松本ちえこ / 『 恋人試験 』

〜歌も見た目も 「65点」 のアイドル〜



 このコーナーを更新するのも、ずいぶん久しぶりでありますなー。 最近、しばらく書いてないな。 そんな自覚はあったんっすが、前回の更新はいつだったのかというと、2013年04月05日。 マジかよ? 6年以上も放置していたことになるんっすが、月日が経つのは早いっすなぁ…。 で、このコーナー、途中から 『青春歌年鑑』 の紹介に路線を転じてしまいましたが、当初は昭和の時代の歌手を、個別の案件として取り上げておりました。 タイトルに曲名が書かれておりますが、その1曲を掘り下げるのではなく、広く、浅く…みたいな。 今週は諸般の事情により、あまり原稿を書く時間の余裕がなかったりするし、昨日 (12月6日) 、芸能関係で衝撃的なニュースが飛び込んで来て、久しぶりに、いってみようか。 そう思った次第でありますが、んなことで、 『青春歌年鑑』 のシリーズからは離れて、 松本ちえこ っす。

  女優・松本ちえこさんが逝去、60歳 『バスボン』 のCMで大ブレイク

 肩書きが 「女優」 となっていたので、え、違う人? …とか思ってしまったんっすが、『バスボン』 のCMで大ブレイク。 間違いなく、あの 松本ちえこ っす。 エエエぇぇぇ…、マジかよ? 60歳っすかぁ。 意外と年がいってたというか、そんなもんかぁ。 …というか、いずれにしろ、お亡くなりになってしまうには、あまりにも早過ぎますよね。 Yahoo!ニュースの記事から無断で勝手に引用させて頂くと、松本さんは、バラエティー番組 『前武のヤングアップ』 (テレビ朝日系) をきっかけに、'74年 『ボーイフレンド』 で歌手デビュー。'76年に出演した資生堂 『バスボン』 石けんのCMで大ブレイクした。  『前武のヤングアップ』 。 いかにも、ナウなヤングにバカウケなテレビ番組でしたよね。 いや、一度も見たことはないんっすけど。 で、松本ちえこといえば、今回の表題にもした 『恋人試験』 があまりにも有名で、それがデビュー作だと思い込んでいたんっすが、 『ボーイフレンド』 。 そんな歌、ありましたなぁ。 74年という事は、さば君、当時6才くらい。 まだ、アイドルに入れあげるようなお年頃ではなく、リアルでの記憶はまったくなかったりするんっすが、大人になってから某・ギャル系読者に 『松本ちえこベスト』 みたいな音源を貰って、それで堪能しました。 ベストを組める程、ヒット曲、あったかぁ? …という感じで、大半が聞いたことのない歌だったんっすが、んーと、 これ 。 おお、ジャケット写真、普通に可愛いやん♪ 個人的にこういう、平坦で薄めの顔がめっちゃタイプだったりするんっすが、Yahoo!ニュースの記事には、当時を知る芸能ジャーナリスト・佐々木博之氏の話として、 「松本さんは当時、求められていたアイドル像とはかけ離れていたため、デビューしてもすぐに人気が出ることはありませんでした。 そんなことが書かれておりました。 それって暗に、不細工って言ってる? いや、暗に…というか、かなり直截的に。 ま、確かに、お目々パッチリの典型的な美少女とは、かなりかけ離れているんっすが、で、歌のほうはというと、作詞は 安井かずみ 。 有名だし、数多くのアイドル歌謡の作詞を手がけているんっすが、こうして見ると、大ヒットしたのは意外と少なかったりするんっすな。 飯島真理の 「愛・おぼえていますか」 、小柳ルミ子の 「わたしの城下町」 。 この当たりが代表作ということになりますかね? 個人的には郷ひろみの 「よろしく哀愁」 がベストだと思うんっすが、友達と恋人の〜、境を決めた以上〜、もう泣くのも平気〜、よろしく哀愁〜♪ ここのフレーズが、たまらんっ!

