山荘 神和苑

【所 在 地】 大分県・別府市鉄輪温泉

【宿 泊 日】 令和 3 年04月10日(土)

【オフィシャルサイト】 http://www.kannawaen.jp/sora

【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/158425/

【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad399808/

【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00002390/

【るるぶトラベル】 −−−

【近畿日本ツーリスト】 −−−

【交  通】

    : 大分自動車道・別府ICより5分
  鉄道 : JR日豊本線・別府駅よりバス、鉄輪または鉄輪口より徒歩5分、海地獄前より徒歩2分
  送迎 : あり (予約制)

 
 いわゆる 別府八湯 のうち、 “鉄輪温泉” と呼ばれるエリア。 “てつりん” じゃなくて、“かんなわ” 。 よって、お宿の名前も “神和苑 (かんなわえん)” と読みます。 別府駅からは離れているので、バスに乗らなければならないんっすが、便数は多いので、問題なし。 別府には亀の井バス大分バスの2社が乗り入れていて、ちょっとややこしいんっすが、困ったり、迷ったりした時は、 これ 。 べっぷぅ〜に。 変な名前なんっすが、 べっぷ簡単バスガイド とか、分かりやすくて、いいっすな。 最寄りのバス停として、鉄輪もしくは鉄輪口と書かれていることが多いんっすが、最も最寄りなのは海地獄前。 地獄巡りの拠点としては、最適の立地ということになろうかと。 で、送迎。 事前に予約しておけば、別府駅まで送迎してくれるみたいっす。 ただ、今回、僕が利用したのは

  ■特別セール■通常価格から★最大30%OFF★

 そういうアレだったりして、※こちらのプランは無料送迎がついておりません。お客様ご自身で当苑までお越しくださいませ。 そう、明記されておりました。 特別にお安いプランだから、差別されちゃうんっすな。 別に、バスを使うから、いいし! …とか思っていたら、前日に携帯に電話が掛かって来て、 「送迎は、どうなさいますか?」 何か、プランの立案者と意思の疎通が取れてないっぽいんすが、差別する意識はなかったようで、よかったな…と。 ま、端からバスで行くつもりだったので、丁重にお断りさせて貰ったんっすけど。

【地  図】  アクセス

 地図に関しては、オフシャルサイトを参照。 最寄りのバス停が海地獄前であることからも分かるように、海地獄のすぐ近くだったりします。 正確に言うと、海地獄よりも山地獄のほうが、更に近かったりするんっすが、この地獄は諸般の事情から、地獄組合から脱退しちゃったみたいなんっすよね。 共通券が使えなくて、今回、ここはパスさせて頂いたので、ま、海地獄のすぐ近く。 そのような認識でいいのではなかろうかと。 その付近をウロウロしていると、いきなり、

門だもーん♪

 こんな門が出てくるんっすが、この門をくぐって、坂道をグングンと上った先に、宿が見えてきます。 車の場合も、この門をくぐって、坂道をグングンと上っていくことになるようっすが、その先の駐車場はというと、

【駐 車 場】 収容台数不明・無料 (部屋数:50室 )

 スペックは不明。 ま、広大な敷地を有している宿っぽいので、恐らく、余裕でありましょう。

【あらすじ】

 何となく、別府にでも行ってみるぅ? そんな気になったので、行ってみることにしました。 で、1日目は何となく由布院に泊まることにして、 ここ をチョイス。 で、2日目は、どうしようかな? …と。 土曜日のお一人様で泊まれるところとなると、数が限られてきて、部屋、風呂、飯、眺望、立地、高級感。 その、すべてを満たす宿が、なかなか見つからないんっすよね。 会社の永年勤続表彰で貰ったJTBの旅行券がしこたまあって、1泊目はそれを利用することにしたんっすが、これが使える宿となると、更に候補が絞られてしまうので、2泊目は自腹で何とかするとして。 が、それでも別府にはこれといった宿が見当たらなくて、2泊目も由布院にしちゃおうか? …とか思っていたら、1週間前になって、急遽、各予約サイトの “泊まれる宿” のリストの中に 「山荘 神和苑」 の名前が。 おおっ! キャンセルでも出たのかと思ったんっすが、色んなタイプの部屋に空きがあったので、これはアレっすかね? 休前日のお一人様はお断りする方針だったのが、直前になっても部屋が埋まらなくて、背に腹は変えられなくて、開放したっぽい? 賢明な判断でありますな。 んーと、部屋、風呂、飯、眺望、立地、高級感。 これらを満たす宿、及びプランであることを検証しなければなりませんが、

