【所 在 地】 広島県廿日市市宮島町
【宿 泊 日】 平成27年04月05日(日)
【オフィシャルサイト】 http://www.kinsui-villa.jp/
【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/8415/
【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad305658/
【交 通】
詳しくは ここ 参照。 宮島は島なので船に乗らねばなりませんが、対岸の宮島口から15分おきくらいに出ているので、まったく不自由は感じません。 その他、 広島−宮島高速船 とか、 ひろしま世界遺産航路 なんてのもあったりするので、うまく使えば他の観光スポットから無駄なく辿り着くことも可能。 いずれにしろ、船でのアクセスというのは旅情が高まって、いいっすなぁ。 で、宮島の宿の中では、この錦水別荘が、アクセス的には最も至便であると言っていいでしょう。 桟橋のすぐ目の前で、徒歩1分♪ ま、そこから厳島神社の辺りまでは、ちょっと遠かったりするんですが、島についてすぐ荷物を預けて、身軽になって散策出来るというのは大きなアドバンテージなのではなかろうかと。
【地 図】
広域図
詳細図
地図で言うと、こんな感じです。 オフィシャルサイトではわざわざ、ご丁寧に桟橋からの道のりを動画で説明してくれておりますが、キョロキョロしてないで、さっさと歩けよ! そう思わずにはいられなくて、ちょっとイライラします。
【駐 車 場】 宿オリジナルの駐車場はありません。 宮島口には、無人の有料駐車場がございます。日帰りの場合は、約1,000円。泊りの場合は、約2,000円。*対岸にお停め頂いた方が、コストは安く済みます。 …だそうです。 ん? 「宮島には〜」 の間違いっすかね? 宮島口は対岸ですもんね。 いずれにしろ、宮島に車で乗り入れるメリットはまったくなかったりするので、対岸のどこかに止めて、生身の体だけで上陸するというのが得策ではないかと思います。
【あらすじ】
宮島で桜を愛でよう。 そう思い立って、宿を探すことにしました。 お一人様でも泊めてくれるところはいくつかあるんですが、大抵が海の見えないショぼいシングルの部屋とかに幽閉されることになって、リッチな気分を味わえないのが残念なところ。 そんな中、まず最初に目に付いたのが 錦水館 というところ。 風呂が天然温泉なのはいいっすなぁ。 で、料理は こんな感じ 。 レギュラープランだと、ちょっと微妙な気がしないでもないんですが、ワンランク上にすれば肉料理が 「広島牛ヒレ肉の溶岩ステーキ」 というのになるようで、これならまったく問題無し。 ただ、この宿、お一人様だと シングルルーム になっちゃうみたいなんっすよねー。 10u〜13uで、眺望なし。 アパホテル並みの広さ…というか、狭さでありますなぁ。 寝るだけだから別にいいと言えばいいんですが、僕の心はすっかり汚れっちまって、今じゃあ、もっと豪華な部屋じゃないと満足出来ない体になっちまったんっすよね。 このコーナー を最初から読み直してみたら、10年くらい前の僕はユースホステルの相部屋とかにも普通に泊まっていたようで、ちょっと信じられません。 今なら相部屋とかもってのほかで、便所がない部屋とかもパスしちゃいます。 一世一代の贅沢だと思っていた奥志賀高原ホテルが夕食無しのプランとは言え、リフト券付きで 15,500円って、格安じゃん! 今では4万円を超えるとさすがにちょっと躊躇っちゅね。 by 具志堅用高なんですが、3万円代なら普通にお値打ちに思えてしまったりして、きっと一般市民の顰蹙を買っちゃっているんでしょうなぁ。 こいつ、いい宿に泊まって、いいものばかり食いやがって! 今後も民衆の敵として、贅沢の限りを尽くそう! そんな思いを新たにした次第でありますが、もっと小マシな部屋に泊まれる宿は無いんかいっ!?
