『 Zaurus SL−C760(ソフト編その1) (SHARP) 』



 今回から久々に“Zaurus SL-C760”関連ネタの連載を開始しようと思っておりますが、いや、このサイトをアクセス解析した結果、“SL-C760”という検索ワードで訪れてくれている人がことのほか多いことが判明しましたからね。“寺島まゆみ”や“素股”よりも多かったです。で、そうして訪れて下さった人たちは恐らく、その余りの内容の無さに愕然として、無駄な時間を費やしてしまった己の不覚を深く恥じ入ったものと思われますが、ま、検索サイトの結果に当たり・はずれは付き物だしぃ。(←反省の色なし)。で、今回からは“Zaurus SL-C760で使えるソフト”という観点から話を進めていきたいと思いますが、寒天ゼリーというのは美味しいですからね。いや無論、こんにゃくゼリーという手もあるんですが、あれは洒落にならんくらい喉に詰まりそうになりますもんね。新聞の3面記事の片隅に「お年寄り、コンニャクで悶絶死」などと書かれて、いいトシこいてぇ。…などとあらぬ誤解を受ける恐れもありますので、ここはやはり寒天ゼリーにしておいたほうが無難なのではなかろうかと。…って、ジャズのほうのコーナーで使ったネタをそのまま持ってきてしまいましたが、ま、個人サイトにネタの使い回しは付き物だしぃ。(←反省の色なし)。で、第1回の今回は、“SL-A300用ソフトがSL-C760でもそのまま使えるか?”という問題を考えてみたいと思いますが、果たしてどんなもんでしょうか?ちなみに“SL-A300用ソフト”に関しては、 このあたり になかなか充実した情報が載っておりましたが、いや、僕のサイトなんですが、とりあえず自我自賛しておきました。で、ここで紹介したソフトがそのまま“SL-C760”でも使えるか?…ということを検証してみたいと思いますが、わざわざ検証する必要もねーな。…といった感じのしょうもないアプリケーションも多々ありますので、とりあえずここらあたりからいってみましょうか。


ZSafe” (Download サイト)

Zsafe♪  えーとこれは、いわゆる“パスワード管理ソフト”とでも言いましょうか、前の“SL-A300”の時にも書きましたが、インターネットで優良な“有料すけべ動画サイト”だとか“通販サイト”などを利用すると、必ず“ユーザー名”と“パスワード”というのが必要となって来ますよね。自分で希望のユーザー名やパスワードを設定出来る場合はまだいいんですが、それとて誰かに希望のユーザー名を使われていた場合には第2、第3の候補で我慢しなければならないし、サイト側から送られてきた無味乾燥なアルファベットや数字の羅列的なユーザー名やパスワードの使用を余儀なくされることも少なくありません。サイト数が増えるにしたがって、管理しきれんっ!…とぶち切れることになるのが実情でありまして、僕なんかは最初、ノートやらメモ帳の端っこにちょこちょことメモ書きしてたんですが、いざという時になって、そういえば“ゲイシャハウス♪”のユーザー名とパスワードって、どれだったっけ?…と慌てて探してみても井上揚水の「夢の中へ」的に見つからないのは世の常でありまして、ええい、どうして見れもしないサイトの料金を毎月払わにゃならん!?…と、理不尽な思いに駆られた人も少なくないことでしょう。ユーザー名とパスワードが分からないと退会手続きすら出来なかったりするんですよね。困ったものです。そこで登場するのがこの“ZSafe”というソフトなんですが、昔から比べるとちょっとヴァージョン・アップしたようですね。で、左にスクリーンショットが出ていることからもわかるように、“SL-C760”でも一応は動きました。この“一応は…”というところが微妙でありまして、縦画面、いわゆるビュースタイル専用となってしまうので、本体のキーボードは使用出来ません。ま、表示が横向きになってしまうのを我慢すればインプットスタイルで使用することも可能なんですが、それよりもっと問題なのは時々フリーズする…ということでありまして。フリーズするというか、電源を入れてもすぐに電源が切れちゃうというか、操作がおかしくなっちゃうというか、要するに“SL-C760”には完全に対応しきれていないというか、端からそういう用途は計算に入れていないというか、特に他のソフトと並列で動かそうとすると駄目ですね。このソフトを使いたい場合は、他のソフトをすべて終了させておいたほうが無難ではなかろうかと。で、もし動作がおかしくなっちゃった場合は、とにかくなんとかして電源が入ったままの状態まで持ってきて、システムを再起動すると。そこまでの覚悟をしておかないと使用には耐えないソフトなんですよね、こりゃ。

