【所 在 地】 新潟県・妙高市赤倉
【宿 泊 日】 令和 5 年09月16日(土)
【オフィシャルサイト】 https://www.akr-hotel.com/
【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/32250/32250.html
【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad312850/
【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00000547/
【yahoo!トラベル】 https://travel.yahoo.co.jp/00000547/
【J T B】 https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/htl/5156015/
【るるぶトラベル】 https://www.rurubu.travel/hotel/japan/itoigawa/akakura-kanko-hotel
【近畿日本ツーリスト】 https://yado.knt.co.jp/st/S150610/
【日本旅行】 https://www.nta.co.jp/nta_yado/hotel/4444-104/
【交 通】
車 : 上信越自動車道・妙高高原ICから約10分
鉄道 : えちごトキめき鉄道・しなの鉄道・妙高高原駅から送迎バスで約10分
送迎 : 妙高高原駅より送迎あり (要予約)
車の場合、上信越自動車道の妙高高原ICから10分くらいかと。 わりと便利っすな。 で、鉄道の場合、えちごトキめき鉄道・しなの鉄道の妙高高原駅が最寄り駅。 2路線が利用出来るワケではなく、長野駅から妙高高原駅までが「しなの鉄道」、そこから北が 「えちごトキめき鉄道」 なので、どっち方面から来るかによって、どちらかの鉄道会社を利用することになります。 北陸新幹線の開業によって、在来線が第三セクターになって、ワケが分からなくなって、地元民は不便を被る。 そういう状況だったりします。 何でもいいけど、 「えちごトキめき鉄道」 。 この名前を考えたヤツ、間違いなく 「ときめきメモリアル」 世代やろ? …と。 何でもいいけど第三セクターの鉄道会社って、変な名前を付けなアカンしばりでもあるんか? …と。 新潟と言えば朱鷺 (トキ) なので、「トキ」 を入れたかった気持ちは分からんでもないんっすが、なら、「えちごトキの流れに身をまかせ鉄道」 とかでも、よかったんちゃうか? …と。 ま、五十歩百歩なんっすけどね。 むしろ、悪化しているような? で、妙高高原駅。 似たような名前の新幹線の駅に 「上越妙高駅」 というのがあるんっすが、そっちのほうに行っては駄目です。 ホテルの送迎バスは妙高高原駅からしか出ていません。 で、この送迎バス、要予約なんっすよね。 うわ、ハードル、高ぇぇぇぇ…。 シャイで、無口で、人見知りで、コミュ障で、陰キャで、こちらから電話を掛けるのが大の苦手である僕としては、送迎バスは諦める方向で、自力で何とかしたいところなんっすが、何ともなりません。 このホテル、山の中腹に建っているので、路線バスでは行けないんっすよね。 最悪、バスで スカイケーブル の乗り場まで行って、ゴンドラで上まで行って、40分くらいかけて歩いて山を下れば、ホテルに辿り着けないことはないんっすが、その手間と送迎バスの予約、どっちを選ぶか? …という話っすよね。 もしくは、このホテルに泊まるのを諦めるか。 うーん…。 ちなみに、送迎バスの時間は ここ のいちばん下のところを参照なんっすが、あ、※インターネットからのご予約の際は、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入ください。 …って書いてあるやん! 電話せんでもイケるやん! …というので、このホテルに泊まるのを決意した次第であります。
【駐 車 場】 有り(無料)
詳細は不明っす。 ※ 車 / 冬季もホテルまでお越しいただけます。スタッドレスタイヤ、タイヤチェーンをご用意ください。 …というのは確認出来ました。 送迎バスで上った感じ、けっこうな山道だったので、それなりの覚悟は必要かと。
【あらすじ】 詳しくは ここ 参照。 一度、行ってみたかった。 そんな単純な理由っす。 が、ここ、ちょっとハードルが高かったんっすよね。 まずは送迎バスの問題。 電話しなくても、インターネットからのご予約の際は、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入すればいいことが分かったんっすが、 妙高高原駅からしか送迎バスが出ていないというのが、ちょっとネック。 いもり池とかの観光スポットを絡めようとすると、路線ベスで一度、駅まで戻らなければならなくて、ちょっと面倒。 仕方がないので、戻りましたけどね。 結果、いもり池とか、わざわざ立ち寄るほどでもないような? そんな気がしないでもなかったので、どこにも寄らず、このホテルに泊まるだけの目的で行く。 そう、割り切ってしまってもいいかと。 で、ここ。 料理がちょっと、アレかな? …と。 フランス料理 は、お一人様にはハードルが高過ぎだし、和食 のほうは何か、地味そうだし。 今見たら、普通に美味しそうだんっすが、昔見た時は、肉っ気がなくて、網の上で海老が焼かれているような写真が出て来て、うーん…。 そんな感じだったんっすよね。 で、以前はこの2つしか選択肢がなかったような気がするんっすが、いつの間にか アクア ダイニング なんてのが。 2016年12月26日オープン。 僕の情報、8年くらい前で止まっていたんっすな。 で、ここならフランス料理よりはハードルが低そうだし、エエやん♪ となると、残るハードルはお値段だけなんっすが、
【料 金】 43,500円 (消費税・サービス料込) 「アクアダイニング」 スタンダードディナーコース <本館> シングル 1泊・2食付
高っ! お一人様は基本、景色が今ひとつなシングルにしか泊まらせて貰えなさそうなんっすが、地味で狭い部屋なのに、高っ!