【料  金】 52,800円 (消費税・サービス料込) 特別セール★最大30%OFF★ 『鉄板焼き 豊後コース』プラン 『宙』 和洋室・露天風呂付 1泊・2食付

 まずは、お部屋。 和洋室・露天風呂付。 おおっ、完璧やん! で、風呂。 お部屋に露天風呂が付いているし、それ以外に大浴場もあるみたいだし、無論、温泉だろうし。 ちなみにここ、かつては “青湯” の温泉で有名だったところっすよね。 えーと、 これ 。 おお、凄ぇぇぇぇ! 青ぇぇぇぇ! これが書かれたのが 2010年10月でありますか。 他のところには、2009年頃から温泉が出なくなり一時的に休業。 その後、開業と休業を繰り返し、うんぬん。 そんなことが書かれていたんっすが、2010年10月の時点では、復活していたみたいっすな。 が、この源泉も今ではすっかり枯れてしまったようで、どこを見ても “青” という文字は出て来ません。 青い湯が出なくなり代掘したところ違う源泉に当たってしまい、うんぬん。 ま、それでも温泉には違いないっすからね。 海地獄のすぐ近くなんだから、もうちょっと頑張れば、何とかなりそうな気もするんっすが、で、飯。 『鉄板焼きコース』 っすかぁ。 鉄板の向こうにシェフがいて、目の前で焼いてくれる。 そんな方式みたいなんっすが、これはアレっすよね。 シェフとの会話を楽しみながら。 そういうコンセプトのアレっすよね。 極度のコミュ障である僕には、あまりにもハードルが高過ぎるので、今まで、こういうタイプの夕食のプランは避けていたんっすが、果たして、どうしたものかと。 鉄板焼きではない、普通の日本料理のコースもあったんっすが、特別セールのプランだと、かなりショぼくなちゃいそうな予感が。 鉄板焼きのほうも、 ※ 通常よりもカジュアルなお食事になっております とのことなんっすが、とりあえず 「国産黒毛和牛のステーキ」 は、焼いて貰えるみたいだし、居心地の悪さだけ、耐え忍べばいいんっすよね? で、眺望。 『 宙(そら)』 という 2019年3月16日にオープンした新館は敷地内でも高台のほうに建っていて、眼下に望む母なる別府湾の凪に身を委ねながら、 少しだけ空 に近いこの場所でしか味わうことのできない至極の休息を。 そんなことが書かれていたりします。 で、立地。 海地獄のすぐ近く。 地獄巡りには最適。 部屋、風呂、飯、眺望、立地。 ここまでは完璧っすよね。 で、最後に残された、高級感。 52,800円ですぜ? 特別セール★最大30%OFF★で、このお値段ですぜ? 最大…なので、どれだけOFFされた結果が、このお値段なのかは分かりませんが、52,800円。 これで、高級感がないワケないやろ? …と。 うーん、自腹で泊まる宿の中では、過去・最高値でありますなぁ…。

 僕はわりと小金を貯め込んでいるので、宿に使う金には糸目を付けません。 イトメン にも、糸目を付けません。 ま、チャンポンめんとか、5食×2袋で 643円 (税込)  とかなので、糸目を付けなくても、損失はさほどでもないんっすが、宿の場合、ピンからキリまで、ぴんからトリオ状態。 1泊10万円以上とか、平気でありますからね。 特に、お一人様の場合は、どうしても割高になってしまいます。 糸目を付けないと言いつつ、自腹を切る場合は1泊4万円未満。 そんな上限を設けていたんっすが、52,800円。 うーん…。 あ、でも、1泊4万円未満ということは、2泊8万円未満っすからね。 今回、1泊目は旅行券の利用でタダみたいなものだから、2泊で 52,800円。 1泊換算で 26,400円。 余裕やん!