 それでもいい。…というチャレンジャーな人のために一応説明を加えておくと、メニューはすべて英語です。日本語パッチとか、アパッチけんとか、もしかしたらそういうものがあるのかも知れませんが、中学1年生程度の英語能力があれば何とかなるので、ま、頑張って何とかしてくださいね。使い方自体はわりと簡単です。まずは“カテゴリー”の登録です。画面の上に出ている“Category”というところをペンでタップして下さい。で、サブメニューから“New”というのを選んでください。すると“Please Wait”という表示のまま固まってしまって、いきなりかいっ!…と心配になってしまうんですが、心配はご無用。ソフトがあなたのザウルスの中からアイコンデータを読み出そうとしているだけなので、かなり心配が募ってきた頃にはちゃんと次のステップに移項します。いや、多分。で、新しいウインドウが出てきたらOKです。そのまま固まって動かなくなってしまった場合には再起動しましょう。で、“Zsafe”を速攻でアンインストールすることも忘れてはいけません。ちっともセーフティなソフトではないですからな、こりゃ。で、万一うまくいった場合には“カテゴリー”の登録をすることになります。僕の場合、左の画面を見てもわかるように3つのカテゴリーに分類しました。まずは“Card”。クレジットカードの番号を入れておくエリアです。続いて“Key No.”にはエクストレイルの鍵の番号を入れておくことにして、“Web Site”がいわゆるWeb用のユーザー名とパスワードの管理。それぞれのカテゴリーには6つのフィールドがありますので、例えばクレジットカードだったら“Filed 1”にクレジットカードの種類、“Filed 2”にはカード番号、“Filed 3”には何だかよくわかんないんだけど、海外すけべサイトだと入力を求められることがある“cvv”という情報、で、“Filed 4”はカードの有効期限として、管理をしていくわけですな。“Web Site”の場合は“Site Name”と“User Name”“Password”の3つがあれば何とかなります。日本語が使えないから、自分でわかるような英語のフィールド名を付けなければならないのがこのソフトの欠点で、ま、“パスワード”の綴りがわからなければ“Pasuwa-do”でも何でもいいんですけどね。どうせ他人に見せるような性格のものでも無いし。

 で、最後にこのソフト用のパスワードを設定してデータ入力は完了。このパスワードを忘れてしまっては元も子もないわけでありますが、ま、例えばキャッシュカードの暗証番号なんかと共通にしておけば大丈夫ではなかろうかと。電話番号の下4桁…なんてのは見破られる可能性があるから危ないですけどね。で、一度入力してしまえば、あとは見るだけです。項目の追加とかも簡単に出来ますが、とりあえず“Zsafe”を起動してみましょう。起動した瞬間に画面が真っ暗になったりしたら、何らかのトラブルが発生した証拠です。いやあ、運が悪かったですね。で、運よく立ち上がったら自分で設定したパスワードの入力を求められますので、入れてみてください。面倒ですがビュースタイルのソフトキーボードで入力することになります。ま、画面が横になっているのを気にしなければインプットスタイルで本体キーボードを使ってもいいんですけどね。うまくいえば“カテゴリー”が表示されると思いますので、見たいところをタップして下さい。そうするとツリー形式で内容が表示されることになろうかと。横スクロールで全体を確認することも出来るし、例えば“HELLO KITTY CLUB”というところをダブルタップして、その内容を1画面に表示することも可能です。ちなみにこのスクリーンショットは内容を一部変更してありますので念のため。いや最初、取り込んだ画像をそのままをホームページに出しちゃうところだったんですが、危うく“ハローキティ倶楽部”のユーザー名を知られるところでした。危ないところでした。無難なところで“12345ABCDE”に書き換えておきましたが、表示がちょっぴりズレているところがあるのはご愛嬌ということで。ちなみに3日ほど前まで、このソフトの調子が破局的に悪くて、いよいよアンインストールか?…と思ったんですが、再起動したところ何とか立ち直ったようです。いつ消えても不思議ではないので、こっそりノートの隅っこにメモ書きするなどして、データのバックアップだけはお忘れなく。