シングルは <本館> シングル(妙高山側)(23平米) と、<プレミアム棟2・3階> シングル 【バス無・シャワー付】 の2つのタイプがあって、名前からするとプレミアム棟のほうが上等で上質なイメージがあるんっすが、プレミアム棟のほうが新しいというだけで、お値段のほうは<本館> シングルのほうが高かったりします。 で、妙高山側なら、いいじゃん。 そんな気がするんっすが、じゃ、「じゃないほう」 は何側なのかと言うと、「野尻湖側」 。 ぶっちゃけ、野尻湖そのものは、遙か遠くに見えてるような気がする…という程度なんっすが、下界を悠然と見下ろすことが出来て、けだし絶景。 対して 「妙高山側」 のほうは、
何か、山の斜面が見えるな…と。 シングルに「野尻湖側」は無いっぽいので、景観に関しては諦めるしか…。 で、一方、プレミアム棟のシングルはというと、眺望の良いお部屋ではございませんので、あらかじめご了承ください。 そのように書かれておりますな。 で、バス無して、シャワールームのみ。 大浴場があるので、バス無しでもまったく問題ないんっすが、一方、本館のほうのシングルはというと、ここ 参照。 角部屋のシングルルームです。窓からは、妙高山や黒姫山が望めます。ダブルサイズのベッドや贅沢なリクライニングチェアなど、おひとりでゆったりとお寛ぎいただけるお部屋です。 角部屋というのはいいっすな。 昔、桑名駅前のパルの地下1階の角っこに 「かどや」 という団子屋(?)があって、何か今ひとつパッとしなかった記憶があるんっすが、でもまあ、同じパルの地下1階にあった 「くさりや」 という名前の魚屋よりはマシだし! 家で飼っていたヤドカリが殻から抜け出してしまったので、慌ててサザエを買いにいったんっすが、その殻には入ってくれなくて、お亡くなりになってしまったんっすよね。 もしかしたら 「くさりや」 ではなく、同じ地下1階にあった 「ととや」 のほうだったかも知れませんが、あの時 「かどや」 の団子にしておけば…。
ま、団子にしたところで、何ともならなかったに違いありませんが、プレミアム棟のシングルにはないDVDプレイヤーが本館シングルにはあるっぽいので、今回はそちらに泊まることにして。 で、お料理のほうは、素泊まり・朝食のみ・2食付きが選べます。 夕食は、伝統と格式のあるレストラン「ソルビエ」で正統派フレンチを、水盤テラスの絶景レストラン 「アクアダイニング」 でグローバル洋食料理を、和食ディナー。 この3つの中から、お好きなものを。 それぞれ、スタンダードとプレミアム? アップグレード? 特別懐石? そんな設定があったりするんっすが、「アクアダイニング」 の場合、スタンダードで予約しても、当日、追加料金を払えば上流階級バージョンに変更可能なので、その日のメニューを見て、腹の減り具合とかも勘案して、臨機応変に決めればいいのではなかろうかと。 で、今回、僕は 「楽天トラベル」 とか 「じゃらん」 とかを通さず、オフィシャルサイトから直接予約をしました。 送迎バス。 ※インターネットからのご予約の際は、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入ください。 これ、オフィシャルサイトからの予約なら、絶対確実やろな。 そんな思慮に基づくものなんっすが、「楽天トラベル」 とか 「じゃらん」 とかを通すと、朝食はバイキング1択なんっすが、オフィシャルサイトからだと、 アクアダイニング での朝食も選べるっぽい。 そんなメリットもあるっぽいっす。 とまあ、そんなこんなで 43,500円。 果たして、それだけの価値はあるのか、乞うご期待!
