『 探偵!ナイトスクープ (Vol.6〜10) 』


(2014年01月04日更新)

 このコーナーを更新するのはちょっと久しぶりなんですが、えーと、1年と7ヶ月ぶりくらい? その前の更新が1年と3ヶ月半ぶりだったので、ますますヤル気が無くなっていることが感じられるんですが、この1年3ヶ月半の間に 『探偵!ナイトスクープ』 を取巻く環境は大きく変化しました。 秘書の岡部まりが消えちゃいました。民主党から参議院選挙に立候補して、落ちました。 それ以来、消息不明になっちゃったんですが、その代わりに新秘書が入りました。 バイオリン弾きの何とかというギャルだったと思うんですが、未だに名前が覚えられないし、存在自体も馴染めません。 …と、2010年の11月の時点でここまで書いて、そのまま3年ほど放置していたんですが、いやあ、9連休ですなぁ。 初日は“AutoCAD”の講習の後、プチ仕事に呼び出され、2日目は床屋に行って、家の窓ガラスと網戸の掃除をして、塩サバの原稿を書いて、3日目は何もせず、家で終日ゴロゴロ。 で、完全に暇を持て余して来ました。 あまりにもやる事がないので、家にあるDVDでも見て、暇を潰すかぁ。 …というので、このナイトスクープねたを思い出した次第なんですが、テレビのほうは探偵が大幅に入れ替わってしまって、まったく見る気がなくなってしまいました。 もう、過去の栄光にすがるしかないんですが、とまあそんなことで、今回、 “Vol.6〜14” までを一気に片付けてしまって、それで終わりにしちゃおう。 そのようにおもっております。


Vol.6 《収録エピソード》

 「巨大シジミ発見!?」 「山のおやじ 富田林のパラダイス」 「東尋坊のドリャーおじさん」
 「動物と話そう」 「コーヒー牛乳の恨み」 「チチヤスヨーグルトのふた」
 「薬学部伝統!?タニシ踊り」 「幻のゲンゴロウ」

 まずは 「巨大シジミ」 ですか。 確かにこれは巨大なシジミでありましたなぁ。 ジミー大西の初探偵作品でありまして、あの林先生も登場します。 最近、ちっとも出なくなりましたなぁ、林先生。 西川かの子と結婚して、すぐに別れて、西川きよしの怒りを買って、番組から干されたのではないかと噂されておりますが、探偵と料理人のキャラが強烈過ぎて、依頼者がほとんど空気。そういった作品でありました。 で、次。 「山のおやじ」 。 桂小枝のパラダイスシリーズです。 正直、このシリーズって、第1回の 『淡路島のパラダイス』 以外は、個人的にちょっと微妙だったりするんですが、これはわりと健闘しているほうではなかろうかと。 で、次、「東尋坊のドリャーおじさん」。 これはいいです。 「ドリャー!」 と飛び込むところも凄いんですが、何食わぬ顔で崖をよじ登ってくるところも凄いです。 個人的には 「地元では “飛び込むオッサン”と呼ばれています。 」 という証言が、何気にツボに嵌りました。 で、次。 「動物と話そう」 。 越前屋俵太の作風が、ちょっとアレです。こういう芸風が好きな人は嵌るんでしょうが、個人的には、うーん…。 で、次。 「コーヒー牛乳の恨み」 。 これはいいです。探偵は、しみ図形…って、ああん、そんなシミのついた図形みたいなのじゃなくって、清水圭。 幼稚園の遠足で森永の工場に行った時に出されたコーヒー牛乳を飲もうとしたら、隣にいた奴に 「いらんのやったら、飲んだるわ!」 と言われて、飲まれてしまった。その恨みを晴らしたい。 そういう依頼なんですが、あまりにもベタ過ぎる 「心の中の声」 とか、かなり笑えます。 何でもいいけど先ほど、 「飲んだるわ」 と入力しようとしたら、 「ノンダル輪」 と変換されてしまって、それはいったい、どんな輪や!?…と、思わずにはいられませんでした。

