西焼津セントラルホテル

【所 在 地】 静岡県焼津市

【宿 泊 日】 平成25年05月25日(土)

【オフィシャルサイト】 http://www.nishiyaizu.com/

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/56723/56723.html

【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad367151/

【交  通】

    : 東名高速・焼津ICより10分/新東名高速・藤枝岡部ICより25分

  鉄道 : JR東海道本線・西焼津駅より徒歩6分

 新しくないほうの東名のインターからは近いっすな。 今回、新しいほうの新東名を利用したので、微妙に遠かったんっすけど。 で、鉄道利用の場合、駅からは微妙な距離である模様です。 徒歩5分なら余裕だし、徒歩10分だとちょっと遠い気がするんですが、6分っすかぁ。そうっすかぁ。

【地  図】  アクセスマップ    詳 細 図    宿泊施設提供付近図

 インターのほうから降りてきて高架橋を超えると、左手のほうに立派な建物が見えてきます。 周囲に高いビルがないので、よく目立って安心なんですが、ホテルの前の道が狭くて、曲がるところが今ひとつ分かりにくいのがネックかと。 クチコミの中に 「ホテルへ至る手前の道が百数十メートルですが極端に狭く、脇に水路があるので暗い夜道で初めて車で行く人は水路に落ちないよう気をつけた方が良いです。」 というのがあったんですが、気をつけた方が良いですな、確かに。

【駐 車 場】 60台くらい・無料 (部屋数:98室 )

 事前の調査により、駐車場は余裕だという噂を耳にしていたので、あまり心配はしていなかったんですが、確かに余裕でした。 ぱっと見、建物の左手方向に10台くらいのスペースしかなくて、 「え?」 と、心配になっちゃうんですが、でも大丈夫。 裏に回れば、ほれ、この通り。

 

宿の外観♪ 駐車場状況♪


 左側の写真の左のほうにも15台くらいは止められそうで、総計60台くらいは大丈夫? 余裕っすなー。 が、部屋数も多いんですな、意外と。 宿泊者全員が1室1台のペースで車を持ち込むと溢れちゃいそうなんですが、満室と思われるこの日もまだ余裕があったので、ま、大丈夫なんじゃないかな?…と。 いや、責任は持てませんけど。

【あらすじ】

 静浜基地航空祭に行こう! そう思い立って、近くの宿を探した結果、ここに行き着きました。 基地の最寄駅は藤枝駅もしくは西焼津駅。 去年まではシャトルバスが藤枝駅からだけだったのが、今年は西焼津からも出るようになったんですな。 僕はチャリで行く算段なので、あまり関係は無いんですけど。 ビジネスホテルの類は藤枝駅もしくは焼津駅が圧倒的で、西焼津駅の近くにあるのはここくらい。 あとは焼津の海のほうに高級な温泉宿っぽいのが何件かあったりするんですが、航空祭の前泊には不向きなので、パス。 基地までの距離を最優先するとなると、場所的にはここがベストではないかと思うんですが、ここからなら何とかチャリでも行けそうですからね。 チェックアウト後もホテルの駐車場に車を止めさせて貰えると非常に助かるんですが、そうでない場合は朝早く、もしくは前夜のうちに近くのコインパーキングに車を移動することを視野に入れなければなりません。 こればかりは宿によりますからね。時と場合と人による場合もあるし。 去年、浜松の航空祭に行こうかと思って、近くのルート〇ンに聞いてみた時は、却下されました。 そんなところには泊まってやらんっ! 浜松に行くのもやめるっ!

 チェックインの時のオッサンは快諾してくれたのに、次の日、違うオッサンに再確認したら嫌な顔をされたりとか、チェックインの際、オネーサンに却下されて諦めたら、次の日の朝、その様子を横で見ていた上司らしきオッサンが、端っこのほうにこっそり止めるなら、黙認するに吝かでない趣旨の発言をしてくれたりとか。 規則上は駄目なんだけど、そこはオッサン権限で…とか、いろいろ大人の事情があるんでしょうな。 規則に忠実なオネーサンを一概に責めることは出来ないんですが、とまあそんなことで西焼津セントラルホテル。 オフィシャルサイトのお問い合わせフォームから、「チェックアウト後、夕方5時くらいまで車を止めさせて頂くことは可能でしょうか?」 とお問い合わせしたところ、非常に前向きな回答が得られましたので、ここにお泊りすることに決定っ♪

