アパホテル小松

【所 在 地】 石川県・小松市

【宿 泊 日】 平成21年10月31日(土)

【オフィシャルサイト】 http://www.apahotel.com/hotel/hokuriku/12_komatsu/index.html

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/2123/2123.html

【じゃらん net】 http://www.jalan.net/jalan/jweb/yado/YADS_326320.HTML

【阪急交通社】 http://r.hankyu-travel.com/pc/oyadodetail.do?command=initialize&facilityCode=00812&languageCode=ja

【交  通】  : 北陸自動車道・小松ICより10分鉄道 : JR北陸本線・小松駅より徒歩5分

 ほぼ、そういうことでよろしいのではないかと思います。インターからだとそこそこ、駅からならまあまあ。それくらいの近さです。

【地  図】  アクセスマップ    詳 細 図

【アクセス動画】 前々回から始まった新企画で、動画の編集とかクソ面倒なんですが、何とか今回も頑張りました。ちなみに到着地は諸般の事情により、アパホテルの駐車場ではなく、 名鉄協商パーキング・小松駅東 となっております。 おまけに終盤、ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて、迷い道くねくね〜♪ ( By 渡辺真知子 ) だったりします。

  《小松IC〜小松駅東パーキング アクセス動画》 (←右クリックで保存)

 インターを出たら右に曲がって快適な直線道路を走り、浮柳新橋のところの交差点を左折でありますな。橋のほうには弁慶の像が見えたような気がするんですが、それとは反対方向に曲がって下さい。 本屋だとかサークルKだとかを左手に見ながら、サンクス(?)の先でバスを追い越したところで左車線が無くなって、ちょっと分かりにくい感じで右方向へと進みます。 で、しばらく走ったところで、信号を右折。おそらく 「小松駅→」 といった案内が出てたんでしょうな。 で、しばらくして、ちょっと都会っぽい雰囲気が漂ってきたあたりが、小松駅前〜。 “大和” ( ← “やまと” ではなく “だいわ” 。来年春で閉店。 ) という百貨店が見えますなー。 小松駅前立体駐車場と一体化しているので、諸般の事情がない人は、ここにクルマを止めてもいいかも知れません。 その場合、信号で左折せずに、真っ直ぐ走った先の左手が駐車場の入口になります。

 真っ直ぐ走らず、信号を左折して、JRの高架をくぐった先の右手側には駅東駐車場というのがあります。かなりのキャパがあるので、諸般の事情がない人は、ここにクルマを止めるのもいいかも知れません。 僕は諸般の事情があって名鉄協商のパーキングを利用することにしたんですが、この動画を見ると、どこでどう道を間違えたのか、我ながら実によく分かりますなー。 そのまま真っ直ぐ行けば、すぐ先の右手側にあったのに、間違えて手前で右折しちゃったんですなー。 ま、3回左折したら左手側に無事発見することが出来たので、別によかったんですけどー。

【駐 車 場】 30台・1泊800円 (部屋数:128 )

 このホテルは駐車場に難があります。そこそこの街の、そこそこ駅前なのでやむを得ないんですが、タワー型立体駐車場なんですよねー。 おかげで、 このような制約 があったりします。お金だって取られます。 僕の車はワゴンタイプだしぃ、3ナンバーだしぃ、キャリーが付いてて車高が 1.5mよりも高いと思うし、1泊800円は高いと思うし、駄目ですな、こりゃ。。。 最初から他の駐車場を目指すしか無いんですが、幸い小松駅前には 市営駐車場 がたくさんあります。 が、市営の癖に、高いっ!…んですよね、これがまた。1日1000円ですかー。アパよりも高いやん!あかんやん! 僕は次の日の昼過ぎまでクルマを止めておく予定なので、2000円になっちゃうんですよね。 ということで、1日500円の名鉄協商パーキングを利用することにしたんですが、ちなみに 粟津駅前 なら1日たったの200円で済みます。安っ! 粟津から小松までは1駅で4分で180円なので、JRの併用を検討するのも手かもしれませんな。 あ、でも往復運賃360円+駐車料金200円=560円なので、よく考えたらアホですなー。

【あらすじ】

 小松基地の航空祭に行くことにしました。 詳しくは、ま、 ここ を見て貰うとして、取れてしまったんですよね、小松市内のホテル。 ちなみに航空祭前日の1ヶ月前にチェックを入れた際も、新たに5部屋分が阪急交通社から供給されておりました。特別枠があって、1ヶ月単位で小出しするんですかね? 何だかちょっぴり怪しいんですが、やっぱり、板急(イタキュー)?

