道後温泉 ふなや

【所 在 地】 愛媛県・松山市

【宿 泊 日】 令和 3 年09月23日(祝)

【オフィシャルサイト】 https://www.dogo-funaya.co.jp/

【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/11332/

【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad356524/

【一 休.com】  https://www.ikyu.com/00000462/

【J T B】 https://www.jtb.co.jp/kokunai_hotel/htl/7461008/

【るるぶトラベル】 https://www.rurubu.travel/hotel/japan/matsuyama/funaya

【近畿日本ツーリスト】 https://yado.knt.co.jp/planlist/S380027/

【交  通】

    : 松山自動車道・松山ICより25分
  鉄道 : 伊予鉄道 (城南線) ・道後温泉駅より徒歩3分
  送迎 : なし

 道後温泉っす。 松山市の郊外っす。 車だと松山インターから25分くらいらしいっす。 公共交通機関の場合、伊予鉄道の道後温泉駅から歩いて3分くらい。 伊予鉄道、通称 「いよてつ」 っすな。 ウチの会社の社長は 「哲(てつ)」 という名前なんっすが、わりと太っ腹で、気前よく金銭をばら撒いてくれたりします。 それに敬意を表して、 「いよぉぉぉ〜、哲(てつ)!」 と、 声を掛けたいところなんっすが、おかげで 「いよてつ」 には、わりと親近感を持っていたり。 が、今回、大洲市を散策してから道後温泉に入ることになり、調べてみたら大洲から直接、道後温泉まで行ける宇和島交通のバスがあるのを発見したので、 「いよてつ」 には乗らずに、 「うわてつ」 のバスに乗ることにしました。 「うわぁぁぁ、哲(てつ)…。」 たまに、そう言いたくなったりすることもあるので、ま、いっかぁ…と。 よくよく考えたら宇和島鉄道ではなくて、宇和島交通なので、 「うわこう」 じゃん。 哲(てつ)、関係ないじゃん。 そんな気がしないでもないんっすが、 このバス を利用した場合、終点の “道後” というバス停から、歩いて10分弱といったところ。 「いよてつ」 の駅から歩くより、ちょっと遠いんっすが、ま、許容範囲かな…と。

【地  図】 オフィシャルサイトにある アクセス の地図参照。 「うわこう」 バスの終点は、 「いよてつ」 の “道後公園” という駅の近くっす。 ここまで来たなら、もう一息、頑張れよ! そう、言いたくなってしまうんっすが、 「うわこう」 の営業所がここにあるので、これ以上頑張る気はないものと思われます。 道後温泉の中心は道後温泉本館の辺りだと思うんっすが、そこまで歩いて5分くらいなので、観光の起点としては悪くないな…と。 伊佐爾波神社 にも近いし。 で、道後温泉と言えば、フーゾク街。 このビル が有名っすよね。 「最上級ヘ○ス」 が最上階にあるんっすな。 何か、めっちゃ納得。 噂によると、このビルはすでに模様替えしちゃったみたいなんっすが、あああ、ここに行くの、忘れてたぁぁぁぁ…。 いや、話のネタに写真だけでも撮ってこようと思っていたんっすが、で、

【駐 車 場】 50台・550円/日 (部屋数:58室 )

 駐車場。 有料なんっすな。 わりと繁華なエリアなので、ま、しょうがないっすな。

【あらすじ】

 詳しくは ここ 参照。 読んでみても、なかなか本題に入らなくて、イライラするんっすが、当初は 9月10日(金)に、 この宿 を押さえていたんっすけどね。 「道後おゆ」 でも 「道後おんゆ」 でもなく、 「道後みゆ」 。  ちょっぴり萌えキャラっぽいし、全室、客室露天風呂付きで、みかんジュースやコーヒー牛乳が、無料 (ただ) ! 大いにソソられるものがあったんっすが、変更後の 9月23日 (祝) 、もしくは 9月24日 (金) は空きがなくて、じゃあもう、 「ふなや」 で、いいやぁ…。 若干、捨て鉢な気分でここをチョイスしました。