 で、続いては 「チチヤスヨーグルト」 。 阪神高速の横に大きなチチヤスヨーグルトの容器を形をした看板があって、くるくる回っている。 そのに 「製造年月日は蓋の部分に記載」 と書かれているが、本当に製造年月日が記載されているのか調べて欲しい。そういう依頼です。番組では特に触れられてませんが、依頼者の西炯子タンは、実は漫画家なんだそうで。 桂小枝が 『爆発卵』 の回で、「今まで探偵やってきて、これがいちばん怖いわ。チチヤスの上に登った時よりも怖いわ。」 と言っておりましたが、確かに怖そうですな、こりゃ。 高所恐怖症の僕には絶対に無理です。 ちなみにこの看板、残念ながら今は撤去されちゃったようなんですが、VTRそのものより、それが終わった後の上岡龍太郎のツッコミがいちばんオモロイ。 そういう仕上がりだったりします。 で、次。 「タニシ踊り」 。 ま、どうでもいいです。 最後の 「ゲンゴロウ」 も、ドキュメンタリーとしてはいいんでしょうが、笑いどころは希薄だったような気がします。 終盤、ちょっぴり失速でありますな、こりゃ。 …と、ここまでは2010年の時点で既に書いていたんですが、こうして字で説明しても、まったく面白さが伝わってきませんな。 正月早々、失敗企画やな。 そう思わずにはいられませんが、とりあえずまあ、続けましょう。


Vol.7 《収録エピソード》

 「97歳のマジシャン」 「納豆になりたい少年」 「天才競艇少年現る」
 「役者になった息子を見せて」 「世界一のスピードを体感」 「ミステリアスな街・大阪」
 「寛平・誠・小枝の小ネタ集 (30代の女性は誰でもピンクレディーが踊れる・笑い上戸の少年・人間パラダイス) 」
 「JR大船渡線に追いつけ!」


 まずは 「97歳のマジシャン」 。 続編も作られるほど好評だった “世界最高齢マジシャン” の話でありますが、というか、DVDに収録されているのは続編のほうなんですな。 初回の時点では93歳だった模様。 その時点で、ちょっぴり先行きが危ぶまれる状況だったんですが、無事に4年間は生き存えたんですな。何よりです。 何でもいいけど 「いきながらえる」 って、こんな字だったんですな。 今までずっと、「いき…ぞんえる?」 とか読んでました。 で、先生のほうは、ま、そこそこお元気なんですが、初代の “サル” がお亡くなりになっていたのは、ちょっとショック。 けっこう、無茶をやらされてましたからなぁ。 ストレスで寿命が縮んでしまったんでしょう。 で、2代目のサルも 「無理から!」な、輪くぐりをやらされていたりして、今後が心配。。。 心配と言えば、剣刺しマジックでグサグサに刺されたオバチャンもアレなんですが、意味もなく頭から水を掛けられたりもしてましたからなぁ。。。 で、次。 「納豆になりたい少年」 。 納豆を愛するあまり、 「納豆になりたい!」 とか、ワケのわからんことを言い出すガキの夢を叶えるという、そういうアレです。 結局は納豆風呂に全身どっぷり浸かるというので妥するんですが、本人が満足そうなので、ま、いいじゃないっすか。 続く 「天才競艇少年現る」 。 「“もんきんたーん”をやりたい」 というお子様の夢を叶える、そういうアレなんですが、競艇が大好きだという6才児の知識が、半端ねぇ。。。 で、モンキーターンが下手な選手として6才児に名指しされる水野要クン、可哀想。。。 「マクリはイケると思う」 と、フォローされてましたけどね。 で、その要クンと一緒に2人乗りのボートでモンキーターンに挑戦することになるんですが、その結果は、いかに?