【フロント】

 例の門をくぐって、坂道をズンズンと上っていくと、建物の前に何人もの黒服の兄ちゃんが立っておりました。 今回、予約した 『 宙 (そら) 』 という別館は、高台に建っているので、そこまで車で送ってくれる。 そんな話を宿泊記で読んで、ちょっと面倒やな…。 そんなふうに思っていたんっすが、普通に徒歩+エレベーターでも行けるようで、今回はそちらでの案内でありました。 で、別館のほうのロビーで、お座りした状態で、台湾茶だか、中国茶だかを飲みながら、チェックインの手続き。 お茶菓子があったのか、無かったのか、既に記憶が薄れつつあるんっすが、担当してくれたのは台湾だか、中国だかっぽい感じのギャルでありました。 夕食の時間は、どうするアルか? 朝食の時間は、どうするアルか? そんな問いかけに続いて、明日の送迎はどうするアルか? え、送迎、あるアルか? ※こちらのプランは無料送迎がついておりません。お客様ご自身で当苑までお越しくださいませ。 そういう話だったので、さばクン自身で当苑までお越しして、さばクン自身で当苑から立ち去る心づもりだったんっすが、お願い出来るものであれば、お願いしない手はないっすよね。 どうせ次の日は、ただひたすら帰るだけの予定だったので、別府駅まで送って頂けると、助かるな…っと。 で、台湾だか、中国だかっぽい感じのギャルだったか、それとはまた別のギャルだったかに案内されて、自分のお部屋に移動〜。

【部屋・設備】

 で、案内されたお部屋は、こんな感じ。

和洋室 (洋の部)♪ 和洋室 (和の部)♪

 おお、広い。 めっちゃ広い。 うぉぉぉぉぉぉ♪ で、和洋室。 いいっすよね、和洋。 少なくとも、大泉洋よりはソソられるものがあるんっすが、寝るのは布団よりもベッドのほうが、いいな…と。 いや、寝ることに関しては、布団でもまったく問題はないんっすが、和室だとオッサンが布団を敷きにきたりしますよね。 その様子を部屋の隅っこで見守らなければならないっすが、間の持てなさ、微妙な空気感が何とも言えず、 苦痛…。 オッサンが入り込まない分、洋室のほうがお気楽だったりするんっすが、起きている時間は断然、和室のほうが寛げるんっすよね。 やっぱ、畳の上でゴロゴロしたいし。 合理的な洋室の洋 (ヒロシ) か、 寛げる和室の寛(ひろし)か。 熟慮を重ねた結果、

  畳の上でゴロゴロ 数時間 > オッサン 数分

 オッサンさえ部屋から出て行ってくれれば大丈夫なので、やっぱ、和室かな。 そんな結論に至るんっすが、シングルとかツインの部屋だと何だか出張に来たみたいで、旅行気分が薄れちゃったりするし。 特に温泉旅館の場合、断然 「和室」 だと思うんっすが、選択肢に和洋室というのがあれば悩まなくて済むので、いいっすよね。 ゴロゴロは和室、寝るのは洋室、便所は洋式。 それがベストな組み合わせではなかろうかと。 いや、部屋に和式便所がある旅館とか、さすがにレアだと思うんっすけど。 で、今回、理想の和洋室だったんっすが、 “洋の部” にある大きなソファーの座り心地がよ過ぎて、ずーっとここに座っていて、結局のところ “和の部” は、まったく使用しませんでした。

洗面所♪

 で、洗面所はこんな感じ。 僕は洗面所に関しては、とりあえず面 (ツラ) を洗うことが出来れば、いいやぁ。 そういうスタンスなので、軽く流して、で、奥に見えている扉を開けると、