 で、一方、作曲のほうは 中村泰士 。 鬼退治、ホンタイジと並ぶ “世界3大・たいじ” の一人でありますが、ホンタイジというのは世界史に出てくる、中国だかモンゴルだかの何かっすよね。 ヌルハチの息子だか何だか。 これらの英雄と比べると、中村のタイジくんは今ひとつスケール感に欠けるんっすが、1957年、美川鯛二として東芝より歌手デビュー。 名前、ダサっ! 1972年、ちあきなおみ 「喝采」 で第14回日本レコード大賞、1982年細川たかし 「北酒場」 で第25回日本レコード大賞と、日本レコード大賞を二度受賞するなど、ヒットメーカーとして知られている。 経歴、凄っ! もみあげから繋がる髭面がトレードマーク。 見た目、ウザっ! が、このヒットメーカーをしても、松本ちえこの素材では、如何ともしがたく、レコード売り上げ1.3万枚、オリコン最高順位78位と、あまりパッとしない結果に終わってしまいます。 「ヤヤ♪ ヤヤ♪」 「イェイイェイ、チュッチュチュチュワ♪」 みたいなバックコーラスがめっちゃダサいし、ま、しょうがないかな? …と。 ちえこちゃん、当時15歳くらい。 恋に恋する純心JCといった感じで、何とも微笑ましいんっすが、ボーイフレンドでエエんか? 恋人やなくて、エエんか? 何なら、愛人になって貰っても、ぜんぜんオーケーなんやけど? そう、声を掛けたくなっちゃいますな。 で、セカンドシングルは 『まぶしい彼』 。 同じ作詞・作曲コンビによるものなんっすが、 お、彼、出来たんか? 展開、早いやんけ! えーと、 これ 。 お、イナカ娘感に、より一層、拍車が掛かってるやんけ! で、聞いてみたら、ちえこちゃんと 「彼」 との関係は、友達以上、恋人未満どころか、ボーイフレンド以下であることが判明して、ちょっと安心したんっすが、歌のほうはやっぱりぜんぜん売れなかったみたいで、うーん…。 間奏のエレキギターとか、めっちゃ気合いが入っていて、無駄にカッコいいのに…。

 

 そんな松本ちえこが大ブレイクしたのが 『バスボン』 のCMだったんっすが、んーと、 これ ? 色んなバージョンがあると思うんっすが、歌そのものは こちら で聞けます。 この微妙な感じの見た目が、個人的にめっちゃタイプ♪ で、声と歌は、めっちゃ可愛いっすよね。 お目々パッチリの典型的な美少女とは、かなりかけ離れてたルックスを逆手に取った、一種の開き直り感。 まん丸顔の女の子は、いい妻になれるって、私ってなれそう、ね、バスボン♪ まん丸顔の女の子は、いい妻になれる。 そんな話は昔も今も聞いたことがないし、何の根拠もないし、人に言っても 「はぁ?」 という反応しか返ってこないし、で、仕方なくバスボンに同意を求めるという。 シャンプーさんサイドにしてみれば、何とも返答に困ってしまうんすが、 「ね? バスボン。」 「 ・ ・ ・ ・ ・ 」 。 会話が成り立ちません。 ふっとい脚の女の子は、強い母になれるって、私ってなれそう、ね、バスボン♪ これはまだ、分かります。 「 ・ ・ ・ ・ ・ 」 バスボンの反応は前回同様なんっすが、ま、シャンプー、しゃべれないっし。  「ね? さばクン。」 と、僕に聞かれたら、 「うん、なれる!」 と即答したいと思うんっすが、いいっすよね、ふっとい脚。 特に太ももは、太ければ太いほど、いい♪ …と思います。 太くない太ももなんて、ただの 「もも」 やんけ! ふくらはぎも太いほうがいいと思います。 太くないふくらはぎとか、 「ふっくらしてないはぎ」 やんけ! で、真ん中に入る台詞のパートは、聞いていてちょっと小っ恥ずかしかったりするんっすが、四角い顔で細い脚の男の子。 こんな絵柄 が頭に浮かんだんっすが、あー、こりゃ、無いな。 ちえこちゃんもそう思ったに違いありません。 で、個人的には2番の歌詞のほうが好きだったりするんっすが、ちっちゃい目が可愛いよって、恋人なら言うかな、愛してくれそう、ね、バスボン♪ ひっくい鼻が色っぽいよって、恋人なら言うかな、恋してくれそう、ね、バスボン♪ 一般受けを諦めて、対象をマニアに絞って来ましたかぁ。 小さい目や、低い鼻にコンプレックスを感じて、ケバい化粧や整形に走るのではなく、あるがままの自分を受け入れてくれる相手を探す。 偉いやん! スキー女子ジャンプの某選手にも、この精神を見習って頂きたいものでありますが、いや、高○沙羅をディスる気は、さらさらないんっすけど。 個人的には伊藤有希ちゃんのほうが、勇気を100%貰える気がするんっすが、で、このCMの好評を受けて、曲はそのままで、歌詞を変えて歌謡曲として売りに出されたのが 『恋人試験』 。 作詞は 伊藤アキラ なんっすが、主なものとして 「この木なんの木 (日立の樹)」 「パッ!とさいでりあ (新興産業)」 「幸せの青い雲 (青雲のうた 日本香堂)」 「やめられない とまらない (カルビー かっぱえびせん)」 。 おお、めっちゃ凄ぇぇぇ! 青雲、それは〜、君が見た光〜、僕がみた希望〜♪ これほど、希望に満ちあふれた歌は、そうそうないっすよね。 線香のコマーシャルなんっすけど。 で、 『恋人試験』 の動画は こちら 。 おお、素人JKが 「のど自慢」 で歌ってるみたいで、可愛い♪ ゲストの持ち歌枠、年寄り枠と並んで、「のど自慢」には必ず用意されてますよね、JC枠・JK枠。 見ているだけでワクワクしちゃうんっすが、この歌唱力なら間違いなく、合格の鐘が鳴らされたことでありましょう。

