松江しんじ湖温泉・皆美館
【所 在 地】 島根県・松江市
【宿 泊 日】 令和 4 年08月27日(土)
【オフィシャルサイト】 https://www.minami-g.co.jp/minamikan/
【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/7799/
【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad316628/
【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00001329/
【yahoo!トラベル】 https://travel.yahoo.co.jp/00001329/
【J T B】 https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/htl/7322004/
【るるぶトラベル】 https://www.rurubu.travel/hotel/japan/matsue/minamikan
【近畿日本ツーリスト】 https://yado.knt.co.jp/st/S320101/
【日本旅行】 https://www.nta.co.jp/yado/shisetsu/7207-104
【交 通】
車 : 山陰自動車道・松江西ICより10分
鉄道 : JR・松江駅より徒歩30分 / 一畑電車 ・松江しんじ湖温泉駅より徒歩20分
バス : 松江市営バス・大橋北詰より徒歩2分
送迎 : なし
宍道湖の右のほうの川が流れ込んでいる辺り。 地図を見ると宍道湖と中海とが川で繋がっているような気がするので、もしかしたら宍道湖から流れ出す川なのかも知れませんが、その川の付け根の辺りに建ってます。 JRの松江駅からはちょっと離れていて、歩こうと思えば歩けないことはないくらいの距離なんっすが、ま、バスに乗って大橋北詰というバス停まで行くのが無難ではなかろうかと。 一畑電車の松江しんじ湖温泉駅からは、頑張れば歩けるくらいの距離なので、出雲方面から一畑電車 → 松江しんじ湖温泉駅 → 頑張って歩く → 宿。 もしくは、JR松江駅 → バス → 松江城とその周辺を観光 → 頑張って歩く → 宿。 そういう行程がいいかと思います。 宍道湖の夕日スポットにも近いので、観光の拠点にするにはいいのではなかろうかと。
【地 図】 オフィシャルサイトの 交通アクセス 参照。 宍道湖に面しているかと言われると、めっちゃ微妙なラインなんっすが、どちらかというと、川かな? …と。 カラコロ工房 の近くで、周囲は商店街だったりして、微妙な観光スポットと生活の場とが、絶妙に混ざり合ったようなエリアだったりします。 で、今、気付いたんっすが、味処なにわ本店のすぐ隣だったんっすな。 以前に一度だけ松江に来たことがあるんっすが、その時、ここで昼飯を食ったような? んーと、ここ 参照。 < 松江城そのもの > の下あたりに話が出てくるかと思うんっすが、都会派アーバンな僕は当初、 ここ のスカイビュー・キャンドルというところを押さえていたんですが、うんぬん。 実は今回、ここのスカイビュー・キャンドルというところでランチを食ったんっすよね。 出雲方面から一畑電車 → 松江しんじ湖温泉駅 → スカ・キャンでランチ → 松江城とその周辺を観光 → 頑張って歩く → 宿。 そういう流れだったんっすよね。 前回は、ロケーションはよさそうなんっすが、バイキングというのが、ちょっと。。。 まったく松江らしさというのが感じられませんよね。 