ホテルカンラ京都

【所 在 地】 京都府京都市下京区

【宿 泊 日】 平成27年11月14日(土)

【オフィシャルサイト】 http://www.hotelkanra.jp/

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/108734/

【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad304925/

【一 休.com】 http://www.ikyu.com/00001661/

【交  通】

 地下鉄・五条駅 8番出口から徒歩1分 / JR・京都駅 烏丸中央口から徒歩12分

 地下鉄の五条駅から徒歩1分。 この謳い文句に嘘や誇張はありません。 地下から脱出すれば、ほんの目と鼻の先に宿の入口があって、交通至便なこと、この上なし。 ま、五条駅そのものがちょっと微妙だったりするんですけどね。 京都という町は御所がある辺りが一条で、そこから南下するにつれて、何か番号が増えていく。 そういったシステムが取られているんですが、一番の繁華街は三条から四条の辺り。 京都駅は七条か八条くらいのところにあって、実は結構、町のハズレのほうだったりします。 おかげで、南口のほうから出ちゃうと、割とショボい風景が広がっていたりするんですが、その点からすると、京都駅の北に位置する五条のほうは、まだ全然マシ。 それなりに栄えてはいるんですが、観光の拠点ということで言うと、地下鉄の五条駅というのはちょっと微妙だったりします。 清水寺が同じ筋だったりするんですが、最寄り駅は京阪線の清水五条駅。 そこからでも、たいして最寄って無い感が半端ないんですが、地下鉄のほうは更に川の向こう側だったりするので、問題外。 最寄った観光スポットと言えば東と西の本願寺くらいなんっすが、個人的に今ひとつソソられるものがなかったりするんですよね、本願寺。 本能寺みたいに敵がいるワケでもないし、棒々鶏 (バンバンジー) みたいし蒸し鶏でもないし。

 ちなみに地下鉄に六条駅というのは無いので、京都駅から烏丸線に乗ったら、次が五条。 めっちゃすぐに着いてしまうので、普通に歩けるんじゃね? そう思ってしまうんですが、実際のところ、普通に歩けます。 京都駅から宿までは徒歩12分。 実際に歩いてみたら、凄く微妙でした。 疲れる程ではなくて余裕なんだけど、かったるい。 そんな感じ? 何かの間違いでもない限り、あまり積極的に選択する気にはなれないエリアだったりします。

【地  図】  オフィシャルサイト@アクセス

 で、地図はこちら。 烏丸通りから、ほんのちょっとだけ中に入ったところに位置しております。 六条通りに面しているんですが、めっちゃ立派そうな名前とは裏腹に、車の通れないめっちゃ地味な小路だったりするので、見落とさないように。 目印はセブンイレブンっすな。 南側に代々木ゼミナールがあるんですが、この宿は元々、代ゼミの何らかの建物だったのを改装したものなんだそうです。 懐かしいっすなぁ、代々木ゼミナール。 浪人生の頃は大変お世話になりました。 名古屋では断然、河合塾のほうがメジャーで人気も高いんですが、敢えて代ゼミをチョイス。 河合と言えば河合奈保子、もしくは河合その子なんですが、僕は断然、鈴木その子派だったりするしぃ。

【駐 車 場】 なし

 街中に位置する宿の宿命で、自前の駐車場がありません。 近隣に最大料金1,200円のコインパーキングが2カ所ほどあるようですが、4台くらいしか止められないようなので、競争率高し。 クルマで来る人は近寄らないのが懸命なのではなかろうかと。