【料  金】 55,000円 (消費税・サービス料込) 南館 スイート60平米 禁煙 お約束プラン (俳句ラウンジスイート) 1泊・2食付

 金に糸目は付けません。 というか、1人で2泊で10万円分の旅行券を消費しなければならないので、1泊 50,000円くらいのところを探さなければなりません。 2泊目に 40,000円くらいの “安宿” を押さえてしまったので、残りは 60,000円。 んーと、南館 スイート60平米 禁煙 お約束プランが 55,000円? ちょうど 「お手頃」 じゃん。 …というので、ここに決めちゃいました。 客室露天風呂付きじゃないのがちょっと不満だったんっすが、一応はスイートなので、それなりに甘そうだし、露天ではないものの、温泉の内湯はあるみたいだし、ま、いっかぁ…と。

【フロント】

 歩いて玄関前まで行くと、お姉さんだか、お兄さんだか、おっさんだかが待ち受けていて、中まで案内してくれたのではなかったかと。 既に記憶がおぼろげだったりするんっすが、 55,000円っすからね。 それくらいの「歓迎行事」は、あってしかるべきだと思います。 で、ウェルカムドリンクとかは、うーん、記憶が…。 その後、お姉さんが部屋まで案内してくれたのではないかと思いますが、お茶を入れてくれるとかのサービスはなかったような気がします。

【部屋・設備】

 で、案内されたお部屋が、こちら。

リビング♪ 寝室♪

 おお、さすがに豪華。 で、めっちゃ綺麗♪ リビングと寝室が別になって揃っているので、 「スイート」 ということになろうかと思うんっすが、60平米っすか。 クソ狭いアパホテルのシングルだと 9平米くらいのところもあったりするので、6.67クアシン相当。 “ソ狭いパホテルのシングル” の略なんっすが、紅葉シーズンの京都の祇園の土曜日のアパが素泊まりで 19,300円もしたりするので、 部屋の広さが6倍くらいあって2食付きで、このお値段なら、むしろ、良心的なような? というか、アパがぼったくり過ぎなんっすが、で、リビング、寝室ともに半透明のロールカーテンのようなものが下ろされておりますが、これを全開にすると、全面が大きな窓になっていて、開放感が半端ありません。 逆に、その手前のブラインドを下ろしてやれば、隠れ家・隠密モードにすることも出来るし、で、2つの部屋の境目部分はこんな感じ。

2つの部屋の境目部分♪

 こっち側が大きなテレビとデスクで、あっち側がクローゼットになっております。 いいっすよね、クローゼット。 めっちゃ苦労人のゼットン (←ウルトラ怪獣) みたいで。 言うほど、人か? そんな気がしないでもないので、めっちゃ苦労怪獣のゼットンと言い換えていいかも知れませんが、で、こちら側のテーブルの上に乗っている、これ。

最新オーディオ機器♪

 何かの記事で、 最新型のオーディオも完備され、うんぬん。  そんなことが書かれていたので、楽しみにしていたんっすが、んーと、 これ っすかぁ。 言うほど最新型か? そんな気がしないでもないんっすが、対応するのは iPod touch(1〜4G)/ classic / nano(2〜6G)、iPhone 3G/3GS/4 …って、どれも持ってねぇ…。 Walkmanなら持っているんすが、Bluetooth接続、出来ねぇ…。 ライン入力はイケるみたいなんっすが、接続するケーブル、持って来てねぇ…。 ま、CDは何枚か持っていったので、宝の持ち腐れにならなくて済んだんっすが、でなければ、机の引き出しに入っていたよく分からんCDか、ラジオくらいしか聞けなくなっちゃうところでした。 で、続いては、

バルコニー♪


 バルコニー。 広々としているし、テーブルと椅子もあるし、プランターで、よく分からん草が栽培されていたりするし、いいな♪ …っと。 ただ、この写真の反対側、隣の部屋のバルコニーとの境はけっこうアバウトで、向こうの様子がよく見えたりするので、そっちのほうに誰かいたりすると、かなり気まずい思いをするのではなかろうかと。 で、続いては、

バルコニー♪


 浴室、兼、洗面台があるところ。 この 「洗面台があるところ」 って、もうちょっと何か、気の利いた言い方がありましたっけ? んーと、パウダールーム? それだと何か、天花粉をパフパフする所というイメージしか湧かなかったりするんっすが、そのスペースが風呂場とが一体になっておりました。 便所は別。 便所で思い出したんっすが、この部屋の便所、扉を開けて中に入ると自動で電灯が付くわ、便器の便座の蓋は自動で上がるわで、めっちゃハイテク。 いいっすよね、便座の蓋が自動で上がる便器。 何かめっちゃ、諸手を挙げて歓迎してくれている感に浸ることが出来ます。 んーと、 動画 。 そうそう、この 「万歳をしてくれてる」 感が、たまらんっ♪ で、便座の蓋が閉まる時の 「臭い物には蓋をする」 感も、たまらんっ♪ 10,590回視聴されているのも納得なんっすが、で、便所ではないほうの「お手洗い」と、風呂場。 奥に見えているのが檜の浴槽で、その手前のガラスだか、アクリル板だかで区画されているのがシャワーブース。 で、左側が洗面台なんっすが、実はここ、

