【所 在 地】 岩手県一関市厳美町
【宿 泊 日】 平成29年04月08日(土)
【オフィシャルサイト】 http://itsukushien.co.jp/
【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/54152/
【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad324525/
【一 休.com】 -----
【るるぶトラベル】 http://rurubu.travel/A02/03/0304/030402/0320903/2341001/
【近畿日本ツーリスト】 http://yado.knt.co.jp/st/S030045/
【交 通】
車 : 東北自動車道・一関ICより8分
鉄道 : 東北新幹線・東北本線・大船渡線・一関駅からタクシーで20分 または 岩手県交通・厳美渓・瑞山線・須川温泉線・厳美渓バス亭から徒歩10分くらい
送迎 : 一ノ関または平泉駅から送迎あり (要事前連絡)
岩手に行って来ました。 岩手と言っても無駄にクソ広かったりするんっすが、今回僕が行ったのは、南の端っこのほうの一関市。 東北新幹線で仙台から30分ちょっとくらいなので、ま、ほぼ宮城県やな…と。 一ノ関といっても、けっこうワイドだったりするんっすが、今回僕がお泊まりしたのは、 “厳美渓” というそこそこメジャーそうな観光地にある、地味目な温泉旅館であります。 一ノ関駅から歩いて行ける距離ではないので、路線バスまたはタクシーを利用することになるんっすが、バスの時刻表は こちら 。 乗車時間は20分くらいなので、わりとお手軽なんっすが、便数のほうは1時間に1〜2本程度なので、さほど足軽な感じではありません。 この旅館にいちばん近いのは “渓泉閣前” という、余所様の旅館の前にあるバス亭なんっすが、ここに止まらない便もあったりするので、要注意。 ひとつ手前の “厳美渓” というバス亭からでもしれてるし、周囲を散策しがてら、ぶらぶら歩いてみるというのも、ご一興かと。 んなの、やだ。 めんどい。 便数も1時間に1本とか、問題外過ぎぃ! そんな意見もあろうかと思いますが、オフシャルサイトには、一ノ関・平泉駅への送迎も始めました。ご用命下さい。 そのように書かれたりしているので、用命すれば、何とかしてくれるのではなかろうかと。 で、車の場合、東北自動車道の一関インターから8分と、なかなかの利便っぷりだったりするようです。 どの辺にインターがあるのか、よく分からんっすが、えーと…、
【駐 車 場】 80台・無料 (部屋数:47室 )
建物の外観と駐車場と周囲の様子は、こんな感じ。
【あらすじ】
えーと、改めまして、岩手に行って来ました。 宿で言うと、花巻の辺りとか、盛岡の郊外の辺りとかが充実しているようで、そっちのほうまで足を延ばそうかとも思ったんっすが、ただ、観光という点で言うと、そっちのほうは、ちょっと今ひとつかな…と。 一ノ関なら平泉にも近いし、仙台からも近いし、ま、そんなこんなで、この辺りでいっかぁ…と。 最初に押さえたのは ここ なんっすが、中尊寺に近いというのは、いいな…と。 料理のほうも、【前沢牛の旨いところを食べ比べプラン】 上質感の霜降り&ジューシーな赤身を食べ比べ ☆ 欲張りディナー。 そんなのがあったりして、激しくいいな♪ …と。 えーと、 これ 。 下のほうに出てくる “ゆるキャラ” みたいな奴は、かなり微妙だったりするんっすが、後、お一人様だと、部屋が普通のシングルしか空いてなかったりしたのも、かなりのマイナスポイントかと。 仕事で泊まるならともかく、遊びにいく時は断然、和室派だったりするんっすよね。 畳の上でゴロゴロして、ダラダラするのが、至極♪ 南側和室から見渡せる景色は、北上川や世界文化遺産の町、平泉が一望出来ます。 …とのことで、んー、まあまあ、そこそこ? そんな期待が持てたりもするんっすが、北側洋室のほうは、何も期待が持てなさそうな気配が濃厚だったりするし、で、 “風呂の部” のほうも、天然モノではなくて、人工温泉ヘルストロンだし、露天風呂も無さそうだし、料理以外に取り柄が無さ過ぎて、あまりソソられるものがないな…と。 で、一ノ関や平泉で行ってみたいところはというと、中尊寺と毛越寺の2大定番は外せないな…と。 個人的に、ジャズ喫茶 「ベイシー」 も、覗いてみたいな…と。 渓流好きなので、厳美渓も押さえておきたいな…と。 とまあ、そんなこんなで、厳美渓温泉。 ここに泊まれば、ちょっとした空き時間に渓流散策を組み入れることが出来て、効率的なんじゃね? そんな気がしないでもないので、ま、 “いつくし園” で、いっかぁ…と。 ぶっちゃけ、この宿も、ソソられる度合いはさほど高くはなかったんっすが、2日目はちょっといいところに泊まる予定なので、初日はある程度の妥協が必要であるな…と。
【料 金】 19,800円 (消費税・サービス料込) さつき亭和室・夕食前沢牛ステーキ一品追加 1泊・2食付
で、今回、押さえたのがこのプラン。 近畿日本ツーリストからネット予約しました。 この宿には “やよい亭” と “さつき亭” という2つの棟があるようっすが、
“やよい亭” のほうが旧館で、お値段のほうも、おリーズナブルになっていたりします。 その分、古くて、ボロくて、便所無しの部屋もあったりするみたいだし、旧館だけに、九官鳥の鳴き声が喧しい。 そんな可能性も考えられます。 一方、 “さつき亭” のほうは新館だけに、震撼するほど小綺麗であるに違いなく、全室バス・トイレ付き、厳美渓に面し、広さは13.5畳と、ごゆっくりお寛ぎいただけます…と。 クチコミを見ても、やよいチャンのほうは、今ひとつ評判もよろしくないようだし、これはもう、 “さつき” で決まりやな…と。 さつき亭だけに、五月みどりのシャツ黄緑。 そんな可能性が無いわけでもなんっすが、で、お食事プランのほうは、夕食前沢牛ステーキ一品追加。 これで決まりでありますな。 これ、夕食に、前沢牛のステーキが一品追加されるんだよね? 夕食の前に “沢牛” が出るんじゃないよね? その点がちょっと心配だったりするんですが、でもまあ、素性のよく分からん “沢牛” とかでも、沢蟹や、沢庵 (たくあん) に比べたら、ぜんぜんマシだと思うしぃ。 “前沢牛の旨いところを食べ比べ” に比べると、ソソられる度合いはちょっとだけ落ちちゃうんっすが、ま、その分、厳美渓の眺めと、天然モノの温泉で補って貰おう…と。
【フロント】
ということで、現地に到着〜。 フロントの担当が若いオネーチャンだったのか、若くないオッサンだったのか、部屋までの案内はあったのか、無かったのか、荷物は運んで貰えたのか、自力で何とかするタイプだったのか、詳しい状況は、既に忘れてしまいましたなぁ…。 特に記憶にないということは、可も無く、不可も無く、で、書くのを忘れておりましたが、玄関の外側には、こんなものが。
【部屋・設備】
ということで、案内されたんだったか、自力で何とか辿り着いたんだったかの部屋はこちら。
【風 呂】
とまあそんなこんなで、続いては “風呂の部” 。 詳しくは ここ 参照。 温泉っす。 立派な天然モノっす。 しかも、 “美人の湯” である…と。 世間では一般的に、アルカリ性でヌルヌルして、お肌がスベスベになる系の温泉をそのように評しているようでありますが、それって、皮膚の表面の老廃物が溶けてるだけなんじゃね? そんな気がしないでもなくて、それって、 “美人” とは関係なんじゃね? そう思わずにはいられなかったりするんっすが、景品表示法違反の疑いが…。 