君は “硬派” かな? それとも “軟派” かな? うーん、どっちかな?…と悩んでいる人のために、10個の質問を作ってみました。 次の問いに対して 「はい」 「いいえ」 「どちらともいえない」 のうち、どれに該当するかを答えて下さい。なお、このテストはあなたの性格の優劣を判断するものではなく、えーっ、アイツってこんなに根性の悪いヤツやったんや!…ということを世間に知らしめるのが目的ではありませんので、自分のココロに正直に答えて下さい。 質問の下にある 「はい」 「いいえ」 「どちらともいえない」 のうち、該当する箇所をクリックして、最後に 「判定!」 をクリックして下さい。
…とクリックしたら、ズバっと判定が出るようなシステムが出来ればよかったんですが、僕の技術力では無理でした。すいません。 とりあえず、どの部分をクリックしたかを思い出して貰って、 (「はい」の数)−(「いいえ」の数) という式に当て嵌めて、数字を算出してください。10個の質問と言っておきながら (問6) で終わってしまったのは、書いているうちに自分でもアホらしくなったからなんですが、計算した結果、数値がプラスであれば “硬派” 、マイナスであれば “軟派” 、ちょうどゼロであれば “どちらともいえない” と判断してもいいのではなかろうかと。 ちなみに僕の場合、 (問1) に関しては 「はい」 ですね。僕は少年時代、町内の野球チームに入っていて、不動の8番バッターとして君臨していたわけなんですが、打席に入ってもほとんどが三振だったので、バッターボックスからあまり移動することがなく、その意味で “不動” だったんですけど。 ちなみに守備の際も、頑張って無理してボールを取りにいったところで、どうせエラーするに決まっているので、ほとんど定位置から動かない不動の右翼手として活躍しておりました。 とまあ、そんな僕でも一応は試合に出られるようなレベルだったので、無論、軟球を使用していたんですが、硬球のほうが高級っぽいし、硬式のほうが公式だよね。…という憧れの思いはずっと持ち続けていたんですよね。よって、軟式野球と硬式野球、どっちが好きか?…と言われると、断然、硬式ということになろうかと。
で、続いては “メロンパン” なんですが、美味しいですよねー。僕は大好きです。ただ、一口にメロンパンと言っても実にさまざまな種類がありまして、例えばヤマザキの商品だけを見てもメロンパン、大きなメロンパン、お買い得メロンパン、香ばしいメロンパン、手造り風メロン、ニューメロンパン、メロンパンsince1948、果汁入りメロンパン、しっとりメロンパン、スペシャルメロンパン、めろんぱんetc…。 更にチョコチップ入りのものや和菓子風のものもあったりして、名前を見ただけではどれがどういうメロンパンなんだかさっぱり分かりません。ま、 「大きなメロンパン」 は大きくて、 「お買い得メロンパン」 はお買い得で、 「香ばしいメロンパン」 は香ばしいんやろな。…と、ある程度は状況を推測出来る商品もあるんですけど。 個人的には大きいか、小さいか、お買い得か、そうでもないかといった点はそれほど重視してなくて、要するにこれは硬いメロンパンなのか、軟らかいメロンパンなのか?…という点だけを明確にして欲しいところなんですが、ちなみに僕は断然、硬いのが好きっ♪…なんですよね。 硬いもの好きがタタって、下腿骨骨折という事態に陥ったりもしましたが、それでも僕はメゲたりはしません。 何も硬いメロンパンを食べて歯が折れたとか、そういう話ではなくて、スキーでコケて下腿骨を折っただけですからね。硬いメロンパンに罪はありません。 そもそもメロンパンというのは普通のパンの生地の上にビスケット生地をのせて焼くところに特徴があるわけでして、ビスケット生地だから当然、表面は普通のパンより硬くなるわけですよね。 軟らかいメロンパンなんて、 “あまり歯の裏にひっついたりしない甘食パン” というのと、そんなに変わらんやん!…と思わずにはいられません。