洗面台の向こう側♪

 ベッドルームとの境が、めっちゃガラスになっていたりします。 つまり寝室から風呂場やシャワーブースが、丸見え♪ 露出癖のある人と、のぞき趣味の人、双方のニーズに応えた格好になるんっすが、無論、あまり開けっぴろげなのを好まない人の為に、ブラインドを下ろして、隠蔽出来るようにもなっているんっすけど。 で、風呂の使い勝手等については、後から書くとして、続いては、

お茶菓子♪

 お茶菓子。 タルトっすな。 松山の銘菓として有名で、 こんなヤツ までいたりするんっすが、確か、暴行されて、ボコボコになってましたよね。 んーと、 これ 。 うわぁ、酷ぇぇぇぇ…。 中に入っていた女性が…って、そんな企業秘密、簡単に漏らして、いいのか? …と、マスコミの報道姿勢も問われるところなんっすが、で、この松山のタルト、洋菓子の これ を期待していると、ガッカリ過ぎて、評判もあまりよろしくなかったりするようなんっすが、地元では地元の名物を食べたい派の僕としては、嬉しい限り。 で、お味のほうはというと、あまり多くを期待しなければ、ま、こんなもんやろな…と。 最初から、あまり美味しくない和風のロールケーキもどき…らしい。 そんな情報が得られているので、旅館のお茶菓子で落雁を出されるよりは落胆しませんでした。 落雁も、美味しいヤツなら美味しいのかも知れませんが、個人的には金魚祭りの取りに町内に配布される、あまり美味しくない落雁のイメージしかなかったりするし。 で、続いては、

【お庭の散歩】

 お庭の散歩。 この宿には 詠風庭 という庭園があるそうで、庭好きの僕は楽しみにしていたんっすが、フロントがある本館と、僕がお泊まりする南館とをつなぐ渡り廊下の 「もみじ橋」 。 ここからもいい感じの庭が見えておりました。 いいっすよね、渡り廊下。 渡り廊下走り隊 とかが走ってそうで。 そうそう、是由日本偶像團體AKB48舊Team B成員選拔組成的一個偶像組合なんっすよね。 通称 「ワロタ」 。 たりうか、はしりい。 普通、「走り」の頭を取って、 「わろはし」 やろ? そんな気がしてならないんっすが、 「ワロタ」 で、笑いを取りたかったんでしょうな。 で、この渡り廊下は走ったりせず、お庭を眺めながら、ゆっくり歩くのが吉 (きち) ではなかろうかと。 で、この詠風庭(えいふうてい)、名前を覚えにくかったら、風営法 (ふうえいほう) の逆っぽいバージョン。 そんなふうに記憶するといいかと思うんっすが、園内に自然の川が流れる1,500坪の広大な自然庭園。 ほぉほぉ。 調べて見たら、御手洗川 (みたらいがわ) というのが流れているんっすな。 「御手洗」 って、元来、身を清めるための神聖な意味だった筈なんっすが、今となっては 「便所川」 のイメージしかなく、が、実際は便器のウンコを流すのにも使えそうな、めっちゃ綺麗な水の川でありました。 ま、便器のウンコを流す水なんか、多少汚くても、ぜんぜん問題はないんっすが、清らかな水で流したほうが 「清濁併せ呑む」 感があって、 いいっすよね。 いや、飲みたくはないんっすけど。 で、実際のお庭は

詠風庭 (その1)♪ 詠風庭 (その2)♪ 詠風庭 (その3)♪

こんな感じ。 1,500坪の広大な自然庭園とありますが、ぶっちゃけ、そこまで広くはなくて、コンパクトにまとまった感じ。 で、岡田克也、うるせぇ! あ、いや、今、これを書いている自宅の前の道を、岡田克也の選挙カーが通過していったんっすが、まだ生きていたんっすな。 最近、あまり公 (おおやけ) の場では見ないような気がするんっすが、余裕で当選しちゃうんっすかね? ま、克也 (かつや) が当選して、それで 「かつや」 (←トンカツのチェーン店) が半額になるなら、それはそれでいいかと思うんっすが、で、この庭には 川席 があったり、こんな、