で、探してみたらありました。 それがこの 「宮島観光ホテル 錦水別荘」 なんですが、名前からも分かるように、錦水館とは姉妹旅館の関係になります。 使い分けのポイントは ここ を見て貰うといいでしょう。 別荘のほうが廉価版っぽくて、料理にはあまり期待が持てなさそうな? 風呂も温泉ではなくて、ただの沸かし湯なんですな。 ただ、大浴場からの眺めはこっちのほうがよさそう。 最終的に僕がこちらに決めたのは、先ほどから引っ掛かっている 「部屋」 のアレだったりするんですが、同じシングルでも別荘のほうだと こんな感じ 。 ロフト付きで、何だかオシャレっすよね。 更に、お一人様でも1ランク上の こっちのほう に泊まることも可能なようで、いや、これならぜんぜん悪くないっすよね。 プチ和室でゆっくり寛げそうです。 が、こちらの宿の問題点はお料理。 レギュラープランだと こんな感じ で、本館のほうと大差は無さそうです。 僕は見た時は肉料理が 「峠下牛のローストビーフ」 で、これがちょっと物足りないかなという気がしたんですが、じゃ、これがワンランク上のプランだとどうなるのかというと、 「広島牛のステーキとフォアグラのソテー」 。 うーん…。 フォアグラって、アヒルの肝っすよね? アヒルに限らず、肝系はキモくて、苦手なんっすよね。 ウナギの肝とかも苦いだけで、苦手だしぃ。 申し出ればフォアグラ抜きで、その分、広島牛のステーキをちょっとだけ増量とか、そういう対処をしてくれるのかも知れませんが、「フォアグラ、お嫌いなんですかぁ?(この貧乏人め!)」 みたいに心の中で思われたりしても嫌だし、うーん…。 しばらく悩んでいたところ、 別注料理 というページがあることを発見。 おお、「広島牛の陶板焼き 季節野菜を添えて…」 というのがあるじゃん! 穴子とか、牡蠣とか、好きな人なら大いにソソられそうなメニューもあって、めっちゃ充実してるやんっ♪ …ということで、普通料理プラン+別注で広島牛の陶板焼き。 そういう方針を固めた次第でありますが、いやあ、これで俄然、食事のほうも楽しみになってきましたなぁ。
【料 金】 16,500円 (消費税・サービス料込) 1泊2食 海の幸も山の幸も満喫できる【和混洋菜膳】プラン♪ ヴィラ・ロッジ ロフトスタイル(山側ダブルベッド仕様)
で、お値段はこちら。 別注料理は別料金なんですが、それを足すと 18,760円ということになりますか。 近年の驕り高ぶった僕の金銭感覚からすると、めっちゃリーズナブル。 そう言ってしまっていいのではなかろうかと。 ちなみにネットでこのプランを申し込んだ翌日、宿のオッサンから携帯に電話が入りました。何事なのかと思ったら、「追加でご注文頂きました “広島牛の陶板焼き” の件なんですが…。」 ん? 「うちも商売ですので、追加で注文して頂けるのは非常に有り難いんですが…。」 どうやら、 「広島牛のステーキとフォアグラのソテー付き」 というお得なプランがあるのに、僕がそれを知らずに割高な追加料理を注文しちゃったんじゃないか? そのように心配して電話をしてくれたようで、 「あ、いいっす、いいっす。」 フォアグラが苦手だから。 そういう細かい説明は面倒なので省略したんですが、とりあえず間違いではないということを、この 「いいっす」 という返事に込めて、 「それでは、 “広島牛の陶板焼き 季節野菜を添えて…” ということで、ご用意させて頂きます。どうもありがとうございます。」 わざわざメニューをフルネームで言うところなど、なかなか律儀なオッサンでありますが、この出来事により、これはなかなかいい宿であるな。 そのように確信した次第であります。
【フロント】