 で、この歌の肝は、言うまでもなく最後のところ。 0点なんかじゃ、許さない、100点取る人、大嫌い、知っているのに、わざと間違える、65点の人が、好き、好き、好き♪ 僕は子供の頃、学業優秀、成績抜群で、特に高校時代のキリスト教倫理のテストでは2回続けて100点を取ってしまったんっすが、アカン、松本ちえこに嫌われてしまう…。 ちなみにキリスト教倫理の授業の担当はスペイン人の神父で、日本語がよく分かってないので、何か書いてあれば、内容に関わらず点数が貰える。 そんなふうに噂されておりました。 記述問題なら、1行書いてあれば2点、2行なら4点、5行以上書けば10点…みたいな。 試しに、設問とまったく関係ないことをズラズラ書いてみたら、確かに10点貰えたりしたんっすが、それにしても65点って、何とも微妙なところをついてきますよね。 知っているのに、わざと間違えるにしても、程度というもんがあるやろ? 普通、5問中、1問だけボケて、80点を狙うやろ? そんな気がするんっすが、65点で、本当にエエんか、ちえこ? で、何でもいいけど、この動画、後ろで踊っているシュノーケル集団が、シュール過ぎぃ…。 こいつらが出て来た瞬間、後ろを見て笑いを堪えているちえこちゃん、可愛いっ♪ 私が現在やりたいこと、何ですか、ひとつ選んでその理由 (わけ) をのべよ、歌、いねむり、ふたりのテニス、お茶、生け花、ちょっぴりお酒♪ シュノーケル軍団のゼスチャー、バラバラやんけ! で、作曲は あかのたちお 。 何やこの、赤の他人と、赤魚と太刀魚のハイブリッドみたいな名前は? ま、本名が赤野立夫なので、やむを得ない一面もあるんっすが、作曲より、編曲のほうがメインっぽいっすな。 そんな中、この 『恋人試験』 は何ともキュートな楽曲に仕上がっていて、作曲家としての代表作と言っていいのではなかろうかと。 個人的には、特に最後の 「好き、好き、好き〜」 のところが好きっ♪

