『 飛騨土産&信州土産・5種 (5社) <分類 : お土産系> 』

りんご菓子2種(外箱・外袋)♪ りんご菓子2種(個別)♪



(2014年10月13日更新)

 飛騨と信州のほうに行って来ました。 自分用にお土産を買ってきました。 で、皆さまにもちょっとお裾分けしようと思うんですが、ま、写真だけなんですけど。 このコーナーを更新するのも久しぶりな気がするんですが、前はいつだったのかと思ったら、2011年6月の これ 。 3年ぶりやんっ! 僕は日帰りを含めると年に5〜6回はどこかに旅に行ってて、その旅に…、いや、その度に足袋を持ち帰ったり、お土産を買ったりしているんですが、最近、足袋っぽい靴下をくれる温泉とかが増えてきましたよね。 温泉足袋 。 そんなジャンルも確立しているようですが、いちばん安いのでも600足で 32,184円 (税込)。 一足あたり53円64銭っすか。 百足 (むかで) だと 5,364円も掛かって、馬鹿になりません。 いや、この場合の一足は2個で1ペアだと思うので、百足 (むかで) でも半数で足りるのかも知れませんが、あんなペラペラで安っぽいもの、原価 10円くらいだと思っていたんですが、意外とするものなんですなぁ。 こりゃ、持って帰らないと損ですよね。 ま、持って帰ったところで、家で使うことはまず無かったりするんですけど。 で、お土産。 いつもこのコーナーのネタ用にと思って、写真までは撮るんですが、いざ食ってみると別段、これといったインパクトもなくて、こりゃ、わざわざ取り上げるほどのものでもねーな。 そう判断して、闇に葬り去られる。 その繰り返しの3年間でありました。 もしかして僕って、お土産を選ぶセンスがない? 京都に行って、扇子とか買って来ちゃうセンス? いや、それは別に悪くはないと思うんですが、奈良の東大寺の大仏殿に行って、木刀を買ってくるよりは。 小学生の頃、うちのおかんが近所の日本ハムの工場でパートをしていた関係で、藤井寺球場へ日ハム−近鉄戦を見に行くことになったんですが、現地に行ったら雨で中止だったんですよね。 仕方なく奈良の大仏を見て帰ってきたんですが、その時に買ったんですよね、木刀。 ここ を見るとマサヒロくんの友達の堀君も買ったみたいだし、ま、定番っすよね。 持ち帰るのがこの上なく邪魔だったりするんですけど。 あの木刀、どうしたんでしょうな? もしかして火事で燃えちゃった? 日本ハムの木田勇がめっちゃ活躍していた頃なんですが、調べてみたら1980年くらいっすか。 となると、僕は小学6年生で、火事後の出来事ということになるんですが、中学生の頃に木刀を振り回していた記憶はないので、すぐに飽きちゃったんでしょうな。 燃えるゴミとして出したとか、そんな末路を辿ったものと思われますが、で、今回はお菓子系ばかりを5種類ほど買って来ました。 わざわざ3年ぶりにこのコーナーを更新したということは、インパクトのある銘品に巡り会ったのかというと、そんな事はなくて、ま、せめて小ネタくらいでも更新しておかないと。 そんな義憤に駆られてのことなんですが、とまあそんなことで、まずは今回の足袋を…、いや旅を、簡単に振り返ってみましょう。

 朝、6時前に桑名を出発して、岐阜羽島ICから名神に乗って、一宮JCTから東海北陸道に入って、飛騨清見ICに、えーと…、8時過ぎくらいの到着でしたか? そこから飛騨卯の花街道とかいうのを走って飛騨古川に向かったんですが、いいっすよね、卯の花。 卵の花に比べると、オカラ。 そんな感じがします。 昔、村会議員だか何かに岡田くんが2人立候補して、ほんの僅差で岡田くん(1)は当選、岡田くん(2)は落選と、明暗が分かれたことがありました。 投票の中に 「オカラ」 と書かれたものがあって、それが有効か無効かで裁判になっておりましたな。 岡田くん(2)いわく、ワシがウシに餌としてオカラを与えていることは村人なら誰もが知ってる。そのため、ワシは皆からオカラと呼ばれている。 よって 「オカラ」 と書かれた票はワシに投票したものだ。 その主張が認められたのかどうかまでは記憶に無いんですが、で、この卯の花街道、途中までは片側1車線の快走ルートでありました。 途中、4キロくらいの長いトンネルがあって、ちょっと気分がメゲたんですが、で、終盤はセンターラインも消えて、ぐねぐねの山道みたいになってきて、さらにメゲメゲ。 ま、すれ違い困難というほど狭くはないので、何とか乗りきりましたけど。 とまあそんなこんなで、8時30分過ぎくらいに飛騨古川に到着。 飛騨市役所のところが無料の観光用駐車場になっているのでそこに車を止めて、付近を散策してみました。 すぐ近くに 「飛騨古川まつり会館」 なんかがあったりして、いい感じ小綺麗に整備されておりますな。 わりと外人の姿も多くて、白人系の若いギャルが3人ほど、水路に手を突っ込んで鯉と戯れておりました。 鯉に恋するお年頃なんでしょうな。 そこに爽やかな日本人の好青年 (編集部注:僕のこと) がやって来たものだから、恥ずかしそうに、どこかに消えちゃったんですけど。 で、観光ガイドでよく見る、白壁の土蔵の横を小さな川が流れて、そこに鯉が泳いでいるエリアまでは、すぐそこ。 いやあ、いいところですなぁ。 普通、よく撮れた写真とは違って、実物は思ってたよりもアレだったりして、ちょっと期待はずれ。 そういうことが多々あるんですが、ここは写真で見たままの出来でありました。 ま、確かに土蔵の向こうを軽トラが横切って興醒めだったり、水路にキャビアの親が泳いでいてチョウザメだったりすることもあるんですが、いや、それはそれで、ちょっと凄いんですけど。 鯉が思ってたよりもデカい奴ばかりだったりしたんですが、倉敷の美観地区とかを馬鹿ん地区する人でも、ここなら納得するのではなかろうかと。