【料  金】 4,950円 ( ビジネス出張 軽朝食付シングル )

 上質デュベカバー採用。全室高速有線LAN対応!!全室超高速インターネットの接続無料。御宿泊のお客様には軽朝食(パン、サラダ、お飲み物)無料サービス<営業時間7:00〜9:45>。姉妹館小松グランドホテル内「天然温泉スパ小松」入泉無料。 このサービスでこの価格は、安いっ!…と言わざるを得ません。 たとえ軽朝食のパンが桑名パンのコッペパンだったとしても、文句は言えないレベルの安さです。上質デュベカバーというのがどういうものなのか、今ひとつよく分からんのですが、少なくとも下質デュベカバーよりは質が上だと思うし、 「天然温泉スパ小松」 にタダで入泉出来るというのも嬉しい限りです。 いいところが空いてて、めっちゃラッキー♪

【フロント】

 今ひとつ不安だった阪急交通社なんですが、大丈夫でした。僕の部屋はちゃんと用意されておりました。 それはそれで目出度いんですが、フロントに行ったらスーツ姿のおっさん軍団がたむろしていて、ちょっと不快でした。 この日の小松市内のホテルはすべて、航空祭目当てのヲタに占拠されているのかと思ったら、そうでもないんですかね? ん?何!? 忘年会にはまだ早いし、歓迎会とか送別会の類? おっさんの集団というのはウザいし、臭いし、目障りだし、チェックインにえらく時間が掛かって、いい事など何ひとつとしてなかったんですが、ま、これは別にアパのせいではないですからね。フロントのお姉さんは、ま、普通程度には愛想がよくて、特に問題は無かったです。

【部屋・設備】

外観♪

 チェックインした時は既に暗くなっていたので、写真は翌日の朝に撮ったんですが、よく言えばシックな、普通に言えば地味な色合いの外観でありますなぁ。特筆すべき点はありません。 で、お部屋のほうはというと、これまた特筆すべき点は何もありません。 いかにも普通のビジホやなぁ。…といった感じで、おまけに、ちと狭いです。 でもまあ、4,950円だしー。

部屋から見える絶景♪

 部屋から見える景色も、端から何も期待はしていなかったんですが、ま、こんなもんでしょうなー。 4,950円だしー。

【風  呂】

 風呂にはちょっと期待しておりました。部屋に付いてる不通のユニットバスは別にどうでもいいとして、天然温泉スパ小松が楽しみ〜♪ 天然温泉スパがある姉妹館の 小松グランドホテル は、道路を挟んだ斜め前といった感じで、移動もさほど苦にはなりません。 温泉専用のエレベータに乗って4階で降りるとまず、下足ロッカーが目に入りました。 ここでまず下足を預けるというシステムやな。…と理解して、靴をロッカーに入れようとしたら、フロントのおっさんに 「お客様〜。」 と声を掛けられたので、靴を履いたままフロントのほうに向かったら、 「靴はそちらで脱いで下さい〜。」 と言われてしまいました。 アンタが声を掛けたから、そっちに行ったんやろがぁ! 下足ロッカーに戻って靴を入れて鍵をかけてフロントに戻って、アパホテルの部屋の鍵と下足箱の鍵をオッサンに差し出すと、引き換えに脱衣所のロッカーの鍵を渡してくれました。 服を脱いでパンツも脱いで、浴室に向かうと、ん〜、思ったよりリゾートなムードは希薄? やや薄暗くて場末な雰囲気が漂っていたんですが、一応は露天風呂もあったし、一応は天然温泉らしいし、タダならまったく不満はありません。 日帰り利用だと3時間 1000円、1日券だと 2,000円もぼったくられるみたいで、それはちょっとどうか?…という気もするんですけどー。