宮島に着いて、まず最初にここに寄って荷物を預けることにしたんですが、係の兄ちゃんは非常に感じよく接してくれました。 チェックイン時も同様。 ここは少し造りが変わっていて、1階部分が一般人でも立ち寄れるプチお土産屋&喫茶店みたいになっているんですが、その喫茶スペースに座って、宿帳の記載とかをするようになっております。 ドリンクのサービス券をくれるので、オレンジジュースとかを注文して、それを飲みながらとかでもオーケー。 「 “宮島さん” もドウゾ。」 と言って、お兄さんがお茶菓子をくれたりもします。 これ っすな。 この左側のほうの絵が今ひとつ好きになれないので、お土産として購入するのはヤメさせて頂いたんですが、そういう人の為に こういうパッケージ も用意されているようです。 お味のほうもノーマル版のホワイトクリーム or ココアクリームと違って、青春ど真ん中・瀬戸内レモンクリーム味♪ ま、こっちのほうも買いませんでしたけどね。 瀬戸内レモンで思い出したんですが、今回、広島のお土産に買って大ハマリしたのが、 これ 。 思ってた以上にレモン味で、かなり酸っぱかったりするんですが、サクサクなイカ天と妙にマッチして、美味ぇぇぇぇ♪ あまりにもハマってしまって、通販で2回ほど追加注文しちゃいました。 結果、さすがに飽きて、僕の瀬戸内れもん味イカ天熱も冷めたんですが、久しぶりにまた食べたくなってきちゃいましたなぁ。 で、すっかり載せるのを忘れていたんですが、宿の外観はこんな感じです。
【部屋・設備】
で、自分の方向感覚に頼って辿り着いたお部屋は、こんな感じでした。
【風 呂】
詳細は こちら 。 温泉じゃないし、露天風呂もないして、この分野に関してもあまり多くは期待していなかったんですが、これが意外と大当たりでありました。 浴場そのものはさほど大きくはないんですが、当館の大浴場は、最上階の5階。展望風呂からは、瀬戸内海の景色や、海を行き来するフェリーをご覧頂けます。 この宣伝文句に偽りなし。 窓が大きくとられていて、開放感は抜群でありました。 ちょうど西日が差し込む時間帯だったので、必要以上に御陽気だったしぃ。 床が畳敷きになっているのもいいっすなぁ。 頭とかを洗っていると、ちょうど目の前の鏡に海の景色が映る感じになって、海を行き来するフェリーを眺めながら、しみじみと旅情に耽ることが出来ました。
【夕 食】
でもって、続いてはメシです。 1階にある食堂で食べるというスタイルなんですが、前日の 小豆島国際ホテル で懲りたので、浴衣から私服に着替えていくことにしました。 お隣のテーブルは韓国から来たらしいお一人様のギャルだったりしたんですが、あまり孤独さを感じることのない居心地のいい空間でありました。 で、本日のお品書きはこちら。
で、食後にライトアップされた厳島神社を見に行って、宿に戻って、寝て、起きて、翌朝であります。
【朝 風 呂】
で、朝風呂〜。 オフシャルサイトによると、入浴時間はPM15:00〜深夜AM1:00まで。 ん? 朝は入れないんでしたっけ? だとすれば、ちょっと残念なんですが、ググってみたらそんなことはなさそうだし、朝から風呂に入ったような記憶があるような、ないような…。 でもまあ、朝風呂に入れなくて、無念。 そんな記憶もなかったりするので、多分、大丈夫なのではなかろうかと。
【朝 食】
で、続いては朝食です。 バイキングではなくて、和定食。 サラダも付くので、そこのところがちょっぴり和混洋菜。
【旅 立 ち】
で、チェックアウトっす。 出発後も荷物を預かってくれるのが嬉しい限り。 で、昼過ぎまで散策して、荷物を取りに戻ったところ、お兄さんから 「あちらのほうの桜はまだ咲いてましたかぁ?」 と声を掛けられました。 残念ながら、既に散ってしまっていた。 その旨を申し上げると、 「そうですかぁ。。。」 と、心の底から残念そうな顔をしてくれました。 いいっす、いいっす。 お兄さんの責任ではないし、桜が散っても宮島は楽しかったしぃ♪
【総合評価】
ということで、部屋からの眺めは今ひとつでありましたが、ロフト付きという構造はワクワク出来たし、景色のほうは大浴場から満喫することが出来たし、食事は美味しかったし、お兄さんは愛想がよかったし、フェリー乗り場の目の前というロケーションは抜群だし、じゃらんのクチコミ総合4.5、楽天トラベルの総合評価4.8という、高得点も納得♪ ただ、牡蠣が苦手な人は、それを正直に告げる勇気を持とう! それだけは言っておきたいと思います。 で、クチコミを見たら、お客様の少ない時期など限定的にはなりますが 「和室のお一人様利用プラン」 なども今後検討してまいります。 そういう書き込みがあったりして、今後の展開に期待♪