 …と、ここまでが初日に奥飛騨の温泉宿で書いたものです。 遊びに行った時も原稿のことを忘れずにいて、健気ですよね、僕って。 ま、ここまで書いた時点でメゲて、翌日は端からぜんぜんヤル気が出なくて、ほとんど何の足しにもならなかったんですが、ちなみに記憶だけを頼りに書いたオカラねたの顛末は、 これ 。 微妙に間違ってますなぁ。 ま、酔っ払っていたからしょうがないんですが、で、この宿、足袋こそでなかったんですが、なかなかいいところでありました。 ま、詳しくはまた別の機会に書くとして、飛騨と信州のお土産です。 まずは、りんご菓子2種。 長野と言うと、りんごのイメージが強くて、お土産のお菓子もソレ系が多かったりするんですが、手作りのアップルパイとかは別として、量産型だと微妙なものが多いという印象があります。 ハズレというわけではないんですが、年末の抽選会で言うと、使い捨てカイロ1個みたいな。 よくって小さなサンジルシの醤油。 そんな中、今回、僕が手にしたのは 「りんごファクトリー・りんごチーズケーキ」 という一品なんですが、いや何となく、チーズケーキって、悪くないかな? そんな気がしたからなんですけど。 コドモの頃、チーズ系のお菓子ってウンコ臭くて嫌いだったんですが、オトナになって乳製品好きに転じたんですよね。 乳パッドとか。 で、このどこにでもありがちなチーズケーキは豊上ベーカリーというとことが製造したもののようですが、 ここ っすか。 と…豊上ではなく、 “ほうじょう” と読むんですな。 お土産用の大量生産品ではなく、地元の洋菓子屋さんっぽくて期待が持てるんですが、あ、でもよく見ると、こっちは豊上製菓って書いてあるやん。 ベーカリーちゃうやん。 同じ長野の上田市なんですが、僕が買ったのとは住所が違います。 が、 ここ を見ると “豊上製菓 りんごファクトリー りんごチーズケーキ” となっておりますな。 ま、別にどっちでもいいんですが、ちゃんと写真を撮って載せたので、僕のほうの勝ちですな。 ま、決して上手なデキだとは言えないんですが、個別包装のほうは (写真・右側) みたいな感じ。 どこにも信州や長野の文字が入っていなくて、会社のバラマキ用としては今ひとつかと。 その辺のスーパーにでも売ってそうな感じですもんね。 で、お味のほうはというと、中には小さめの角切りチーズが入っていました◎ そんなレビューを見て、目から鱗。 中に小さな粒々みたいなのが入っていて、乾燥リンゴだと思って食っていたんですが、チーズだったとは! 確かに個別包装をよく見たら 「ケーキ表面の固形物は、チーズスクラムです。品質上問題ありませんので、安心してお召し上がり下さい。」 と書いてありました。 基本、長方形の2口サイズくらいのケーキです* ふわふわで、カステラのようなじゃりっとした甘さです♪ どういうアレなんですが、この粒々がいい感じのアクセントになっていて、けっこう美味ちい♪ 確かに、りんごの味は、比較的薄めだった気がしましたが、チーズカステラ (謎の粒々入り) だと思って食えば、大丈夫。 サンジルシの醤油程度には当たりだった。 そう評価していいのではないかと思います。

