『 青春歌年鑑('70) 』

〜「黒ネコのタンゴ」から「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」まで〜



 えー、今回から少し趣向を変えてお届けしたいと思いますが、題して『青春歌年鑑』…って、わはははははは。口に出すのもこっ恥ずかしいようなタイトルですな。が、世の中にそういうタイトルのCDがあるのだからしょうがありません。ま、詳しいことは ここ を見てもらうとして、『昭和歌謡全集』のネタにちょうどいいかな?…と思って、思わず買ってしまいました。さすがに21枚全部揃えるのはお金がもったいないので、とりあえず『'79』『'80』だけ買いました。いや、いちばんピンとくる歌が多かったからなんですが、しばらくはこのシリーズをネタにして話を進めてみたいと思います。買っていない年代のものだってネタにしちゃいます。というか、買ってない年代のものがほとんどなので、まったく充実していないレビューになろうかとは思いますが、えーと、まずは『青春歌年鑑'70』でありますか。1970年というと、昭和に直して41年。僕は弱冠2ちゃいでありまして、青春と呼ぶにはまだあまりにも若すぎますね。まだケツも青かったことと思うし、カツを食ったら下痢をしたものと思われます。2歳児にカツはさすがにキツイですよね。で、とりあえず収録されている全30曲をリストアップすると、

1 黒ネコのタンゴ / 皆川おさむ
2 ドリフのズンドコ節 / ザ・ドリフターズ
3 圭子の夢は夜ひらく / 藤圭子
4 噂の女 / 内山田洋とクールファイブ
5 手紙 / 由紀さおり
6 愛は傷つきやすく / ヒデとロザンナ
7 今日でお別れ / 菅原洋一
8 京都の恋 / 渚ゆう子
9 白い色は恋人の色 / ベッツィ & クリス
10 愛の旅路を / 内山田洋とクールファイブ
11 経験 / 辺見マリ
12 白い蝶のサンバ / 森山加代子
13 あなたならどうする / いしだあゆみ
14 四つのお願い / ちあきなおみ
15 逢わずに愛して / 内山田洋とクールファイブ
16 新宿の女 / 藤圭子
17 X+Y=LOVE / ちあきなおみ
18 空よ / トワ・エ・モア
19 女のブルース / 藤圭子
20 くやしいけれど幸せよ / 奥村チヨ
21 老人と子供のポルカ / 左卜全とひまわりキティーズ
22 夜と朝のあいだに / ピーター
23 ひとり寝の子守唄 / 加藤登紀子
24 もう恋なのか / にしきのあきら
25 土曜の夜何かが起きる / 黛ジュン
26 白い鳥にのって / はしだのりひことシューベルツ
27 美しいヴィーナス / 加山雄三
28 あしたが生まれる / フォーリーブス
29 喧嘩のあとでくちづけを / いしだあゆみ
30 ドリフのほんとにほんとにご苦労さん / ザ・ドリフターズ

 ということになるわけですが、いやあ、懐かしいですなぁ。当時こういう曲って、確かに流行ってたよね。…と思えるような曲はほとんどありませんな。“J−POP”というより、あくまでも歌謡曲。…といった感じでありまして、ま、さすがに最初の「黒ネコのタンゴ」くらいは僕でも知っておりますが、これは歌謡曲というよりも、どちらかというと童謡に近いものがありますよね。この歌のヒットによって、拾ってきた黒ネコに“タンゴ”という名前を付けちゃった人も少なくないと思われますが、なんという貧弱な発想でありましょうか。いくら捨て猫とはいえ、もう少し愛情を込めた命名を心がけて欲しいと思わずにはいられませんが、ちなみにウチで買っている黒ネコの名前は“クロコ”なんですけどね。野良猫がウチの庭に産み落としていって、最初は“クロ太郎”という名前だったんですが、後に雌ネコであることが判明して“クロコ”と改名しました。よく考えられたよい名前だと思います。ちなみに歌っていたのが男のガキである。…という記憶があったんですが、皆川おさむという名前のガキだったんですな。元々、イタリアの「ゼノッキオ・ドロ」という子どもたちのための音楽コンテストの入賞曲を、当時児童合唱団に所属していた小学1年生の皆川おさむが歌った。…とのことでありますが、おお、イタリアの歌だったんですか。だったら「黒ネコのカンツォーネ」にしておけばよさそうなものですが、さすがに小学1年生にカンツォーネは難しいですかね?ああ、サザエさんの弟?…って、それはカツオーね。…て、その程度のつまならいギャグしか思いつかないしぃ。で、なんとなく“黒ネコのタンゴ、タンゴ、タンゴ、僕の恋人〜、フフフフ・ンンン〜♪”と、後半はハミングになっちゃう程度にしか覚えていないんですが、一番最後の歌詞は“だけどあんまり、いたずらすると、あじの干物は(ニャーオ)おあずけだよ〜♪”ですかぁ。とっても可愛いニャ〜♪…って、ネコ好きの人は放っておくと、どんどんアホになっちゃうので 注意が必要ですね。

