和歌山マリーナシティホテル

【所 在 地】 和歌山県・和歌山市

【宿 泊 日】 平成30年01月03日(水)

【オフィシャルサイト】 http://www.marinacity.com/hotel/

【楽天トラベル】 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/15404/

【じ ゃ ら ん】 https://www.jalan.net/yad376923/

【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00000639/

【るるぶトラベル】  https://rurubu.travel/A08/30/3001/300103/3020110/6419009/

【近畿日本ツーリスト】 http://yado.knt.co.jp/st/4164/

【交  通】

    : 阪和自動車道・海南ICより10分
  鉄道
   (1)JR紀勢本線(阪和線・和歌山線)・ 和歌山駅 から 和歌山バス で 「わかやま館前バス亭」 まで → 徒歩1分
   (2)南海本線・ 和歌山市駅 から 和歌山バス で 「わかやま館前バス亭」 まで → 徒歩1分
  送迎 : なし

 今年のセンバツ高校野球の決勝は “大阪 VS 和歌山” でありましたな。 隣県対決。 もし、準決勝で三重高校が大阪桐蔭に勝っていたら、 “三重 VS 和歌山” で、やはり隣県対決になるところでしたが、ぶっちゃけ、隣県意識はほとんどなかったりします。 僕の住んでいる桑名から愛知の県境までは車で10分くらい、岐阜の県境までも、同じく車で10分くらいで、超お手軽に県外に脱出可能なんっすが、一方、和歌山の県境までは車で3時間くらい。 遠いやんけ! 三重県と接しているのは新宮あたりになろうかと思うんっすが、和歌山市のほうだと大阪経由ということになるので、これはもう、隣県ではないな…と。 隣県でないからといって、陰険なイメージがあるわけではないので、一度、行ってみるにヤブサカではないかな? …と。 そんな気がしないでもないので、行ってみることにしました。 公共交通機関の場合、JRの和歌山駅か、もしくは海南駅まで行って、そこからバスということになります。 どちらも特急 「くろしお」 が停まるので、大阪方面からのアクセスは良好。 南海で和歌山市駅まで行って、そこからバスというルートもありますな。 和歌山駅がJRで、和歌山市駅が南海なんだよね。 …と思っていたら、南海の和歌山市駅のほうにも地味にJRが乗り入れていて、ちょっぴり難解な状況だったりするんっすが、ま、乗り入れてないと言っても、大勢に影響はないな…と。 そんなレベルの乗り入れ具合だったりして、で、和歌山駅もしくは和歌山市駅 VS 海南駅。 どちらのほうが近いのかというと、断然、海南駅。 バスで15分くらいっすかね? 和歌山駅もしくは和歌山市駅からだと50分くらい掛かります。 海南市にあるものだとばかり思っていたくらい、こっちのルートのほうが楽そうに思えるんっすが、バスの便が地味に少なかったりするので、要注意。 で、降りるバス停としては、 「マリーナシティ前」 ではなくて、その手前の 「わかやま館前」 が最寄りとなります。 「わー、かやま」 と言えば、わー、加山雄三の船、燃えてらぁ。 そんな状況になっちゃいましたなぁ。 加山雄三は僕の青春そのものだっただけに、残念無念。 どのように僕の青春そのものだったのかというと、長島スパーランドのジャンボ海水プール。 そこで僕は監視員のアルバイトをしていたんっすが、夕方、あたりが黄昏れた頃に、毎日のようにBGMで流れていたんっすよね、加山雄三ベスト。 おかげで、カラオケで歌えるくらい、無駄に覚えちまったやんけ!

【地  図】  アクセス

 地図に関しては、オフシャルサイトを参照。 あとはえーと…、特に書くことは無いっす。

【駐 車 場】 3500台・無料 (部屋数:99室 )

 ホテル以外に、遊園地だとか、温泉だとか、マグロ屋さんとか、いろいろあって、それら諸々を合わせて、3,500台分のスペースが確保されている模様っす。 よって、ま、なんとかなるでしょう。

