あやめホテル

【所 在 地】 長野県下高井郡山ノ内町
 
【交  通】  : 上信越道・信州中野ICより25〜30分鉄道 : 長野電鉄湯田中駅よりバスで35分。 志賀高原の玄関口にあたるサンバレー地区にあるので、一の瀬・焼額山・奥志賀方面に行くにも、熊の湯・横手山方面に行くにも、どっち方面に行くにも便利であります。 ま、どっち方面に行くにしても中途半端という言い方も出来るわけなんですけど。

【駐 車 場】 スキー場に近いホテルや旅館というのは、概してアクセスや駐車場の面で不安があるような気がします。奥まったところの立地だと道が狭くて入り組んでいることが多いし、駐車場のスペースも少なかったりするんですよね。 道路に雪が積もっていたり、急な坂だったりすることも少なくなくて、スキー場まではぜんぜん大丈夫だったのに、宿にたどり着くのが一苦労。…ということもあったりして、でも、この “あやめホテル” なら大丈夫です。サンバレーのメインゲレンデのすぐ横…というか、ほとんどゲレンデ内といった感じの立地でありまして、もはや冬の間はクルマでホテルのそばに近づくことは困難です。 その為、サンバレーのスキー場用の駐車場に車を止めて、ゲレンデを数分歩くということになるんですが、僕としてはそのほうが気楽でいいんですよね。 ま、荷物がたくさんある人だとちょっと大変でしょうが、僕の場合は換えのパンツなんかが入った鞄がひとつで大丈夫ですからね。 ちなみに、冬以外は車でホテルに横付け出来るという噂を小耳に挟んだことがあるんですが、真偽のほどはサダカではありません。

【公式HP】 http://homepage3.nifty.com/ayame-h/

【楽天トラベル】 http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/6058/6058.html

【じゃらん net】 http://www.jalan.net/jalan/jweb/yado/YADS_300318.HTML

 志賀高原に泊まろうとしても、冬場でも一人客OK!…というところは、なかなか無かったりします。そんな儲けにならない客を相手にしなくても、十分にやっていけるということなんでしょう。 そんな中、ひとりでも泊まれるこの “あやめホテル” というのは、かねてからちょっと気にはなっていたんですが、5000円という、あまりにも安すぎる料金が何だかとっても怪しいような気がして、ちょっぴり不安だったんですよね。 でも、サンバレーの駐車場から歩いて行けるという好立地に惹かれて、一度チャレンジしてみることにしました。 結果、敢えてこのコーナーで取り上げるまでもないな。…という感じだったんですが、ま、話のタネに、前回の 奥志賀高原ホテル とは泊まった順序が逆になりますが、とりあえず紹介しておきたいと思います。

【宿 泊 日】 平成18年2月25日(土)

【料  金】 5000円 (素泊まり)

 安いです。何だかもう、怪しいくらい安いんですが、いくら素泊まりとは言え、奥志賀高原ホテルなら半泊しか出来なくて、夜中の2時頃に叩き起こされて外に放り出されちゃうような金額ですからね。でもまあ、5000円と言えば、安ホテルとしては標準的な金額なので、ごく普通の安ホテルと同じくらいの快適性は確保されるのではないか?…という気がしないでもありません。 で、先ほど “じゃらん” を見たら料金が 4200円となっていて、冬場以外はさらにリーズナブルである模様です。

あくせすまっぷ♪

【アクセス】

 上信越道の信州中野ICを降りて、志賀中野道路国道292号線を走って、とりあえず志賀高原の玄関口、サンバレーのところまで出ましょう。そこの駐車場にクルマを止めて、ゲレンデのほうに歩いて行けばOKです。

ゲレンデ真横の便利な立地♪

【フロント】

 安いだけあって、フロントのおっさんは普通のおっさんでした。無論、カマっぽいお兄さんが荷物を持って部屋まで案内してくれるようなサービスもなく、ま、それはそれで気楽でいいんですけどー。

【部屋・設備】

お部屋の様子♪

 ベッドが2つあるツインの部屋の1人利用でありました。ある意味、贅沢と言えるかも知れませんが、ツインの部屋を2人で使っても、1人で使っても、1人あたりの利用料金は同じでありまして、とっても良心的な話だと思います。ベッドが2つあれば、午後10時から午前3時まではこっちのベッドで、そこから先、朝まではこっちのベッドで寝よう。…と言った使い分けも可能なんですが、そんなことをしてみたところでまったく何のメリットもないので、大人しく片方のベッドだけを使いましたけどね。 ま、ベッドがもう一つあると、脱ぎ散らかしたパンツの置き場とかに利用出来るので、なにかと重宝ではあるんですけど。 ユニットバスの中でパンツを脱いで放置するとバスタブから溢れたお湯でべちゃべちゃになる恐れがあるので、僕は予め部屋の中でパンツを脱いでから風呂場に入ることにしているんですが、使用済みのパンツをテーブルの上に置くわけにもいかず、かといって自分が寝るベッドの上では臭くなるような気がするので、こういう時にツインの部屋というのは便利です。 あとはえーと…、シケたテレビと、シケたポットがあったくらいでしょうか? もう、ずーっと昔の話になってしまったので、記憶にありません。

【風  呂】

 安いながらも天然温泉の大浴場完備!…というのが、ここのウリでありますな。 が、このホテルに入った瞬間、周囲はみんな家族連れだとか、ギャル連れだとか、友達同士とかばかりで、なんだかとっても楽しそうで、独り者の僕は何だかすっかり、やさぐれた気分になってしまいました。 こうなったらもう、1人で部屋のユニットバスに入ってやるぅ!…というので、部屋の中でパンツを脱いで、狭いバスタブに浸かったのでありました。 身も心も、ちっとも休まらないちゅうの。。。 今から思えばちゃんと温泉に入るべきでありましたな。若さ故の過ちと言ったところでしょう。あの頃はまだ、僕も37歳でしたからなぁ。。。

【食  事】

 素泊まりの人も別途でお金を払えば、きっとホテル内のレストランでお食事出来ると思うんですよね。 ホテルの中でなくても、近くには何だか小洒落たお店があったりもしました。 が、僕の気分はすっかり、やさぐれていましたからねー。 こうなったらもう、1人で部屋の中でおやつを食ってやるぅ!…というので、ロッテのチョコパイだとか、ベビースターの “ラーメンおつまみ” をカジったりして、飢えを凌ぎました。 ま、それなりに腹は膨れましたけど。

【総合評価】

 ま、ごく普通の安ホテルでありました。


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