【食  事】

 今回、ちょっと悩んだのは食事であります。軽朝食付シングルなので、夕食が付かないのは別にいいとして、このホテルにはレストランが無いんですよねー。スパ小松には “呑喰い処だんだん” というのが併設されているようなので、そこで済ませるという手もあるんですが、メニューは、えーと、とりあえず枝豆とか、ジューシー若鶏の唐揚げとか、ボリュームたっぷりカツ丼とか。 まるで小松らしさというのが感じられませんなぁ。 で、あれこれ調べたところ、まず目についたのが、 居酒屋・いもたこなんきん 。 ネーミングのセンスが、ちょっとどうか?…という気はするんですが、場所的にはホテルのすぐ隣なので利便性は抜群。おすすめは “ギョーザソーセージ” でありますかぁ。 僕はギョーザもソーセージも大好きなので、いいかもー? でも、ギョーザはギョーザ、ソーセージはソーセージで、別々に食べたほうがいいような気もするし、ギョーザとソーセージは小牧の航空祭の時にも食べたし、ギョーザソーセージが小松らしいかと言われると、そうとも思えないし、それになにより、 クチコミ を見る限り、毀誉褒貶が激しいところがちょっと気になります。 普通、どんなに今ひとつだったとしても、星1つとか、付けるかー? 店員の愛想だけはまずまずなのか、サービスはバイトのねいちゃんで無愛想なのか、その点に関しても意見は分かれているし、下手に冒険するより、割烹つかさ にしておいたほうが無難ですかねー? 正直、サカナ料理はさほど好きではないんですが、北陸といえばサカナ (もしくはカニ、あるいはエビ) やろ?…という気がするし、日本海刺身御膳とか、美味しそうです。刺身は好きなんですよねー。 で、いろいろ悩んだ結果、 “カレーの市民・アルバ” に行くことにしました。 いや、2ちゃんねるの航空祭スレを見ていたら、この店の名前が出てきたんですよね。 調べてみたら、おおっ、 この店 でありますかー。

カレーの市民・アルバ本店♪

 金沢泊まり組のイチ押しは もりもり寿司 だけど、小松泊まりなら “アルバ” がある。 そういう論調だったんですが、どうやらここ、金沢カレーの世界では有名みたいなんですよね。 金沢カレーというのがどういうカレーなのか、詳しくは ここ を見て貰うとして、アルバの本店は小松グランドホテルの向かいにあるんですな。これはもう、行くしかありません。 ということで、行ってきましたー。 “カレーの市民” って、何かヘンな名前なんですが、そういえばロダンの彫刻にそういうのがありましたなー。 来店時は既に暗くなっていたので、写真は翌日の朝に撮ったんですが、昔ながらの町の食堂といった佇まいであります。 入口から入ると、ちょっとヘンなおっさん (大将?) が元気よく出迎えてくれました。 夕方の6時過ぎだったんですが、奥のテーブル席に2人、カウンター席には1人の先客がいて、それに対して従業員が6人くらいおりました。 途中でそのうちの3人くらい (バイト?) がカウンターのほうに来て、カレーを食い始めました。 夕食はいつもカレーなんすかね? それもちょっと嫌な気がするんですが、ちなみにこの店の名物は “満塁ホームランカレー” であるようです。 トンカツ、ウィンナ、ハンバーグ、クリームコロッケと4種類の具がトッピングされているから満塁ホームランなんでしょうが、そんなもの食ったら間違いなくカロリーの取り過ぎぃ。…なので、大人しく “トンカツカレー” にしておりました。 600円なので、お値打ちでありますなー。 で、金沢カレーは噂どおり、銀の皿に盛られておりました。フォークではなく、先割れスプーンでした。キャベツの千切りも添えられておりました。率直な感想を言うと、トンカツもカレーも、普通に美味しかったです。それ以上でも、それ以下でもない。そういうレベルで美味しかったです。 先割れスプーンはトンカツを突き刺して食うには便利。 が、キャベツの千切りは微妙。 別に無くてもいいような気がしないでもないんですが、これを添えないと金沢カレーにならないので、ま、必要悪といったところですかね? ま、別に悪くはないんですけどー。

 前半、カレーのルーを贅沢に食いすぎて、終盤に白いゴハンが残ってしまったのはちょっと残念なんですが、それは僕のペース配分に問題があったのであって、決してカレーの市民に罪はありません。 まだカレーのルーが十分に足りていた頃、一人のヲタっぽい兄ちゃんが首からキャノンの一眼レフをぶら下げて入って来て、 「満塁ホームランカレーぇ。」 を注文しました。 軍事ヲタには見えなかったんですが、あるいはB級グルメ・ヲタなんすかね? しきりにテーブルの上のメニューやら、届いた満塁ホームランカレーやらを激写しておりましたので、今頃きっとどこかに、彼のブログが公開されているに違いありません。 僕もカメラを持ってくればよかったぁ。…と、ちょっぴり後悔しましたが、店のおばちゃんが 「あれまぁ。」 といった感じで、哀れむように彼のほうを見ておりましたので、ヤメておいて正解だったかも知れません。 いずれにしろ、とっても小松らしいディナーで、よかった♪…という気がします。