足湯♪

 足湯があったり。 新型コロナウィルスの影響で、お湯は抜かれて使えなくなっていたんっすけど。 んなことで、続いては、

【風  呂】

 風呂。 詳しくは オフィシャルサイト参照 なんっすが、源泉の温度は46.8℃。 すんげぇ、そのまま掛け流せそうな適温でありますな。 で、pH 9.1と、なかなかのアルカリっぷり。 何でもいいけど最近のヤングは、pH を 「ぺーはー」 と読まないって、マジっすか? 「ぺーはー」 って、何っすか? 林家ペーとパー子っすかwww 「ぴーえいち」 っしょ、常識。 そんなアレだったりするとか。 で、この道後温泉、なかなかのアルカリっぷりなんっすが、ヌルヌル感はさほどでもなくて、アルカリ = 皮膚が溶ける = ヌルヌルであるとは、一概には言えないようで。 ヌルヌルする温泉って、何か他の含有物によるものなんっすかね? ぶっちゃけ、あまり特徴のない泉質であるように思われましたが、 檜湯と御影湯。 朝夕で男女入れ替えになるんっすが、夕方に入ったのはどっちのほうでしたか。 それもあまり記憶に残っていなかったり。 でもまあ、普通にいい風呂だった気がするので、ま、悪くはないな…と。

【夕景と夜景】

 で、そうこうしているうちに、日が暮れてきました。

窓越しの夕景♪ バルコニーからの眺め♪ 夕焼け♪

 おお、なかなかいい感じっすな。 格子戸を〜、くぐり抜け、見上げる夕焼けの空に〜♪ そんな歌を歌いたくなってきちゃいます。 何でもいいけどアレっすよね。 子供の頃は 「格子戸」 と言われてもよく分からなくて、小牛戸(こうしど)? 小牛 (こうし) 専用のドアみたいな? …と、若干 「ドナドナ」 とイメージが被ったり、見上げる裕也 (ゆうや) 〜、毛の空に〜♪ 髪の毛が不自由な裕也おじさんが空を見上げている絵面が浮かんできたり。 なかなか謎の多い歌だったんっすが、そうこうしているうちに、

夜景♪

 すっかり日が暮れてしまいました。 バルコニーから見る夜景もなかなかだったりするんっすが、で、続いては、

 

【夕  食】

 夕食〜。 お食事処での夕食になります。 ちょっと見にくいかと思うんっすが、御献立は こちら 。 食前酒は 「アイソーレ」 。  アイヤ、ソレ、何アルか? 宿の人は中国人に、何度もそう聞かれたに違いありませんが、  んーと、 これ っすか。 ほぉ、めっちゃお洒落やん。 個人的に日本酒はあまり得意ではないんっすが、ミカンっぽくて、美味しいな♪ …っと。 んなことで、

先付♪ お飲み物♪

 「先付」 と、別注のお飲み物。 “菊菜お浸し” と “穴子玉地蒸し” っすか。 前者には 「さる海老」 と 「焼舞茸」 も入っているみたいなんっすが、さる海老。 聞いたことのない海老っすな。 んーと、 これ っすか。 敢えて、御献立に正式名称を明記する必要性を感じない、ごく普通の海老のように見えますが、元AKB梅澤愛優香のラーメン店はインドネシア産の海老を国産の海老と書いて、問題になってましたからね。 御献立には 「海老」 としか書いてないけど、これ、さる海老じゃん! そう、難癖を付けられてもアレなので、正確を期するのは悪くないと思います。 で、穴子玉地蒸し。 玉地蒸しというのは確か、茶碗蒸しの亜種のようなものだと思ったんっすが、んーと、 ここ 参照。 玉地とは、だし汁と卵液を合わせて調味した汁のことで、それを蒸したのが 「玉地蒸し」 となる。つまり具のない茶碗蒸しのことである。 玉子 + 地の出汁 = 玉地。 そういう計算らしいんっすが、今回のはつまり、具のない茶碗蒸しの具があるバージョンということになりますか。 それもアナゴくんという、なかなか立派な具が入っていたんっすが、出汁が効いていて、美味ちい♪ そういった食べ物だったのではなかったかと。 で、別注のお飲み物なんっすが、 「アイソーレ」 に引き続き、今度もミカン系のお酒をチョイスしてみました。 その系統だけで4種類ほどあったんっすが、中でもいちばんお値段の高い 「紅まどんな」 の何とかというやつ。 せっかくだから、愛媛っぽいのを飲まないと。 何でもいいけどこれ、「べにまどんな」 で、いいんっすよね? 「くれないまどんな」 とかじゃ、ないっすよね? 読み方を間違えると恥ずかしいので、 「八朔」 のほうにしようかとも思ったんっすが、これ、「はっさく」 で、いいんっすよね? 同じように自信がなかったので、じゃ、思い切って 「なんとかマドンナ」 のほうにするかぁ…と。  なんとかマドンナの味がして、美味しかったっす。 で、続いて、

