【所 在 地】 宮城県・白石市(鎌先温泉)
【宿 泊 日】 平成29年04月09日(日)
【オフィシャルサイト】 http://www.ichijoh.co.jp/
【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/27978/
【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad392184/
【一 休.com】 https://www.ikyu.com/00001494/
【るるぶトラベル】 http://rurubu.travel/A02/04/0407/040706/0420603/2424002/
【近畿日本ツーリスト】 -----
【交 通】
車 : 東北自動車道・白石ICより15分
鉄道 : 東北新幹線・白石蔵王駅からタクシーで20分 または 東北本線・白石駅からタクシーで15分/平日のみ 白石駅から市民バスあり
送迎 : 白石蔵王駅 15時10分発 − 白石駅 15時20分発、1日1便のみ送迎あり (前日までに予約が必要)/お帰りは旅館 11時00分発の便のみ
東北に行って来ました。 …という話を、今、城崎温泉の宿で書いていたりするんっすが、今回取り上げるのは、城崎温泉ではなくて、鎌先温泉。 その昔、何とかという人が、鎌の先で地面をツンツンしたところ、湯が出てきた。 そんな伝説があるところだったような気がします。 ボーリングの手間が省けてラッキーっすよね。 で、東北のどこにあるのかと言うと、宮城県の白石市と言うところ。 仙台と福島市の中間くらいっすか。 山形県にも近いようで、場所によっては蔵王が綺麗に見えたりします。 で、ここの宿、去年も一度候補に挙げて予約を入れたんっすが、結局はキャンセルしちゃったと言う。 何故かと言うと、公共交通機関でのアクセスに難が有り過ぎぃ。 …だからなんっすが、インド人が経営するカレー屋には、ナンが有り過ぎぃ。 ナンのおかわり、無料なんっすよね。 が、そんなには食べられないのでお断りすると、インド人に悲しい顔をされちゃうという。 実際はインド人ではなくて、ネパール人だったりするようっすが、で、何の話でしたっけ? ナンの話…ではなくて、公共交通機関でのアクセスなんっすが、基本、駅からはタクシー。 これは面倒っす。 銭も掛かるしぃ。 そこで、宿によっては送迎サービスがあるんっすが、僕が今回、泊まった所は上記参照な感じ。 宿に15時30頃に着く “送迎のうちの迎の部” は、特に問題はありません。 欲を言えば、16時30頃に着く便と、17時30頃に着く便があったりすれば言うことはないんっすが、問題は “送の部” のほう。 11時発の便しかないんっすよね。 チェックアウトぎりぎりまで宿でのんびりしたい人はいいんでしょうが、僕はなるべく早く出発して、その分を観光に当てたい派だったりします。 幸い、平日であれば きゃっするくん という市民バスが走っているようなので、今回、それを当てにして、日曜日に泊まってみることにしたんっすが、宿泊当日は東北新幹線の白石蔵王駅まで迎えに来て貰うことにしました。 同乗者は中年のペヤングが一組ほど。 在来線の白石駅から乗る人はいなかったようで、そこはすっ飛ばして宿に直行します。 近くの駐車場まではマイクロバスで、その先、道がクソ狭くなるので、グループ毎に乗用車に乗り換えるというシステム。 自分の車で自力でやって来た人も同様で、最後は宿の車のお世話にならねばなりません。 ぶっちゃけ、歩いても全然たいした事のない距離なんっすが、ま、中にはゴネるオッサンとかもいたりするんでしょうな。
【駐 車 場】 40台・無料 (部屋数:24室 )
駐車場のほうも、部屋数比で十分に確保されているようっす。 ただし、前述の通り、宿からは少し離れた位置になります。 必要に応じて、宿に電話して迎えに来て貰うという、そんなシステムだったりするんでしょう。
【あらすじ】
ジャズの流れる旅館。 そんなキーワードで探していて、見つけてしまいましたぜ、時音の宿 湯主一條。 ちなみに、 “じおんの宿” ではなくて、 “ときねの宿” 。 何だかこう、めっちゃ雰囲気のある歴史的な建造物が個室料亭になっていて、そこでジャズに耳をかたむけながら飯を食うという、そういうアレだったりするようで、うーん、たまらんっ♪