 この歌はレコードの売り上げが27.7万枚、オリコン最高5位という、ちえこ史上、最大のヒットとなったワケでありますが、ちなみに “1976年の音楽” は こちら 。 最高5位でも、年間チャートだと34位なんっすな。 1位の「およげ!たいやきくん」(450万枚) が異質過ぎるんっすが、 都はるみの 「北の宿から」 が4位、太田裕美の 「木綿のハンカチーフ」 でも5位。 ライバル、強過ぎぃ…。 ミス花子の 「河内のオッサンの唄」 (40位) には勝ってるので、大健闘と言っていいかと思うんっすが、で、この成功で調子に乗って、続編の 『恋人願書』 というのを発表。 が、二匹目のドジョウ狙い感が半端なく、オリコンチャート10位という結果に終わってしまいました。 その次の 『ぼく』 (作詞:さいとう大三 作曲:馬飼野俊一) は、オリコンチャート7位と、ちょっぴり復活。 んーと、 これ 。 動かない動画しか見つからなかったんっすが、ぼく、高校の、今2年生、オレンジが好きで、スヌーピーがお気に入り♪ 僕はスヌーピーよりも、ドルーピーのほうがお気に入りなので、この「ぼく」とは、ちょっと気が合わないんっすが、いいっすよね、ドルーピー。 『トムとジェリー』 の真ん中に出てくるヤツ。 そんな趣向のすれ違いこそあるんっすが、ちょっと拗らせて、自分のことを 「ぼく」 と呼ぶJK2年生。 可愛いっ♪ 最近、自分のことを 「ワイ」 というJKが増えているそうっすが、ワイ、高校の、今2年生、オレンジが好きで、スヌーピーがお気に入り♪ 特に違和感はありませんな。

 で、次。 『ハイ!授業中』 (作詞:伊藤アキラ 作曲:小泉まさみ) 。 コミカル路線をより推し進めた形になるんっすが、動画は こちら 。 ダサ可愛さに磨きが掛かってきましたな。 やってはいけないことばかり、何故かやりたい、高校生っ♪ ここのところが、たまらんっ♪ 水素と酸素で、水になる〜、男と女で、恋になる〜♪ 化学の知識が身について為になる上に、可愛くて、たまらんっ♪ で、バックの生演奏がジャズっぽくて、無駄に豪華っすよね。 …と、ここまでは、まずまず順調だったんっすが、1977年暮れ、とんでもないスキャンダルが発覚してしまいます。 妊娠疑惑騒動 って、え、マジかよ? 純情そうな、おぼこい小娘の身に、いったい何が? 男と女で、恋になっちまったんか? やってはいけないことばかり、何故かやりたい、高校生っ♪ 今から思えば、この歌詞があまりにも怪し過ぎるんっすが、 「卵巣腫瘍の疑い」 って、もしこれが本当なら、あまりにも可哀想…。 事務所や父親の対応が、あまりにもお粗末なんっすが、そう言えば、“桜田淳子、ヨナハで子供を産んだ疑惑” というのもありましたな。 ヨナハというのは桑名にある産婦人科の病院なんっすが、恐らく長島スパーランドのショーでこっちに来ていて、それこそ、 「卵巣腫瘍の疑い」 とかでヨナハに連れて行ったところ、それを近所のオバハンに見られてしまった…と。 で、そのオバハンが 「桜田淳子がヨナハに入ってくとこ、見たで!」 と、近所に言いふらして、それを耳にした近所のガキが、産婦人科 = 子供を産むところ。 そんな知識から曲解して、 「桜田淳子がヨナハで子供を産んだらしいで!」 そう、学校で言いふらした…と。 恐らく、そんな経緯で広まったのではないかと思うんっすが、一種の都市伝説のようなものでありますな。 それで思い出したんっすが、“水前寺清子、長島自動車学校で運転免許を取った疑惑” というのもありました。 水前寺清子が長島スパーランドのショーに出演していたんっすよね。 それ自体は別に不思議でもなんでもなく、僕が長島でアルバイトしていた頃にも、水前寺清子ショーは普通に開催されていました。 それがある日、急に中止になった事もありました。 何故かと言うと,昭和天皇がお亡くなりになってしまったからなんっすけど。 あの時は、自粛ムードが半端なかったっすからね。 濃い緑色の服を着て、社員・バイトの送迎バスに乗ったら、 「こんな派手な服着て!」 と、社員のオッサンに叱られたり。 で、現場に着いて、制服の真っ赤なジャンパーに着替えて、遊園地の乗り物係の任務についたんっすが、これはエエんか? そう思わずには、いられなかったり。