(オススメ度:★)


NeoCal” (Download サイト)

NeoCal♪  ザウルス本体にも電卓機能はありますが、君はアレで満足しているかな?僕は不満ですね。不満だし、不安だし、肥満でさえあります。このところろくすっぽ運動もせずに、駄菓子1500円分ばかり食べていましたからなぁ。ま、それはともかくザウルス内蔵の電卓機能には不満を覚えている人も少なくないと思いますが、何せ百均で売ってる電卓程度の機能しかありませんもんね。いや、100えん電卓ですらルートくらいは計算出来るというのに、それすらありません。値段にしたら80えんそこそこ。…というのが僕の評価なんですが、そんな時にはコレです。“NeoCal”。どういうものなのかと言うと、ネオカル。これはいいですなぁ。ま、基本的に操作メニューが英語なので、持っている力の5%くらいしか活用していないような気もするんですが、それでも充分に重宝しております。どういう時に重宝するかというと、長方形の面積を求める時に重宝します。3メートル×5メートルの長方形の面積は、えーと…、チョンチョン、15平方メートルかぁ♪…という計算をするときに重宝します。いや、その程度の計算だったら標準の電卓機能でも出来るし、て言うか、暗算ぢゃん!…という気もするんですが、あ、この“こんばーしょん機能”なんか、むっちゃ便利そうぢゃん。…という感じですね。画面右上の“Standard”というところをタップすると、“Standard”(←通常の電卓、でもルートくらいは計算出来る)、“Financial”(←投資信託系?)、“Scientific”(←技術科学系?)…と、いろいろなモードに切り替えることが出来るんですが、その中に“Conversion”というのがありました。これは恐らくコンビーフと何らかの関係があるモードで、1缶98円のコンビーフを5缶買ったらいくら?…といった計算に使うのだと思いますが、インチとメートルの換算なんかも出来るみたいですね。“1”と入れて“in”のキーを押し、続いて“m”のキーを押すと“0.0254”と表示され、これはすなわち、1[in]=0.0254[m] であると。いやあ、便利ですなぁ。配管のサイズというのは“1/2インチ”とか“3/8インチ”とか言って、そりゃいったい何ミリやねん?…って、いつも悩むんですよね。その程度の実力なので、この前受けた“1級管工事施工管理技士”の試験はきっと落ちたと思いますが、“NeoCal”があれば大丈夫。例えば“3/8インチ”だったら、3÷8=0.375。これをインチからメートルに直して、0.009525mですか。ミリにするには1000倍すればいいから、9.525mm。すなわち呼び径でいうと“10”というサイズになるわけですね。…って、意外と計算が面倒なんですが、おそらくユーザー定義でこれくらいの計算式はプログラム出来るんじゃないか?…という気もしますね。いや、管工事以上に英語には疎いので、今ひとつ使い方がよくわからんのですけど。

 で、“SL-C760”での使用でありますが、縦画面のビュースタイル限定という問題点はあるものの、ソフトの動き自体には今のところまったく何の問題もありません。電源だってちゃんと入るしぃ。

(オススメ度:★★★★★)


KanjiNirvana” (Download サイト)