【フロント】
ということで、妙高高原駅から送迎バスに乗って、ホテルを目指して、GO! ゴンドラ乗り場の先、スキー場の敷地(?)に入って、ぐんぐん山道を登るにつれて、次第にテンションも高まってきます。 最悪、ゴンドラ乗り場のバス停から、歩いていけないこともないかな? そんなふうに思っていたんっすが、無理っ! …っすな、こりゃ。 頑張って、勇気を振り絞って、ご要望欄にお迎えのご希望時間をご記入して、送迎バスをお願いして、正解っ♪ とまあそんなことで、到着〜。 外観はこんな感じ。
【ロビーラウンジ】
で、ここ、ロビーラウンジでのフリードリンクサービスがあったりします。 クラシックホテルならではのくつろぎの空間、お飲みものを片手にソファーやカウンターでお過ごしいただけます。 ご宿泊のお客様へ無料のお飲み物をご用意しております。 生ビール、ワイン (スパークリング・白・赤) 、コーヒー、紅茶などをセルフスタイルでお好きなだけお召し上がりいただけます。 …ってか! 僕は極めてアルコールに弱く、飯の前に飲んだりすると、まともに飯を食えなくなる恐れがあるので、自重してジュースとコーヒーを飲むに止めたんっすが、43,500円の元を取ろうと思ったら、ここでしこたま飲むしかありませんな。 ちなみに提供時間は 14:00〜17:00 。 もっと早くチェックインすればよかった! いもり池なんか、見てる場合じゃなかった!
【部屋・設備】
で、お部屋。 シングルだし、妙高山側だし、あまり多くは期待していなかったんっすが、
【風 呂】
んなことで、続いては風呂の部。 赤倉温泉・赤倉観光ホテルなので、温泉っす。 温泉施設のご案内 。 赤倉温泉は、江戸時代に開湯された歴史ある温泉です。 源泉は、妙高山の中腹より自然噴出している天然温泉で、ボーリング等をしていないエコな温泉です。 源泉の貯湯桝から当ホテルまでは1,819mの専用温泉管で引湯しており、源泉温度51℃の湯がちょうど良い湯温になって流れ出てきております。 泉質は、硫酸塩泉・炭酸水素塩泉の2つ成分をあわせ持ち、湯冷めしにくく、切り傷や美肌に特に効能がある体にも自然にもやさしい温泉です。 へぇ、凄いっすな。 いやぁ、イクぅぅぅぅ! (1,819m) 絶頂感を味わえそうな専用温泉管っすな。 源泉温度51℃の湯がちょうど良い湯温になって流れ出てきております。 そう言いながら、裏でこっそり水でうめたり、追い炊きしたりしとるんとちゃうけ? 「ギシンアンキ」 を飲んだ のび太 と同じくらい疑り深くなっている僕でありますが、こんな状況でもしっかりスカートを捲るのを忘れないところは、感服せずにはいられません。 そうまでしてパンツ、見たいかぁ? 不可抗力でチラッと見えるのがいいのであって、無理やりスカートを捲るというのは感服こそすれ、あまり感心しませんな。 ま、それはそうと、裏でこっそり水でうめたり、追い炊きしたり。 熱過ぎたり、ぬる過ぎたりするより、そうやって努力してくれたほうが絶対、嬉しいんっすが、この温泉、泉質もさることながら、浴場の開放感が半端ねぇっす。 お部屋が妙高山側だった雪辱は、ここで果たすことが出来ます。 もう、何も言うことはないっす。
【夕 食】
で、続いては夕食っす。 水盤テラスの絶景レストラン 「アクアダイニング」 っす。 水盤テラスが見える席ではなかったような気がするんっすが、ま、しょうがないっす。 大切なのは中身っす。 で、その中身はというと、
ということで、「どスタンダード」 で、お願いすることにしました。 んなことで、まずは最初の一品。 「カニとインカのめざめのエスプーマ」 。 カニかぁ…。 個人的に魚貝類の類いがあまり好きではないんっすよね。 でも、カニって、魚でも貝でもないじゃん。 そう、揚げ足を取られて、タカアシガニみたいになってもアレなので、魚介類と言い換えておきますが、何でもいいけど魚介類って、何で 「いかりや長介」 の “介” という漢字なんすかね? 魚介類 (ぎょすけるい)、もしくはいかりや長介 (いかりやちょうかい)と読み間違える恐れがあるんっすが、 【介】 の意味は? 助ける。助ける人。 なるほど、そういう意味があるんっすな。 