椀替り♪ 造り♪

 「椀替り」 の “土瓶蒸し” と、 「造り」 。 前者は鱧 (ハモ) だとか松茸だとかが土瓶で蒸されていて、出汁が効いていて、美味ちいな♪ そういう食べ物だったんっすが、造りのほうは、かなり凝っておりましたな。 魚の切り身を皿に盛って、醤油を付けて食べる。 そういう、ありきたりなバージョンではなく、1種類ずつ小鉢に入っておりました。 よく覚えてないんっすが、白身魚はバジルで洋風になっていたり、イカには卵黄が掛かっていたり。 アワビの刺身もあって、しかも肝ソースが掛かっていて、アワビが嫌いで、特に肝が嫌いな僕としては、余計なことをしてくれた感が半端なかったりしたんっすが、食べてみたらそんなに肝もキモくはなかったので、よかったな…と。 で、続いて、
焚合♪

 「焚合」。 “虎魚煮付” っすか。 虎魚って何かと思ったら、オコゼ。 で、これ、個人的にはハズレでした。 煮魚そのものがそんなに好きではないし、オコゼくん、ヒレの部分がウザ過ぎだし、身のほうも小骨が多過ぎぃ…。 虎魚(とらうお)がトラウマになるレベルの食いにくさだったんっすが、魚の煮付けは魚の煮付けで、そういうジャンルを盛り込むのはやむを得ないとして、せめて食材を 「骨なしチキン」 にしてくれれば…。 それって言うほど、魚か? そう言われると、ちょっと違う気もするんっすが、じゃ、「骨なしシーチキンの煮付」 で。 で、続いては「台の物」 。 これはチョイスメニューになっていたんっすが、 “和牛ステーキ” 、もしくは “みすきがれい一夜干し” 。 は? 選択肢が畜肉系 VS 魚貝類なのは分かります。 そうあるべきだと思います。 が、和牛の対戦相手が、カレイ? は? 好き嫌いは別として、アワビなら釣り合いは取れるんっすが、よりによって、カレイ。 しかも干物とか、んなもん、朝飯に出て来そうなレベル。 勝負になりません。 お話にもなりません。 選択するまでもありません。 肉や肉、牛肉、持ってこ−い!

台の物♪

 持って来ました。 うわっ、肉、少なっ! ま、よくよく考えたら、カレイの一夜干しと釣り合うレベルの肉っすからね。 こんなもんっすかぁ…。 でもまあ、2切れしかないのかと思ったら、3切れはあったし、味そのものはめっちゃ美味しかったし、意外にも付け合わせの野菜がけっこうイケたりして、ま、肉を食い過ぎて気持ち悪くなるよりは、ちょっと物足りないくらいのほうが、いっかぁ…と。 この後、まだ 「揚物」 が出てくるワケだし。

揚物♪

  で、出ました。 “かますアーモンド揚げ” っすか。 魚貝類の類いはあまり好きではないんっすが、揚げてあれば普通に美味しいし、栗を揚げたのも珍しいし、季節感もあって、よかったな♪ …と。 で、続いて、


