白馬村・むらむらサイクリング

( ※ このページで使用している図やグラフは Germin社 “Geko301” のデータを元に カシミール で作成したものです。 )

コースマップ(往復部分)♪ コースマップ(周回部分)♪

【所 在 地】 長野県・北安曇郡白馬村
 
【走 行 日】 平成17年9月18日(日)

【距離・時間】 約19.5km・1時間45分

【出発地・経由地】

 (往復部分)

区 分    場     所   緯 度   経 度 標高
出発地 サンサンパーク白馬 36°38′54 137°51′51 751m
経由1 姫川サイクリングロード 36°39′24 137°51′14 731m
経由2 白馬山麓植物園 36°39′48 137°51′08 728m

 (周回部分)

区 分   場    所   緯 度   経 度 標高
経由2 白馬山麓植物園 36°39′48 137°51′08 728m
経由3 大樽川の橋 36°41′56 137°50′47 731m
経由4 八方第5駐車場 36°42′12 137°50′45 746m
経由5 白馬大橋 36°42′40 137°50′47 750m
経由6 松川橋 36°42′16 137°52′01 693m
経由2 白馬山麓植物園 36°39′48 137°51′08 728m

【ガ イ ド】

 サイクリングといえば湖一周だよね♪…という思いで、野尻湖・女神湖・白樺湖・木崎湖とチャリで走ってきた僕でありますが、サイクリングといっても別に湖を一周するだけが能じゃないよね。…ということに気が付いたので、今度は白馬であります。いや、僕も大人になりましたな。とまあ、それはいいんですが、白馬をチャリで走ってから既に2ヶ月が経過してしまって、記憶のほうが不確かになっております。いけません。ということで、今回は軽く流しておこうと思うんですが、そもそも僕がどうして白馬をチャリで走ろうと思い立ったのかというとですね、 “白馬三山” を見たいという、それだけの理由なんですけどね。 “白馬三山” というのはアレです。北アルプスの後立山連峰にある山のうち、白馬のあたりからよく見える3つの山のことを言うんですが、君は “白馬三山” の名前をきちんと言えるかな?僕は大丈夫です。南から順番にとか、正しく漢字で書けとか、そういう難しいことを言われるとあまり自信がないんですが、パソコンだったら大丈夫です。杓子岳・白馬鑓ヶ岳・白馬岳でありますな。いや、順番は今ひとつ自信がないんですが、白馬には白馬三山が綺麗に見れる有名スポットが3箇所ほどありまして、今回はその3つのうちの2つほどをチャリで回ってみようという、そういうコンセプトなんですけどね。松川橋・白馬大橋・大出の吊橋というのがその3つなんですが、そのうち、大出の吊橋はちょっぴり山道走行を余儀なくなれそうで面倒なので、とりあえずパスすることにして。

 ちなみにですね、白馬にはサイクリングに適した道路が整備されておりまして、 “姫川サイクリングロード” というのがそれなんですけどね。 “白馬さのさか” というスキー場の近くの姫川源流自然探勝園を起点として、終点は “白馬五竜” というスキー場のあたりだと思うんですが、姫川源流を出発点にして白馬大橋まで往復するとなると距離が長くなって面倒なので、今回はですね、 “S/G(サンサンパーク白馬)” というところにクルマを止めて、折り畳み自転車@さばりん号を漕ぎ出すことにしました。このサンサンパークというのは長野市から白馬に抜けるオリンピック道路沿いにあって、 “白馬みねかた” というスキー場に行こうとする時に曲がる角のところにあるんですが、ちょっとしたプチ公園みたいなものなんですかね?かなり広い駐車場がありますので、こっそりクルマを止めておくには最適の場所であると言えましょう。で、この場所からしばらくオリンピック道路を走って国道148号線を目指すことになるんですが、標高のグラフを見るとですね、穏やかな下り勾配となっておりますので、非常にお気楽だったのではなかろうか?…というふうに推測されますね。いや、僕が実際に走ったコースであるんですが、もはやそれくらいしか記憶には残っておりませんで。

姫川サイクリングロードより♪

 ということで、 “P1(姫川サイクリングロード)” です。オリンピック道路が国道と交差するあたりに看板が出ておりまして、川の堤防に向かって降りていく格好でチャリを進めていくとサイクリングロードに出ることが出来ます。姫川というのは、ま、普通の川やな。…といった感じで、特筆するようなものはないんですが、なんとも長閑で心が洗われる思いでありますなぁ。問題の “白馬三山” も手前の山の向こう側にちょっぴり顔を覗かせておりますね。 とまあそんなことで、しばらく川沿いのサイクリングロードを走っていくとですね、続いては “P2(白馬山麓植物園)” でありますな。この夏、にわかに山野草に目覚めてしまった僕はですね、この植物園を非常に楽しみにしていたんですよね。 HP を見ても、何だかとっても期待が持てそうな感じぃ?…でありまして、が、とりあえず園内はサイクリングが終わってからゆっくりと散策するとして、今は先に進みましょう。サイクリングロードのほうはまだ川に沿って延びているようですが、今回はとりあえず白馬大橋を目指して白馬の街中を走ることにして、え?そろそろこの辺りで、左に曲がってみたほうがいいのぉ?…とか思って、付近をウロウロしている様子がGPSの軌跡からもよくわかりますね。人生に迷いは付き物です。