 で、2曲目は「ドリフのズンドコ節」なんですが、僕がショックだったのは、ドリフターズって70年から活動してたのかぁ!…という意外な事実でありまして、いや、僕が10歳くらいの頃が人気のピークだったような気がするので、70年代でも後半に出てきたものだとばかり思っておりました。ビートルズの日本公演の時、前座を務めたのが“ずうとるび”ではなくて“ドリフターズ”だったことは有名な話でありますが、調べてみるとそれが1966年の話なので、70年に「ドリフのズンドコ節」を出していたとしても何ら不思議ではないわけですな。ちなみに最初の頃はメンバーに荒井注が入ってましたよね。志村けんが見習いという形で出ていたのを薄っすらと覚えておりますが、「ドリフのズンドコ節」という歌に関してはまったく何の記憶もありません。“向こう横丁のラーメン屋、赤いあの娘のチャイナ服、そっと目くばせチャーシューを、いつもおまけに2・3枚♪”…って、それは「きよしのズンドコ節」ですしね。ちなみに「ドリフのズンドコ節」の10年くらい前には、小林旭による「アキラのズンドコ節」というのがあった模様です。あ、ずんずんずんどこ♪

 で、続いては藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」。言わずと知れた宇多田ヒカルのママでありますが、この歌は「圭子の股は夜ひらく」というギャグでも有名ですよね。で、幸いにも僕は某所からこの音源を手に入れることが出来たんですが、いやあ、いいですねぇ。ドスが利いてます。“15、16、17〜と、私の人生暗かった〜♪”…という、“♪まーく”を付けるのも憚られるような暗い歌詞が有名なんですが、151617と言えばバリバリの女子高生ぢゃん。ま、確かに世の中には暗い女子高生とか、老けた女子高生とか、白いぱんつが似合わない女子高生とか、一言で女子高生と言ってもいろいろな女子高生がいますからねぇ。でも僕は基本的にどんなタイプの女子高生でも好きっ♪…って、若けりゃ何でもエエんかい!…といった感じでありますが、そうです。若ければもう、何だっていいです。で、改めてこの歌を聴きなおしてみると、途中でテナーサックスが絡んできたりして、気分はすっかりムード歌謡でありますな。ここしばらくピンクレディ「透明人間」みたいなガキっぽい歌ばかり聴いていたんですが、その10年前にはこのようなオトナの歌が流れていたんですね。いいことです。で、次。「噂の女」。いや、内山田洋とクールファイブもキャリアが長いんですね。調べてみたところ1969年デビューとありましたので、当時はピチピチの新人だったわけですな。いや、ピチピチでもさほど嬉しくはありませんけど。で、このグループに関しては、子供心にも、どうして内山田洋などという活躍頻度の低い地味なおっさんがリーダーなんや?…ということが疑問だったわけでありますが、どう考えても前川清のグループですもんね、ありゃ。“わわわわ〜♪”だけでメシが食えるというので、大きくなったら内山田洋になろう!…という夢を抱いた子供も少なくないと思いますが、「噂の女」という歌に関しては、聴いたことがあったような、なかったような…?


