五竜ドライブステーション

【所 在 地】 長野県北安曇郡白馬村

【宿 泊 日】 平成23年07月17日(日)

【オフィシャルサイト】 http://www.yellow-pages.jp/cms/shinshu/hakuba/shop/195/1/s

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/44935/44935.html

【じ ゃ ら ん】 http://www.jalan.net/yad378294/

【交  通】

   : 長野道・豊科ICより60分 または 上信越道・長野ICより60分
  鉄道JR大糸線・神城駅より徒歩7分

【地  図】  アクセスマップ    詳 細 図

 国道148号線沿いにある 道の駅・白馬 のほぼ対面です。 分かりやすいこと、この上なし。 もしこれで道に迷うようであれば、社会生活に支障が出るレベルだと思われます。 まさに「ドライブの駅」としては最適のロケーションなんですが、鉄道の駅からも割と近く、神城駅から徒歩7分と意外に便利。 もっとも、大糸線そのものが極めて運行本数の少ないローカル線なので、あまり便利ではないような気がしないでもないんですけど。クルマの場合も最寄のインターから1時間くらいかかるので、決して褒められたものではないんですが、ま、頑張りましょう。 ちなみに高速バスのバス亭も近くにあるみたいですが、そういえば昔、うちのサイトに 「サバ亭」 などというコーナーがありましたなぁ。。。

【駐 車 場】 25台・無料 (収容人数:44人 )

 建物前のスペースが駐車場なのではないかと思われます。25台もイケますかね? ま、身動きの取れないくらいに詰めて止めれば、何とかならない事も無いような気がしないでも無いんですけど。 ちなみにスキーシーズン以外は空いているようなので、今回はぜんぜん大丈夫でした。

【あらすじ】

 この夏は長野へニッコウキスゲを見に行こう。 お泊りは別所温泉にしよう。 で、 「岳の幟」 というお祭りを見て、その辺の神社仏閣を愛でて帰ろう。 そう考えていたんですが、それだけでは何だか物足りないので、もう1泊することにしました。 場所はまあ、白馬あたりで。 思い切って超高級リゾートホテルに泊まってやろうかとも思ったんですが、1泊目が わりとお値段高めの温泉旅館 だったので、思い切って超下等なところを選んでみました。

【料  金】 2,500円 (税込) ◆大部屋・カーテン付き2段ベッド・素泊まりプラン

 ということで、このお値段です。 安いですな。 ま、ドミトリー(相部屋)としては相場の価格なんですけど。 ただ、ここの場合は相部屋と言っても2段ベッドにカーテンが装備されているので、最低限のプライバシーは確保されております。ノーパンで寝てても大丈夫♪ ちなみに冬季は暖房費が 200円プラスされるようです。 夏季の冷房費は不要。 というか、クーラーがありません。 4ベッドにつき1台くらいの割合で扇風機が配備されているので、特に問題はありません。フリチンで寝れば大丈夫♪ で、風呂も無くて、 200円の有料シャワーがあるだけなんですが、今回は利用しなかったので、どれほど優良な有料シャワーなのかは定かでありません。

外観♪

【フロント】

 今回、僕がここに泊まってみようと思ったのは、楽天トラベルの 「お客さまの声」 や、じゃらんのクチコミに対する宿泊施設の回答がよかったからなんですが、何かこう、気さくなオバチャンって感じ? 誰かのクチコミに 「若女将?」 という表現があったので、あるいは僕が思っているよりも若いオネーサンなのかも知れませんが、で、実際はどうだったのかというと、うーん、そこそこ女将さん? ま、普通に 「宿のオネーサン」 という表現でまったく問題ないと思うんですが、思った通り愛想がよくて気さくなオネーサンだったので、なにより。