 えー、“カンジ・ニアバーナ”ですね。この名前から察するに、アメリカ人にとって“漢字”というのは“涅槃”であるということがよくわかりますが、そう言えば“ジョド”という曲を書いたフレディー・ハバードはその曲名の由来として、「日本は冬でも野菜が採れるから、きっと浄土ジョド)なんだと思う。」と、何だかよくわからんことを言っておりました。ああ、不思議の国、ニッポン。…ということで、このソフトが“SL-C760”できちんと動作するかどうかはサダカではありません。動作確認する気にもならないというか、その必要もないというか、もしこれが“SL-C760”で動いたとして、それが何だ?…という気がするというか、むしろ動いてくれないほうが清々すると言うか、とまあそういうことで、実用ソフト編に関しては以上です。

 で、続いてはゲームソフトについて検証してみたいと思うんですが、ゲームの詳しい内容に関しては面倒なので省略させて頂きます。詳細は“SL-A300編”のほうを見て貰うとして、これらのソフトが“SL-C760”でも動作するかどうかという点について簡単に触れておきましょう。書くことがないのでスクリーン・ショットも縮小サイズです。


Rubik Unbound” (Download サイト)  ・ “The Eliminator” (Download サイト)  ・ “Bridges” (Download サイト)

JavaChess” (Download サイト)  ・ “hanoi” (Download サイト)  ・ “opie-snake” (Download サイト)

Pixie Roundup” (Download サイト)  ・ “はむはうす” (Download サイト)  ・ “ちょろすけの大冒険” (Download サイト)

My Fair Lady” (Download サイト)  ・ “はなみずパニック” (Download サイト)


 えーと、以上数本、すべからく駄目です。“SL-A300”と“SL-C760”では“java”を動かすプラットフォームだか何だかが違っているので、“SL-A300”用に作られた“java”ソフトは“SL-C760”ではすべからく動作しません。いや、言い切るだけの自信はないんですが、どうも動作しないような気がしてならないと言ってしまっても、あながち間違いではないのではなかろうかと。もしかしたらこの中に“java”とは関係のないソフトが混ざっていて、動作するものがあったりするのかも知れませんが、動作確認する気にもならないというか、その必要もないというか…。あ、“My Fair Lady”は“SL-C700シリーズ”でも動作するようなことが書いてありますな。で、“はむはうす”“ちょろすけの大冒険”“はなみずパニック”の作者からはご丁寧に掲示板へのカキコだったか、メールだったかを頂いて、ソフト開発の経緯などを教えて貰ったりもしたんですが、“SL-C760”で動作するかどうかはサダカでありません。“はなみず”はともかく、“はむはうす”と“ちょろすけ”は、ハム好きギャルには必携モンのソフトなんですけどねぇ。ちなみに僕はハム・ソーセージの類は大好きなんですが、ハムスターはさほどでもありません。ところで“SL-C760”用の“javaソフト”って、何か出てるんですかね?今のところ僕が知ってる限り、デモで入っていた“TumblingDuke”と“GraphLayout”と“TicTacToe”くらいしか動かないのがちょっと寂しいところでありますな。“TicTacToe”なんか、最初は“五目並べ”か?…と思ってかなり期待したんですが、単なる“三目並べ”ですもんね。んなもん、僕の小学生時代には“まるばつ”という名前で呼ばれていて、昼休みの暇つぶしの遊びの中でも最下層にランクしていたものですよね。んなものに大層に“TicTacToe”などという名前を付けるな!…と思わずにはいられませんが、いや、もし僕に“javaプログラム”の知識があったら、画期的なゲームの企画があるんですけどねぇ。名付けて“javaで風呂釜洗浄”っ!…って、いや、どう考えても面白いゲームにはなりそうもないんですけどね。


opie-tetrix” (Download サイト)