 はい、5曲目。いや、30曲もあると大変ですな。79年モノだけで10回シリーズくらいに分けたほうがよかったかも知りませんが、でも大丈夫です。ここからしばらく、よく知らない歌が続きます。由紀さおり「手紙」。よく知りません。よく知りませんが、由紀さおりって北方町の体育館で童謡を歌うのが仕事だとばかり思っていたら、元は歌謡曲の歌手だったんですね。いや、知ってましたけど。北方町の体育館で童謡を歌っているだけでは、とてもじゃないけど食べていけないしぃ。で、由紀さおりってよく考えると不思議な名前ですよね。“由紀”も“さゆり”も、どちらも名前ですもんね。最初に見た時、岡けんた・ゆうたみたいな漫才コンビか?…と思ってしまいましたが…って、思ってもいないのに嘘ばっかり書いてしまいましたが、ちなみにマンポン技士のタケムラ君は由美かおると混同してましたけどね。えーと、「手紙」ですかぁ。、聴いたことがあったような、なかったような…? で、6曲目はヒデとロザンナ「愛は傷つきやすく」ですか。いや、中田英寿って昔、歌手をやってたんですね。ちっとも知りませんでした。…って、多分それは違う“ヒデ”だと思いますけど。で、ロザンナというのはガイジンなんですかね?ちょっと調べてみましょう。出門英:1942年12月15日、東京都に生まれる。本名、加藤英ロザンナ:1950年07月03日、イタリアに生まれる。本名、ロザンナ・ザンボン…って、ほぉ、イタリア人だったんですな。しかも本名がロザンナ・ザンボンって、そんなザボン漬けみたいな名前だったとは知りませんでした。そういえば『ザザンボ』という映画もありましたな。失神します!…ってか?

 あ、“ザザンボ 失神します!”でサイト検索したら“2ちゃんねる”の1ページが引っ掛かったんですが、塩通の原稿がまるっきり流用されておりますな。いや、 ここの6番 なんですが、使っていただいて光栄に存じます。無断引用はお互い様だしぃ。ちなみに元原稿は ここ ですね。当事者の字が間違っているのはゴア異教徒…って、どんな宗教や? 当事者の字が間違っているのはご愛嬌と言うことで。改めて読み直してみると、結構誤変換とか多いんですよね。で、6曲目は菅原洋一「今日でお別れ」。この菅原洋一というおっさんに関しては、何年か前の紅白でマイクのスイッチが入ってなかったか何かで、ちっとも歌が聞こえなかったおっさん。…といった印象しかないんですが、「風の盆」だか何だか、そんなような歌を歌っておりましたな。で、この「今日でお別れ」という歌に関してはまったく知りません。ちなみにこの『青春歌年鑑』というのはいくつかのレコード会社による共同企画なんですが、企画に賛同しなかったレコード会社とかもあるから、当然入っていなければならないようなヒット曲が抜けていたり、逆に、なんでこんな歌が?…と思っちゃうような苦しまぎれの選曲があったりするのも事実でありまして。基本的にはオリコンのチャート100位以内を対象にしたようなんですが、「今日でお別れ」なんて、せいぜい98位くらいのものとちゃうんですかね?…と思って調べてみたところ、この年の年間順位は

1. 黒ネコのタンゴ  皆川おさむ
2. ドリフのズンドコ節  ザ・ドリフターズ
3. 圭子の夢は夜ひらく  藤 圭子
4. 女のブルース  藤 圭子
5. 逢わずに愛して  内山田洋とクールファイブ
6. 手紙  由紀さおり
7. 愛は傷つきやすく  ヒデとロザンナ
8. 今日でお別れ  菅原洋一
9. ヴィーナス  ショッキング・ブルー
10. 京都の恋  渚 ゆう子

 となっておりました。すいません、洋一クンを見くびり過ぎておりました。心から反省します。しかし、こうして見てみると『青春歌年鑑』はかなりいい線をついてますね。こちらのほうも見直しました。洋一クンに次ぐ8曲目には、年間ランキングで10位にランクインしている渚ゆう子「京都の恋」という歌がきちんと収録されてますもんね。が、しかし、こんなのホントに年間10位ぃ?…と言いたくなるほど、まったくもってよく知りませんな、渚ゆう子。調べてみたところ、和田弘マヒナスターズ)に見い出され上京、名前を“渚ゆう子”と変えハワイアン歌手として活動した後、67年「早くキスして」でデビューを果たす。ブレイクのきっかけは、ベンチャーズ・ナンバーである「京都の恋」「京都慕情」に歌詞を付けてレコード化するという企画で、その歌い手として抜擢されたことによる。…とありますが、へぇ〜。ベンチャーズボーカリーズですか。随分と思い切ったことをやったものですなぁ。で、そのタイトルが「京都の恋」って、思いっきり演歌っぽいところはご愛嬌でありますが、一度聴いてみたくなりましたなぁ。何か、物すごくミスマッチのような、意外とフツーだったりするような…? ちなみに渚ゆう子と改名する前は“九葉真鶴”の芸名で琉球舞踊の踊り手をしていたそうです。とにもかくにも異色ですよね。ちなみに『こち亀』のエンディングで使われていた歌の元ネタはベンチャーズの代表曲、「ダイヤモンドヘッド」だったりします。デケデケデケデケデケ♪ ということで、次です。「白い色は恋人の色」。有名ですね。『思い出のポップス』みたいな番組があると、よく出てまいります。歌っているのはベッツィ & クリスですか。ガイジンなんですかね?本名がベッツィ・ザンボンクリス・ザンボンだったりするんですかね?…という問題はさておいて、花びらの白い色は、恋人の色〜、なつかしい白百合は、恋人の色〜♪…って、いや、爽やかな歌ですね。“白百合”というのがイイです。なんだかとっても女学生っぽいところがいいです。これ、北山修作詞、加藤和彦作曲だったんですね。で、どうしてこの歌をザンボン姉妹(←違うやろ。)が歌うことになったのか、その経緯はよくワカランのですが、ということで、この曲に関して言いたいことは、そんだけ。