そんな理由で取りやめたみたいなんっすが、今回はバイキング、上等! ま、結果、まったく松江らしさが感じられないランチになってしまったので、今まで、ここに行ったことは内緒にしていたんっすが、思わぬところから発覚してしまいました。 悪いことは出来ませんなぁ…。 いや、別に悪いことではないと思うんっすが、で、前回の なにわ本店 。 ここで僕は “しまね和牛御膳” というのを食べたんっすが、写真を再掲しておきましょう。 ほれ 。 おお、見事な霜降り。 …というか、霜の固まりやんけ! …なお店のすぐ隣だったんっすな。 いや、今さらながら、ちょっと懐かしいな♪ …っと。
【駐 車 場】 18台・無料 (部屋数:16室 )
駐車場、あるみたいっす。 ごちゃごちゃしたエリアなので、大きな駐車場の確保は難しそうな気がするんっすが、部屋数以上の台数分は用意されているみたいなので、ま、安心かと。
【あらすじ】 詳しくは 前の日に泊まった宿 を参照。 今回、どうしても行きたかったのが出雲大社と、その近くの博物館と、日御碕だったんっすが、1日目はそれに合わせてのチョイス。 で、2日目は別にどこでもよかったんっすが、玉造温泉か、もしくは、隣の鳥取県になるんっすが、皆生温泉か。 が、土曜日のお一人様だと、なかなか僕の趣向に合致する、よさ気な宿が見つからなくて、うーん…。 悩んでいたところ、
【料 金】 29,755円 (消費税・サービス料込) <1日1組だけの特別価格> 間際の特別プラン・3階ツインルーム 「北堀」 1泊・2食付
皆美館のこのプランを発見。 んー、かいびかん? あ、「みなみかん」 と読むんっすな。 みなみ〜、みなみ〜、かん! みなみ〜、みなみ〜、かん! 松江 085 2-21-5 131〜、ふぅー! 2-21-5 131〜♪ 「南クリニック」 の節で歌いたくなっちゃいますよね。 実際に試してみたら、めちゃくちゃ歌いにくかったんっすが、個人的には3本目の眼鏡のお姉さんが、ちょっといいかも? で、この宿、前からちょっと気にはなっていたんっすよね。 宿を探すときに 「オーディオ」 というキーワードで検索すると、ここが出て来たりするので。
ゆったり42平米 「北堀」 42型薄型TV、DVDデッキ、CDプレーヤー、Marantz製オーディオセット。 いいぢゃん♪ ただ、この部屋、宍道湖側ではないのがちょっと残念なんっすが、あと、お値段のほうも、それなりだったり。 まったく手が出ないワケではないんっすが、ここ、温泉はそんなに広くなさそうだし、コスパという点では、どうかなぁ…と。 が、<1日1組だけの特別価格> 間際の特別プラン。 おお! お値段、29,755円。 特別価格でも、それなりだったりするんっすが、ここ、料理は評判がよさそうだし、「Yahoo!トラベル」 なら、いつでもどこでも10%引きなので ( ← もうすぐ打ち切り) 、26,785円。 松江は前にも一度来たことがあって、特段、見たいところがあるワケではないんっすが、お部屋でのんびりジャズ三昧というのも、 いいかも? …ということで、えーい、ポチったれ!
【フロント】
ということで、宿に到着〜。 チェックインはロビーで、ソファーにお座りして。 で、ウェルカム茶が出されたのではなかったかと。 さすが、高い旅館! ロビーの雰囲気も、そこで働いている着物姿のお姉さんも、さすが、高い旅館! そんな感じだったんっすが、で、僕がお茶を飲みながら記帳していると、高い旅館で働いているお姉さんが、何やら紙袋を持って近付いて来ました。 あっ! 実はこれ、前の旅館でも貰ったんっすよね。 そちらは帰り際だったんっすが、今はもう、好評につき終了いたしてしまったんっすが、 これ 。 