橋から見た白馬三山♪

 ということで、ここから先が白馬タウンの周回コースということになります。国道を突っ切って適当に走っていたら、結果的にはオリンピック道路を走っていたということになるんですかね?地図表示なしの簡易GPSなので、走っている時点ではどの辺りをうろついているのか今ひとつよく把握出来ていなかったんですが、あとから軌跡を地図に落としてみると、なるほど、こういうルートでありましたかぁ。この辺りにはペンションなんかもたくさんあって、いかにも白馬のタウンだねっ♪…といったムードが濃厚に漂っていたんですが、標高グラフと見ると前半の下り勾配が途中から上りに転じて、かなりへばっていたような記憶がありますな。で、そうこうするうちに “P3(大樽川の橋)” というところに到着したんですが、おおっ、ここから見る白馬三山もなかなかではありませんかー。ま、こうして写真で見てみると、あまり大したことないような気もするんですが、頑張ってケッタを漕いでいると、ちょっとした景色でも妙に感動しちゃうものでありまして。 で、その先を進むとですね、この辺りがちょうど八方の入口のところでありますな。大糸線の白馬駅の前から来る道と交差する、八方の第2駐車場だとか、第一郷の湯があったりする地点であります。で、そこを過ぎると “P4(八方第5駐車場)” というのがあって、更に進むと念願の “P5(白馬大橋)” に到着することになるんですが、この辺り、コースとしては上り坂が続くことになるので、耐える気持ちが要求されることになります。

白馬大橋から見た白馬三山♪

 ということで、 “白馬大橋” に到着致しました。なるほど、川の流れの真正面に白馬三山が聳えるロケーションは、抜群っ♪…という気がしないでもないんですが、川の流れと呼ぶにはあまりにも砂利ばっかりでほとんど水が流れていないし、肝心の白馬三山も雪を被っていないこの時期は、どーも今ひとつ地味でありますなぁ。…という気がしないでもなくて、ま、総体的には、まずまずやね。…といったところでありましょうか。ということで、ま、先に進むことにしましょう。

松川橋から見た白馬三山♪

 橋を渡って左手のほうを見ると、何やらキャンプ場のようなものがあったのでちょっと立ち寄ってみたんですが、さほど得られるものは大きくないな。…という気がしたので、すぐに折り返すことにして。 で、橋を渡ってすぐ右手に曲がる道はですね、河川管理用の道路の為、一般車両の通行はご遠慮願います。…といった看板が立っていたんですよね。僕は決められたことはきっちりと守る、非常にジェントルな性格をしておりまして、もし勝手に一般車両で通行して、管理人に見つかって、叱られて、殴られて、ボコボコにされたあげく、マカオあたりに売り飛ばされたりしても嫌だしぃ。…というので、普段なら警告にしたがって通行を断念するところなんですが、今日の場合はチャリですからね。ま、エエやろ。…と勝手に判断して、勝手に通行させてもらうことにしました。ところどころ、どうみても普通の一般車両やん!…としか思えないクルマが止まっていて、川原でキャンプをしている光景が見られましたので、ご遠慮さえしなければ通行しても問題ないようなんですが、いや、このルートは快適でありましたなぁ。若干、雰囲気が陰気臭いところが難点ではありましたが、標高グラフを見ても分かるように、およそ2キロに及ぶ一定斜度のロングダウンヒル・コースっ♪…でありまして、速度の変化を見ると、最高時速は32キロくらいに達しておりますな。ま、あまり大したスピードでもなかったんですが、2キロもの間、まったく漕がずに移動出来るというのは何だかとっても得した気分でありまして、いや、さすがは川に沿って上流から下流に向かう道だけのことはありますね。あ〜あ〜、川の流れのようにぃ〜♪ …と、思わず鼻歌が出ちゃうような快適さでありましたが、そんなことでまあ、 “P6(松川橋)” に到着して白馬三山を眺めてみたところ、その景色はやっぱり、うーん、まあまあかな?…といった程度ではあったんですけどね。

 で、今回のサイクリングで楽しかったのはですね、まったくもってこの地点まででありました。標高グラフを見て貰うとよくわかるんですが、松川橋から約2キロは平坦コースでまだよかったんですが、そこからスタート地点のサンサンパーク白馬までは、約7キロにも及ぶロング上り坂。。。けったを漕げないこともないくらいの斜度だったんですが、いやあ、最後のほうは完全ばてばてモードでありました。景色もつまらないしぃ。 後半、時速が約18キロから次第に10キロを切るくらいまで低下しているところに、僕のヤル気の喪失度合いが如実に表れていると思います。そんなことでまあ、今回のサイクリングは、おしまい。

【総合評価】

   “サンサンパーク白馬” を出発点に選んだ時点で、失敗やった。…と思います。往復コース部分はまったく持って無駄でありました。 “八方第5駐車場” あたりを基点にこじんまりと回るか、せめて “白馬山麓植物園” の駐車場をベースにしておくべきでありました。ちなみに、この楽しみにしていた植物園、後から車で戻って散策してみたところ、どこが植物園やねん?…というのが今ひとつよくわからないところでありまして、いや、喫茶店やら、ソフトクリームやら、鉢花の即売屋みたいなのはあったんですけどね。肝心のお花畑は、どこや?…みたいな。あるいは訪れた季節が悪かったのかも知れませんが、結局、何が何だかよくわからんまま、すごすごと引き返すことになりました。駐車場も陰気臭くて、勝手にクルマを止めておいてもさほど良心の呵責を覚えないので、無断駐車するにはいいと思います。 あ、そうそう。 “サンサンパーク白馬” に戻ったらですね、多数の外人兄ちゃんを含む、ヘルメット装着本格派サイクラーの集団と接近遭遇しました。何かの集いでもあったんすかね? Tシャツ・Gパン・ノーヘルで、どこからどう見てもド素人の僕はいかにも場違いでありまして、折りたたみ自転車 “さばりん号” をクルマに積み込むと、そそくさとその場を後にしたのでありました。おしまい。


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