 10曲目、「愛の旅路を」内山田洋とクールファイブは2回目の登場。オリコンの年間チャートでは「逢わずに愛して」が見事5位にランクインしているというのに、それを差し置いて、違うのが2曲。ということは“ヒロシとクールな5人組”ってば、この年だけで少なくとも3曲はヒットを飛ばしたということになりますね。もう、“飛ばし屋ヒロシ”とでも言いたくなるような飛躍ぶりでありますが、どんな歌でも歌詞としては“ワワワワ〜♪”だけを覚えていればいいだけだから、ヒロシくんの人生も気楽なものでありますなぁ。はい、次。ハイペースで11曲目は辺見マリ「経験」でありますかぁ。いいですよねぇ、「経験」。僕は敬虔なキリスト教徒だったりするんですが、この歌には痺れました。“しびれフグ”にも痺れましたが、この歌の出だしの、“やめて♪”には、2歳児ながらも背筋にゾクゾクするものを感じてしまいました。…って、いや、実際に耳にしたのはもうちょっとオトナになってからだったと思いますけど。しかしまあ、「やめて♪」と言われてホントにやめたら、「いやん、やめないでぇ♪」と言われたり、「やめて!」と言われてそのまま強引に押し切ったら今度はマジで大泣きされたりして、世の中、難しいものでありますなぁ。…という経験をしたことのある人も少なくないと思います。いや、僕には関係ない話なんすけど。で、次。「白い蝶のサンバ」 By 森山加代子。“黒ネコ”の次は“白い蝶”、“タンゴ”の次は“サンバ”ですかい?だからカンツォーネにしろって!…と思わずにはいられませんが、森山加代子(←誰?)に歌われるとは、かれい技士も立派になったものですなぁ。いや、“白い鰈”じゃなくて、“白い蝶”なんですけどね。あ、そうそう。例の青龍会城東支部からの“最後通カレイ”なんですが、ちゃんとお金を用意して待っているのに、未だに何の音沙汰もございません。早く取り立てに来て貰わないと困りますなぁ。で、13曲目。いしだあゆみ「あなたならどうする」。別にどうもしません。14曲目、ちあきなおみの「四つのお願い」。しかし何ですな。いしだあゆみとか、ちあきなおみとか、この頃は名前を平仮名にするのがブームだったんですかね?ま、確かに政治家なんかだと、例えば“齧歯類親鸞麒麟児”みたいな名前だと選挙の時に面倒で誰も名前を書いてくれないので、“げっしるいしんらんきりんじ”と平仮名にすることはよくあるんですが、これを専門用語では“名前をひらく”と言うそうですね。ちなみに、いしだあゆみの本名は石田良子、好きな食べ物は石鯛ちあきなおみの本名は瀬川三恵子、好きな食べ物はちまきなんだそうです。はい、次。内容が無い上に、書いてあることが嘘ばかりになってまいりましたが、気にしてはいけません。で、15曲目は内山田洋とクールファイブ「逢わずに愛して」ですか。いよいよ本命登場!…といった感じでありますが、このCDだけで3曲も選ばれるとはまたしても印税ガッポガッポで、ヒロシ君はウハウハでありますな。で、気になるのはこういった場合の収入配分でありまして、やっぱり内山田洋がリーダー特権として、いちばんたくさんガメたりするんですかね?で、そのことに関して前川清が、「ワワワワ〜♪…だけでそりゃないやろ。」と文句を言ったりしないんですかね?“ヒロシVSキヨシ戦争”の結末が気になるところでありますが、ま、どうせ他人事だしぃ。それにどうせ僕はこの70年盤CDを買っていないので、誰がたくさん儲けようが、そんなのぜんぜん関係ありません。