【部屋・設備】

大部屋@廊下付近状況♪ 大部屋@2段ベッド状況♪

 部屋はですね、大きいです。一度に44人くらいは泊まれそうな感じ? で、実際、そこに何人が泊まるのかは、その時の運次第なんですが、基本的にスキーシーズンの週末以外は空いているようです。 1階のフロントの横に階段があって、そこで靴を脱いで2階の大部屋に移動するというシステムです。 便所が1階にしか無いのがちょっと面倒なんですが、下履き用のスリッパは用意されているので、靴を履くのに手間取っているうちに漏らしちゃったじゃないか! …といった悲劇は避けられるのではなかろうかと。 ちなみに洗面台は2階に3個ほどありました。 宿泊者1名に割り当てられるのは2段ベッドの上か下のどちらか。 8人で1区画となっているんですが、この日は利用者が少なかったので1区画分を貸切状態。 ベッド横のカーテンを全開にしても、恥ずかしい寝姿を他人に見られる心配はなさそうで、何よりでありました。

窓から見える絶景♪

 で、窓から見える景色はというと…、ま、こんなものでしょうな。 そういうものに期待して泊まるところではありません。 道の駅の端っこの便所が見えるだけでもラッキー♪ そう、前向きに評価しなければなりません。 ベッドの枠の中には布団と枕があって、シーツは自力で何とかしなければならないシステムになっております。 狭いのでちょっと面倒なんですが、安いので贅沢は言えません。 枕側にはちょっとした荷物が置ける程度のスペースがあって、壁には照明設備が取り付けられております。 コンセントはその照明用のが1個あるだけなので、電源タップは必需品。 大切なことなので赤字の太字にしておきましたが、ま、部屋と設備に関しては、そんなところです。

【風  呂】

 前述の通り、ありません。 200円のシャワーだけです。 以前は道の駅に隣接する日帰り温泉があったようですが、廃業しちゃいました。 今のところ、もっとも近い入浴施設は 十郎の湯 ということになりますか。 近いと言っても2キロくらいあるので、歩いていくには遠いです。 僕の場合は自前の折り畳み自転車があったので何とかなりましたが、車もチャリもない人は諦めたほうがいいのではなかろうかと。 ちなみに十郎クンは施設的には銭湯に毛が生えた程度で、うーん、まあまあ。 湯のほうは本物だと思うんですが、3連休だったからなのか、17時過ぎという時間が悪かったのか、けっこう混んでいてゆっくり出来ませんでした。 ま、シャワーで済ますよりは全然マシなので、足がある人なら利用を推奨するにヤブサカでありません。

【夕  食】

 スキーシーズンの週末以外、基本的に夕食の提供は行なわれてない模様です。 事前に頼んでおけば何とかしてくれるみたいですけどね。 800円くらいで定食の類が食べられるみたいです。 今回は事前に頼んでおかなかったので、 道の駅のレストラン で食べることにしたんですが、「はくばの豚」 とか、一応は地物っぽい食材が使われているようで、悪くない選択だったと思います。 で、今回食べたのは、これ (↓) 。

夕食@道の駅・白馬♪

 「はくば豚の味曽焼き定食」 とか、何かそのような名前の食い物でありました。 味曽がめっちゃ口内炎に染みるやんっ! …というのがちょっと不満だったんですが、ま、それは店側の問題ではないし、普通に美味しかったっす。 で、白馬豚というのはアレですな。 白い馬と豚のハーフというわけではなく、普通に豚なんですな。 ま、そんなことは最初から分かっていたし、下手にウマが関らないほうがウマいような気もするので、問題はありません。 ただ、この道の駅のレストランは19時まで (平日は17時まで) しか営業してないので、夜遅くなるようだと駄目ですな。 「十郎の湯」 には食堂もあるようなので、入浴ついでにそこで飯を済ませるというのも手かも知れません。

食堂兼談話室(その1)♪ 食堂兼談話室(その2)♪

 で、このドライブステーションはですね、自らに与えられたスペースは畳一枚分くらいしかないんですが、共用スペースとして食堂が開放されています。 飲食物の持ち込みオーケーで、冷たい水やお茶は飲み放題♪ ポットのお湯も電子レンジも使いたい放題♪ 昭和っぽいレパートリーの漫画本もたくさん置いてあるので、暇つぶしには事欠きません。 しかも