 いわゆる“テトリス”でありますな。いわゆる“テトリス”でありますが、“Downloadサイト”から該当するページを探し出すのが面倒ですね。でも大丈夫です。このソフトちゃんと動作しないので、探し出すだけ時間の無駄です。いや、動作しないと言うか、“Zaurus SL-C760”に転送しても認識してくれないと言うか、ちょっと説明するのが難しい状況なんですが、とりあえず自分で試してみると分かると思うんですけどね。ま、自分で試してみたところでムカつくだけの話なので、自分で試してみないほうがいいかも知れませんが、あるいは僕のマシンだけに固有の現象なのかも知れないしぃ。いずれにせよ、“テトリス”やりたかったのに、残念な限り。。。


Reversi” (Download サイト)
リバーシ
 まともに動くソフトはないんかい!?…と言われそうですが、大丈夫です。ここからしばらく、面白いか、つまらんかは別にして、とりあえず動作だけは確認されたソフトが続きます。で、手始めは“リバーシ”ですかい。スクリーンショットを縮小したから、ほとんど何にも書かなくていいね。…と思っていたんですが、意外とスペースがあるものなんですな。

 とりあえずフォント・サイズを“普通”くらいにして頂かないとページのレイアウトが崩れちゃうような気がするので、そこのところよろしくお願いします。

 で、あとはなるだけ無意味な改行を挟んで行数を稼ぐより他ないんですが、“リバーシ”というのはアレですよね。俗に“オセロ”と言われているゲームであります。ルールに関してはもはや説明不要かと思いますが、まだスペースが余っているようなので、念のために書いておきましょう。

 使う駒は“”と“”です。“”の裏が“”、“”の裏が“”になっている駒を使います。ただしこのザウルス版の“リバーシ”は、“赤っぽい色”と“青っぽい色”の駒を使うシステムになっております。“赤っぽい”というよりも“ウンコっぽい色”と言ったほうが実情に近いのではないか?…という意見もあろうかとは思いますが、そう呼びたい人はそう呼んでもらっても別に差し支えはありません。で、“SL-C760”でプレイする場合は縦画面@ビュースタイル専用となりますが、ま、すべてスタイラスによって操作出来るようになっておりますので、特に問題はないでしょう。あ、でもよく考えたらオセロのゲーム盤というのは90度向きを変えてみたところでまったく問題はないので、インプットスタイルで遊ぶことだって出来ますよね。画面の上のほうに書いてある“Your Turn”という表示が縦書きになるだけの話で。

 ちなみにレベルが5段階あるコンピュータの実力が如何ほどのものであるかはサダカではないんですが、というのも、僕はことオセロに関しては劇的な弱さを誇っておりまして、最弱レベルでも常に完敗。以上の点から少なくとも僕より強いことだけは間違いないと思います。

(オススメ度:★★★★☆)


Win4” (Download サイト)
  ウイン4
 続いては“ウイン4”です。“ウイン4”というのはアレですよね。俗に“ハムレット”と言われているゲームであります。ルールに関してはもはや説明不要かと思いますが、まだスペースが余っているようなので、念のために書いておきましょう。

 使う駒は“”と“”です。本物もそうだったかどうかは覚えがないんですが、少なくともザウルス版では“”と“”です。“”の裏が“”、“”の裏が“”になっている駒を使います。要するに裏も表も同じ色の駒を使います。オセロの親戚のようなゲームなのに裏も表も同じ色の駒を使ったりして、それでいいのか!?…という気がしないでもないんですが、僕は別にいいと思いますけどね。オセロの親戚みたいなゲームと言ったところで、実態はまったく違うゲームなわけだしぃ。

 で、ゲームのルールとしては“重力付き立体4目並べ”みたいなものですよね。“4目並べ”だから“ちく・たく・とぉ”よりは難しいんだけど、“五目並べ”に比べたら楽勝?…とか思っていたら、さにあらず。駒が重力によって下のほうに落ちていくものだから、意外と先の展開が見えないんですよね。少なくとも僕は最弱レベルのコンピュータにも常に完敗です。もう、カンパリソーダで乾杯って感じぃ?…と、思わずつまらないギャグを口走ってしまうほど弱い僕ではありますが、でもその分、“五目並べ”だって弱いからいいよね?

