ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ

(2008年07月31日更新)


【所 在 地】 北海道虻田郡洞爺湖町
 
【交  通】  : 道央自動車道・虻田洞爺湖ICより25分 / 鉄道 : JR室蘭本線・洞爺駅より無料シャトルバスで35分

 その他、特別VIP送迎サービスなんてのもあるようです。いいですなVIP待遇。ベンツ・BMWリムジンでの送迎サービスをご用意しております。ゆったりとした車内ではアメニティも完備。快適にお過ごしいただけます。…とのことなんですが、もしかしてロッテのVIPチョコが食べ放題だとか? チョコレートを食べ過ぎて、鼻血をダラダラ流しながらチェックインしたりするんですかね? これぞまさしく、ベリー・インポータント・パーソンといった感じなんですが、ただちょっと気になるのは、どこにも無料とは書いてないことなんですけど。無料シャトルバスはたぶんお金は要らないと思うんですが、VIPはもしかして有料サービス?…などと勘繰るまでもなく、しっかり料金が明記されております。JR洞爺湖・洞爺湖温泉のあたりまで迎えに来て貰うと、 13,220円っ♪ 何だかVIPらしからぬ半端な金額なんですが、そこはVIP。 13,250円出して、 「お釣りは取っておきたまえ。」 とか、そういうカッコイイことを言うんでしょうな、多分。 無料シャトルバスならタダですむところを、わざわざ 13,250円も出す価値はあるのかというと、VIPチョコ食べ放題なら十分に元が取れるかと思うんですが、1枚200円くらいしてましたからね。 67枚食べればお釣りがくる計算です。洞爺湖からの所要時間は20〜30分ということなので、1分間に3.4枚のペースで食べれば大丈夫です。 函館まで迎えに来て貰えば所要時間は3時間30分と、かなりのんびりすることが出来るんですが、ま、その分、お値段のほうも 92,540円と、少々お高くなるんですけどー。

【あらすじ】 会社の旅行で北海道に行きました。 ま、詳しい経緯は ここ を見てください。

【公式HP】 http://www.windsor-hotels.co.jp/toya/

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/platinum/pltnm/hotel/15606/index.html

【じゃらん net】 http://www.jalan.net/jalan/jweb/yado/YADL_301556.HTML


【宿 泊 日】 平成20年7月13日(日)

【料  金】 ツアコンのお姉さん (←長州力似。) からチラッと聞いた話だと、お一人様あたり 60,000円近い無駄金を浪費したそうですが、 “じゃらん” とかを見ると、普通のスーペリアルツインなら 25,000円くらいで泊まれるみたいです。 ま、何もメシを食わなければの話なんですけど。 僕たちが泊まったのも普通のスーペリアルツインだと思われるんですが、35,000円も取られるほどの料理を食わせて貰った覚えもないので、恐らく宴会場を借り切ったのが高くついた元凶なのではないかと思われます。

オシャレな外観♪

【部屋・設備】

けっこうシンプルなお部屋♪

 お部屋はですね、わりとシンプルでした。 が、さすがに小綺麗でありました。 よく分からんのですが、調度品とかもいいのを使っているんですかね? ソファーの椅子なんかも、丁度いい感じの座り心地でありました。 個人的にはまったく興味がないのでよく分からんかったんですが、アメニティはブルガリなんだそうです。 個人的には明治のブルガリアヨーグルト無料サービス♪…とかのほうがよっぽど嬉しいんですが、ギャルは喜ぶんでしょうか? あ、そうそう。肝心のお部屋からの眺めなんですが、僕たちが泊まったのは残念ながら “シーサイド” でした。 このホテルは標高625メートルのポロモイ山という、ちょっとオモロイ名前の山頂に建っていて、東に洞爺湖、西に内浦湾を見下ろす立地であるわけなんですが、その内浦湾を見下ろすほうのお部屋だったんですよね。 普通、ホテルの窓から海が見えればそれだけで大満足なんですが、せっかくの洞爺リゾートなんだから、出来れば “レイクサイド” にして欲しかったところですなぁ。 微妙なところで経費をケチったのかと思ったら、同じ会社で普通に洞爺湖側のお部屋を宛がわれた人もいたので、単純に運・不運の問題だったようなんですけど。

【風  呂】

 リゾート&スパだけに、ちゃんとスパもありました。露天風呂付きの大浴場〜♪ ま、大きさはさほどでもないんですが、露天風呂からはちょっと背伸びをすれば洞爺湖が見えるという抜群のロケーションでありまして、北海道洞爺湖サミットの時、ブッシュ君やメドヴェージェフ君がここでフリチンになって喜んでいたのかと思うと、感慨もひとしおでありますなぁ。 いや、大統領は大浴場などには浸からなかったのかも知れませんけど。 時間によって男風呂と女風呂が入れ替えになるんですが、朝に入ったほうは露天がなくて、内風呂もこじんまりとしていて、ちょっとアレでありました。 ちなみにこのホテル、お部屋にちゃんと浴衣が用意されているんですが、浴衣姿で館内をうろつくのは原則として禁止であります。例外として大浴場にいく場合だけは浴衣でも大丈夫なんですが、ただその場合も部屋に備えられているバスローブを上に羽織らなければなりません。風呂に行くときくらい、フリチンでええやん!…と思わずにはいられませんが、いや、さすがにフリチンというのはまずいかも知れませんが、そういうところはかなり煩いホテルでありました。