メロンパンに限って言えば硬いほうが断然に好きなんですが、では食べ物全般にわたって硬いほうが好きなのかというと、決してそんなことはありません。硬い食べ物というのはちょっと苦手だったりします。多度のお土産なら硬い紅梅焼きではなくて、柔らかい多度豆のほうが断然美味しいと思うし、伊賀の固焼きとか、大垣の味噌煎餅とか、ああいうのは駄目です、歯が欠けるやん!…と思わずにはいられません。 そこまで硬くはないとしても、硬い肉というのもあまり好きではありません。 アメリカ人なんかは肉があまりにも柔らか過ぎたりすると、 「オー!物足りへんやーん!」 みたいなことになって、硬い肉を喜んで食べたりするようなんですが、そんな肉食人種と違って僕の場合、繊細な胃腸を持ち合わせている “根は草食人種” なニッポン人ですからね。 霜降り、サシ入りの舌の上でとろけるような軟らかい牛肉が好きっ♪ ただ僕の場合、胃腸のつくりが根っからの草食人種なのか、霜降り、サシ入りの牛肉を食べると、必ず軟便になってしまうんですよね。 食べ過ぎると軟便では済まずに下痢便になったりもするんですが、軟便というのは嫌です。何遍経験しても嫌です。決して慣れるという事がないわけなんですが、でもまあ、軟らかい肉を食べる嬉しさというのは、軟便の苦しみにも勝るものがありますので、僕はこれからもずっと、軟便覚悟で柔らかい肉を食べ続けていこうと思っております。
と、ここまでの結果を集計すると、 「はい」 が4個、 「いいえ」 が1個で、 差し引きすると3ポイントということになりますか。 で、もうひとつ、軟らかい軟骨と硬い軟骨の問題が残っておりますが、軟骨というのは何とも微妙な硬さだったりしますよね。 ま、確かに骨にしては軟らかいほうだと思うんですが、多度豆と比較すれば明らかに軟骨のほうが硬いし、特に硬い軟骨というのは結構硬かったりしますからね。非常に難しい問題ではあるんですが、でもまあ、どちらが好きかと言われると、僕は軟らかい軟骨のほうが好きなので、 (問4) はさほど大きな問題もなく 「いいえ」 ということになります。 これで僕の硬派度は (4)−(2)=2ポイント ということになりますか。 微妙なところなんだけど、どちらかと言えば硬派かな?…という結果ではないかと思うんですが、いや、こんなどうでもいい質問で真の硬派度が判定できるのかという、根源的な疑問がまったく無いわけでは無いんですけど。
僕の場合、今まで39年ほど生きてきて、一度もギャルをナンパしたこともなければ、逆ナンされたこともないので、軟派でないことだけは確かです。 大阪の難波には何度か行ったことがあるんですが、船に乗って難破したこともありませんしね。 では硬派なのかと言われると、これもかなり怪しいものがあって、殴ったり殴られたり、蹴ったり蹴られたり、場合によってはリンチを加えたりといった硬派な生活とはまったく無縁なまま、このトシになっちゃいましたからね。 ミンチは好きなんだけど、リンチは嫌い。 そういうキャラだったりするわけです。 で、ジャズの世界にも “硬派と軟派” という概念を導入することが出来るんですが、ま、基本的にジャズというのは硬派な音楽だという気がするんですが、中にはこんな例 (↓) もあったりするわけで。
軟派なジャズと言えばこれはもう、 “ヨーロピ○ン・ジャズ・トリオ” ですよねー。 関係者からクレームが付くと困るので、一部を伏字にしておいたんですが、とってもヨーロピアンなジャズの3人組なんだよねっ♪…ということで、おおよその察しを付けて頂きたいと思うんですが、えーと、1988年にオランダの若手ミュージシャンによって結成されたんですか。なるほど、それは確かにめっちゃヨーロピアンですよね。 ヨーロピアンと言えば伝馬公園の道路を挟んだ反対側、アマヤ内科の隣あたりに椰子の木とビーチの描かれた看板を掲げた 「ヨーロピアン」 という名前の喫茶店があって、こりゃ、どう見てもハワイアンやろ?…と思わずにはいられなかったりするんですが、ま、それはともかく。 で、このヨーロピアン・ジャズ・トリオの演奏というのは一体どんな感じなのかと言うと、一度も聴いたことがないので、よく分からなかったりするんですけど。 ジャズに関してはかなりの熱血硬派を自認している僕としては、ヨーロピアンにだけは手を出さないというのを最期の砦としているわけです。いや、実際に聴いてみたら結構よかったりするのかも知れませんが、彼らの代表作である 『哀愁のヨーロッパ』 に関してはこんなレビュー (↓) がありましたので、参考までに。