【あらすじ】

 詳しくは ここ 参照。 マリーナシティに関しては、 こっちのほう が適切かと思いますが、ま、そんなことで、行ってきました。

【料  金】 32,800円 (消費税・サービス料込) 【豪華夕食を愉しむ】海のリゾートグルメ旅プラン 「和会席」 バルコニータイプ 1泊・2食付

 “飯の部” のほうは、大人の遊び心が躍るリストランテ (イタリア料理) 、もしくは、自然を慈しみながらいただく 「和」 の逸品 (和食) 。 この2つのレストランから選ぶ感じっすかね? で、それぞれ、旬を味わう、もしくは、豪華夕食を愉しむ。 その2パターンがあるので、各自の好み、もしくは予算上の都合などを踏まえて、好きなのを選べばいいんじゃね? …と。 一方、“部屋の部” のほうは、とっても甘いスイートを除けば、スタンダードルームか、バルコニータイプか。 和室が無いところが、温泉地の “なんちゃってホテル” とは一線を画した、リゾート地としての矜持を感じさせるんっすが、で、スタンダードルームというのはどういう部屋なのかと言えば、これはもう、普通。 一方、バルコニータイプのほうはというと、バルコニーの他に、オーシャンビューバスが付いちゃっております。 これはもう、絶対、こっちっしょ? バルコニーで渚を見ながら、松田聖子の 「渚のバルコニー」 を熱唱するしかないっしょ? で、“飯の部” のほうも、豪華夕食を愉しむしか無いっしょ? 旬とか、そんな筍 (タケノコ) みたいなのを味わってる場合じゃないっしょ? いや、今なら筍が旬なので、ちょっとくらいは味わってもいいかな? そんな気がしないでもないんっすが、泊まったのは正月だし。 で、和洋。 食い物そのものとしては、洋食のほうが好きだったりするかも知れませんが、フォークとナイフが苦手だし、お一人フレンチとか、お一人イタリアンとか、ちょっと浮いちゃいそうな気がするので、和食のほうがいいかな? …と。 とまあそんなこんなで、32,800円。 決してお安くはないんっすが、ま、いいっすよね、正月だし。

【フロント】

 宿の外観はこんな感じ。

宿の外観♪

 これは裏側から見たアレなんっすが、基本、黄色いっす。 で、背後にはリゾートマンションが林立しております。 バブルの遺産感が半端ねぇ! で、フロント。 応対してくれたのがお姉さんだったのか、オッサンだったのか、部屋まで案内してくれたのか、荷物は持ってくれたのか、詳しいことはすべて、忘れました。 しょうがないよね、前年度の話だし。 が、接客に関しては、まったく問題がなかったな。 むしろ、極めて優良であったな。 そんな記憶がない訳ではないので、おそらく、よかったのではなかろうかと。

【部屋・設備】

 で、お部屋の様子は、こちら。

お部屋の様子 (その1)♪ お部屋の様子 (その2)♪

 シンプルで、小綺麗で、それなりにヨーロピアンで、リゾートであるな…と。 で、 “売り” であるバルコニーはというと、

バルコニー♪

 エーゲ海っぽいな♪ …と。 で、楽しみにしていたオーシャンビューバスはというと、

オーシャンビューバス♪

 おー、オーシャンビュー♪ …というか、基本、マリーナが見える感じなんっすが、でもまあ、おっさんビューよりは、ぜんぜんマシっすよね。 いや、オッサンが見えることもあるんっすけどね。 周囲をうろうろ散歩してたりして。 で、これ、写真で見るより遙かに開放感があったりします。 パンツを脱いだ状態でこの空間に佇んでいると、エエんか? そんな罪悪感に駆られたりします。 明るい時間帯は露出癖がないと、カーテン全開はちょっと厳しいかも? 試しに外から覗いてみたら、まったく何も見えなかったので、風紀上、特に問題はないと思うんっすけどね。 スタンダードルームがどれくらい普通の部屋なのか知りませんが、こっちを選んで正解だったな♪ そんな満足感が得られて、何より。 で、部屋から見える景色はというと、

  夕食(ほぼ全景)♪ 天麩羅♪ 天麩羅♪

 いやあ、マリーナっすな♪ マリーナシティの方向 (写真・いちばん右参照) は、さほどマリーナっぽくないんっすが、目の前 (写真・真ん中参照) がマリーナ。 加山雄三の船が係留されていても不思議ではない雰囲気。 で、ここ、夕焼けが絶景♪ …らしいので、めっちゃ楽しみにしていたんっすが、この日はドン曇りで、さっぱり。 ま、こればかりは天候っすからね。 引田天功のイリュージョンを持ってしても、如何ともしがたいかと。

【風  呂】

 ホテル内に大浴場はなくて、歩いて5分くらいのところにある 「紀州黒潮温泉」 を利用することになります。 タダ券で何度でも入ることが出来るんっすが、面倒なので、夜に1回入っておけば、いっかぁ…と。 今回、ホテルで飯を食って、その後、イルミネーションを見に行って、その帰りに立ち寄ることにしたんっすが、かなり混んでおりましたな。 温泉そのものは立派で、文句の付けようがないように思えたんっすが、夜なので景色がぜんぜん見えなくて、さほど印象に残っておりません。 翌日、日帰りプランで利用した加太の旅館の風呂が、 ここ 参照で、開放感抜群で、露出狂スレスレで素晴らしかったので、そちらに全部もってかれた感はあるんっすが、ま、徒歩5分とは言え、立派な大浴場をタダで利用出来るのは嬉しいっすな。