ライたん♪ ミーミたん(その1)♪ ミーミたん(その2)♪

 猫2匹完備〜♪ 個人的にポイントが高かったので、青字の太字にしておきましたが、いや、クチコミの中に 「猫が可愛い」 というのがあったので、ちょっと期待してたんですけどね。 どういう状況で出没するのかと思ったら、普通に食堂をうろついているんですなー。 どうやらここはフロントの奥がオネーサンの一家の居住スペースになっているみたいなんですが、その飼い猫がパブリックスペースにまで出張ってくる。 そういうシステムが取られているようです。 素晴らしい♪

【翌  日】

 チェックインの際にお願いしておけば、500円で和食・もしくは洋食の朝食を提供して貰えるようですが、今回は出発が早かったので、お願いはしませんでした。 で、ここ、出入口は 24時間開放状態なので、朝の早い時間でも気を遣わずにチェックアウト出来るのがいいですなー。 挨拶も無しに立ち去るのは、ちょっと申し訳ないような気もするんですが、オネーサンも 「朝は勝手に出発して貰っていいですから〜。」 と言っていたので、ま、いいんでしょうな。

【総合評価】

 とまあそんなことで、総合的な評価に関しては ここ を参照して下さい。 字が小さくてまともに読む気がしないと思いますが、いやあ、初めて書きましたな、 「お客さまの声」 。 短く纏めるのって意外と難しいものだと思い知らされたんですが、大きい猫は6歳、雄、ミーミちゃん、小さい猫は1歳、雌、ライちゃんです。よろしく! …とのことです。 小さい猫は幼女だったんですな。 微妙に警戒心が強くて、逃げはしないんですが、触らせてはくれなかったんですよね、ライたん。 一方、人間換算40歳相当のオッサン猫@ミーミたんは警戒心ゼロ。 心ゆくまでモフることが出来て、とっても満足♪ トータル的に見ても、お気楽でお値打ちで、とってもいい宿だと思うんですが、ただ宿泊客が多い状況だとちょっと窮屈に思えるかも知れませんな。 今回は総勢7〜8名くらいで1区画貸切だったのでよかったんですが、上とか下とか右とか左とか前とか後ろとかに、いびきと寝言と歯軋りが酷いオッサンがいたりしたら、かなり悲惨な状況になるのではなかろうかと。 物音が気になるようでしたら、フロントに耳栓を用意しておりますので、お申し付けくださいませね。 …とのことなんですが、該当者は自前で 「アホ犬用・無駄吠え防止首輪」 を購入し、着用した上で就眠する事を義務付けたほうがいいかも知れません。

 今回、普通の旅館に泊まる感覚でチェックイン時間を17時にしたんですが、暗くなってからでもまったく道に迷いようのないロケーションなので、もっと遅い時間の到着でもよかったかもー? 夕方まできっちり観光して、移動の途中で晩飯と入浴を済ませ、コンビニで酒のつまみを購入の上、チェックイン。 中の自販機でビールを買って、談話室で猫と遊んだり漫画を読んだりしながらまったりと過ごし、眠たくなったら2段ベッドに移動。そんなパターンがいいかも知れませんな。 ベロベロに酔っ払っちまえば、オッサンの寝言もいびきも歯軋りも気にならないだろうしー。 というか、むしろ自分が加害者になる恐れも…。 「ほとんどのお客様が、他のお客様に配慮をしめし、道理をわきまえて御利用くださるので、本当にありがたいなと感謝いたしております。」 と、いつもクチコミの返事に書いているオネーサンを悲しませないように、オトナの態度で望みたいところでありますな。 けっこう気に入ってしまったので、またいつかリピートしようかと思っておりますが、その節は、よろしく!


INDEX
BACK NEXT