【あらすじ】

 今回の旅に関しては、 この辺り を参照して下さい。 去年の秋の話なので、今更感が、パネぇ。。。

【料  金】 21,000円 (消費税・サービス料込) 【朝食付】彩り豊富なご朝食とともにKANRAステイ デラックスルーム(ツイン) 1泊・朝食付

 この料金に関しては、さんざん別のところでネタにさせて頂いたんですが、初出はえーと…、 ここ っすかね? 「渦巻ポンプの正しいグランドパッキンの替えかた」じゃん! そう思われたかも知れませんが、パッキンツールの写真のちょっと下の辺りにあります。 んなもんわざわざ読むの、面倒くせぇ。。。 そういう、ごもっともなご意見に配慮して、ざっくりと粗筋を書くと、ネットの予約サイトに1件だけ、間違いなく間違いだと断言することが出来る格安の料金が掲載されていた…と。 で、駄目モトで予約を入れてみて、これ、間違ってるんじゃね? そう、教えてあげたところ、宿のオネーサンにめっちゃ感謝されてしまった…と。 で、場所的に今ひとつ微妙だとは思いつつも、引っ込みがつかなくなってしまった…と。 紅葉シーズン真っ盛りの京都の土曜日のお一人様で、しかもデラックスルームっすぜ。 でら、デラックスだで、かんわ。 そう、名古屋人もビビるくらいで、メーカー希望小売価格は、確か6万円超えではなかったかと。 それが向こうの手違いで、21,000円っ♪ 下手にキャンセルなんかしちゃったら、たちまち4万円ほど損しちゃいます。 場所が微妙に半端とか、そんなの気にしてる場合じゃねぇ!

【フロント】

 ということで、チェックイン。 メールでのやりとりで、宿のオネーサンから 「お目にかかった時に、直接お礼を言いたいのぉ♪」 そんなことを言われていたので、ちょっとドキドキ。 が、最初に応対してくれたオネーサンは何だか事務的だったりして、ちょっとガックリ。。。 が、その後ろにいたのが該当のオネーサンだったようで、きちんとお礼を言って下さいました。 人の間違いに漬け込んで不当な利益を得た身としては、何とも申し訳ない気持ちで一杯なんですが、いや、謙虚な僕は、 デラックスではない普通の部屋の、朝食無しのプランに格下げしてもらって、ぜんぜん構わないんっすけど。 そのように申し出たんですが、オネーサンが許してくれなかったんですよね。 お客様のプランは言うまでもなくデラックスで朝食付きです! そう、頑として譲らないので、じゃ、お言葉に甘えまして。

【部屋・設備】

 で、お姉さんに案内されて、でら、デラックスなお部屋のに到着〜。 「お一人様だと、ちょっと持て余しちゃうかも知れませんね。」 そんなことを言われてしまったんですが、だから普通の部屋でもいいって言ったのにぃ。。。

お部屋の様子 (その1)♪ お部屋の様子 (その2)♪


 京の町屋をイメージしたとかで、間口が狭く、奥に長いという、かなり斬新な作り。 で、シンクとか、ベッドとかが、無駄にお洒落。 ベッドルームの他に、和風な座敷スペースがあったりして、めっちゃ寛げる阿部寛。 そういうアレだったりします。

お部屋の様子 (その3)♪


   これっすな。 で、お部屋の備品として特筆すべきは、i-Pod用スピーカー、ただし、i-Phone5 以降は未対応。 今どき、そんな中途半端な。 仕方が無いので、家に転がっていた古いヤツを引っ張り出して持って行ったんですが、さすがにbluetooth対応の無線式のヤツに変わっていました。 これでお部屋が素敵な JAZZ 空間に変身♪ 松本ちえこ好きなら、 「クラスの渡辺くん」 空間にすることも可能なんですが、で、窓から見える景色はこんな感じ。

窓から見える絶景(その1)♪ 窓から見える絶景(その2)♪


   ・・・。 ま、五条っすからね。 このジャンルに期待するほうが間違っているんですが、もし代ゼミに面した部屋があるとするなら、浪人生の渡辺くんくらいは見えたりするのかも?

超高級なお茶菓子♪


 で、こちらがお茶菓子。 さすがにこのクラスのラグジュアリーホテル (笑) ともなると、得体の知れない謎メーカーの生八つ橋とかじゃ無いんっすな。 何だかめっちゃ高級そうな干菓子が用意されておりました。 いいっすよね、干菓子。 そのまんま東、アンドレ・アガシに並ぶ、 “世界3大・○ガシ ” のひとつなんですが、ぶっちゃけ、あまりにもお上品過ぎて、物足りないこと、この上無し。 普通に下劣な謎・生八つ橋でよかったような? そんな気がしないでもありません。  「豚に真珠」 っすなぁ。

