか、パンくらい、好きに食わせろ! ちなみにここのパン、美味しかったっす。 レストランのジェントルなオジサマが優しくおかわりを勧めてくれたので、素直に受け入れることにしました。 オジサマじゃなくて、お姉様だったら、おかわりのついでに、お触りしてもいいかな? そんな欲求に駆られたかも知れませんが、それを実行に移すと、おまわりさんが来るかも知れないので、自重したほうが賢明かと。 で、続いてはパスタ。 スパゲティって、家で食うならともかく、お上品に、マナーに従って食べられる自信がないので、ちょっとアレなんっすが、しかも 「ナスとサルシッチャのリガトーニ」 って…。  茄子以外、何にも分からん…。 で、どんなものが出されるのかと思ったら、

ナスとサルシッチャのリガトーニ♪

 あ、パスタと言っても、スパゲティとは限らないんっすな。 こういう、マカロニのお化けみたいなヤツなら、食べやすそう♪ で、これ、挽き肉 (?) が、思った以上に肉肉しくて、美味ちい♪ サルシッチャ(Salsicca )とは、イタリア語で 「腸詰め」 という意味で、加熱していない生ソーセージのこと。 へぇ〜。 腸詰めっぽくはなかったんっすが、確かに腸詰めの中身っぽくはありました。 で、リガトーニ。 パスタの一種。 形状は短い環状で中心に大きな穴が開いていて、外側には筋状の模様が入っている。 へぇ〜。 確かにそんな形状の食い物でありますな。 いずれにしろ、肉好きの僕には嬉しい逸品だったんっすが、で、続いては

国産牛フィレ肉のグリル♪

 本日のメインディッシュ、「国産牛フィレ肉のグリル ボタコショウのソース」 。 キタぁぁぁぁぁぁ♪ 肉、柔らけぇぇぇ。 めっちゃ美味ぇぇぇぇぇぇ♪  黒毛和牛や、特選黒毛和牛じゃなくても、国産牛で十分っすな。 しかも、ボタコショウっすぜ? 「智恵子抄」 とはワケが違いますぜ? 何だかよく分からないんだけど、ソースも美味ぇぇぇぇぇぇ♪ えーと、ボタコショウ。 んーと、 これ っすか。 胡椒じゃなくて、唐辛子の一種なんっすな。 確かにブタっぽい、不格好なピーマンなんっすが、このボタコショウのソースはそんなに辛かった記憶はなくて、美味しかったな♪ …と。 でもって、

デザート♪

 デザート。 「グレープフルーツとマスカルポーネのアイス ミントのグラニテとともに」 。 めっちゃ凝ってるぅぅぅぅ。 しかも、美味ぇぇぇぇぇぇ♪ この2段構えになっている下の部分、恐らく 「ミントのグラニテとともに」 であると思われる部分は、どうすればエエんや? 上の部分をパカッと開けて、下の “汁” も舐めたほうがエエんか? その取扱いが不明だったので、とりあえずこの部分には手を付けないことにしたんっすが、ちなみにグラニテというのはシャーベットの事なんっすな。 ミントのグラニテって、ミントをグラグラと煮たものなのかと思ったら、違うんっすな。 上の部分にはアイスだけでなく、シャーベットのようなものも入っていたんっすが、アレがそうだったんっすな。 じゃ、下の部分には手を出さなくて正解だったのかも? で、これでおしまいかと思ったら、

コーヒーと小菓子♪

 クッキーと、プチケーキ(?)のようなものも出て来ました。 コーヒーとともに。 「小菓子」 っすか。 確かに小さな菓子なんっすが、ちょっと得した気分♪ とまあ、そんなこんなで、このコース、めっちゃよかったっす。

【早朝お散歩】

 で、部屋に戻って、DVDを鑑賞したりして、ダラダラと過ごし、寝て、起きたら、次の日の朝。 前の日は超曇天で、夕方には霧も出て来て、ほぼ視界ゼロの状況だったんっすが、予報ではこの日は晴れ。 果たしてどんなものか、期待を込めて窓から外を覗いてみると、