で、この “ほ→むぺ→じ” の写真、詐欺なんじゃね? そう、言いたくなっちゃうほど、めっちゃ綺麗に、新品みたいに撮れちゃっているんっすが、新築したての頃の写真を、今まで大切に保管してたんっすかね? 実際は、もうちょっと年期が入っていて、鄙びた雰囲気が半端無かったりするんっすが、ま、それはそれで、 「風情がある」 と、前向きに評価することも出来るんっすけど。 ちなみに、この桧風呂のほうが一応は露天仕様ということになっているんっすが、晩秋から早春に掛けての時期は寒さ防止の観点からガラス窓で囲まれていて、まったく開放感が望めない作りになっていたりします。 サイズも小ぶりなので、一応は露天風呂らしきものが存在する時期もある。 その程度に思っておいたほうが落胆の度合いも少ないのではなかろうかと。 僕は端から、あまり多くは期待していなかったので、それなりに満足は出来たし、お肌がスベスベになったかも知れないし、美人…というか、元々がこの上ない美少年なので、それ以上にはなりようがなかったりするんっすが、総体的に、ま、よかったな…と。
【夕 食】
ということで、 “夕食の部” 。 会社の宴会で使う大広間みたいなところにテーブルと椅子を持ち込んだ。 そんな感じのお食事会場でのお食事でありました。 客の入りはさほど多くはなく、あっちのほうに中年の姿がちらほら、で、こっちのほうには、何故だか女子高生らしき若いギャルの姿が。 男子生徒もいたので、学校関連の行事か何かだと思うんっすが、そういえば玄関横の歓迎ボードのところには、何とか高校ご一行様みたいな記述がありましたな。 少人数の集団でありましたので、部活か何かっすかね? 僕は女子高生にはまったく何の興味もないので、 「ふーん」 とか思って、たまにチラチラと覗き見をしながら、自分の料理の摂取に勤しんだ次第でありましたが、いやあ、それにしても、めっちゃ喧しいギャル達でありましたなぁ。 僕が女子高生に勝手に抱いていた幻想を打ち砕かれた思いでありますが、で、お料理のほうはというと、一応は “懐石仕立て” 。 御献立は配布されなかったんだか、紛失しちゃったんだか、定かでありませんが、今、僕の手元には無かったりするので、詳しい内訳は不明っす。 写真を見る限りでは
【朝 風 呂】
ということで、寝て、起きて、次の日の朝であります。 朝風呂に入った記憶はあるんっすが、夜と男女で入れ替えになるワケでもなくて、特筆すべき点は、とくにねーな…と。
【朝 食】
で、続いては “朝飯の部” 。 これは、ちょっと不満…かも? バイキング方式なんっすが、あまり品数が多くはなかったし、客の入り (←ちょっぴり寂れムード) に比べて、係のオネーサンの数が大過ぎぃ。 相手にその気はないんでしょうが、一挙手一投足を観察されているような感じがして、ごゆっくりお寛ぎいただけなかったな…と。 写真を撮るのもちょっと気がひけて、写真を見る限りでは…という手も使えなくて、何を食ったのか、不明。 ま、ご飯、味噌汁、焼き魚のセットに、洋の要素として、ソーセージを追加してみましたぁ♪ …みたいな、典型的な旅館の朝メシみたいなものを食ったのではなかろうかと。
【旅 立 ち】
とまあそんなこんなで、チェックアウトの手続きをして、出発〜。
【総合評価】
“サンホテル衣川荘” と比較して、景観、部屋、風呂に期待して、こっちのほうを選んだんっすが、その3要素に関して言えば、総体的に、めっちゃ普通やったな…と。 が、ちょっとランクが落ちると思われた “夕食の部” は、追加した一品が逸品過ぎて、大満足♪ 世の中、やっぱり和牛の陶板焼きだぜ! そんな思いが確固たるものになった次第でありますが、ま、一ノ関駅の近くのビジネスホテルなんかに泊まるよりは、ずっと旅行気分を味わえたし、女子高生の実態もよく分かったし、今の時点になって振り返ってみれば、まあまあよかったな♪ …と、そのように評価出来る、そんな宿でありました。