 で、“Zaurus SL-C760”でも問題なく動作する“ウイン4”でありますが、縦画面@ヴュースタイル専用になっちゃうのはやむを得ないところです。でもよく考えたらハムレットのゲーム盤というのは90度向きを変えてみたところでまったく問題はないので、…といったことはなくて、実際のゲーム盤を90度横向きにしちゃたら駒が落ちていかなくてゲームが成り立ちませんが、そこはそれ、“ヴァーチャル・ウイン4”の強みで画面を横に向けようが、逆さまにしようが、駒はちゃんと所定の位置まで横スライドしたり、上に昇っていったりはします。よって、その気になればインプットスタイルでだって遊べますよね。ただ、駒が左から右にスライドする形になるので、多少の慣れは要しますけど。

(オススメ度:★★★★☆)


Gomoku Moro” (Download サイト)  ・ “Solitaire JM” (Download サイト)

Mahjongg” (Download サイト)  ・ “Shisen-Sho” (Download サイト)

五目もろ♪ そりてぃあ♪ まーじゃん♪ 四川省♪
 えー、個別に紹介するのが面倒になってきたので4つセットにしちゃいましたが、これらのソフトはすべて動作確認が取れました。で、まずはラブリーでキュートな五目並べゲーム、“五目もろ♪”でありますが、ああっ、いつの間にか“Kha”という名前に変わっておりますな。モロはまずいやろ。…と、当局からクレームが付いたのでありましょうか?僕のお気に入りの名前だっただけに残念でなりません。で、名前の変更と共におそらく内容のほうもヴァージョン・アップしたものと見られますが、モロじゃなくなった五目など、もはや僕には感心ありません。でもまあファイル名は“gomoku_moro”のままだから、いっかぁ。…という気もするんですけどね。

 で、続いては“ソリティア”です。“ソリティア”というのは本来“一人遊び”という意味らしく、友達のいない寂しい子供が一人でやる遊びはすべて“ソリテリア”なんですが、僕はどちらかと言うと“一人遊び”よりも“一人えっち♪”のほうが好きですね。…って、そんなことはどうでもよくて、ここで言う“ソリティア”というのはトランプのカードを使った一人遊びでありますな。“Windows”にオマケで付いてくる例のヤツであります。で、トランプを使った“ソリテリア”にも何種類かの遊び方があるようで、このザウルス版では4種類が楽しめるようになっているんですが、説明が英語なので今ひとつルールが分かりませんで。いや、僕なりに努力して英語を解読したり、ソリテリア関係のサイトを調べたりして、何となくその全体像が掴めかけてはきたんですが、ここで詳しく書くことは省きます。だって面倒だし、タダで教えるのは何だか気が進まないし、それに何より調べたのがかなり前の話なので、僕自身すっかり忘れちゃってるしぃ。ザウルスのゲームなんて、それくらいほとんど遊びませんからね。

 で、 “Mahjongg”というのはアレです。世間一般では“上海”と呼ばれているゲームであります。たかが“上海”の分際で“麻雀”を名乗るのはおこがましいんぢゃないか?…という気もするんですが、麻雀牌を使うんだから“マージャン”でいいぢゃん。…というのがアメリカ人の発想のようでありまして。そのくせ、亜流の“四川省”のほうはちゃんと“Shisen-Sho”と名乗っているんですが、ま、僕としては別にどうでもいいんですけどね。

(オススメ度:★★★★☆)


Iceblox” (Download サイト)