【料 金】 28,230−700+4,320 = 31,850円 (消費税・サービス料込) 憧れの非日常を過ごす。贅沢一人旅宿泊 style モダン和洋室・料理グレードアップ 1泊・2食付
今回、僕が押さえたのは、このプラン。 値引きされているのは、一休.com のカード決算で、獲得ポイントを即座に使用しちゃった分であります。 この宿、セミスイート以上の部屋には “波動スピーカー” というのが配備されているようで、そいつにソソられまくって、思い切って、めっちゃ高い部屋にしちゃおうか? そんなふうに魔が差しちゃいそうになったんっすが、すんでの所で思いとどまりました。 セミスイートと、ワンランク下の和洋室とでは、5平米くらいしか違わないみたいだし、スイートと言う割には、そんなに揃ってはいないし、甘くもないみたいだし、ま、所詮はセミやな…と。 ということで、ま、普通の部屋でいっかぁ…と。 が、+4,320円で、お料理をスイートルームと同等のものにランクアップする事が出来ますが、どないすんねん? そんな申し入れがあったので、じゃ、お願いするかぁ…と。 結果、まあまあそこそこなお値段になっちゃいましたが、普通の地味な和室なら、もうちょっとリーズナブルだと思ったし、スイートと同等の料理にランクアップするよりも、ちょっぴりランクダウンな選択として、普通料理に “フォアグラ大根” を追加するという、そんなプランもあったような? 僕はフォアグラがあまり好きではなかったりするので、そんな選択は有り得なかったりするんっすけど。 いずれにせよ、休前日だと、一般市民には手が出せないほどお高くなってしまうので、タクシー代がもったいなくて市民バスにしか乗れない市民は、土曜日にお泊まりするのはちょっと厳しいと言えそうっす。
【フロント】
ということで、現地に到着〜。 …と、これを書いているのは、実は京都の宿だったりして、どんどん記憶が上書きされつつあるんっすが、
えーと、確か、最初にラウンジのようなところに案内されて、そこでウェルカムお茶とかをのんで、ウェルカムずんだ餅を食べて、それでチェックインの手続きをするんだったような? で、その後、係のお兄さんに連れられて、自分の部屋に向かうという、そんな流れだったような?
【部屋・設備】
で、案内された先が、こちら。
【風 呂】
詳しくは ここ 参照。 温泉っす。 湯主と言うだけあって、自分のところで湯を管理しているのではなかろうかと思われるんっすが、しかも、厳選された源泉が2種類。 夜と朝とで、男女の入れ替えは無いんっすが、無くても2種類楽しめるという、そういったシステムになっております。 まず一つ目は、露天風呂付大浴場。 マジかよ? …と言いたくなるような、いわく付きの湯であるようっすが、浴室そのものは普通に小綺麗で、ま、よかったな…と。 で、もうひとつが、昔からある普通の “鎌先温泉” 。 「傷に鎌先」 。 そんなキャッチフレーズで有名なんだそうっすが、浴室のほうは露天風呂無しの内湯のみ。 めっちゃレトロな、味のある造形だったりして、マニアのウケはよさそうっす。 ちかみに僕は、でないほうの普通の風呂のほうが気にいっちゃったんすが、薬湯のほうは自分の部屋から遠くて、いちいち遠征するのが面倒で…。 もう一つのほうは部屋の目の前だったので、こちらのほうばかりを偏愛しておりました。 チラッと覗いて、誰かのスリッパがあれば、出直す。 そんな戦法で、湯船を独占することも可能だしぃ。
【夕 食】
で、 続いては “夕食の部” 。 前述の通り、離れた個室料亭に移動して、そこで食べることになるんっすが、時間になると、係の人が部屋まで迎えにきてくれて、引導してくれます。 インド人が引導。 それだと語呂がいいんっすが、普通に日本人。 しかも、若くて、知的で、めっちゃキリッとした感じのお姉さん。 個人的に美人ギャルって、気位が高そうで、変にこちらが緊張しちゃったりするので、あまり得意ではなかったりするんっすが、ブサカワ系、最高っ♪ が、今回のお姉さんは美人さんなのに、めっちゃ愛想がよくて、いろいろ話しかけて来てくれて、で、部屋までの案内だけではなく、給仕のサービスもしてくれて、お陰様で、めっちゃ有意義なディナータイムを満喫することが出来ました。 …と、最初に結論のほうから書いちゃっておきます。 