 で、次。 「役者になった息子を見せて」 。 これは泣けます。めっちゃ泣けます。 「日本一周旅行中の息子」 「空手の母は強し」 と並ぶ、 “世界3大ナイトスクープのカーチャンねた” と言っていいかと思うんですが、大衆演劇の役者を目指して研修生として劇団に入った中学生の少年の物語であります。 東洋健康ランドとかに来てそうな劇団だったりするんですが、伊勢志摩ロイヤルホテルとか、けっこういいところで仕事をしてましたな。 松丸家小弁太劇団 。 おお、これこれ。 来年の2月にもあのホテルに来るみたいですな。 が、劇団員紹介のところに、あの少年がいないような? 近いところでは、ピオーネともや? チビ太では無いっすよね? そんな、おでんが似合いそうなキャラでは無かったと思うんですが、このサイトには入団お問い合わせのメール・フォームもあったりするので、第2のピオーネを目指したい人は、是非。 “デラウエアさば” とか、いいかも? で、次。 「世界一のスピードを体感」 。 水泳の自由形で、世界一の記録にチャレンジしたい。 そういうアレです。 目標とするのは、当時、男子100m自由形の世界記録だった ピーター・ファン・デン・ホーヘンバンドの47秒84。 まず、この名前がすらすらと言えないようでは挑戦する資格がないんですが、ちなみに依頼者のギャルの現在の自由形のタイムは 1分26秒27。 その差は約38秒でありますか。 普通に泳いで勝てるワケがないので、どんなことをしても自由、どんな卑怯な手を使っても自由。 そんな超自由形で記録を目指すことになるんですが、その方法や結果は、果たして? 個人的に松村邦洋って、探偵の中でも最低レベルで、東京マラソンで心肺停止になっちゃっても、それほど心配はしなかったんですが、ま、それも人間としてちょっとどうかと思いますけどね。 サバくん、最低! そんな松村邦洋の担当ではありますが、これはなかなかの傑作でありましたな。 依頼者のギャル、涙を流して喜んでましたからね。 実際は、息が出来なくて、死にそうで泣いてたみたいなんですけど。

 で、次。 「ミステリアスな街・大阪」 。 ま、これは別にどうでもいいです。 で、次の小ネタ集では、 「30代の女性はピンク・レディーを踊れる?」 というヤツが最高っす。 当時の30代は、今だと45歳くらいだと思いますが、まさにサバくんと同世代。 小学生の頃とか、同じクラスの女子はみんな踊ってましたからね。 ちなみに僕はキャンディーズ派だったんですけど。 いや、自分で踊りはしなかったんですけどね。 で、これ、出てくる30代ギャルが揃いも揃ってノリがよくって、何だか可愛い♪ 幼女好きの僕ではありますが、30代もいいかも? そう思ってしまいました。 あ、無論、今の45歳くらいも。 で、後の小ネタと、 「JR大船渡線に追いつけ!」 は、ま、基本的にどうでもいいかと。


Vol.8 《収録エピソード》

 「大阪弁講座」 「高知の軍艦島マンション」 「ホーミーを極めたい」
 「アッという間にお風呂に入る人」 「江戸の人間顔面図」 「靴を食べたい」
 「かっぱ淵のおじさん」 「斬られ役の先生を “徹子の部屋” へ」


 で、次。 1本ずつ紹介するのが面倒になって来たので、ここから手抜きモードに入りますが、 “Vol.8” はぶっちゃけ、傑作と呼べるものはありませんな。 強いて言うなら、林先生ネタの 「靴を食べたい」 くらい。 この人の回はハズレがないっすよね。 “林繁和” から名前を “林裕人” に変えたみたいで、最近は迷走しちゃってるのが残念なんですけど。 ちなみに 「トムとジェリー」 のトムも遭難した海の上で靴を食ってましたよね。 「南の島には土人がいたよ」 という回で。 これ 。 私、タマネギ、嫌イヨ! なら、最初から用意するなって! この傑作と比べると、さすがの林先生もちょっと見劣りしてしまうんですが、一応は食えるような料理にしちゃうところは、さすがでありますな。