【夕  食】

 順序は逆になりましたが “夕食の部”。 和食レストランっす。 お一人様でもさほど浮かなそうな端っこの席を用意してくれていて、有り難い限り。 で、御献立に関しては、 ここ 参照。 これの右側が “豪華夕食を愉しむ” で、左が “旬を味わう” 。 もしかしたら、写真をクリックすれば大きくなって見やすくなるかも知れませんが、安いほうのプランのメインは特選牛陶板焼き。 エエやん♪ 高いほうのプランなら、もっと高級で美味いものを食わせて貰えるに違いありませんが、えーと、焼物は、特選牛サーロイン炙りサラダ。 え、サラダ? いくら特選牛サーロインを炙っても、サラダでは肉の量が些少であるとしか思えなくて、何だか、ぜんぜん期待が持てなさそう…。 紀州くえ鍋。 これがメインなので、有り難く、くえを食え! そういう方針なんっすかね? 個人的にサカナは別にどうでもいいので、ちょっと、ガッカリ。 …と、ややテンションが上がらないまま、夕食の開始となった次第でありますが、まずはえーと、

お飲み物♪ 前菜♪


 お飲み物 (有料) と、前菜。 お飲み物は何を注文したんっすかね? 和歌山だけに梅酒的なものだったような? で、前菜。 このジャンルには珍味的なものが含まれていて、会席料理の中でも個人的にはハズレだったりすることが多いんっすが、今回は、えーと、黒豆とか、タコとか、カモ的なもの (?) とか、雪だるま餅とか。 普通に美味しかったような?

椀物♪ 造里♪

 で、 “椀物”。 白いはんぺんみたいなのは、帆立真丈かと。 エビ、カニ、魚の白身などをすりつぶしたものに、山芋や卵白、だし汁などを加えて味をつけ、蒸したり、ゆでたり、揚げたりして調理したもの。 それが “真丈” なんっすが、ホタテをすりつぶしたものに、山芋や卵白、だし汁などを加えて味をつけ、蒸したり。 そういったものであったと推測されます。 個人的にはエビを揚げたりして、エビフライにして貰ったほうが嬉しいんっすが、で、続いては “造里” 。 エビと、ウニと、何らかのサカナ。 そういったラインアップでありますな。 珍味が苦手な僕としてはウニとか、問題外。 食べる気すらしないんっすが、ある日、酔った勢いで、えーい! …と食ってみたら、意外と大丈夫。 というか、美味くね? そんな心境の変化に至ったりして、とまあそんなこんなで、次。

煮物♪

 “煮物” 。 ブリ大根っすかぁ。 ブリは嫌いではないんっすが、照り焼きが至高。 煮たのはあまり好きではなくて、しかも、大根と一緒に煮るとか、問題外。 大根がブリ臭くなるやんけ! …というので、あまりソソられるものはないんっすが、いざ食ってみたら、意外とイケました。 で、次。

焼物♪

 本日のメインディッシュ、特選牛サーロイン炙りサラダ、来たぁぁぁぁ♪ 前述の通り、あまり多くは期待していなかったんっすが、所詮はサラダだしぃ…。 が、これが大当たり。 特選牛サーロイン炙りは、思ってたよりも、そこそこ量があったし、適度に脂がのっていて、美味ぇぇぇぇ♪ 昼に大阪の帝国ホテルのカフェでビーフステーキを食ったんっすが、それよりもこっちのほうがイケました。 サラダ仕立てというのもお洒落だし、なかなかいい皿を使ったサラダだったし、高梨沙羅はケバくなってしまってアレなんっすが、さらさら、サラダを馬鹿にしてはアカンな。 そう思い知らされた逸品でありました。

揚げ物的なもの♪

 で、次。 くえ鍋。 “くえ” というのはとっても高級なお魚なんだそうっすが、食ってみたら、ま、普通の魚であるな…と。

食事♪

 で、食事。 梅鯛そぼろ御飯。 梅鯛というのは、梅の何かを食わせて育てた鯛らしいんっすが、別に梅の味がするワケでもないし、そんなにうめぇ鯛というワケでもないな…と。 個人的に、こういうサカナ系のそぼろって、あまり好きではなくて、そぼろよりも、 “蕎麦ぼうろ” やな…と。 ま、蕎麦ぼうろも、さほど好きではないんっすけどね。 鯖ボール よりは、マシ? …という程度で。 あ、でも、このサバボール、揚げるんっすな。 味付けにカレーも使ってるし、けっこうイケそう? とまあそんなことで、終盤はやや盛り上がりに欠ける嫌いがありましたが、

