天橋立を走ったでー


( ※ このページで使用している図やグラフは ユピテルASG-CM11” のデータを元に カシミールATLASTOURジョイフルGPS で作成したものです。 )

コースマップ♪






【所 在 地】 京都府宮津市

【走 行 日】 2010年07月25日(日)

【距離・時間】 13km・1時間50分 (自転車+リフト)

【出発地・経由地】 (往復コース)


区 分   場   所 標高
出発/到着 パーキングはままち 000m
経由(1) 漁協倉庫端 000m
経由(2) 自転車道入口 001m
経由(3) 文殊荘付近 005m
経由(4) 天橋立駅付近 008m
経由(5) 大 天 橋 000m
経由(6) 天橋立北端 000m
経由(7) 天橋立ビューランド 127m

【ガ イ ド】 “天橋立” に行ってきました。 いつの事かと言うと、今から1ヶ月以上も前の話なんですが、ずっと放置していてゴメンね。…と、ホー・チ・ミンにとりあえず謝っておいて。 ついでにホーチキにも謝っておいたほうがいいっすかね? あ、ホーチキというのは火災報知器とかを取り扱っている会社なんですが、ホーチキを放置して機嫌を損ねて、いざという時に火災を報知してくれなかったりしたら嫌ですもんね。 で、放置ついでに、このまま無かった事にしようかとも思ったんですが、明日 (9月5日) は電験3種の試験で “jazz giant” はお休みさせて貰うので、その穴埋めにとりあえず小ネタでも書くとして。 昼を過ぎた時点で、完全に飽きちゃったんですよね、電験の勉強。 とりあえず今年は 「法規」 だけでも受かれば猛獣…って、どこをどうやったら、こんな漢字変換になるのか分かりませんが、とりあえず 「法規」 だけでも受かれば儲けものなんですけどねー。 でも、途中でヤル気が無くなっちゃったから、多分ダメでしょう。 じゃ、この原稿は真面目に書く気があるのかというと、そっちのヤル気も失せました。 今日の桑名の最高気温は正午の段階で 38.0℃。 ライバルの多治見に 0.7℃ほど差をつけて、単独首位、キター♪ …と思っていたら、その後、失速。 14:10現在、岐阜県 八幡 39.1℃という、思わぬ伏兵が現れたりして、桑名の影がすっかり薄くなっちゃいました。 おかげで僕のテンションもすっかり下がってしまって、もう、どうだっていいやぁ。。。

 ということで、 “天橋立” に行ってきました。 日本三景のひとつなんですが、ぜんぜん大したことはない。そう思っている人も少なくないようです。 うちの親父なんかも 「千本松原と変わらん。」 とか言ってましたからね。 千本松原というのは静岡や長崎にもあるようですが、この場合は ここの千本松原 だと思います。 ま、確かに松が生えていて、その両側に水があるという点では似たようなものなんですが、とても日本三景とは呼べなくて、三河屋の三平さん程度のキャラですよね、こりゃ。 最近はサブちゃんに取って代わられて、存在自体が忘れ去れていたりします。 沼津のほうの千本松原からは富士山が見えたりするんですが、海津のほうの千本松原からは多度山くらいしか見えないしー。 とまあそんなことで “天橋立” なんですが、子供の頃に家族旅行で行ったような、かすかな記憶がありますな。特急 「あさしお」 に乗ったり、城崎のほうに行ったり、竹野浜というところで泳いだりしたついでに立ち寄ったんでしたっけ? 幼少のみぎり過ぎて記憶が定かではないので、もしかしたら間違っているかも知れませんが、大人になってからも会社の社員旅行で行きました。 こちらのほうは中年のみぎりで記憶もはっきりしているんですが、城崎の隣の日和山温泉の ここ に泊まったのではなかったかと。 で、次の日に “天橋立” に立ち寄って、キティちゃんの天橋立バージョンを買ったのではなかったかと。 絶対、どこかでネタにしてますよね。 何か日本ブレイク工業絡みだったような記憶があるので、それを手掛かりに探してみました。 ありました。 これ ですな。 日本ブレイク工業は会社そのものがブレイクしちゃったみたいで、オフィシャルサイトに繋がらなくなってしまっておりますが、あ、城崎ネタそのものは こっちのほう ですな。 が、読み返してみたら天橋立はやっぱり続編のほうに出てくることが判明したんですが、ま、出てくると言っても、ということで、城崎を後にして、天橋立を見て、社員旅行はおしまい。…と書かれているだけなんですけど。 大人になった僕にとっても、さほどインパクトのある観光地では無かった模様です。