『闇の忍者タスケ』 とか。 助けねーじゃん。 …というのはさておいて、で、意味をずーっと見ていくと、甲羅。 おお、これはカニや! で、魚介類の意味は分かったんっすが、カニかぁ…。 そんなに好きではないんっすよね。 「カニすき」 が好きな人は、あまり好きになれないんっすが、食べ物の好みが違うと、話が合いませんからね。 あ、でも、嫌いなものを食べて貰えるというメリットはあるので、Win-Win なんっすが、で、「インカのめざめ」 。 ジャガイモの品種だったと思うんっすが、辛そう…。 こんなに辛くてインカ帝国。 いや、「カラムーチョ」 は唐辛子(?)が辛いだけで、芋そのものは別に辛くないと思うんっすが、「インカのめざめ」みたいな高そうな芋を使っているとは思えないし。 ま、食材はそれで分かったとして、エスプーマって、何や? …というのが最大の疑問だったんっすが、
【早朝お散歩】
で、部屋に戻って、DVDを鑑賞したりして、ダラダラと過ごし、寝て、起きたら、次の日の朝。 前の日は超曇天で、夕方には霧も出て来て、ほぼ視界ゼロの状況だったんっすが、予報ではこの日は晴れ。 果たしてどんなものか、期待を込めて窓から外を覗いてみると、
【朝 食】
前述の通り、じゃらんとか、楽天トラベルとかから予約すると、朝食はバイキング1択なんっすが、オフィシャルサイトからだと、 アクアダイニング での朝食も選べるっぽいので、そっちのほうにしました。 好きなものを好きなだけ食べられるバイキングのほうが、いいじゃん。 そんな意見もあろうかと思いますが、サラダの大量の葉っぱだとか、焼き魚だとか、煮物みたいなヤツだとか、よく考えたら、そんなに好きではなかったりするものを、取れるものは取れるだけ取らないと、損や! そんな思いで取ってしまって、結果、微妙になったりするんっすよね。 ま、そんなに好きではないものは、取らなければいいだけの話なんっすが、やる気ゼロ、向上心皆無。 与えられたものを、何も考えずに事務的にこなして、日々を平穏に過ごしたい。 そう願っている僕としては、洋定食とか、和定食とか、出されたものを何も考えずに食べるほうが楽でいいな…と。 で、和定食。 焼き魚だとか、煮物みたいなヤツだとか、よく考えたら、そんなに好きではなかったりするものが中枢を成しているので、さほどソソられるものがなかったりするんっすが、じゃ、洋定食。 ウインナーとか、ハムとか、ベーコンとか、ソーセージとか、オムレツとか。 ソソられるものばかりなんっすが、パンの食べ方がよく分からん。 その、根本的な問題が解決されていないし。 ま、朝食のバイキングのパンとか、フランス料理のコースのパンと違って、好きなようにバターを塗って、好きなように囓って食えばいいと思うんっすが、ウインナーとか、ハムとか、ベーコンとか、ソーセージとか、オムレツとか。 わざわざ旅先で、どこでも食えるようなものを食ってもなぁ…。 そんな気がしないでもないし、和定食のほうが、その土地ならではの郷土料理とか、名物とかが食べられる可能性が高いから、そっちのほうを選ぶかな? …と。 要するに、その土地ならではの郷土料理とか、名物とかがメニューにあるバイキングが最強! そういう結論に至るんっすが、で、今回。 アクアダイニングの朝食に和定食はなく、各種卵料理を選べるアメリカンブレックファーストと、野菜をメインにしたヘルシーブレックファーストをご用意しております。 その2択。 は? 野菜メイン? ヘルシー? 葉っぱで腹が膨れるかぁ! ま、葉物野菜だけでなく、根菜類とかもあったりするのかも知れませんが、葉っぱだろうが、根っこだろうが、野菜、嫌いなんじゃぁぁぁ! …ということで、アメリカン、1択。 んなことで、
【旅 立 ち】
んなことで、駅までバスで送って貰って、おしまい。
【総合評価】
メシも風呂も完璧でした。 唯一、懸念されていたシングルの部屋なんっすが、下界の景色は露天風呂とか、アクアテラスとかで、存分に愛でることが出来るので、まったく問題なし。 どうせ、夜になったら真っ暗で、何にも見えなくなるしー。 お値段のほうもそれなりなんっすが、多少無理をしてでも、一生のうちに一度は泊まっておきたい、そんなホテルでありました。