甘えび寿司(外箱)♪ 甘えび寿司(開封)♪

 で、次の日の朝。 軽朝食付きのプランだったんですが、朝の5時に起床、6時にホテルを出発というプランを組んでいたので、朝食の権利は放棄しました。 ま、所詮は軽朝食なので、悔しくはありません。 で、そういう事態を見越して、前日、駅構内のコンビニのようなところで、 甘えび寿司 を買っておいたので、それを食べました。 魚津のマンテンホテルに泊まった時は “焼さば寿司” を食べたんですが ( ← ここ を参照 )、それと同じ高野商店の駅弁です。 あ、そうそう。 琵琶湖の “鮒寿司” とゴッチャになっていて、半分腐ったような寿司というイメージがあって、どうしても食う気がしなかった富山の “鱒寿司” なんですが、普通に岐阜のスーパーとかにも売っていたので、買って食ってみました。 ぜんぜん腐った寿司ではなくて、普通に美味しかったです。 “鮒寿司” なんかと一緒にして、ゴメンよぉ。…と、この場を借りて謝っておきたいと思いますが、 “甘えび寿司” も普通に美味しくって、何よりでありました。

【すけべビデオ視聴システム】

 前回の “VOD” に引き続き、このような項目を設けてみたんですが、特筆すべき点がない部屋や設備の中で、テレビだけわりと大きめだったのはよかったと思います。 が、テレビの電源が入らないんですよねー。 どうしてくれる!? リモコンの電源ボタンを押しても、まったく何の反応もなくて、ああん、1000円も出して自販機でテレビカード (←有料すけべ作品視聴用。すけべでないコンテンツもあり。) を買ったのにぃ。。。 リモコンの電池が切れたんですかね? クルマに行けば予備の単4乾電池があるんですが、駅の向こうまで歩いていくのは面倒だし、近くにコンビニもないし、というか、もうすっかり浴衣に着替えちゃった後だしぃ。 そんなん、フロントに文句を言えばエエやん。…と思われるかも知れませんが、浴衣に着替えた後で、ともすればパンツが見えそうになっちゃうし、係のお姉ちゃんに、 「あー、今からエッチなビデオ見るんだぁ♪」 と思われたりするのも心外だし、これはもう自力で何とかしなければなりません。 リモコンが駄目でもテレビの本体だけで何とかなるかと思ったんですが、そっちの電源スイッチをいくら押してみても、やはり反応無し。 フリーズした場合はリセットするに限るので、コンセントを抜いて再投入してみたんですが、やっぱり駄目。 もういいっ!明日の朝は早いから、今日はもう、寝るっ!

 不貞寝しようとしたものの、何だか悔しくてなかなか寝付けず、起き上がって何気なくテーブルの上にあったコンビニ袋 ( ← お土産に買った「きらめいて石川」入り ) の位置を変えようとしたところ、あっ、こんなところにもう1台リモコンがぁ! 上の “甘えび寿司” の外箱の写真は翌朝に撮ったものなんですが、前夜、このリモコンの大きいほうが、ちょうど袋の下に隠れていたんですよねー。小さいほうのリモコンは有料すけべ作品視聴操作専用で、どうりでいくら押してもテレビの電源が入らなかった筈です。 いやあ、いくら風呂上りに缶チューハイを飲んで酔っ払っていたとはいえ、アホでしたなぁ。フロントに文句を言わなくて、本当によかったー♪ あやうく大恥をかくところでありましたが、ところで、1000円で買ったテレビカードを入れる口がどこにも見当たらないんですが、僕は一体どうすればいいんですかぁ? …と思ったら、 “アパ・ルーム・シアター” はカードに書かれた暗証番号を専用リモコンを使って入力するシステムなんですな。手間掛けさせやがって! ちなみに僕の買ったカードには “73-57-47” という番号が書かれているんですが、もしかしてこの番号、複数の部屋で共有出来たりしませんかね? もし隣の部屋から怪しい喘ぎ声が漏れ聞こえてきた場合、隣のドアをノックして、「すいません、そのカードの番号、500円で譲って貰えないですかね?」 と交渉すれば、あるいは経費の削減につながるかも知れませんなぁ。

【総合評価】

 これと言った特徴のない普通のビジホでしたが、天然温泉スパにも入れたし、カレー屋にも近いし、テレビの電源も入ったので、ま、よかったのではないかと思います。


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