 続いては“アイスブロックス”でありますが、ちなみに各ソフトの最後のところに書いてある“オススメ度”というのは極めて適当な指標であります。とりあえず“リバーシ”を“4つ星半”にしておいて、それ以降はただそれをコピーしているだけですもんね。ま、どれも定番と呼べるゲームですので、それなりにきちんと動作すれば合格、あとは個人の好き好きということで。ちなみに “マージャン上海)” に関してはここで紹介した無料版の他に有料版で出ているのもありますので、又の機会に紹介してみようと思っております。で、“アイスブロックス”。“Zaurus SL-A300”で動いたゲームの中では破局的に小マシなゲームでありまして、ただ、スタート時に“space”キーを押さなければならないのがネックでありまして、“SL-A300”にはそんな気の利いたキーはありませんもんね。ま、何とか適当に色々といじくり回しているうちにいつの間にやらゲームがスタートするからいいようなものの、その点、キーボード付きの“SL-C760”なら心配ゴム用、いや、ご無用。もう、いつだって好きな時にスタート出来ちゃうね!…と思っていたら、まともに起動しませんでした。いや、ザウルスに転送するとちゃんとザウルス用のソフトとして認識されるし、インストールだって出来ちゃうし、これでもう、後はゲームを起動して、“space”キーを押しまくるだけだね♪…と思っていたら、この“起動して…”のところで引っ掛かってしまいました。具体的に言うと、起動しませんでした。“お待ちください…”という表示が出たので立ち上がるまでお待ちしていたんですが、そのまま立ち上がることなくメニュー画面に戻ってしまいました。ああん、けっこう遊べるゲームだったのにぃ。。。


Bugsquish” (Download サイト)
  ばぐすかっしゅ♪

 あ、スクリーンショットの取り方を失敗しましたな。この原稿で使っているスクリーンショットは ScreenshotApplet を使っているんですが、このアプリケーションはタスクバーのところに表示されるアイコンをタップすると起動するようになっておりまして、この“ばぐすかっしゅ♪”のように全画面表示になってタスクバーが消えちゃう場合はどうすんねん!?…と思ったんですが、大丈夫でした。このアプリケーションにはタイマー起動が付いておりまして、例えば画面に出てくるカウンタの数字を“10”にしておけば、起動してから10秒後の画面を取り込むことが出来るようになっております。が、失敗しました。もたもたしているうちにどうでもいいメニュー画面がキャプチャされてしまいました。無念です。無念ではありますが、わざわざやり直すほどのことでもねーな。…という気もするので、そのまま押し通します。ゲーム中の画面に関してはリンクサイトのほうでご確認ください。ま、ご確認したところで毛深いおっさんの腕が出てくるだけで、かえって不愉快になっちゃうだけなんですけどね。で、このゲーム、“SL-A300”でやった時は何だか今ひとつ動作が不安定で、“バグスカッシュ”だけにバグ入りか?…みたいなことを書いたんですが、 “SL-C760”では今のところ無難に動いているようです。トータルして3分ほど遊んでみましたが、今のところは大丈夫みたいです。

 ゲームの内容としては、おっさんの腕を目指して上のほうから落下してくるバグ(虫)をスタイラスでタップして潰す。…という、モグラ叩きライクなアクションゲームなんですが、虫の動きがなかなかよく考えられていて、けっこう遊べる感じには仕上がっております。ま、トータルで3分くらいは間が持つんじゃないですかね?とまあそういうことで、以上です。

(オススメ度:★★★★☆)


Atomic” (Download サイト)