翌朝の状況♪

 おお、霧は消えましたな。 まあまあ、いい天気っぽい♪ 僕が泊まった本館シングルは “妙高山側” なんっすが、角部屋なので山側と直角の方向にも窓があり、無理をすればそこから “下界” の様子が窺えなくもなかったりするんっすが、

山側とは直角方面の窓から♪

 ん? これは、もしかして…? 慌てて部屋から出て、下界の様子がよく見えるところへ行ってみると…。 この続きは ここ 参照。 結論を急がれるのであれば、福田先生の最後の発言あたりまで読み飛ばして貰って構わないんっすが、見事な雲海。 うぉぉぉぉぉぉ!!! いやあ、この景色を見られただけで、お高い金を払った価値はありました。 いつも見られるワケではないと思うので、運がよかったな♪ …と。 前の日、天気が今ひとつだった。 夕方、めっちゃ霧が出た。 次の日、晴れた。 雲海発生の条件が見事にハマったっぽいっす。 これで今年の運を使い果たしてしまった気がするので、この先、ろくなことがないに違いありませんが、それでもいいやぁ♪ で、朝の散歩から戻って、汗をかいたので ( ← けっこう暑かった)、朝風呂に行って、サッパリしたんだったか、先に朝飯を食ったんだったか、既に記憶がないんっすが、大浴場の露天風呂からも見事な雲海を眺めることが出来て、天国ヘブン状態だったのではなかろうかと。 でもって、

【朝  食】

 前述の通り、じゃらんとか、楽天トラベルとかから予約すると、朝食はバイキング1択なんっすが、オフィシャルサイトからだと、 アクアダイニング での朝食も選べるっぽいので、そっちのほうにしました。 好きなものを好きなだけ食べられるバイキングのほうが、いいじゃん。 そんな意見もあろうかと思いますが、サラダの大量の葉っぱだとか、焼き魚だとか、煮物みたいなヤツだとか、よく考えたら、そんなに好きではなかったりするものを、取れるものは取れるだけ取らないと、損や! そんな思いで取ってしまって、結果、微妙になったりするんっすよね。 ま、そんなに好きではないものは、取らなければいいだけの話なんっすが、やる気ゼロ、向上心皆無。 与えられたものを、何も考えずに事務的にこなして、日々を平穏に過ごしたい。 そう願っている僕としては、洋定食とか、和定食とか、出されたものを何も考えずに食べるほうが楽でいいな…と。 で、和定食。 焼き魚だとか、煮物みたいなヤツだとか、よく考えたら、そんなに好きではなかったりするものが中枢を成しているので、さほどソソられるものがなかったりするんっすが、じゃ、洋定食。 ウインナーとか、ハムとか、ベーコンとか、ソーセージとか、オムレツとか。 ソソられるものばかりなんっすが、パンの食べ方がよく分からん。 その、根本的な問題が解決されていないし。 ま、朝食のバイキングのパンとか、フランス料理のコースのパンと違って、好きなようにバターを塗って、好きなように囓って食えばいいと思うんっすが、ウインナーとか、ハムとか、ベーコンとか、ソーセージとか、オムレツとか。 わざわざ旅先で、どこでも食えるようなものを食ってもなぁ…。 そんな気がしないでもないし、和定食のほうが、その土地ならではの郷土料理とか、名物とかが食べられる可能性が高いから、そっちのほうを選ぶかな? …と。 要するに、その土地ならではの郷土料理とか、名物とかがメニューにあるバイキングが最強! そういう結論に至るんっすが、で、今回。 アクアダイニングの朝食に和定食はなく、各種卵料理を選べるアメリカンブレックファーストと、野菜をメインにしたヘルシーブレックファーストをご用意しております。 その2択。 は? 野菜メイン? ヘルシー? 葉っぱで腹が膨れるかぁ! ま、葉物野菜だけでなく、根菜類とかもあったりするのかも知れませんが、葉っぱだろうが、根っこだろうが、野菜、嫌いなんじゃぁぁぁ! …ということで、アメリカン、1択。 んなことで、

