『 五家寶 (紅葉屋本店) <分類 : お土産系> 』

五家寶・杏子(プラケース入り)♪

五家寶・杏子(プラケース開封)♪ 五家寶・杏子(断面)♪



(2010年05月14日更新)

 熊谷に行ってきました。 もう1ヶ月以上も前の話で記憶も薄れつつあるし、買ってきたお土産もとうの昔に食い尽くしてしまったんですが、さ、頑張りましょう。 熊谷で買ったお土産って、もしかして 「五家寶」 なんじゃないか?…と、勘のいい人なら気付くかも知れませんが、そうです。正解です。五家寶です。 ま、タイトルにもそう書いてあるし、写真も3枚ほど掲載してあるので、物凄く勘の悪い人でも分かったかも知れませんが、写真だけなら駄目だったかも知れません。ぱっと見、ただの “かんかん棒” としか思えませんもんね。 その辺りの話は ここ に書いたので、そっちを見て貰うとして、あ、「チチもみの旅♪」 は諸般の事情により、ちょっぴりプランが変更になったんですけど。 秩父までは足を延ばさなかったんですが、フライも食べたし、お土産に “五家寶” も買ったので、十分に 「熊谷した。」 と言えるのではなかろうかと。 そういえば、熊谷次郎直実の銅像を見るの、忘れたぁ!…という事に、今頃になって気付いたんですが、ま、別にいっかぁ、そんなもん。

 で、問題の “五家寶” なんですが、色んなところが作っているんですな。 “五家寶” なんて、漢字の書取りテストに出題されると困るので、 “五家宝” という簡略化バージョンのほうが一般的なようですが、スーパーとかでも普通に売られているようです。 これ とか。 もち米からできた本種をソフトな川で包みました。…って、何だかえらく高度な製造技術が必要な食い物みたいなんですが、誰も変換ミスに気付かないほど、人々の関心が薄い商品であることが窺われます。確かにこんな安っぽい “五家宝” では、まったくソソられるものがありません。 うちの近所のバローというスーパーに売っていた、パチモンの “八つ橋” レベルです。 普段のおやつとして加須市のスーパーで買うのなら、こんなカスみたいな “五家宝” でいいのかも知れませんが、熊谷のお土産としてはやはり、本物の “五家寶” を確保したいところです。 地元での評価はどうなのか分かりませんが、少なくともネットで見た限りでは参照ページのほうにもリンクを貼った 紅葉屋 というところが有名みたいなので、そこで買うことにしました。 JR熊谷駅の改札を出て、秩父鉄道のホームのほうに歩いていく途中、左手のほうに物産コーナーのようなところがあって、そこに大量に売っておりました。 どれにしようかと物色していると、店のお姉さんに 「こちらに試食がありますので、どうぞ〜♪」 と声を掛けられるので、試しに食った上で、どれかを買わなくては店から出られない雰囲気が濃厚に漂っているんですが、最初から買おうと思っている人にとっては、試食出来るのはありがたいです。

 ということで、食ってみました。 既に記憶が薄れつつあるんですが、確か 「松籟」 「胡麻」 「杏子」 の3タイプが用意されていたのではなかったかと。 「松籟」 って、これまた漢字の書取りテストに出題されたら困るし、漢字に読み仮名を付けるほうでもヤバいんですが、んーと、 「まつナントカ」 ? あ、 ここ に正解がありますな。画像を見るとローマ字で 【SHORAI】 と書かれております。 覚えておくと将来、何かの役に立つかも知れません。 で、これ、素材に拘った “究極の五家寶” との事なんですが、素材にまったく拘ってない “カスの五家宝” と食べ比べたわけではないので、素晴らしさがよく分かりませんでした。 とりあえず、きな粉の味ですな、こりゃ。 で、食感が独特ですよね、これ。 参照ページで紹介した2ちゃんねるの 「五家宝スレ」

  2 名前:無銘菓さん[] 投稿日:2009/03/14(土) 16:23:55 ID:hAWT1LMW
  ぬちぬちするぅ

  3 名前:無銘菓さん[sage] 投稿日:2009/03/14(土) 16:39:10 ID:???
  うん、ぬちぬちするね。

 とあったんですが、まさにそんな感じです。 ぬちぬちするぅ。 かんかん棒の場合、その名のとおり、きな粉がカンカンに固めてあるので、手でつまんで食うしか無いんですが、五家宝の場合、爪楊枝でプスっと突き刺して食うことが出来ます。 中に 「おこし」 のようなものが入っているんですが、 “雷おこし” ほど硬くはなくて、ぐんにゃり。 で、味のほうはと言うと、きな粉と砂糖の味ですな、こりゃ。 不味くはないんですが、ま、思ったとおりというか、納得というか。 原材料名:大豆、もち米、砂糖、水飴、香料。 これでは、それ以外の味のしようがないですもんね。 きな粉大好き人間の僕としては、まったく不満はないんですが、 「胡麻味」 のほうがもっとイケるような気もします。 ということで、試食してみました。 うーん、きな粉と砂糖の味。 ケチったのか? ゴマ、申し訳程度なのか!?…と、店のお姉さんを問い詰めたくなるほど、普通タイプとあまり変わりがありませんな、こりゃ。 “五家寶” って所詮、この程度の食い物なのかと見切りを付けかけて、最後に何気なく3つめの 「杏子」 を食べてみたんですが、ん、これは、おおっ! 美味ちい♪ ノーマルの原材料に、細かく刻んだ乾燥杏子が追加されただけなんですが、杏子たんの酸味と、五家寶の甘さとのバランスが絶妙で、めっちゃ美味しい♪ 普通の “五家寶” は買うな! “杏子” を買え!! そう、強く推奨せずにはいられません。

 ちなみにこの限定品トリオは、透明なプラケースに入っております。10本入りです。 中身を食べちゃった後も、ケースを再利用出来そうで、ちょっぴりお得だね♪…と思ったんですが、かなりペラペラなプラスチックで、素材としては今ひとつでした。 おまけに蓋がカパカパです。 セロテープで止めておかないとすぐに蓋が取れて、机の上がきな粉まみれになります。 もうちょっと使えるケースにせんかい!…と、紅葉屋に苦言を呈しておいて、今日のお話は、おしまい。

( おしまい♪ )


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