【料  金】 5,980円 (消費税込) 素泊まり/ツインルーム2名1室

 お一人様あたり 5,980円ではありません。2人分でこの値段。 安っ! ちなみにシングルだと月火水木 3,980円で、金土日は 3,700円っすかね? 完璧ビジネスユースな立地なので、週末のほうがお値打ち。 素泊まりではありますが、無料の朝食サービスもあるので、お得感が半端ではありません。 安過ぎて、怪しくて、心配になっちゃうレベル。 で、今回、ツイン・2名1室で予約していたんですが、前日になって宿から電話が掛かってきました。 客がゴネたか何だかで、ツイン1室をシングル2室に変更して頂けないか? 料金はツインのままでいい。 そういう申し出でありました。 お断りする理由がどこにもないので快諾させて頂いて、おかげでシングルに 2,990円で泊まることが出来て、ラッキー♪ よくぞゴネて下さいましたなぁ、どっかの客。 で、オフィシャルサイトから予約すると、350mlのお茶を1缶貰えるサービスがあったりする模様です。

【フロント】

 お問い合わせに対する返答、クチコミ投稿に対する回答、電話でのやりとり。 いずれからも謙虚さと、丁寧さと、慇懃さが感じ取れたので何の心配もしてなかったんですが、実際のところ、接客は丁寧にして、慇懃でありました。 前日の電話の相手らしいオッサンは、再度、詫びを入れてくれたし、チェックインの手続きをしてくれたオニーサンも、にこやかで親切。 宿代が格安だから従業員の賃金も最低で、やさぐれていて、ヤル気が皆無。 そんなことはまったくなくて、そこそこの賃金を貰っているのに、ヤル気がなくて、あまり真面目に働いてない僕は、ちょっとは見習え! そう思わずにはいられません。

【部屋・設備】

 で、お部屋はですね、こんな感じです。

お部屋の様子♪


 あまり広くはないんですが、小綺麗にまとまっていて、格安な料金を考えれば十分に納得のいくレベル。 風呂と便所付きなんですが、ユニットバスではなくて、分離されているところがポイントが高いです。 用を足した直後、残り香の余韻に浸りながら風呂に入らなくて済むのは有り難い限り。 その分、便所スペースが狭すぎて、閉所恐怖症の人だと、ビビって、ちょびっとチビっちゃうかもしれませんが、便所の中なので多少漏らしたところで無問題。 ウォシュレットも付いていて、で、その他の室内設備としては、中身が空の冷蔵庫と、テレビ、電気ポット、ドライヤーといったところでしょうか。 冷蔵庫のスイッチの位置がちょっと分かりにくいのがアレなんですが、で、テレビはベッドの足元のちょっと上のあたりに埋め込まれるような感じで設置されております。 クチコミを見ると、いまひとつ評判がよろしくないようですが、お仕事利用のお客様がお部屋でPC使用をなさることが多いため、小さなデスク面積を犠牲にしないようTVセットは現状位置とさせて戴いております。省スペースの為、ご理解お願い申し上げます。 そういうことのようです。 テレビなんか見てないで、働けよ! そんな親心が発動しているものと思われ、有り難い限りです。 で、窓から見える景色はというと、

 
窓から見える絶景(その1)♪ 窓から見える絶景(その2)♪


 場所からして、まったく何も期待などしていなかったんですが、7階の部屋だったのもあって、意外と見晴らしが悪くなくて、ちょっぴり得した気分♪

【風  呂】

 普通のビジホなので、部屋に普通の風呂はあるんですが、大浴場の類はありません。 ま、やむを得ませんな。 おとなしく諦めるか、諦めきれない人は自力でスーパー銭湯に行くとかしなければなりませんが、幸い、わりと近くに 「笑福の湯」 というのがあったりします。 徒歩8分とのことなので、歩いていこうかと思ったんですが、1分くらい歩いた時点でメゲちゃったので、引き返して、チャリで行くことにしました。 ちなみに宿には貸し自転車のサービスがあるようですが、利用時間は30分くらいが目途のようで、風呂用途には自粛したほうがいいかも知れません。 で、宿から風呂までの走行険路はこんな感じ。

  【 「笑福の湯」 への軌跡】 (←Click Here!!)