【食  事】

 夕食はですね、宴会場を借り切ってのバイキング♪ 超高級リゾートホテルでバイキング♪ 何だか微妙にセコいような気もするんですが、今回はお子様連れの方も多いということで、3泊して3回ともがバイキングでありました。 で、お昼にはジンギスカンが1回。 バイキングとジンギスカン、どちらが嬉しいかというと、メニューにジンギスカンがあるバイキングがいいな♪…と思うんですが、ま、ジンギスカンがなくても、でなくて普通にステーキとかがあればそれでいいんですけど。 で、ウィンザーのバイキングはですね、さすがは超高級リゾートホテルだけあって、小洒落た料理が多かったような気がするんですが、詳しいことはよく覚えておりません。 3泊して3回とものバイキングの記憶がごっちゃになってしまっているんですが、総合的な評価としては最終日に泊まった新富良野プリンスホテルのバイキングのほうが肉料理のレパートリーが豊富で、平民たちの人気が高かったように思います。 ウィンザーはワインとか、凄くいいのが出てたみたいですけど。

“杜氏賛歌”のゴージャスなVIPコーナー♪ “杜氏賛歌”のわりとシンプルな和定食♪
 

 個人的にはむしろ朝食のほうが印象に残っているんですが、今回の会社の旅行は1班と2班に分けられておりまして、先発組は富良野→洞爺湖→函館と回って、2日遅れで出発する後発組は逆ルートで函館→洞爺湖→富良野と回ることになっておりました。 僕は後発組のほうだったんですが、函館のホテルで行なわれた1班・2班の合同パーティの際に先発隊からいくつか有意義な情報を得ることが出来ました。 ジンギスカンは臭くて食えん。ウィンザーの朝食は和食がいい。 以上、僕の覚えている限りではこの2点なんですが、最終日に旭川で食べたジンギスカンのほうは事前の評価があまりにも低かったので、皆が警戒心を持って臨んだのが幸いしたのか、言うほど酷くはないよな?…ということで衆目の意見は一致しました。 めっちゃ美味しいと期待感を高めておいて、その実、あまり大したことがなかった場合より、遥かにタチのいい風評被害だったと思います。 で、一方、ウィンザーの朝食はですね、最上階の和食、1階のバイキング、地下1階のバイキング。その中から好きなところを選べるというシステムだったんですが、中でもお薦めは和食なんだそうで。 何でも限定30席とかで、早く行って並ばないと入れないという希少性がウケているようなんですが、ただ限定30食というワケではないので、前の人が食い終わって店から出てくるのを待っていれば、いつかはメシにありつけるみたいなんですけどね。 が、出発時間が決められている団体旅行では、悠長に席が空くのを待っている余裕はありません。 営業開始15分前の6時45分に行きました。既に16名ほど並んでいました。セーフ♪ この時、前から順番に人数を数えて30番以内だからと言って安心してはいけません。 一度に入れるのは30人ではなくて、あくまでも30席なんですよね。 例えば4人掛けのテーブルがある場合、2人連れがそこに座ると基本的に合席は認めない方針なので、実際に座れるのは30人よりも少なくなってしまいます。25番目くらいの人だと、ちょっとヤバいかも?…と思ったほうがいいかも知れません。 17番目くらいなら余裕です。

 とまあそんなことで、7時になって席に案内されたんですが、いやあ、VIP席でありましたな。他の席から隔離された半個室状態になっていて、目の前と左側がガラス張りで、開放感抜群。残念ながらその日は天気があまりよろしくなかったので、海だか洞爺湖だかはあまりよく見えませんでしたが、応接室のような大きなテーブルがあって、L字型にソファーが設置されておりました。定員5名。テーブルの向こうの空間に土下座させておけば、更に5名ほど収容出来そうなスペースにですね、岡田クンと2人で座りました。よくもまあ、この空間に最も相応しくない人たちを選んでくれたものでありますが、で、出された和定食もですね、さすがに小洒落たものでありました。イクラの小鉢が付いていたんですが、生まれて初めて、イクラが美味しい♪…と思ってしまいましたからね。 ロケーションといい料理の質といい、今まで食べた朝食の中でも最高ランクであるに違いないんですが、ただ、隣に座っているのが岡田クンだというのが、あまりにも勿体ないですなぁ。。。

【総合評価】 ウィンザーで撮った写真を ここ に載せておきましたので、総合評価はそっちのほうを見てください。 ということで、こっちのほうは以上です。


INDEX
BACK NEXT