内風呂♪

 内風呂〜♪ 割とゆったりしているし、何より、自分で蛇口をひねってお湯をためなくても、常に天然の温泉が源泉掛け流されていて、おおおぉぉぉぉぉ! で、一方、畳敷きの連絡通路と化した “和室” を突っ切って、奥の窓を開けると、

テラス&露天風呂♪


 テラスっす。 おお、海が見えるぅぅぅ、高崎山が見えるぅぅぅ、うぉぉぉぉぉぉ! この眺望が楽しみで、この 『 宙(そら)』 という 新館を選んだんっすよね。

テラスから見えるテラ絶景 (海方向)♪ テラスから見えるテラ絶景 (鉄輪方向)♪ テラスから見えるテラ絶景 (山方向)♪

 手すりの上半分がスケルトンで透けとるんなので、テラスに置かれた椅子に座った状態でも景色を愛でることが出来るんっすが、左側が海っ! 真ん中が鉄輪の町並みっ! 右側には、鶴見岳っ! あちこちから湯煙が立ち上り、まさしく、別府っ! …でありますな。 で、先ほど書くのを忘れてましたが、上のほうのテラスの写真の白い隔壁の手前に見えている何やら仕切りで囲まれた部分。 ここが実は部屋付きの露天風呂だったりします。 楽しみにしていたんっすが、ぶっちゃけ、ちょっと微妙。 外から覗かれないように手すりの部分はスケルトンでなく、透けとらん。 ベランダから覗かれないように、横にも透けとらん仕切りがあるし、反対側は壁だし、開放感が今ひとつ。 うーん…。 で、これ、どこから入るのかと思ったら、内風呂の窓を開けて、 「よっこいしょういち」 と仕切りをまたいで、外に脱出するような感じでアプローチするという。 テラスのほうから、仕切りの隙間を通って行けないこともなさそうなんっすが、そっちのほうは手すりがスケルトンで透けとるんなので、このスペースをフリチンで移動するのは、かなり勇気がいるような? そういえば、この部屋の注意点として、 (※露天風呂入浴の際、一部階段を使用します) と書かれていたんっすが、なるほど、そういうことでありましたかぁ。 期待の露天風呂が、思ってたよりちょっとアレだったんっすが、で、続いて冷蔵庫の中身をチェックしたところ、ん?

ウェルカム・フルーツ♪
 ウェルカム・フルーツがぁぁぁぁぁ♪ うぉぉぉぉぉぉぉ! これは嬉しいっす。 少なくとも 「黒胡椒入り しいたけ茶」 よりはソソられるものがあります。 しいたけ茶とか、虐げられているとしか思えなかったりしますからね。 あと、普通にお茶菓子の類いもあったような気がするんっすが、あまり記憶にはなくて、とまあそんなことで、お部屋に関しては、以上っす。

【風  呂】

 で、続いて、風呂。 この巨大な旅館には、いくつか大浴場があるみたいなんっすが、えーと、 これ 。 が、これは新館ではないほうの風呂っすよね。 『 宙(そら)』 にお泊まりのお客様は、 ここ を利用しろ。 そんなことが書かれていたような? 本館のほうの風呂には入らせて貰えないんっすかね? ま、移動が面倒なので、入らせて貰えたとしても、わざわざ入りに行く気はなかったりするんっすが、 「宙」 専用大浴場・鳳乃湯のほうですら、鳳啓助でしたからね。 いや、啓助はどうでもいいんっすが、ここに移動するのですら、ちょっと面倒でしたからね。 フロントの前を通って、一度外にでて、別棟に行かなければアカン感じ。 部屋に用意されていた下駄みたいなヤツは、めっちゃ履き心地が悪いし、うーん…。 で、そんな苦労の末に辿り着いた鳳啓助の湯はというと、ま、悪くはなかったっす。 広々としているし、露天風呂からの眺めはいいし。 が、眺めに関しては、部屋のテラスから見るのと大差ないし、お湯そのものも素人の僕からすると、無色透明で特徴がなくて、ごくごく普通の湯のような? 昔の青湯ならともかく、ま、1回入っておけば、いいかな? …と。