 倉庫番亜流風原子組み合わせ式分子作成型ケミカルゲーム、“あとみっく♪”です。いや、これは素晴らしいですね。原子を移動させて自由電子同士を結合させて分子を作っちゃおう!…という発想が斬新です。“英語の勉強になる”という触れ込みで教育玩具に指定された“ABCゲーム”なんかより、よっぽど教育的ですもんね。“ABCゲーム”というのはアルファベットが書かれた牌を使う簡易マージャンみたいなものなんですが、あんなものは英語の勉強というより、ただアルファベットが覚えられるだけの話でありまして、役自体も単純で、決して褒められたような代物ではありませんでした。どうせなら、“ABC・ABC・HA〜・E気持ち♪”みたいな役を作って欲しかったところでありますが、いや、“”とか“”とか“”の牌なんてないから、永遠にアガることはないんですけどね。で、アトミック。これは教育的です。水素原子と酸素原子を引っ付けて“”を作ったりするわけなので、これはもうケミカルです。ケミカルではありますが、“SL-C760”では今ひとつ動作に不具合が認められました。インストールに成功して、ソフトの起動にも成功して、完璧ぢゃん!…と思っていたんですが、思わぬところで動作がちょっぴりヘンでした。原子を移動すると、その跡地の背景色がからに変わっちゃうんですよね。ま、気にしなければさほど気にならない程度のプチ問題なんですが、気にし始めると、もの凄く気になってしまいます。特に僕のような血液型がA型の完全主義者にとっては、到底許すことの出来ない大バグでありまして、もう話にもなりません。即行でアンインストールしちゃいましたね。ま、それが気にならないようなガサツな精神の持ち主であれば、それなりに遊べるかも知れませんが、そのような性格の人とは友達になりたくないと僕は思います。


Froot” (Download サイト)

ふるーつ♪
 世の中、どうでもいいことに妙にこだわるヤツって、いるよね。例えばPDA用のゲームなんかで、原子を移動した跡の背景色がからに変わっちゃうから、けしからん!…みたいな些細なことで文句を言ったりして、ケツの穴が小さいというか何と言うか。ま、ケツの穴が小さいというのはある種のマニアにとっては大変に喜ばしい状況であったりするのかも知れませんが、ちょっと背景が赤くなったところでゲームの本筋には全然カンケーないわけだから、別に気にすることねーぢゃん。…とか思ってしまうんだけどね。で、“フルーツ”です。コレはアレです。“SL-A300編”のところでも書きましたが、早い話が“バズルボブル”です。バズルボブルというのは、“画面中央下にある発射台からバブルを打ち出し、同じ色のものを3つ以上くっつけて消していくゲーム”なんですが、そのバブル果物に変わったものだと思っていただければ間違いないです。どうして果物なのか?…といった根源的な問題に関しては、作者を問い質してみないとよくわからないのが現状なんですが、僕はこの“果物化”にはモロ手を挙げて賛成しますね。というのも僕には色弱のケがありまして、赤色のバブルと、緑色のバブルと、茶色のバブルと、ばば色のバブル…とか言われても、よくわからん!…といった難点があるからなんですが、それが“果物”になったおかげで、ミカンぶどうパイナップルさくらんぼって、どれも明々白々で、とってもわかりやすいね♪ ただ、リンゴはちょっと分かりにくかったような気がします。いや、そんなキャラがあったかどうかはサダカではないんですけどね。少なくともミカンリンゴは間違いやすいような気がするんですが、“SL-C760”だと画面が精細になった分、“SL-A300”用のソフトはキャラが拡大された形で表示されるので、まだ見やすくなったのではないかと。

 が、その替わり、新たな問題が生じてまいりました。このゲームは縦画面@ビュースタイルで遊ぶことにあるんですが、そうすると“SL-C760”ではカーソルキースペースキーが使えなくなるから、操作が出来ん!…ということでありまして、いや、だったらインプットスタイルにすればいだけの話なんですけどね。 こうすると画面は当然ながら横向きになって、本来なら下から上に打ち上げられる筈の果物右から左にスライドすることになって、細かいことにこだわるタイプの人だとそれが許せなくて即行でアンインストールしちゃうかも知れませんが、いや、そのような性格の人とは友達になりたくないものでありますなぁ。別に、動けばいいぢゃん。…って、感じですよね。ちなみに果物が横に動くのはどうしても嫌だ。…という人は、インプットスタイルのディスプレイをガバっと極限まで165度くらいまで開いた状態で縦持ちして、左手の親指でキー操作するという方法もあります。ま、いずれにせよ、人生は様々ですなぁ。


 ということで、次回に続きます。

( つづく♪ )


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