 で、それから数年が経過して、水前寺清子が再び長島にやって来たんっすが、通常なら、土日の2日間とかで帰っていくのに、この時に限って、約1ヶ月間のロングラン。 どうやら、運転免許証を取りたくて、この仕事を入れたらしい。 で、ショーの合間に長島自動車学校に通っているらしい。 そう、噂されておりました。 多分、本当なんでしょうな。 別に隠すような話でもないし。 むしろ、意外と庶民派なんやな。 …と、好感度がアップしたものでありますが、芸能人ならクソ広い自宅の庭で車を走らせて、個人レッスンとかしてもよさそうなのに。 それに比べて、アイドルの妊娠疑惑というのは、あまりにもアカン過ぎるんっすが、で、それ以降、転落した人生を歩んだのかというと、そんなでもなく、あまり大して売れはしなかったものの、コンスタントにシングルは発売しております。 疑惑が発覚する直前だと、 『おもいで不足』 (作詞:横山郁子・藤公之介 作曲:中村泰士) とか、真っ最中だと 『フラワー・メッセージ』 (作詞:藤公之介 作曲:加瀬邦彦) とか。 後者は、叶わぬ恋を歌った哀しい失恋ソングというより、単なるストーカーやんけ! …な歌詞だったりするんっすが、えーと、 これ 。 動画としては、まったく中身がないんっすが、音質はまあまあ。 で、今までにない、マイナー調の曲だったりして、これはこれで、悪くないっすな。 毎週1本ずつ、花を持って行って、この花が最後なの、50本目〜♪ 7日×50本 = 350日。 1年間通い詰めて、それでようやく脈がないと悟って、諦めたんっすな。 察しの悪いところが何とも言えず、哀しい…。 で、自称・腹水を抜く手術を行い、退院した後だと、 『ワンダフル・ヒーロー』 (作詞:三浦徳子 作曲:小泉まさみ) 。 これは、わりと御陽気な曲調だったりするんっすが、で、それに続いて 『かわいい貴方』 (作詞:三浦徳子 作曲:小泉まさみ) 。 こんな変な、 動かない動画 しか見当たらなかったんっすが、何かちょっとキャラ・チェンジしちゃってますよね。 貴方はいつも〜、だらしがないわ〜♪ これのどこが 「かわいい貴方」 なんや? そう思わずにはいられませんが、この1曲を持って、松本ちえこの歌手としての活動は、終わってしまった模様っす。

 その後は日活ロマンポルノに出演したり、ヘアヌード写真集を出したり。 純情そうな、おぼこい小娘の身に、いったい何が? すみれちゃんが脱いだのと同じくらいショックでありますな。 すみれちゃんというのは 『おーい!はに丸』 に出てくるギャルなんっすが、子供番組のお姉さん役とは思えない、ちょっとケバい感じのキャラでありましたな。 脱いだと聞いて、やっぱりかと思ってしまったんっすが、松本ちえこは、そんな風には見えなかったのにぃ…。 日活では 『元祖大四畳半大物語』 と 『夕ぐれ族』 に出演したみたいなんっすが、夕ぐれ族って、何か、聞いたことがありますな。 夕方になるとグレる族でしたっけ? 昼間のうちは真っ当な生活をしていそうなんっすが、愛人バンクとか、そういう系のアレでしたっけ? 映画のほうは、主演の春やすこの濡れ場シーンが話題になったそうなんっすが、え? 春やすこも脱いでたん? 漫才師っすよね? で、『元祖大四畳半大物語』 というのは、何か 「四畳半襖の下張」 的な淫靡さを感じさせるんっすが、松本零士による日本の漫画らしく、もしかして、ぜんぜんエロくなかったりするとか? それ以前に こんな映画 にも出たみたいなんっすが、うわぁぁぁぁ…。 こんなん、出演者全員、末代までの恥さらしやん…。 黒歴史もいいところなんっすが、歌も見た目も、そして映画も、どれもがすべて 「65点」 といった感じのアイドルでありましたな。 でも、そんな松本ちえこが、好き、好き、好き〜♪ 享年60というのは、あまりにも若く、せめて65歳までは生きて欲しかったんっすが、チーコのご冥福をお祈りして、

  (-∧-) 合掌・・・  <(_ _)> 礼拝・・・

( おしまい♪ )


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