で、めっちゃ楽しみにしていた “ジャズを聞きながら…” というシチュエーションなんっすが、こちらも先に結論をいっておくと、やや、期待外れであったな…と。 確かに、部屋に入った瞬間、いい雰囲気のジャズが耳に入って、おおっ♪ …と、嬉しくなったんっすが、おそらく、ベン・ウェブスターであるものと思われる人の、ウィズ・ストリングスっぽいヤツ。 それはそれで悪くはないと思うんっすが、最初から最後まで、ずっと同じアルバムが掛かっていました。 ジャズと言うよりは、魅惑のムード・テナーみたいな。 一般人向けの雰囲気付けとしてのチョイスなんでしょうが、もっとバリバリにモダンなのを期待していた僕としては、ちょっぴり肩透かし。 普通に有線放送のジャズ・チャンネルを流しておいてくれれば、それでよかったのにぃ…。
とまあ、それはそれとして、お献立の中身のほうに言及しておきましょう。 …と、その前に部屋の様子の写真が1枚ありました。
【ロビーラウンジ】
いつもなら、飯を食った後は部屋に戻って、もう1回温泉に浸かったりするくらいで、すぐに寝て、気がついたら朝になっていちゃったりするんっすが、今回の僕はちょっと違います。 ロビーラウンジが、夜は bar に。 マスターとの楽しい会話で大人の時間を満喫。 そんなことがオフィシャルサイトに書かれていたので、こりゃ、いいな♪ …と。 で、酔っ払い過ぎないように、晩飯時の酒は控えめにして “2次会” に望んだんっすが、マスターは業務上の必要事項以外は、ほとんど何も会話してくれなくて、暇を持て余して、それで全てがおやってしまいました。 最初のうち、客は僕一人だけで、途中から3人くらい増えたりしたんっすが、ん? 客の一人の兄ちゃん、どこかで見たことがあるような? もしかして最初に、部屋まで案内してくれた兄ちゃんなんじゃね? さすがに酒は飲んでなかったようっすが、もしかして、従業員の休憩所を兼務してるとか? だとすれば、何とも合理的なシステムでありますが、ま、単なる僕の勘違いで、何の関係もない、ただの客の兄ちゃんだったのかも知れないんっすけど。
【朝 風 呂】
で、カクテル2杯で酔っ払って、寝て、起きて、次の日の朝でありますな。 朝風呂は自分の部屋に近いほうを、他に誰もいない隙を窺って入ったのではなかったかと。
【朝 食】
で、続いては “朝飯の部” 。 こちらも例の個室料亭に赴くことになるんっすが、例の美人さんで、めっちゃ愛想のいいお姉さんが迎えに来てくれるのを楽しみにしていたんっすが、そこに現れたのは…アンタかいっ! 最初に部屋まで案内してくれた兄ちゃん。 もしかしたら、バーに遊びに来ていた客に、めっちゃ他人のそら似だったりするかも知れない兄ちゃん。 彼の接客に難があるわけではなく、めっちゃ無難に業務をこなしてくれるんっすが、そこは空気中を読めよ…と。 がっかりしながら会場に向かったんっすが、そこで出されたものは文句の付けようがありませんでした。
【旅 立 ち】
“しそ巻き” があまりにも美味すぎたので、お土産用に売ってないかな? …と思って、売店を覗いてみたところ、おお、ちゃんとありますな。 店の人が誰もいなかったので、奥のほうに呼び掛けてみたところ、例の美人さんが登場。 おおっ♪ このお姉さんが出発の手続きもしてくれて、終わり良ければ、すべて良し。 いやぁ、よかったっす♪ “きゃっするくん” のバス停まで歩いていくつもりだったんっすが、車を出してくれるというので、じゃ、せっかくなので。
【総合評価】
基本、ネタになりにくいので、同じ宿には泊まらない派だったりするんっすが、帰り際、お姉さんに 「また来てくださいねー♪」 と言われて、思わず頷いてしまいました。 ジャズうんぬんに関しては、ちょっとアレだったりしたんっすが、それと、平日以外の公共交通機関に難があり過ぎな点を除けば、文句の付けようはないな…と。 で、ここに関しては、某インターネット掲示板の 『一人旅OKの温泉宿』 というスレの まとめ記事 が、とっても参考になりました。 えーと、 これ 。 気がついたら本館をぐるっと一周。 あるある! 迷いやすいんっすよねー。 ま、それもいい思い出になるんじゃないかと思うんっすけど。 微妙に経費を削減したのか、夜食とお土産の “おにぎり” のサービスは廃止された模様っす。 何かと大変でしょうが、お姉さん、頑張ってください☆