民宿 はし杭

【所 在 地】 和歌山県東牟婁郡串本町

【宿 泊 日】 平成24年11月24日(土)

【オフィシャルサイト】 −−−

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/107705/107705.html

【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad312315/

【交  通】

    : 阪和道・南紀田辺ICより90分

  鉄道 : JR紀勢本線・串本駅よりバス、 「橋杭岩」 下車・すぐ

 串本。遠いっすなー。本州の最南端っすからね。特に高速道路が近くを通ってない感が半端なかったりするんですが、とまあそんなことで、今回、僕は鉄道を移動しました。 が、この紀勢本線の便数の少なさも大概だったりして、何にしろ不便です。 で、串本駅からは歩いて歩けない距離ではないんですが、あまり歩きたくない場合はバスかタクシーを利用するほうが賢明かと。 ちなみにバスは これ 。 新宮駅または紀伊勝浦駅のほうから来ることも可能。 そっち方面からだと、電車とバスを乗り継ぐよりも、最初からバスにしちゃったほうが聡明かと思われます。

【地  図】  アクセスマップ    中 域 図    詳 細 図

 インターからあまりにもクソ遠くて、半端ない広域な地図になってしまいました。 ここから延々、国道42号線を1時間半ほど掛けて走らなければならないようです。 海沿いシーサイドっぽいので、景色はよさそうなんですけどー。 走ったことはないので、道幅がどの程度なのか、崖から落ちそうなデンジャラス・ゾーンがあったりしないか、詳しい状況は不明です。 ま、二桁国道なので、それなりだとは思うんですけど。 で、無事に串本まで辿り着いたら、あとは名勝地の 「橋杭岩」 を目指してやれば大丈夫。 宿はもう、すぐそこっす。

【駐 車 場】 4台・無料 (部屋数:4室 )

 建物のすぐ隣に、駐車場であると判断してもよさそうな空き地があったような気が? 一応、スペック上では部屋数分の駐車スペースは確保されている模様です。 が、ここ、根はウドン屋だったりするので、ウドン客によって占拠されている確率が非常に高いような? ま、道路を挟んだ向こう側が橋杭岩の観光用の無料駐車場になっているので、そこに止めても何ら問題はないような気がします。 ウドン客が帰ったら、正規の駐車場に移動してやればいいしー。 で、ほんの3分ほど前に知った情報なんですが、ウドン屋の目の前に 「道の駅」 が出来るみたいっすな。 これ っすか。 あ、もうオープンしちゃったんですな。 そういえば、何か工事をしていたような? 一般の観光客にとっては嬉しいニュースなんですが、ウドン屋サイドにとっては、どうなんっすかね? ちょっと気になるところでありますな。

【あらすじ】

 紹介する順番が狂ってしまって、今さらジローで、ごめんねジロー。 そんな気がするんですが、謝っているのにまだ機嫌が悪くて、おかんむりの冠二郎。 そんなヤツは放っといて 「ラーメン二郎」 行こうぜ! ということで、あまり書くことも無さそうなので、レポをやめちゃった宿を、今更ながらぶり返してみることにしました。 いや、暇だったんで。 詳しい経緯は この辺り を見て貰うとして、そこさえ読んじゃえば、あとはほとんど補足することもありません。

【料  金】 4,000円 (消費税込) 素泊まり☆名勝橋杭岩を眼下に眺めてのんびり過ごす (和室8畳)

 民宿というよりも、泊まれるウドン屋という感じで、食事付きのプランはありません。 何か食いたかったら、下のウドン屋でウドンを食ってもいいし、どこか余所で他のものを食ってもいいし。 ウドン屋と言っても、さんま寿司とかマグロ丼なんかはあるようなので、お手軽に地元の食べ物を味わうことが出来て、便利♪ で、素泊まり 4,000円という価格は、ま、妥当な線ではなかろうかと。

【フロント】

 フロントらしきものはなくて、おそらくウドン屋。 そっちのほうに行って手続きをするのではなかろうかと。 ウドン業務は 10:30〜20:00となっていて、それより遅くなると、中に入れなくなっちゃう恐れが。 今回、予定の特急に乗り遅れて、それより遅くなっちゃうことが確定したので、電話を入れて、その旨を伝えておきました。 とりあえず宿の前に着いたら電話をしてくれとの指示でありましたので、何ともならないことはないものと思われます。 ということで、串本駅に到着〜。 外は真っ暗で、とても歩く気にはなれなかったので、タクシーを利用したんですが、詳しくは、ま、さっきのところを参照して貰うとして。 で、現地に着いたらウドン屋は閉まっていて、周囲は真っ暗で、閉め出された感が半端なかったんですが、とりあえず次の指示を仰ごうと形態をとりだしたところで、ウドン屋住民らしき兄ちゃんと遭遇。 無事、宿の中に入ることが出来ました。 すぐ隣に住んでるっぽいので、もし到着が遅くなるようでも、事前に連絡さえしておけば、ぜんぜん大丈夫なのではなかろうかと。 とても丁寧で親切な兄ちゃんでありましたので、その点でも、安心♪ ちなみに外からみた様子は、こんな感じっす。