 で、CDではここからが2枚目となります。2枚組で2980円というのは結構リーズナブルでありまして、僕の財力を持ってすれば購入するにヤブサカでないとは思うんですが、その2980円のうちのいくばくかが内山田洋の懐に入ると思うと、ちょっと考えものですよね。それに見合うだけの労働をしているとはとても思えないしぃ。で、16曲目は藤圭子「新宿の女」。圭子ちゃんも2回目の登場でありますな。どんな歌でしたっけ?ちなみにこれが圭子ちゃんのデビュー作でありまして、伝説の「新宿25時間キャンペーン」という、なんだかとっても凄そうなエピソードがあったみたいですね。確か、カップヌードルを売り出す際にも似たようなキャンペーンがあったという話を『プロジェクトX』でやっていたような気がしますが、圭子ちゃんのキャンペーンの何が凄いって、かねてより懇意にしている故林家三平とその一門が駆けつけ、出陣式をおこなった。…というのだから大したものでありますな。その中には林家ペーパー子もいたということでありまして、いや、これは心強いですな。少なくとも誕生日だけは覚えてもらえますもんね。で、次です。ちあきなおみ、本名、瀬川三恵子も2回目の登場、今度は「X+Y=LOVE」なる面妖なタイトルの曲を持ってまいりました。この曲は有名ですよね。塩通にも登場しております。「中国カラオケ事情」というところに登場します。日本の歌謡曲のタイトルを中国語にするとどうなるか?…というお話なんですが、この 「X+Y=LOVE」「X+Y就是愛」 となっておりました。とっても適切な訳語だと思います。で、これがいったいどのような歌なのか僕はよく知らんのですが、ま、おそらく、“)”と“)”が一緒になると、“LOVEすけべ)”が生まれるという、そういった内容ではなかろうかと。

 で、18曲目はトワ・エ・モア「空よ」という歌です。 こうして見るとこの70年というのは平仮名と片仮名が目立ちますなぁ。で、トワ・エ・モアというのはガイジンなんですかね?…と思って調べてみたら、違いました。山室英美子(←後に解散して結婚して白鳥英美子となる)と、ナントカという人が結成したデュオ・ユニットのようでありまして、いや、名前が片仮名だからって必ずしもガイジンとは限らないわけでありますな。勉強になりました。そういえばクールファイブだってバリバリの日本人ですもんね。で、「空よ」。聴いたことあったような、なかったような…といった感じなんですが、何となく想像はつく。そういった歌ではないかと推測されます。19曲目、藤圭子「女のブルース」洋クンと並ぶ3度目の登場、おめでとうございます。20曲目は奥村チヨ「くやしいけれど幸せよ」。幸せだったら悔しくはないぢゃん。…と、当時2ちゃいだった僕は思ってしまったものでありますが、オトナの世界というのはコドモには窺い知ることの出来ない、何か洞穴のように奥深い部分があるのでしょう。…と、35歳になった僕にはちょっとだけ分かるような気もします。21曲目、左卜全とひまわりキティーズ「老人と子供のポルカ」。わははははははは。これはいいですね。何だかよくわかんないんだけど、まず、“ 左卜全とひまわりキティーズ”という名前がふるってますよね。何だかよくわかんないんだけど、キティちゃん好きの僕には放っておけないようなムードが漂っております。“ひまわりキティ”って、新しいシリーズが出たのか?…と、ひまわりの被り物をしているキティちゃんの図柄すら脳裏に浮かんでくるほどなんですが、何てラブリーな名前なんでしょうね、“ ひまわりキティーズ”。それに引きかえ、“ 左卜全”というのはいけません。まず第一、読めません。“ひだりぼくぜん”ですかね?で、調べてみたところ読み方はそれで間違ってないようですが、生年明治27年1894年)、没年昭和46年1971年…って、年寄りやん!しかも70年当時、ほとんど死にかけやん! にもかかわらずこの「老人と子供のポルカ」というのは、“助けて−、ズビズバー、パパパヤー、やめてケレ、やめてケレ、やめてケーレ、ゲバゲバ♪”…と騒がしく走り回るようなものであったらしく、年寄りが無茶するから寿命を縮めるんや!…と思わずにはいられませんね。ま、いずれにせよ、タンゴサンバと来て、今度はポルカ。いや、カンツォーネまでの道はまだ遠いですなぁ。