朝食会場♪

 案内されたお席は、こんな感じ。 夕食と同じ会場で、夜は暗くてよく分からなかったんっすが、水盤テラスに面していて、お洒落。 その向こうには雲海も見えて、天国ヘブン状態。 この状況なら何を食っても、サバを食っても美味いに違いありませんが、まずは

サラダ♪


 サラダ。 うん、葉っぱっすな。 個人的な好き嫌いで言うと、イチジクよりは下、人参、サンマのしっぽ、ゴリラの息子よりは上、菜っ葉と同類、腐った豆腐よりはマシ。 そういう感じっすかね? 何じゃ、そのラインアップは? …というと、 これ 。 あ、僕の知ってるバージョンと違いますな。 地域によって色んなバリエーションがありそうなんっすが、僕が知っているのは これ に近いかと。 「ゴリラの息子」 という、食べ物とは思えないものが入っちゃってるのが弱点なんっすが、で、サラダ。 無駄に量が多くなくて、ドレッシングが美味しければ、そんなに悪くはないな…と。 ただ、それは、ドレッシングが美味いだけの話であって、別に葉っぱが美味しいワケじゃないから! で、続いては

パン♪


 パン。 パンパパン♪ アメリカンと言えば、メリケン粉っすからね。 パンは欠かせません。 夕食時と同じようなサーブのされ方なんっすが、種類は変わっていたような? で、味付けグッズはバターのほか、ジャムと蜂蜜(?)だったような? で、続いては

メイン料理♪

 選べる卵料理 + ソーセージ + ベーコン + 何か。 いいっすよね、選べる。 ベララルラ〜♪ それは、魔法少女ララベル。 で、何が選べるのかというと、卵料理。 オムレツのほか、何が選べるんだったか記憶に無いんっすが、オムレツと、何かと、何かだったと思います。  で、僕はオムレツを選びました。 メニューに 「オムレツは少しお時間を頂きます」 と書いてあったので、レストランのジェントルなオジサンに 「どれくらい時間が掛かるんっすかぁ?」 と、問い質したところ、「それは混雑している時のアレでありまして、今ならぜんぜん。」みたいな回答だったので、じゃ、オムレツで。 「オムレツ、どれくらい時間掛かるん?」 「今ならぜんぜん。」 「じゃ、別ので。」 それでは筋が通りませんからね。 僕は筋を通す男っす。 で、オムレツ。 おお、綺麗♪ さすがはプロ。 そんな仕上がりだったんっすが、期待度が高まりますなぁ。 が、ぶっちゃけ、実際に食べてみると、期待度を上回ることがない食べ物だったりしますよね、オムレツ。 所詮は卵料理だし。 ま、美味しいんっすけど。 それより何より、ベーコンが美味ぇぇぇ! ソーセージも美味ぇぇぇぇ! もしかしたら魚肉ソーセージよりも美味いかもしれない。 そんな気がしてしまうくらい、イケてるソーセージでありました。 魚肉ソーセージとか、ソーセージの形をしたカマボコみたいなものっすからね。 勝負になりません。 で、

ヨーグルト♪

 デザートは、ヨーグルト。 フルーツたっぷりで、高級っぽい♪ お好みで、パンに附属していたジャムとか、蜂蜜を混ぜてお召し上がり下さい。 とまあそんなこんなで、とってもセレブな朝食でありました。

【旅 立 ち】

 んなことで、駅までバスで送って貰って、おしまい。

【総合評価】

 メシも風呂も完璧でした。 唯一、懸念されていたシングルの部屋なんっすが、下界の景色は露天風呂とか、アクアテラスとかで、存分に愛でることが出来るので、まったく問題なし。 どうせ、夜になったら真っ暗で、何にも見えなくなるしー。 お値段のほうもそれなりなんっすが、多少無理をしてでも、一生のうちに一度は泊まっておきたい、そんなホテルでありました。


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