宿の外観♪


 到着時は真っ暗だったので、翌朝に撮影。 1階がウドン屋を含む店舗スペース、2階がウドン屋の座敷で、3階が民宿。 そういった構成のようです。

【部屋・設備】

 で、中に入るとこんな感じ。

お部屋の様子♪


 超シンプル。 これぞ、ザ・商人宿の8畳和室って感じぃ? 民宿というと古臭いイメージがあるかも知れませんが、ここは真新しくて、小綺麗です。 便所も風呂も付いているので、和室のビジネスホテルだと考えてもいいかも? 部屋に冷蔵庫が無かったような気がするんですが、廊下に共用のがあったと思うので、無問題。 ただ寝るだけなら十分っすなー。

【風  呂】

 前述の通り、部屋には付いてます。 大浴場のようなものはありません。 徒歩圏内に 「弘法の湯」 というのがあるようです。 休みの日が多いし、営業時間が短いし、何より入浴システムが独特過ぎて、コミュ障の人にはちょっと辛いものがありそうなんですが、幸か不幸か、営業時間内に辿り着くことが出来なかったので、その実態の程はサダカではありません。

【夕  食】

 前述の通り、ウドン屋が付いてます。不幸なことに、営業時間内に辿り着くことが出来なかったんですが、クチコミを見る限りでは、わりとよさ気な感じだったりする模様なので、次の機会があれば、レッツ・チャレンジ・ザ・うどん。

【翌  朝】

 この宿を選んだ理由は、ただひとつ。 夜明けの橋杭岩を見たいっ! で、その成果のほどは、前述の参照ページで分かっていただけたかと思いますが、いやあ、ここを選んで、大正解っ♪ 好天にも恵まれて、素晴らしい日本の夜明けを堪能することが出来ました。 海から太陽が昇ってこなかったのはちょっと誤算でありましたが、それはまあ、季節によりますからね。 事前の下調べが大切だったりします。 僕はもっぱら宿の外に出て、周囲を散策しながら撮影に励んだんですが、部屋のカギと一緒に建物の入口のカギも渡してくれるので、24時間出入りは自由。 星空の観察をしたい人も、夜遊びして不純異性交遊に耽りたい人も、安心。 で、宿から一歩の外に出たくない。 引きこもりたいっ! そんな人でも大丈夫なのが、この宿のエライところなんですが、部屋の中からだって、ほら。

部屋から見える絶景♪


 まさに絶景♪ ドアさえ開けておけば、便所の便座に座った状態で、この景色を眺めることが出来ました。 が、残念なことに、目の前に 「道の駅」 が出来ちゃったおかげで、当宿からの眺めも、予想以上に高い建物に一部を遮られてしまい、今までのような眺めではなくなってしまいました。  そう、クチコミの返信に書いてあるのを見て、愕然、茫然、心不全。

  工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 あの絶景がぁぁぁぁぁぁ。。。 道の駅の野郎、許せんっ!! ま、ちょっと外に出れば、いままで同様、素晴らしい景色が堪能出来るんでしょうが、ウドン屋としてはやりきれない思いでありましょうなぁ。 道の駅の食堂でウドンでも売られたりしたら、商売にモロに響くだろうしー。 残念でなりませんが、目の前に余計なものが建つ前に泊まることが出来たのはラッキーだったと言えるかも?

【朝  食】

 夕食の心配はなくても、朝食のほうはちょっぴり心配。 朝からウドン屋はやってませんからね。 ま、やっていたとしても、夜もウドン、朝もウドンというのは、ちょっと嫌かも? うどん県の住民ではありませんからね、僕。 じゃ、どうすればいいのかというと、大丈夫です。 1階のテナントに入っている和歌山ラーメンと書いてある店。 ここがですね、外をうろついている際に遭遇した地元住民のオッサンによれば、 「串本でいちばん早くからやってる喫茶店」 なんだそうで、実際、上のほうに掲載した外観写真にも店のお姉さんが写り込んでいたりします。 プライバシーを鑑みて、全身にモザイクを入れさせて貰ったんですが、全身にヤル気が漲っているように感じ取れたので、恐らく6時30分には開店するのではなかろうかと。 多分、モーニングとかもやっていると思うので、ご利用のほど、ヨロシクね♪

【総合評価】

 たとえ窓から見える景色に陰りが見えようと、橋杭岩の写真を撮りにいくなら、 「民宿 はし杭」 だねっ♪ そう、強くお薦めしたいと思います。


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