しまねの地酒1本(720ml)と県産米1袋(4合)をセットにしてプレゼント! おおっ♪ いや、ご厚意は大変に有り難いんっすが、酒飲みで、且つ、車で来ている人ならいいんでしょうが、僕は日本酒を飲まないし、電車で来ているのに地酒1本(720ml)と県産米1袋(4合)って、重っ! 邪魔くさっ! ま、せっかくなので1泊目は貰うことにしたんっすが、 まあいっぽん、まあいっぽんと! そう、山田昌に言われても、さすがに、まあ1本は…。 お気持ちだけ頂くことにしました。 島根県クンさんも、日本酒を飲まない人や、電車で来ている人のことを考慮して、お酒か生鮭か、どちらか好きなほうを選べる。 そんなシステムにしてくれればよかったのに。 ま、生鮭なんか貰っても、迷惑なだけな気もするんっすけど。 で、その後、高い旅館だけに、荷物を持って部屋まで案内してくれたような気がするんっすが、荷物を手にした際に、重っ! こりゃ、酒とか米とか、いらんわ…。 そう、察して頂ければ幸いかと。
【部屋・設備】
ということで、今回のお部屋。 3階ツインルーム・ゆったり42平米 「北堀」 っす。 個人的には 「北堀」 より、堀北真希のほうがよかったかな? そんな気がしないでもないんっすが、ま、真希の要素がないんだったら、堀北でも、北堀でも、どっちでもいいかぁ…と。 で、これ、どんな感じの部屋なのかというと、
細長いっす。 ベッド側とソファー側が縦に並んでいる感じ。 で、お洒落 & 小綺麗。 老舗旅館っぽくなくて、リゾートホテルっぽいので、ギャルとかにはウケがよさそう。 で、窓から見る景色はというと、
・・・ 。 ま、宍道湖側ではない時点で、あまり多くは期待していなかったんっすが、リゾートホテルっぽいので、ギャルとかにはウケがよさそう…とは、到底、思えません。 あ、でも、カーテンを下ろして、外の景色は無かった事にしてしまえば、ぜんぜん問題ないから! 宍道湖なんか見えなくなって、 ネオ眞治 があるから! いや、自分の家から持ってこないと、ネオ眞治もなかったりするんっすが、あ、でも、お茶菓子はあるから!
さすがは和菓子処の松江の高い宿だけあって、立派な和菓子っすな。 どじょう掬いまんじゅう なんかでお茶を濁さない、高い宿のプライドを感じさせます。 あ、ちなみに 「顆粒ネオ眞治S」 をお茶に溶かして飲むのは、やめたほうがいいと思います。 お茶が濁ります。 宍道湖が見えないからって、自棄になって、ネオ眞治でお茶を濁してはいけません。 「お茶で薬を飲んではいけない」理由 。 ほら、駄目だって! で、この宿の一番の注目ポイント。
42型薄型TV、DVDデッキ、CDプレーヤー、Marantz製オーディオセット。 キタぁぁぁぁぁぁぁぁ! この縦長のスピーカー、いいっすな。 で、Bluetoothレシーバーの貸し出しもあるので、スマホの音楽だって、聞けちゃうゾ! …っと。 僕は Walkmanを持って来ていたので、無線化しなくても、ケーブルをイヤホンジャックに直刺しすることで聞くことが出来ました。 一応、CDも6枚ほど持って来ていたんっすが、Walkmanには7947曲ほど入れてあるので、今夜は一晩中、ジャズ三昧♪ 昭和歌謡もいくつか入っているので、全曲シャッフルにすると、たまに松本ちえこの 「クラスの渡辺くん」 が出て来たりするんっすが、たまぁぁぁ〜んないなぁ♪
【風 呂】
で、続いて「風呂」 の部。 ぶっちゃけ、まったく記憶に残っていないんっすが、 こんな感じ 。 松江しんじ湖温泉・皆美館なんで、一応、温泉っす。 そういえばこの宿、予約サイトによって、 「松江しんじ湖温泉・皆美館」 だったり、ただの 「皆美館」 だったり、じゃらんは 「文人ゆかりの宿 皆美館」 だったり。 いいっすな、文人ゆかり。 坂角のゆかり は、めっちゃ海老の味がするので、個人的にはあまり好きではないんっすが、文人ゆかりは、いいと思います。 どこのどんな文人にゆかりがあるのか知りませんが、ちなみに玉造温泉には 佳翠苑 皆美 というのがあったりしますな。
