安曇野散策


( ※ このページで使用している図やグラフは HOLUX社 “m-241” のデータを元に カシミール で作成したものです。 )

コースマップ♪




【所 在 地】 長野県小諸市
 
【走 行 日】 平成21年04月20日(月)

【距離・時間】 7.3km・1時間20分

【出発地・経由地】 (往復+周回コース)


区 分   場   所   緯 度   経 度 標高
出発地 大王わさび農場 36°20′22 137°54′27 521m
経由(1) 早春賦の碑 36°20′39 137°53′55 524m
経由(2) 国道交差点(1) 36°20′41 137°53′11 532m
経由(3) 穂高神社 36°20′21 137°53′03 542m
経由(4) 国道交差点(2) 36°20′19 137°53′19 537m
経由(5) 等々力家 36°20′22 137°53′37 530m
到着地 大王わさび農場 36°20′22 137°54′27 521m


【ガ イ ド】 安曇野へ行ってきました。詳しい話は この辺り を見て貰うとして、安曇野ではですね、ちょっぴり “けった” にも乗ってみました。 出発点は “大王わさび農場” の駐車場です。 所詮はワサビ農場なので、楽勝でクルマを止められるものと踏んでいたんですが、意外な盛況ぶりでありましたな。端っこのほうに辛うじて駐車することは出来たものの、クルマから折り畳み自転車を出して組み立てるのが憚られるくらい、人がたくさんいましたからねー。 でも “早春賦の碑” にはどうしても行ってみたかったんですよねー。 仕方が無いので歩いて行こうか思って、実際に少し歩きかけてみたんですが、何だか思ったよりも距離がありそうなので途中でメゲて引き返し、やっぱり “けった” で行くことにしました。 人目を気にしながら折り畳まれた自転車を引き伸ばして、が、組み立ててしまえばもう、こっちのものです。 ということで、出発〜♪

 ということで、 “早春賦の碑” に到着〜♪ 正直なところ、 “碑” そのものはそんなに大したものではありません。石碑のようなものがあって、ボタンを押すと、 「春は名のみの〜風の寒さよ〜♪」 という歌のメロディが流れるという、ただそれだけの出し物です。 ただここは、ロケーションが抜群なんですよねー。 目の前には穂高川の流れ。その後ろには北アルプスの山々。天気がよければ鹿島槍がとってもよく見えます。 川の反対側には “わさび田” が広がり、その後ろには常念岳〜。 何だかパチモンくさい雰囲気が濃厚に感じられる “大王わさび農場” なんかより、ずっとずっと “ザ・安曇野” を感じさせるスポットなんですが、じゃ、早速、写真でも…と思ったら、オバハンの集団がいて何だか邪魔くさかったので、とりあえず先に進むことにしてー。

 当初、早春賦を堪能したらその先で左折して、その辺の道祖神でも眺めて、すぐに戻る予定だったんですが、とりあえず堤防道路を真っ直ぐに走って、気が済むところまで行ってみることにしました。 すると、 “ ← 碌山美術館” という案内板が目に入って来たとことで、とりあえず気が済んだので、そこで左に曲がってみることにしました。 で、しばらくすると、国道と思われる広い通りに出たんですが、ん? ここ、どこ? 恐らく穂高駅の近くだとは思うんですが、この先、どっちのほうに走っていけばいいのか、まったく見当が付きません。方向音痴ですからねー、僕。 と同時に運動音痴でもあり、純粋に歌がヘタな音痴だったりもするんですが、この際、足が速くなりたいとか、カラオケで 「勝手にしやがれ」 を歌って高得点を出したいとか、そんな贅沢はいいません。 ただ、道に迷わずに “大王わさび農場” に戻ることが出来れば、それ以上は何も望むことはないんですが、その為には、んーと…、僕の勘だと、この交差点を、右折っ!!

 ということで、 経由(2) のところで、とりあえず右に曲がってみました。 僕は極めて決断力が鈍いんですが、一度そうと決めたら、その道をグングンと真っ直ぐ突き進むタイプだったりします。 その調子でグングンとペダルを漕いでいたんですが、暫くすると、こりゃ、どう考えても曲がる方向を間違えたな。…と思わずにはいられない気配が色濃く感じられるようになってきたので、慌てて引き返すことにしました。 いやあ、早く気が付いてよかったです。もう少しで路頭に迷って、おうちに帰れなくなるところでした。 何とかまだ傷の浅いうちに 経由(2)のところまで戻ることが出来たんですが、この無駄足だった10数分は僕の中では無かったことにされているので、地図上のGPSの軌跡もその部分は抹消しておきました。 何の迷いもなく 経由(2)のところで左折したかのように偽装してあります。 で、暫く走ると、進行方向から見て “ 穂高神社 →” という看板が出てきたので、そこを曲がってみることにしました。 真っ直ぐ穂高駅のほうへと向う道でありますな。