留椀と御飯♪

 「留椀と御飯」 のセット。 御飯は “鯛飯” でありますかぁ。 愛媛の鯛飯には2種類あって、宇和島風が鯛の刺身を御飯の上に乗せたもの、松山風が鯛の身を炊き込み御飯にしたもの。 そこまでは知識として持ち合わせていたんっすが、実はもう1種類あるんだそうで。 松山風の鯛飯が、鯛の身を炊き込み御飯にしたもの(醤油味)であるのに対して、どっかの鯛飯は、鯛の身を炊き込み御飯にしたもの (塩味) なんだそうで。 個人的には宇和島風が好みなんっすが、今回出されたのは、 “第3の鯛飯” でありました。 鯛の身を炊き込み御飯にしたもの (塩味) かぁ…。 あまりソソられるものがなかったんっすが、食べてみたら普通に美味しかったので、よかったっす。 で、最後のデザートは、

果物♪

 「果物」 かぁ。 個人的にはアイスとか、シャーベットとか、杏仁豆腐とか、ゼリーとか、プリンとか、ケーキとかのほうが嬉しいんっすが、 “静岡産マスクメロン” 。 まったく地元っぽくはないんっすが、普通に美味しかったし、梨と無花果 (いちじく) も季節感があるし、ま、いっかぁ…と。 んなことで、夕食は以上っす。 量が多過ぎて、食べ過ぎて、気持ち悪くなることもなかったし、基本、悪くなかったな♪ …と。

 で、部屋に戻って、リビングのソファーに寝転がってCDを聞いたりして、で、せっかくなので部屋の風呂にも入ってみることにしました。 温泉らしいんっすが、自分で湯を溜めなければならないし、適度に水を混ぜて自分で温度を調整しなければならないし、ちょっと面倒なんっすが、檜の湯船は大きくて、ゆったりと足を伸ばして入ることが出来るし、窓を開けて外気を導入することも出来るので、半露天風呂…とまではいかないものの、20%露天風呂くらいの気分は味わえるのではなかろうかと。 ちなみに窓の向こうには、庭を挟んで、どどーんと本館の建物が聳えているので、露天に出来なかったのも、やむを得ないかな…と。 でもまあ、手洗い 兼 風呂場のスペースが、下手したら 0.95クアシン相当くらいの広さはあるかも知れず、リッチな感じで、よかったっす。

【朝 風 呂】

 で、翌朝。 大浴場に行ってみました。 檜湯か御影湯。 どちらかが、どちらかに替わっておりました。 で、あ、そうそう。 ここの大浴場、バスタオルと普通のタオルがセットになった奴がビニール袋に入っていて、入口のところに積まれているんっすよね。 衛生的だし、わざわざ部屋からタオルを持っていかなくてもいいし、ベタベタの中古タオルを持ち帰らなくてもいいし、いいな♪ …と。 風呂そのものは、あまり記憶になかったりするんっすが、朝夕で男女が入れ替えになるので、どちらにも入れるし、悪くなかったな♪ …っと。 そういうアレだったのではなかったかと。

【朝  食】

 で、続いては朝食。 夕食と同じ会場ではなかったかと。 で、中身は、

 

朝食♪
 右側の真ん中の上に見えているのは 「手造り豆腐」 。 その下に見切れているのは、生野菜のサラダ。 あとは魚の干物だとか、だし巻き卵だとか、ザ・正しい日本の旅館の朝食という感じでありましたな。 あ、もしかしたら、イカの刺身とかもあったかも? で、みかんジュースの向こうに見えている海苔は 「ふなや」 のオリジナルパッケージでありますな。 何で、魚の絵が? …と思ったら、 「ふなや」 って 「船屋」 じゃなくて、 「鮒屋」だったんっすな。 おお! 帰る間際になって、新たな発見が!

【旅 立 ち】

 んなことで、チェックアウトして、おしまい。

【総合評価】

 立地はいいし、高い部屋に泊まればリッチ感が味わえるし、接客も問題なかったし、風呂は普通によかったような気がするし、夕食は煮魚以外はよかったし、朝食も無難だったし、お庭も散策できるし、御手洗川が流れているので手も洗い放題だし、オコゼさえ殲滅してくれれば、また泊まってもいいかと思うんっすが、でもまあ、今度は 「道後御湯」 のほうに泊まってみたい気もするし、いずれにしろ、どちらもお高いので、そうそう簡単には泊まれないし、5年くらい後、永年勤続35年で社長の哲(てつ)クンから旅行券を貰わないと無理かもしれないし、35年は半端だから、何もくれないかもしれないし、うわぁぁぁ、哲(てつ)…。 新型コロナウィルスの影響で松山城に行けなかったし、道後温泉本館の中にも入れなかったし、またいつか、きっと。


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