 距離にして750mっすかぁ。 歩いたら約12分って感じ? 歩いて歩けないことはないんだけど、あまり歩きたくはないという、微妙なラインでありますな。 で、ここ、料金が平日 800円、土日祝日 900円と、ちょっぴりお高いのが難点なんですが、宿に置いてある割引券を使えば、平日 500円、土日祝日 600円と、かなりお得になります。 タオルとバスタオルは別料金なので、宿の部屋にあるヤツを持っていくといいでしょう。 無論、使い終わったら返却するのが筋なんですが、こんな低料金で頑張ってくれているのに、バスタオルを持ち出しされた日にゃ、倒産の憂き目を見ることになるのではなかろうかと。 で、風呂屋の出来のほうは、値段相応に小綺麗で立派なものでありましたが、リラックスルームを利用出来るのが「ゆったりコース」 (タオル・バスタオル・館内着付き、基本料金+300円) の人だけだというのが、ちょっと嫌っすな。 貧乏人はゆったり出来ないという館内カースト制度、よくない! そう思わずにはいられませんが、世の中、所詮は金なんですなぁ。。。

【夕  食】

 でもって、夕食タイム。 今回は素泊まりプランにしたんですが、2食付きのプランもあります。 月火水木 4,980円で、金土は 3,980円、日曜日はお休み。 朝食はタダだから、晩メシ代 1,000円という計算ですな。 これで何を食べさせて貰えるのかと言うと、静岡県を代表する味覚を4点盛り合わせた 「特製定食 (ご当地定食)」 。 具体的に言うと、鰹のたたき、浜松餃子、富士宮焼きそば、静岡おでんの4点っすかね? 春・夏は静岡おでんが黒はんぺんフライに変わるようですが、ご当地のB級グルメ満載で嬉しいような、ちょっと微妙なような、判断が難しいような? 平日は素泊まりの人でも普通に利用出来る食堂になるようなので、自分で好きなのを頼んだほうがいいような? 風呂屋の中にも飯屋があるので、そっちのほうで済ませてもいいし、 ここ に周辺のご案内があるので、よさ気なところを選んで行ってみてもいいしー。 宿には近隣マップが置いてあるので安心だし、割引券が用意されている店もあるので、そういうところを利用すればお得だしー。 とまあそんなことで、僕たちは 葱や というところに行ってみることにしたんですが、その成果のほどは、 ここ のどこかを参照して貰うとして。

【朝  食】

 で、寝て、起きて、次の日の朝です。 無料サービスの朝食は午前6時30分〜午前9時30分。 これを食ってからケッタで基地に向かっても、航空祭には余裕で間に合いますな。 で、中身のほうはというと、日替わりで各種 「おむすび」 、 「おかず1品」 、具だくさん 「お味噌汁」 、 「サラダ」 、 「漬物」 、1杯づつ入れる業務用コーヒーマシーンによる 「挽きたてのコーヒー」 などをお好きなだけお召し上がりいただけます。 そういうアレだったるするんですが、ほれ。

 

無料サービスの朝食♪


 おむすびは中には具がなくて、表面にふりかけで味を付けてあるタイプなんですが、ゴハンそのものが美味しいし、味噌汁もサラダも結構ちゃんとしているし、無料ならこれで十分。 クチコミを読む限り、 「おかず1品」 は煮込みハンバーグ、焼売、肉団子という、ひき肉系3種のローテーションである模様ですが、無料なら文句の付けようがないです。  「挽きたてのコーヒー」 の1杯づつ入れる業務用コーヒーマシーンだけに、結構ちゃんとしているし、無料でこの内容なら、感無量。

【総合評価】

 コスパは最高っすな。 ま、風呂屋に行って、居酒屋で飲み食いした結果、1泊 6,000円くらいは浪費したんですが、それでも安いっすなー。 どう考えたって、安いです。 西焼津駅近辺に用事がある人がそんなにたくさんいるとは思えませんが、静浜基地航空祭の前泊には最適だし、静岡市内までもそんなに遠くはないので、その気になれば、それなりに利用価値はあるかも? チャックアウト後も気持ちよく駐車場を利用させてくれたので言うわけではあるんですが、超オススメっすぜ!


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