『ジャズCDの個人ページ』(by K.Kudo) 共同企画 「ゴールドディスクを斬る」 よりわー、ゴールドディスク、めっちゃ斬られてるやんっ!…というのは、ま、いいとして、日本製作の企画物には概してこの手のものが多いような気がします。 とりあえず、お洒落な選曲でギャルの気を惹こうという魂胆が透けて見えたりするんですが、ま、日本のレコード会社もコアなオッサンだけを相手にしていてもあまり商売にはならないので、資本主機の原則からしてそういう路線に販路拡大を求めるというのも、ま、分からなくはないんですけど。 かく言う僕も “ザ・グレイト・ジャズ・トリオ” は5枚ほど買っちゃったりしましたからね。 いや、ジャズをあまり聴かない女性といっしょに聴くとか、あるいはこのCDをプレゼントするとか、そういったことではなくて、純粋に自分一人で聴くために買ったんですけど。 僕の場合、大好きなギャルにプレゼントするCDと言えば、やっぱりビル・エバンスの 『エクスプロレイションズ』 やろ?…と、心に決めていますからね。 『ワルツ・フォー・デビー』 や 『ポートレート・イン・ジャズ』 でないところが、僕なりの拘りだったりするんですけど。
とまあ、そんな日本のレコード会社のコマーシャル路線に乗っかって大成功を収めた…というか、人によっては魂を売ったとか、堕落したといった評価を下されるかも知れませんが、とにかくまあ、日本のギャルの間でそれなりの人気を得ることに成功したのがケニー・ドリューでありますな。 この人、根はパウエル派のハード・バッパーで、かなり硬派なイメージのピアニストだったりするんですが、1964年に活動の拠点をデンマークに移して以来、ちょっぴりそのスタイルが軟派系に傾きつつあります。 でもまあ、 『ダーク・ビューティ』 のあたりは硬派なジャズとしての矜持が保たれているので、僕個人としてはけっこう好きだったりします。 ヨーロピアンなドリュー、悪くないぢゃん♪…みたいな。 とまあ、ジャズマンの軟化傾向に関してはわりと寛大でオトナの態度を取る僕でありますが、それでもさすがに 『パリ北駅着・印象』(1988年発売) は、ないやろ?…という気がするんですよね。 これがもし『西桑名駅着・印象』というのであれば、隣にロッテリアがあって、目の前にはバス乗り場があって…といった情景が目に浮かんでくるからまだいいんですが、パリ北駅なんて一度も行ったことがないしー。 そんな駅、どこにあるんですかね? やっぱり、パリ駅の北なんでしょうか? ちなみに西桑名駅は桑名駅よりも東にあったりするんですけど。 いずれにせよ、このギャル猫と “ころび硬派ジャズファン” の先行きが気になるところでありますが、プレゼント攻勢の前に、そのファッションセンスを何とかしろよ!…という気がしないでもないんですけど。
ちなみに僕はヨーロピアンなジャズ3人組のところにも書いたように、ジャズに関してはバリバリの熱血硬派でありますので、例えめっちゃ可愛いギャルから 「ジャケも80年代風オシャレでいいわっ♪」 と言われようとも、決してブレてアマゾンでこっそり 『パリ北駅着・印象』 とコルトレーンの 『オム』 を注文したりはしません。 どうしてここに 『オム』 が出て来るのかというと、ドリューだけを頼んでアマゾンの担当者から 「日和ったな。」 と思われたりするのも癪だからなんですが、ま、本屋でエロ本を買う時、 「基礎解析」 と 「代数幾何」 の参考書に挟んでレジに出すのと同じようなものだと思って貰えればいいんですけど。 ま、スキーでころんでも、ジャズでは決してころぶことのない僕の場合、そういう余計な心配はまったく必要がないんですが、ドリューと言えばやっぱり、誰が何と言おうと 『旅の終わりに』 やろ?…ということを強く申し述べておいて、今日のところは、おしまいっ♪