皆美館の別館のようで、純粋に温泉を楽しむなら、こっちのほうがいいかと思うんっすが、一方、しんじ湖温泉。 泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉(無色透明微塩味、弱硫化水素臭)で、泉質は約77℃。 おお! 馬鹿にしようと思っていたのに、思いのほか、立派な温泉だったので、ちょっとビビってしまったんっすが、露天風呂はなく、内湯も小さめだったような? で、特段、眺めがよかったという記憶もないんっすが、でもまあ、部屋の狭い風呂に入るよりは全然いいし、ま、普通によかったな♪…と。
【夕 食】
で、続いて夕食の部。 いかにも高い宿らしい、高級な雰囲気のお食事処でのお食事でありました。 けっこう賑わっていて、浴衣姿ではない、私服の人も多く見られました。 温泉旅館なら、私服よりも浴衣ギャルのほうが至福だと思うんっすが、お泊まり客だけでなく、地元民が会食とかに使ってるっぽい? で、今回のご夕食のお献立は、こちら。
強肴と食事を、お好みでお選び頂ける方式なんっすが、いいっすよね、これ。 やっぱ、島根県クンさんは、酒か生鮭か、お好みでお選び頂けるようにするべきだった。 …と、終わったことをいつまでもグダグダ言ってると嫌われるので、先に進みますが、まずはお飲み物 (有料) 。
僕は、カクテルがあれば、カシスオレンジとか、ジントニックとか。 なければレモン・チューハイとかを頼むことが多いんっすが、おお! 何か、謎のオリジナルなお飲み物が。 こういうの、いいっすな。 せっかくなので、「じゃ、この… “今宵檸檬と” とかいうのを…」 恥ずかしい名前を付けるのは止めて欲しいところなんっすが、皆美館オリジナル吟醸酒 「今宵逢う人」 に国産檸檬をたっぷり絞り、ソーダで割った庭園茶寮みな美オリジナルカクテルっすか。 ま、レモン・チューハイの酒バージョンみたいなものだと思うんっすが、檸檬の酸味とほのかに伝わるフルーティな吟醸香が美味だなっ♪ …っと。 その下の 「宍道湖さんらいず」 というのも気になるんっすが、基本、酒を2杯飲むと、ベロベロになって、気持ち悪くなったりするので、2杯目はノンアルコールのカクテルのようなものを頼んだのではなかったかと。 で、お食事の中身のほうはというと、いかにも高い宿っぽい、お上品で、洗練されたものであったな…と。
まずは “前菜” 。 詳細は献立を参照。 前菜と詳細で韻を踏んでいて、洒落ているんっすが、お盆の上に小洒落た小鉢がたくさん。 基本的に前菜というのは珍味系のものが多く、珍しい味というだけで、そんなに美味ではないな。 そんな結果に終わることも少なくないんっすが、今回の前菜は、どれも普通に美味しいな♪ そんな成果が得られたものと記憶しております。 で、続いて、
“小鍋立て” 。 鍋敷きなら分かるんっすが、小鍋立てって、何? 鍋を立ててしまっておくん? そのほうが中の水が下に流れて、早く乾くような気がするんっすが、小鍋立て (こなべだて) は鍋料理のひとつ。 文字通り小さな土鍋または鉄鍋で調理する、少人数向けの鍋料理の一種。 いや、小鍋は 「文字通り」 で分かるんっすが、「立て」 は? ま、別にどうでもいいので、中身の解説に移りますが、隠岐の島太もずく鍋・県魚あごつみれと石州穴子だそうで。 隠岐の島太もずく鍋。 どこで区切ればいいのか、ちょっと悩むんっすが、隠岐の島太(しまぶと)、もずく鍋? 