 

 んなことで、続いては部屋の風呂。 こちらのほうは、悪くなかったっす。 内湯はそれなりに広いし、窓を開けてやれば、けっこう開放感があるし。 で、その外の露天風呂も、ま、悪くはないっすな。 左横が壁で、右横が仕切りで、目の前が透けとらん手すりとは言え、頭の上は開けているので、 「窓を開けてやれば、けっこう開放感がある内湯」 より、更に開放感があるな…と。 で、何より、のぼせないのがいいっすよね。 頭寒足熱っすよね。 ちなみに湯の温度は、内湯に比べると、かなり ぬるめ。 温度を高くする “すべ” があるのかも知れませんが、よく分からん。 でもまあ、いっかぁ…と。

【夕  食】

 で、続いては夕食っす。 が、ここから先は、地味っす。 写真が1枚もありません。 シェフが目の前で焼いてくれる鉄板焼きかぁ。 バシバシと写真を撮れそうな雰囲気ではなさそう。 そう察して、カメラを持っていかなかったんっすよね。 が、写真がないと、思い出が蘇ってこなかったりするので、中身のほうも薄っぺらいレポになるのではなかろうかと。 ちなみに、今回の僕のプランは 「豊後コース」 という特別なプラン。 特別に豪華なのではなく、特別に、貧民向けにお値段の安いコースを設定してくださったみたいなんっすが、その中身はというと、

  ◇豊後コース・お品書き一例◇

  [食前酒] 自家製酒
  [前 菜]本日の前菜
  [スープ]本日のスープ
  [海 鮮]本日の海鮮料理
  [焼き野菜]大分県産キノコのソテー
  [メイン]国産黒毛和牛のステーキ
  [御食事]白御飯 お味噌汁 香の物
  [甘 味]自家製デザート

※通常よりもカジュアルなお食事になっております。下記別注も承っております。(下記別注略)

 いや、十分やん。 貧民向けというので、牛肉の替わりに豚肉とか、鶏肉とか、竹輪とかだったりするのかと思ったら、国産黒毛和牛のステーキ。 何の問題もないっすよね。 ちなみに、鉄板焼き意外に懐石料理っぽいコースもあったんっすが、そちらのほうは

  ◇豊後御前・お品書き一例◇
  壱の膳:胡麻豆腐/旬のお造りの二種盛
  弐の膳:旬の焼肴と季節の肴七種盛り/汲みあげ湯葉/黒毛和牛煮込み/季節の和えもの
  参の膳:海老と季節野菜の天婦羅/お食事 無農薬米/香物 三種盛り/赤出汁/季節の水菓子