 で、今回、改めて天橋立に行ってみようという気になって、ガイドブックで調べてみたところ、どうやら前回は 傘松公園 というところから見下ろしたっぽいですな。 こんな変なキャラはいませんでしたが、 このケーブルカーやリフト に乗ったような記憶があります。 で、天橋立というと、上のほうから見下ろす観光地という印象が強いんですが、橋立の部分は遊歩道になっていて、歩いて渡ることも出来るんですな。クルマは通行禁止なんですが、自転車なら大丈夫。 片道 3.6kmほどあるようで、歩いて往復するのはちょっと辛いんですが、ケッタなら余裕♪ それを見越してレンタサイクルもあったりするんですが、僕には自前の折り畳み自転車 “さばりん号” があります。 ただ、天橋立の辺りって、あまり大きな駐車場がないような気がするんですよね。 夏休みだし、日本三景だし、きっと混んでいるに違いなくて、クルマを止めるところが無いと嫌なので、少し離れた パーキングはままち というところをスタート&ゴール地点とすることにしました。 すぐ隣は 宮津シーサイドマートミップル というショッピングセンターなので、そこの駐車場に無断で勝手に止めてもよかったんですが、根が真面目な小心者ですからね、僕って。 とまあそんなことで、出発〜♪

☆コースマップ☆ (←Click Here!!)

  ATLASTOUR による “Google map”化、見参っ! 地図の縮尺を変更したり、カメラマークをクリックしたり、スライドショーを見たり、航空写真にしたり、いろいろとソレっぽく楽しめるんですが、 (編集部注:2012年5月 使用ソフトを “ジョイフルGPS”に変更した結果、スライドショーは消滅したっぽいっす。) で、GPSのログを分析した結果、 “出発 : パーキングはままち” から天橋立の入口部分にあたる “経由(3) : 文殊荘付近” までは距離にして3キロ弱でありますな。 ほぼ平坦なコースだし、海沿いを走る自転車専用道路もあったりして、とっても快適♪ ちなみに、中継点の文殊荘というのはアレです。 これ です。 ちょっぴりナトリウム漏れを起こしそうなネーミングではあるんですが、近くの 知恩院 に文殊堂というのがあるので、それにちなんで名付けられたのでありましょう。 「三人寄れば文殊の知恵」 の “文殊” ですな。普通の人の100倍くらい賢いっ!…というのならちょっと凄いと思うんですが、普通の人が3人寄っただけで、同じレベルに達するワケですからね。 文殊の知恵、大したことねーな。 そう判断して、お参りするのはヤメにしたんですが、おかげで僕は未だにちょっとアホだったりします。電験3種の過去問題を見ても、さっぱり分からんしぃ。。。 ま、過去に問題を起こす事もなく、真っ当な大人になれただけでもよかったと思うしかありませんが、で、前回は傘松公園のほうに行ったっぽいので、今回はもうひとつの天橋立のビュースポットである 天橋立ビューランドのほうに行ってみることにしました。