【 写 真 】 (クリックすると別ページが開きます。)


 ということで、 “穂高神社” に到着〜♪ さほど広くもなく、中堅所の神社といった感じでありました。 20年に一度本殿一棟を造り替える大遷宮祭とその間二回修理をする小遷宮祭のしきたりがある。…との事なんですが、近年、本殿一棟を造り替えるというしきたりがしきたられたのか、かなり真新しかったです。 というか、今年の5月が大遷宮祭だったんですな。それに備えて、造り替えられたばかりだったのかも知れません。 とまあそんなことで、先に進みましょう。 神社を出て、国道のところに戻って、果たしてここを右折すべきなのか、左折すべきなのか、少し迷ったんですが、僕の勘だと、ここは左折っ!

 結論からいうと、この判断はまたしても間違っていたんですが、ぐんぐん走っているうちに、こりゃ、どう考えても曲がる方向を間違えたな。…と思わずにはいられない気配が色濃く感じられるようになってきました。 ま、今から思えば、来た道を戻るということなら、その方向で間違ってはいなかったんですが、あちこち走り回っているうちに、来た道がどの道だったのか、まったくワケが分からなくなっていたんですよね。 結果、 経由(2) を過ぎたところまで来て引き返し、そこからずーっと南下した 経由(4) のところで左折することにしたんですが、すると偶然にも 本陣等々力家 の前に出ました。 経由(5) の地点ですな。 ここも一応、観光スポットとしてチェックはしていたんですが、さほどソソられるものもないので、場所が分からなかったら分からなかったで、別にどうでもいいやぁ。…とか思っていたんですよね。 が、こうして偶然、目の前に現われたとなると、写真の2枚や3枚くらいは撮らねばなりません。 が、その出来を見たらさほど大したものでも無かったので、ボツにしておきました。 その替わりに、すぐ近くにあった道祖神の写真を掲載しておきます。 調べてみたら、文政2年(1819年)作・酒器像というものだそうです。 敢えて “左右確認” の看板を取り入れたことで、道祖神の道ばた感を表現してみたんですが、どんなもんでしょうか?

 そこから穂高川の堤防のほうへと走っていくと、 あづみ野コンサートホール が見えてきました。 懐かしいですなぁ。 これ 、聴きにいったんですよねー。えらく地味な出し物ではあったんですけどー。 ライブの後、安曇野 “MINGOS” に行って、後藤芳子ちゃん、櫻井郁雄くん、中牟礼貞則くんと一緒におせち料理をつついたりしたんですが、いや、僕は隅っこのほうでお静かにしていただけなんですけど。  “MINGOS” のきんやさん、この後すぐにお亡くなりになってしまってショックだったんですが、それやこれやで色々な思いがよぎる中、再び “早春賦の碑” に到着〜♪ オバハンの集団の姿は既になく、兄ちゃんがベンチでひとり爆睡しているだけなので、心置きなく撮影開始。 残雪の常念岳をバックに咲き乱れる桜の花が、めっちゃ綺麗♪…という構図を期待してたんですが、天気が今ひとつで山があまり見えないし、桜はほとんど散ってるしぃ。。。 ま、近くの “わさび田遊歩道公園” のようなところの桜は綺麗に咲いていたので、よかったんですけどねー。 で、最後、等々力橋というところまで来たら、かろうじて常念岳も見えておりましたので、ま、よかったのではないでしょうか。 とまあそんなことで、 “大王わさび農場” の駐車場に戻って、おしまい。

【総合評価】

 道に迷ってウロウロしていた分を除くと、7キロちょっと。 ま、手頃なサイクリングコースですな。高低差が 23mほどあるんですが、ほとんど気にならない、基本的に楽なコースでありました。国道部分は歩道が狭くて景色も面白くないので、あまりお薦めは出来ません。 裏路地に入れば道祖神もいっぱいあるに違いないので、もうちょっと探索してみればよかったですなー。 碌山美術館 も覗いてみたほうがよかったかもー? 穂高駅前にはレンタサイクルもあるみたいなので、鉄道利用者はそれを利用して今回と逆ルートで回るという手もありますな。 ということで、皆さんも是非、楽しい “大王わさびサイクリング” を満喫して下さいね。


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