 何か、地味。 いや、これでもちょっとはマシになったみたいなんっすけどね。 僕が見た時は 「黒毛和牛煮込み」 や 「海老の天麩羅」 なんか、なかったし。 さすがにこれではちょっと寂しい気がしたので、 「シェフとの会話」 などという、シャイで、無口で、人見知りで、極度のコミュ障で、陰の極みである僕には高過ぎるハードルが待ち構えているにも関わらず、鉄板焼きのコースを選んだんっすよね。 で、予約した時間に行ってみると、鉄板焼きのカウンターは2箇所ほどあるようで、そのうちのひとつの “コの字” のカウンターの短辺のほうの席に座らされました。 他の席は後から来た若い父・若い母・幼女A・幼女B・クソガキという5人家族に占拠されて、うわぁぁぁぁぁ…。 完全、アウェイ状態やんけ! あ、クソガキと言っても別段、騒ぐワケではなく、普通によい子だったりしたんっすが、男の子供とか、ぜんぜん興味がなかったりするので、評価が厳しくなるのは仕方がないかな…と。 で、幼女Aと幼女Bは、浴衣姿が可愛いっ♪ 僕のほうが先に席に着いていたので、一家団欒の場に割り込んできた、空気の読めない変質者みたいにならなかったのは幸いなんっすが、で、料理の中身はどうだったのかというと、先述の通り、写真はないし、あまり覚えてもいないし。 本日の前菜、本日のスープ、本日の海鮮料理、大分県産キノコのソテー、どんなのだったか…。 キノコのソテーは別段、キノコをフィーチャーしたワケではなく、普通に野菜なんかも焼かれていたような? で、普通に美味しかったような? で、海鮮料理のほうは、何らかの海鮮を鉄板で焼いたものだったと思うんっすが、 「ソースが美味しいので、残さずに食べて下さいね。」 「 ・・・ 。」 そのような会話がシェフとの間に交わされたような? いや、僕は一言も発せず、ただ黙って頷いただけなので、 “会話” とは言えないかも知れませんが、とにかく、そのようなお達しが。 で、その “美味しいソース” というのが、ちょっとアレだったんっすが、あ、これはアレや。 海老味噌とかを使ったヤツや。 何か、シェフがそんなことを言ってた気がするんっすが、僕の苦手なヤツや…。 出来ることならソースは残して食べないでおきたかったんっすが、シェフの手前、完全に拒絶するワケにもいかず、うーん…。 あ、ちなみに家族連れのほうは “特別” ではない通常のコースみたいだったんっすが、僕のコースに伊勢エビがまるまる1匹追加される感じでありました。 僕は天麩羅とフライ以外の海老はあまり好きではないので、追加されなくても、無問題。 むしろ、余計なものが出てこなくてラッキーだったんっすが、 「味噌まで、しっかり食べて下さいね!」 とか言われてましたからね。 で、国産黒毛和牛のステーキは、美味ちい♪ 文句なしに、美味しい♪ で、締めのデザートも、わりと凝ったものが出されたように記憶しているし、 “美味しいソース” 以外は何の問題もなくて、よかったな♪ …っと。


 で、部屋に戻って、その後、次の日の朝食まで、ずっと部屋の中に籠もっておりました。 本館のほうには庭だとか、能舞台とかがあったみたいなんっすが、そこまで移動するのが面倒なので、ま、いっかぁ…と。 テラスから下界を眺めて、あの辺が能舞台かなぁ? …と。 景色に釣られて 『 宙(そら)』 のほうを選んで、実際、眺めはよかったので問題はなかったんっすが、山の上に隔絶された感じになっちゃうのは、良し悪しかなぁ…と。 ま、

テラスからのテラ絶景 (夜バージョン)♪
 夜景がめっちゃ綺麗だったので、別にいいんっすけど。 とりあえず、部屋の内風呂と露天風呂に出来るだけ入って、元を取ることにして、で、翌朝。

テラスからのテラ絶景 (朝バージョン・その1)♪ テラスからのテラ絶景 (朝バージョン・その2)♪ テラスからのテラ絶景 (朝バージョン・その3)♪

 とにかく、眺めだけは抜群です。 テラスからのテラ絶景♪ 期待していた “海から上る朝日” は方角が悪くてアカンかったんっすが、ル〜ルルルル〜ル〜、今日もいい天気〜♪ 

【朝 風 呂】

 で、朝風呂。 面倒なので、大浴場はパスしました。 男女で入れ替えもないみたいだし、もし入れ替えがあったとしても、鳳啓助の湯が、京唄子の湯になるだけだし。 で、その分、部屋の内風呂と露天風呂に入って、元を取って。 露天風呂のほうは朝になって、更に湯の温度が低くなっていたんっすが、もはや、温まるのが困難なレベル。 さすがに温度を高くする、何らかの “すべ” があるんだと思うんっすが、とりあえず温まるのは内湯のほうに任せて、露天のほうは、火照った体を冷ます用途に使うことにしようかと。 サウナと水風呂の関係みたいなものだと思えば、ま、許せるかな? …と。