七五調で、めっちゃ調子がいいんっすが、あ、隠岐の島の、太い “もずく” の鍋? 海のもずくと消えた。 あの “もずく” っすよね? 海の藻屑(もくず)じゃね? そう言われると、そうだったかも知れませんが、酢の物にして食べる、あの “もずく” なのは間違いないかと。 隠岐の島では、あれの太いのが採れるんっすな。 で、県魚あごつみれと石州穴子。 こっちも、どこで区切ればいいのか、ちょっと悩むんっすが、県魚あご、つみれと石州、穴子。 字足らず。 あっ・なっ・ごっ! …と区切ってやれば、イケないことはない気もするんっすが、県魚あご。 これはおそらく、飛び魚ではなかろうかと。 「あごだし」 とか、ありますもんね。 島根県の木、花、鳥、魚 。 それぞれ、黒松、牡丹、白鳥、飛魚っすか。 ちなみに、三重県の県魚は伊勢えび。 ま、無難というか、納得というか。 が、伊勢えびって、言うほど 「県魚」 か? 「県海老」 じゃね? そんな気がしないでもないので、県魚ではなく 「県のさかな」 という言い方をしているみたいなんっすが、平仮名で 「さかな」 だと、魚以外の甲殻類だとか、貝類だとかも含む。 そういう解釈でいいんすかね? で、この小鍋立て。 ま、普通の 「さかな」 の鍋やな…と。 地元の名産を積極的に使っているところはポイントが高いんっすが、個人的に 「さかな」 、そんなに好きではないし…。 で、続いて、
ん? 何じゃこれ? よく分からないので、パス。 いや、食べるのは食べたし、普通に美味しかったような気がするんっすが、細かい解説はパス。 で、次。
“造り” っすな。 三種盛りっす。 こうやって、氷の上に乗っかっていたりすると、お洒落で美味しく感じられます。 で、次。
またしても、判別に迷う物たちが…。 さっきの謎モノと合わせて、鱧と季節野菜・特製ぴり辛そうす、洋風茶碗蒸し、蔓紫と若布のお浸し、鱸蓮餅蒸し。 そのうちのどれかが、どれかだったりするのではなかろうかと。 んなことで、次。
あ、これが “焚だし” っすかね? ということは、鱸蓮餅蒸し? となると、造りの前の謎モノは、お献立にはないサービス品だったのかも知れませんが、で、この焚だし。 炊いたんじゃなくて、焚いたんっすな。 焚き火とか、焚書坑儒とかの 「焚く」 。 蓮根をすりおろしたものを団子にして一度揚げ、鱸で巻いて蒸し上げた。 そういうアレらしいんすが、いや、凝ってますな。 で、「鰈」「鱸」「鯰」?読めそうで読めない「魚へん」の漢字5つ 。 いや、読めるっしょ。 鮃(ひらめ)、鱚 (きす)、
鰈 (かれい)、鱸 (すずき)、鯰 (なまず)。 楽勝っしょ? 問題が低レベル過ぎるのか、僕の頭が良すぎるのか、いずれにしろ、出汁が効いて、美味しかった。 そういう逸品だったのではなかろうかと。 で、次。
選択式の “強肴” 。 ちなみにこれ、「つよさかな」 じゃなくて、「ごうざかな」。 ちょっと強引な読み方なんっすが、強引(ごういん)の 「ごう」 だから、合ってますよね。 …と思って調べてみたら、違ってました。強肴 (しいざかな) って読むのかぁぁぁぁ! 間違って覚えてたぁぁぁぁ! どうりで 「ごうざかな」 では、郷魚とかしか出てこなかったんっすな。 しいざかな (恣意魚) 。 駄目じゃん! で、これ、選択式なので、選択出来ます。 しまね和牛の冷しとろしゃぶ、もしくは、
境港銀鮭と丸茄子の煎り出汁。 選ぶまでもないじゃん。 選ばれなかったほうは取り消し線を入れておきましたが、夕食のメインが鮭&茄子って…。 境港とか、丸とかで修飾して、高級っぽく見せておりますが、所詮は鮭と茄子。 しまね和牛の敵じゃねぇ! で、出されたお料理は、思っていたより、かなりお上品な逸品だったんっすが、肉、柔らかくて、美味いっ! で、さっぱりしてる! が、ちょっと物足りない…。 最後はちょっと小声で、薄めのフォントで。 で、最後は