デザート♪

 締めのデザート。 果物だけだったりすると、ちょっとガッカリで、でもまあ、果物でも、獣 (けだもの) よりはマシか。 そう、自分を納得させるしかないんっすが、最後に口をさっぱりさせたいのに、獣 (けだもの) とか、獣 (けもの) 臭いやんけ! そんな気分になっちゃいますもんね。 ま、今回は果物のほかにロールケーキもあったので、よかったな…と。 ということで、夕食の部は以上っす。 肉サラダがめっちゃ美味しかったので、総合的には、満足♪

【朝 風 呂】

 で、寝て、起きて、朝風呂。 例の歩いて5分くらいのところにある温泉設備は朝10時からしかやっていないので、朝飯の前に、ひとっ風呂というワケにはいきません。 そこで、オーシャンビューバスっすぜ。 温泉ではないんっすが、何だかオシャンティで、悪くはないっすぜ。 朝の散歩中のオッサンもビュー出来ますぜ。

【朝  食】

 で、続いては “朝食の部” 。 夕食と同じくらい楽しみにしていたんっすが、中身のほうはというと、 ここ 参照。 和歌山名物勢ぞろい。 梅干し、秋刀魚に、うめたまご♪ …と、この辺りは個人的に、さほどソソされるものはないんっすが、和歌山ラーメン、有田みかんジュース。 この辺りはいいっすなぁ。 高野豆腐というのも、荒野ではあまり食べたくない気がするんっすが、ゴーヤ豆腐よりは苦くなさそうな気がするし、悪くはないかも? で、何よりソソされるのは、生マグロ解体ショー♪ さばいたマグロは握りでお召し上がりいただけます…って、最高やん! さばいたサバは、サバサバした性格です。 そう言われても 「ふーん。」 といった感じなんっすが、朝から生マグロ。 これはもう、期待するしかありません。 とまあそんなこんなで、まずはレギュラーメニューから。

朝食(その1)♪

 ごま豆腐、高野豆腐。 さほどソソされるものがないと言いつつ、しっかり梅干しと灰干し秋刀魚もキープしております。 ま、せっかくだし。 で、続いては、お待ちかね、生マグロ解体ショー♪

生マグロ解体ショー(その1)♪ 生マグロ解体ショー(その1)♪

 席に座ったまま、まったりとショーを鑑賞できるのかと思って、最前列っぽい場所をキープしたんっすが、部屋の外でやるんっすな。 おかげで、出遅れました。 人の隙間を狙っての撮影なので、写真の出来が今ひとつかと思われますが、で、ショーそのものはというと、しょうもない。 …という事はないんっすが、 「おー」 という程度の出来だったりして、うーん、まあまあ? わざわざ席を立ってまで鑑賞するほどのショーではないような気もするんすが、でもまあ、せっかくだし。 とりあえず納得して席に戻って、で、しばらくすると、さばかれたマグロが握りになって登場。 瞬く間に長い列が出来て、で、ここでもかなり出遅れてしまいました。 大きな丸い寿司桶に入った状態で提供されるんっすが、何とかギリギリで確保出来るか、どうか? …といった、微妙な状況。 気持ちばかりが焦ります。 で、いよいよ僕の番が近付いてきました。 寿司桶に目をやると、マグロの残りは2つ。 で、僕の前には夫婦者が一組。 ・・・。 「どうぞ、お先に。」 順番を譲ってくれました。 えええぇぇぇ…。 最低でも4個は食いたい! そう願っていたのに、2つしかないじゃん…。 誠に不本意ではありますが、これも運命 (さだめ) だと思って、黙って受け入れるしかありませんなぁ…。 釈然としない思いで自席に戻った次第でありますが、そうこうしているうちに、大きな丸い寿司桶・第2弾が登場! もう一度、列に並んで、

マグロの握り♪

 3鮪、ゲット。 やったぜ! ちなみにこのマグロの寿司は、普通に美味しかったっす。 でもまあ、ぶっちゃけ、大騒ぎするほどでもなかったかな? …と。 第3弾、第4弾と次々に出されて、そのうち、誰も見向きもせずに、放置されちゃうような状況だったし。 で、お楽しみ企画の第2弾は、

和歌山ラーメン♪

 和歌山ラーメン。 セルフうどんみたいに、麺をザルみたいなのに入れて、熱湯の中で 「チャッチャ」 して、スープと具を入れるというスタイルでありますな。 こちらのほうも、普通に美味しい♪ ということで、全般的に、納得の出来映えであったな…と。 そのように評価していいのではなかろうかと。

【旅 立 ち】

  とまあそんなことで、おしまい♪

【総合評価】

 部屋&景色、よかったっす。 やっぱり、オーシャンビューバス付きが、プチ露出狂気分も味わえて、オススメ♪ 夕食も朝食も、満足♪ 風呂部門に関しては、別施設の利用なので、ちょっと面倒なんっすが、悪くはないし、総体的に、よかったな。 そのように評価していいのではないかと思います。 ということで、おしまい。


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