【朝  食】

 で、続いては朝食。 こちらも写真はありません。 会場は鉄板焼きの店ではなく、目の前でシェフが目玉焼きを焼いてくれたりするワケではないので、普通に写真を撮れる状況だったんっすが、夜は撮らなかったので、朝もいいかぁ…と。 が、何らかの資料がないと中身を思出せないので、他人様のブログか何かを当てにしようと思うんっすが、んーと、 これ。 おお、これ。 そうそう。 こんな木の箱に入ってました。 お食事処は、ちょっと雰囲気が違う気がするんっすが、これはおそらく本館のほうではなかろうかと。 『 宙(そら)』 の朝食会場は、もうちょっとテーブルの色が明るい感じだったのではなかろうかと。 出される中身はおそらく共通だと思うんっすが、オレンジジュースのようなものと、牛乳のようなものと、謎の半透明な液体が見えておりますな。 これはおそらく、オレンジジュースのようなものと、牛乳のようなものだったと思うんっすが、で、謎の半透明な液体はカボスの果汁。 これを牛乳のようなものに入れると、トロトロのヨーグルトみたいになるよ♪ そういう趣向だったと思うんっすが、こういうのは楽しいし、美味しいし、大分ぽいしで、いいな♪ …と。 やっぱ、郷土っぽさは重要っすよね。 おかずのほうにはさほど、郷土っぽさは感じられず、オーソドックスな和食の朝食。 そんな感じだったかと思うんっすが、美味しかったから、よかったな♪ …と。

【旅 立 ち】

 チェックアウトする前に、もう一度、部屋の内湯に浸かって温まって、露天に出て冷めて、再度、内湯に浸かって温まり直して、十分に元を取ったところで、おしまい。 宿泊料金はネット予約のカード払いなんっすが、夕食の時に頼んだお酒と、入湯税は現金で精算。 「宿泊料金が5万円を超えてますので…」 と言われて、入湯税を500円徴収されて、ちょっとビビりました。 そんなお高い宿に泊まってたんか! 改めて、散財の大きさを思い知らされて、はえ〜。 で、駅までの送迎でありますが、自前で送迎車を出すのではなく、タクシーを呼んでくれてました。 めっちゃ裏道っぽい道を走って下山したんっすが、そういう闇のルートもあるんっすな。 で、このタクシー、もしかして、呼んでくれただけで、料金は自分で払わされるとか? そんな不安で道中はドキドキだったんっすが、さすがにそんなことはなく、タダだったので、よかったな♪ …と。 んなことで、以上っす。

【総合評価】

 立地は抜群。 で、リッチ感を味わえる広い部屋の造りと、ウェルカムフルーツは、よかったな♪ …と。 部屋の露天風呂はちょっと微妙だったんっすが、内風呂がいい感じなので、特に問題なし。 予算と趣向に併せて本館・新館、いろいろ選べるし、料理も予算と好みに合わせてプランを選択出来るのが、いいな♪ …と。 サービス・接客に関しては、至れり尽くせり…というより、基本、放置プレイな感じなんっすが、そのほうがお気楽という人もいるだろうし、総合的に見て、ま、悪くはなかったな…と。 が、ぶっちゃけ、入湯税を500円取られるだけの価値はあるか? …と言われると、疑問。 特にお一人様でのお泊まりも場合、かなり割高なような? 超高級旅館にお一人様で泊めて貰えるだけ、ありがたく思え。 そういうアレなのかも知れませんが、これで39,500円 (税抜) くらいなら、満足感は高かったんでしょうけどね。 青湯ではなくなってしまったし。 すぐお隣の海地獄から、湯を分けて貰うワケにはいかんのっすかね? で、今見たら、同じ部屋の同じような鉄板焼きのプランが土曜日のお一人様で 37,000円 (税込) になっていたりして、それならぜんぜん問題はなくて、何か、むかつくぅぅぅ。 勝手に値下げすんな! そう、強く要望しておいて、おしまい。


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