これもチョイスの “食事” メニュー。 雲丹釜飯、もしくは、すだち蕎麦。 僕、雲丹みたいな珍味、苦手だから。 珍味って、珍しい味がするというだけの話で、別に美味じゃないから。 雲丹、食べてみたら別に不味くはなくて、単なる食べず嫌いだった事が判明したんっすが、でもまあ、選ばないという選択肢があるなら、わざわざ選ぶことはないな…と。 ここまで、一品一品はお上品で、ちょっと物足りない感じなんっすが、品数が豊富で、けっこう腹が膨れてしまって、あまりご飯な気分ではなかったりしたので、さっぱりした 「すだち蕎麦」 を選べたのは、よかったっす。 で、
締めの “デザート” 。 パンナコッタ、わらび餅、大学芋ケーキの3点盛り。 甘い物は別腹で、美味ちい♪ 以上、ちょっと何か凝った、ちょっとパンナコッタ、そんな夕食でありました。
【朝 風 呂】
で、寝て起きたら、朝。恐らく大浴場に行ったのではなかったかと。 夜と朝で、特に入れ替えはなかったのではなかろうかと。 まあまあ、普通によかったのではなかろうかと。
【朝 食】
で、朝食っす。 夕食と同じ会場っす。
お庭がよく見える席に案内してくれたっす。 ここの庭、何かいつも足立美術館の庭、これも島根県にあるんっすが、あそこがいつも1位になっている、謎の日本庭園ランキングで、上位に入ったこともあるらしい、そんな立派な庭だったりします。 んーと、 これ 。 お、皆美館、4位に入っているやん。 凄ぇぇぇぇぇぇ! ぶっちゃけ、足立美術館はともかく、この旅館の庭って、そこまでか? そんな気がしないでもないんっすが、アメリカのジャパニーズ・ガーデニング・オタクには、何か刺さるものがあるんでしょうな。 魚の骨とか。 そんなものが喉に刺さっても、ぜんぜん嬉しくないんっすが、で、朝食。 ここは鯛めしが有名らしいっす。 ここ 参照。 皆美家伝 「鯛めし」 は、そぼろにした鯛の身を、ゆでた卵の白身のみじん切りや、裏ごしした黄身と一緒に、ご飯の上にのせ、ワサビ、大根おろし、ねぎ、海苔を添え、だし汁をかけてお召し上がりいただきます。 あっさりとして体にすっと入っていく、カツオの本節ベースで松江の醤油を使用した秘伝の出汁が美味しさの秘密です。 基本、「さかな」 があまり好きではない僕でありますが、鯛がまるまま尾頭付きで炊き込まれているタイプじゃなくて、このタイプなら普通に食べられそう。 そぼろにしてあるなら、骨が喉に刺さる心配もなさそうだし。 朝食に 「鯛めし」 を選択しないという選択肢もあるんっすが、せっかくの名物を選択しない手はないっすよね。 ということで、
お、きたきた。 右上の黒い扇形の容器のヤツがそれです。 アップにすると、
こんな感じ。 で、ご飯の上に綺麗にならべると、
おお♪ ちょっぴり、おままごと遊び的な楽しみがあったりします。 んなことで、じゃ、頂きまーす。 うーん。 ぶっちゃけ、鯛そぼろそのものは、そんなに味があったりするワケではないんっすが、薬味が美味しい♪ 出汁が美味ぇぇぇ♪ 名物に、うまいものあり。 で、後は、
ありきたりな焼き鮭と、生卵と、納豆と。 そんな定番ではなく、独創的で、いいな♪ …っと。 で、食べ終えて、部屋に戻る際、
窓からチラッと宍道湖の端っこらしきものが見えたし、これでネオ眞治も、報われたな…っと。
【旅 立 ち】
でもって、おしまい☆
【総合評価】
お目当てのオーディオは文句の付けようがなかったし、夕食も朝食もお上品で、上流社会の住民である僕にはぴったりだったし、風呂もまあまあだったし、部屋からの景色は…。 ま、頑張れ、眞治!