【風  呂】

 で、続いては、風呂。 残念ながらこの宿に大浴場のようなものはありません。 でも大丈夫。部屋にはちゃんと風呂があります。 んなもん、普通のビジホや、アパでもあるやん。ここの部屋風呂はちょっぴり高級。 独立したシャワーブースと、檜葉(ヒバ)の木を使った、やや大きめの浴槽がありまっせ♪ 大きさに関しては、あくまでも 「やや」 なレベルなので、ややもすれば過度な期待を抱き過ぎて、何や、この程度かぁ。。。 そう、落胆しちゃう恐れもあるんですが、檜葉の浴槽というのはいいっすな。 めっちゃいい木の香りがして、気分はサタデーナイト・檜葉〜♪ それはそうと、檜葉って何なんっすかね? 檜 (ひのき) とは違うん? そう疑問に思って調べてみたんですが、どうやら “あすなろ” の別名である模様。 明日はヒノキになろう。 そういうヤツでありますな。 正直、ヒノキのパチモンという感は拭えないし、 “あすなろ” という響きはちょっぴり “うすのろ” を彷彿させて、どうも…。 そう言えば、前にも一度調べたことがあって、同じような “うすのろ” ネタをどこかに書いた記憶が蘇って来たんですが、実は檜葉には、ヒノキよりも多くのヒノキチオールが含まれているんだそうですぜ。 抗菌・防虫・防カビ効果、人間様に対してはリラックス効果をもたらすと言われている成分。 檜葉に多く含まれているなら、ヒノキチオールではなく、ヒバチオールという名前にすればよかったのにぃ。 そんな気がしないでもないんですが、それだと何だか “火鉢のすべて” みたいになっちゃうので、ま、現状維持でも、いいかな…と。

【夕  食】

 で、続いては夕食。 宿付属のお食事処もちゃんと用意されているんですが、えーと、 これ 。 小洒落ていて、なかなかよさげでありますなぁ。 オッサンが一人でとかだと、めっちゃ浮きそうではあるんですけど。 2食付きのプランもあるんですが、それだと正規の料金を徴収される羽目になってしまうので、今回はパス。 もしかしたら宿のオネーサンが、料金の過ちを指摘してくださったお礼に、是非とも夕食をサービスさせて下さいっ! そんなふうに言ってくれるんじゃないか? そんな淡い期待を抱いたりもしたんですが、さすがにそこまで気前はよくなかったっす。 と言うことで、晩飯の質に関しましては不明っす。

【朝  食】

 が、朝飯は付いて来たので、その片鱗のようなものは伺い知ることが出来ました。 店の雰囲気は、こんな感じ。

ご朝食会場♪


 おお、めっちゃお洒落っぽい! 席数があまり多くなかったりするんですが、この宿自体、部屋の数が全部で29くらいだったりするので、ま、大丈夫かと。 実際、朝イチの時間帯に行ったんですが、他に2組くらいの人がいただけで、ぜんぜん余裕でありました。 しかし何ですな。僕の場合は何かの間違いだからいいとして、こんかところに正規の料金を払ってお泊まりしている人達って、どんなセレブなんっすかねぇ。。。

豪華は朝食(ご飯メイン)♪ 豪華は朝食(味噌汁メイン)♪


 で、提供されたご朝食が、こちら。 さすがはセレブ御用達のラグジュアリーホテルだけあって、鮭を焼いたのとか、玉子焼とか、海苔とかとは、ワケが違いますなぁ。 お魚料理1品と、お肉1品、それに副菜が少々といった感じで、おお、朝っぱらからしっかり、 “肉の固まりを焼いたん” が、あるやんっ♪ 個人的には大満足だったんですが、セレブのオジ様はちょっと不満だったようで、 「ぜんぜん量が足りん…」 と、ボヤいておられました。 ガツガツ食いたいのなら、バイキングのところを選べばいいのにぃ。 ちなみにケロッグみたいなやつとヨーグルトなんかは食べ放題だったりします。 ほれ。

ケロッグみたいなやつとヨーグルトなんか♪

【旅 立 ち】

 とまあそんなことで、チェックアウトの手続きをして、おしまい♪ オネーサンは、 「今日はどちらのほうに行かれる予定ですかぁ?」 とか、 「お天気がよくなりそうで、よかったですネ♪」 くらいのお愛想は言ってくれるので、気持ちよく1日をスタートすることが出来まっせ♪

【総合評価】

 さすが、アパとはちゃうな! そう、実感することの出来る宿でありました。 若いギャルの受けは、めっちゃよさそう。 二条城へ金魚のイベントを見に行ったり、他のホテルのレストランで飯を食ったり、他のホテルのバーで軽く飲んだりで、ほとんど寝る時間くらいしかこの宿の中にはいなくて、何かもったいねぇ。。。 ハイシーズンではない、土曜日ではない、お一人様ではないという条件なら、そこまでぼったくりな価格設定では無い気がしないでもないので、朝飯に文句を言わないセレブの人には、オススメ♪


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