 22曲目。この企画もいよいよ最終コーナーを回りました。もうちょっとの辛抱です。「夜と朝のあいだに」。歌っているのはピーターって、あ、例のオカマでありますな。オカマではありますが、本名は池端慎之介…って、何だかとっても男らしく、近年は2つの名前を使い分けてマルチな活動に励んでいるようです。少し前にNHKラジオにゲスト出演しているのを聞いたことがあるんですが、その生き様はなんだか壮絶で、とってもカッコよかったです。で、その際、この「夜と朝のあいだに」という歌も流れておりましたが、正直なところ、あまりうまい歌ではなかったですけどね。でもまあ、その中性的な妖しさには時代を先取りしたような感覚もあって、いや、この70年というのは童謡あり、怨歌あり、ベンチャーズあり、年寄りあり、オカマありで、もの凄くバラエティに富んでおりますなぁ。で、26曲目は、はしだのりひことシューベルツ「白い鳥にのって」。70年のハヤリである“ひらいた名前&片仮名”の併用で来ましたか、はしだのりひことシューベルツ。ちなみに僕はシューベルトにはあまりよい印象を持っておりませんで、それは何故かというと、その昔、シューベルトという名前のチョコレート系ケーキを食べて鼻血を出しちゃったからなんですが、はしだのりひこと言えば「花嫁」くらいしか知りませんな。仕方がないので次に行きましょう。加山雄三「美しいヴィーナス」。あ、若大将ってこんな時代に活躍していたんですな。どうりでカラオケで歌っても若いギャルに受けない筈でありますが、ちなみにこの「美しいヴィーナス」は歌ったことがありません。定番の「君といつまでも」も歌いません。アレは途中の台詞の部分がこっ恥ずかしくって、とても素面(しらふ)では歌えません。ま、ピラフを食べながらなら歌ってみてもいいかな?…という気もするんですが、ピラフを食べながら歌ってみたところで、米粒が飛び散って汚いだけだしぃ。では一体何を歌うのかというと、「旅人よ」を得意としているわけなんですが、メロディが単純で平坦で、歌いやすいんですよね。ま、その分、ちっとも盛り上がらないんですけどね。で、「美しいヴィーナス」。歌ったことはありませんが、歌おうと思えば歌えます。“あ〜〜〜〜、美しいヴィーナスぅ〜、フフフフフン、フフフーン♪”…って、途中からハミングになっちゃうんですが、それでもいいのなら最後までちゃんと歌うことが出来ます。ま、そこまでして歌うほどのものでもないような気もするんですけどね。

 あ、ここまで来て、途中で3曲ほど抜けていたことに気が付いてしまいました。23曲目から25曲目が抜けておりました。どういうわけだか抜けておりました。気が付かなければそのまま押し通すところでありますが、気付いてしまったからには触れないわけにはまいりません。23曲目、「ひとり寝の子守唄」加藤登紀子。24曲目、「もう恋なのか」にしきのあきら。25曲目、「土曜の夜何かが起きる」黛ジョン。以上、とりあえあず触れるだけ触れておきました。あ、黛ジョンじゃなくて、黛ジュンですよね。ジョンではなんだか犬みたいですもんね。私のあすこ、ジュン、って潤ってきちゃうんです。…のジュンが正解でありました。それにしても、にしきのあきら。70年から活躍しておりましたか。今ではすっかり“スターにしきの”になってしまいましたが、スターになる前は歌手だったんですね。ちっとも知りませんでした。で、忘れていた3曲がすっかり片付いたので先に進みますが、28曲目はフォーリーブス「あしたが生まれる」ですな。フォーリーブスと言えば、「ブルドック」。…という認識しか僕には無かったんですが、あしただって生まれておりましたか。二見シーパラダイスアシカが生まれたというニュースなら見たことがあるような気もするんですが、もしアシカに名前を付けるとすれば、やっぱりアシカのジョーですかね?…ということで、残りあと2曲。「喧嘩のあとでくちづけを」 By いしだあゆみ。どういう歌だか覚えておりません。ということで、いよいよ最後まで漕ぎつけました。「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」。ここまで読んでくれた皆さま、ほんとにご苦労さんでした。以上、とりあえず今日はおしまい。

( つづく♪ )


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