Vol.9 《収録エピソード》

「宮崎のパラダイス・だるまの里」「お酒が大爆発」「有田のパラダイス・黒潮フルーツ楽園」
「食べられるラーメン鉢」「岡山のパラダイス・頭島川辺荘」「イタリア水着の謎」
「人間パラダイス・富山のエジソン」「動物モノマネ対決」


 で、次。 パラダイス・シリーズは微妙。 特に 「だるまの里」 は、クソ寒いものがあります。  「黒潮フルーツ楽園」 は、まあまあ。普通に楽天トラベルで予約出来るんですな、 ここ 。 …と思ったら、在庫の登録作業中とか言われて駄目だったんですが、オフィシャルサイトは こちら 。景色はよさそうです。 1泊2食付きで8,000円。しかも果物狩、4匹のイヌの芸及びマジックショウのサービス付き。 いいかも? で、「頭島川辺荘」 は、ぼちぼち。局長の西田敏行がウザいです。 で、人間パラダイスのシリーズも基本的にハズレが多いんですが、この 「富山のエジソン」 は、まあまあ。 家屋耐震装置とか、けっこう実用的なような? 爺さんのキャラ的に、あまりマトモには取り合って貰えそうにはないんですけど。 で、水車を使った “自動背中洗い機” とか、ちょっとどうかという気がするし、 “人より一歩前に進める下駄” とかも…。

 で、今回の顔ぶれの中では 「お酒が大爆発」 がイチ押し。 「るみ子の酒」、半端ないっす。 これ 。 ちゃっかり宣伝に使ってますな。 で、色んなテレビ番組が後追いでパクっているんですな。 で、「イタリア水着の謎」が、二押し。 「渚のはいから人魚」 が流れる場面がスベっているので、そこが減点ポイントなんですが、あの水着の正しい着方は、まさに目から鱗。 で、数々の正しくない着方、アレを小枝ではなくて、若いギャルのお姉さんで試してみたいものですなぁ。 で、三押しは 「動物モノマネ対決」 。 極限までくだらないんですが、猫が完全無視するところが、なかなか笑えます。


Vol.10 《収録エピソード》

「大津のパラダイス・南郷水産センター」「サルはカメを恐がるか」「堺のパラダイス・南楽園」
「寝ると汚れが落ちる!?」「広島のパラダイス・安福寺」「幻の冬虫夏草」
「宮崎のパラダイス・だるまの里PART2」
「小ネタ集 (コーラとラムネ菓子で…、8ヶ月開けていないお弁当、出前が早い店) 」


 で、次。 ぶっちゃけ、ハズレが多い巻です。 パラダイスが相変わらず微妙なんすよね。 「サルはカメを恐がるか」 。 これは、オランウータンのサクラちゃんがめっちゃ可愛いので、大当たり。 めっちゃ人間っぽいんですよねー。 幼女好きの僕ではありますが、オランウータンもいいかも? そう思ってしまいました。 逆セクハラとか、そんなプレイだって楽しめちゃうしぃ。 で、ちょっと気になってサクラちゃんのことを調べてみたところ、 こんな記事 が。 お亡くなりになってしまったんですなぁ。 手品のサルがお亡くなりになったこと以上に、ショック。。。 で、小ネタ集の中では 「出前が早い店」 が秀逸。 出前の兄ちゃんが最後に放った名言は後世まで語り継がれるものでありましょう。

 とまあそんなことで、 “Vol.14” まで一気に片付けようかと思ったんですが、さすがに無理があったので、この続きはまた3年後くらいにでも。 とりあえず、長過ぎる冬休みの暇潰しには最適なんですが、今回紹介した中では “6” と “7” がオススメっすな。 んなことで、ではまた♪


( つづく♪ )


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