 ということで、行ってみました。・・・。 いやあ、寂れてますな、こりゃ。 周囲にはクルマを止めるスペースもなく、狭い路地に面してケーブルカーとリフトの乗り場があるだけです。 時間がまだ早過ぎるというのもあってか、客の姿も皆無です。 とても気軽に立ち寄れるスポットとは思えない雰囲気が漂っていたので、ビューランドは見なかったことにして、そのまま素通りしました。 で、適当に頃合を計って、「ちょっと駅のほうに行ってみたんだけど、特に何もなかった。」 という気配を全身から漂わせて、何食わぬ顔で来た道を戻りました。 地図上の軌跡にも、その辺りの心の迷いが記録されていたりしますが、ま、今回の目的は橋立部分を上から眺めるのではなくて、橋立そのものをケッタで走破することにあるわけだしー。

 ということで、走破してみました。 遊歩道は舗装されていないので、ちょっと走りにくいんですが、まったく走れないわけでもなくて、そこそこ快適。 天橋立の宮津湾に面したほうのサイドには砂浜が広がっていて、ちょっとした海水浴場もあったりして、なかなかリゾートな雰囲気♪ 対して阿蘇海に面したほうは砂浜もなく、いきなり水面になっていて、雰囲気は陰気。 よくもまあ、こんな天然の防波堤のような不思議な地形が出来たものでありますなぁ。 …という感慨を持つことが出来て、とっても有意義でありました。 で、片道 3.6kmほどあるとのことなんですが、GPSのログを見ると、ん? 2.6kmくらいしか無いっぽい? 僕が 「橋立そのもの」 であると判断した部分と正式見解とは少し差異があるのかも知れませんが、ま、自分なりには 「天橋立を走ったでー♪」 という満足感が十分に得られたので、それでよかったのではなかろうかと。 ということで、最後にもう一度、ビューランドに寄ってみました。 観光客の姿もぼちぼち見られるようになって、これなら何とかなりそう? ということで、リフトに乗ってみました。 おおっ、なかなかの景観っ♪ 傘松公園からの展望が 「斜め一文字」 と呼ばれるのに対して、こっちのほうは 「飛龍観」 なんだそうですが、個人的にはこっちのほうがいいかもー? ちゃんと “股のぞき台” も用意されておりましたが、独りで股のぞきをしても空しいだけなので、今回はパス。 股のぞき台で股のぞきをしているギャル二人組の股のあたりを覗くに留めておきましたが、観覧車やマッドマウス、サイクルカーなどが完備された遊園地もあったりして、何だか地味に楽しそうではありました。 高所恐怖症の僕にとっては、死ぬほど怖いような気もするんですけどね、サイクルカー。 スカイヘリコプターとかのほうが無難かもー?

 とまあそんなことで、来た道を戻って、おしまい。

【総合評価】

 距離にして13キロ、時間にして2時間弱 (←ビューランド観光を含む) でありますかー。 わりとよく頑張ったほうだと思いますが、基本、標高差はほぼゼロだし (←リフト利用のビューランド部分を除く) 、全般的に景色もいいし、お手軽なサイクリングコースとして、お薦め♪ で、お昼には すし小銭 のイワシ寿司が、オススメ♪ “パーキングはままち” の道路を挟んだ反対側くらいにあるんですよね。 いや、行ってみたら時間が早過ぎたからなのか、空いてなかったんですけど。 しかたがないのでミップルの中にある 鮨処四季 のほうで買いました。 注文してから寿司職人のおっさんが握ってくれるようで、少し待たされるんですが、その分、何だか本物っぽい気配が感じられます。 これ です。 昼は舞鶴の店で食べたので、イワシ寿司は3時のおやつの時間に食べました。 さほど腹が減ってなかったので、ちょっとどうか?…と思ったんですが、おおっ、イケるやん♪ 僕は基本的にサカナがあまり好きではなく、それは何故かと言うと、生臭いからなんですけどね。 が、このイワシ寿司はネギと生姜がいっぱい乗ってるのもあって、ほとんどイワシ臭くなくて、おいちい♪ とまあそんなことで、宮津には他にも 微妙な観光スポット がいくつかあるようなので、 “パーキングはままち” をベースにあっちとこっち、自転車で散策してみるというのもいいかも知れません。


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