 で、次。 「サクマ 信州限定りんごみるく」 。 リピートなので大当たりなのは分かっている、安心の逸品っす。 美味しいっすよね、サクマの “いちごみるく” 。 まるくって、ちっちゃくて、三角♪ コドモの頃は、丸いのか、三角なのか、はっきりしろ! そんなふうに憤りを覚えたりもしたんですが、 オトナになって、ああ、こりゃ、丸くって、三角やな。 そう素直に思えるようになりました。 外人ウケが異常にいいようですな、アレ。 ホテルでチップの代わりに枕元に置いておくと、次の日から凄くサービスがよくなるんだとか。 ハードキャンディは口の中に入れて15秒後には噛み砕いている派の僕なんですが、最初のほうは何とかそれくらいは我慢するものの、そのうちに2秒くらいで噛んじゃうことも。 どちらかというと下品と見なされ、蔑まれる傾向にあるようですが、サクマの “いちごみるく” は噛むことを前提に作られていて、あの中のサクサクの層がたまらんっ! で、この “りんごみるく” は、りんご味の “いちごみるく” なんですが、いや、イチゴの味はしないりんご味の “いちごみるく” なんですが、信州限定らしく、今のところ他では見たことがありません。 いい事だと思います。 最近、日本全国のどこでも “〇〇限定” が手に入ったりして、興ざめだったりしますからね。 外箱が牛乳っぽくなっていて、中の個別包装はテトラパック風。 乳製品好きには、たまらんデザインでありますな。 中に4粒入っているんですが、外側が甘酸っぱいリンゴのフレーバーで、ちょっと喉に染みます。 いや、風邪を引いちゃったみたいで、喉が痛いんですよね。 鼻水が垂れるので昨日の夜、鼻に鼻紙を詰めて寝たんですが、それが祟って、鼻水に含まれる毒の成分が喉のほうに来ちゃった感じ。 “りんごみるく” が染みるようでは、重症ですなぁ。 ま、健常者なら普通に美味しく食べられるので大丈夫なんですが、たまらず飴をカリっと噛んじゃうと、中から乳の味がじわーっと染み出して来て、美味ちい♪ りんごとミルクのハーモニーが絶妙でありますな。 ちなみに夏に越後湯沢に行った時は ヤスダヨーグルトみるく というのを買ったんですが、ヨーグルトとミルクって、乳フェチにはたまらん組み合わせでありますなぁ。 東北限定の さくらんぼミルク というのもあるみたいだし、あとは “ぶどうみるく” なんかもよさそうですなぁ。 …とか思っていたら、これは普通に売ってるみたいです。 4連モノですが、 これ 。 “れもん” だけ “みるく” ではなくて “こりっと” なのが、几帳面なA型性格の僕にはちょっと許せないんですが、とりあえず今の僕は、のど飴が欲しい。 そんな気分だったりします。


きのこ・野沢菜・わさび菓子(外箱・外袋)♪ きのこ・野沢菜・わさび菓子(個別)♪
 

 で、続いてはこの3品。 最初は “りんご菓子2種” だけの予定だったんですが、それだけではちょっと物足りないので、3種を追加。 自分用のお土産、どんだけ買ってんねん!? そう思わずにはいられませんが、まずは 「秋のきのこせんべい」 。 奥飛騨の平湯温泉で買いました。 この辺りのお土産なのかと思ったらそうではなく、北海道とかでも普通に入手されているっぽいんですが、季節限定なのは確かなので、ま、いいかと。 イカも入ってるしぃ。 一口に煎餅と言っても、いくつかのタイプがあるんですが、これは “えびせんべい系” でありますな。 ま、エビは入ってないんですけど。 海老の身はそこそこ好きでも、海老の殻が好きではない僕の場合、なるだけ海老の味がしない澱粉だけの “えびせんべい” が好きなんですが、この “秋のきのこせんべい” の場合、原材料は澱粉、いか、植物油脂、砂糖、きくらげ、えのき茸、食塩、醤油、みりん (中略) しめじ、デキストリン (以下略) となっております。 澱粉、いか (以下略) だと、ちっともキノコらしくないので、わりと詳しく書いてみたんですが、略しても大勢に影響がないデキストリンを敢えて残したのは、個人的に言葉の響きがちょっと好きだったりするからなんですけど。 何だか煎餅がいい出来になりそうですよね、デキストリン。 見るからに僕の好きなタイプの“ (海老抜き) えびせんべい” なので、試しに買ってみたんですが、惹かれたポイントは “きのこ” の部分よりむしろ、 “バター風味” となっている点。 乳製品好きとしては見逃せないところです。 バター風味の煎餅って、個人的には ピケ8 くらいしか知らないんですが、ピケ8のアイドルが無駄に可愛いですなぁ。 で、煎餅とバターって、意外と相性がよかったりするので、ちょっと期待が持てるんですが、このキノコのやつも、美味ちい♪ 特にバターの風味が絶妙っすな。 しめじバターとか、あの辺からアイデアを得たのかも知れませんが、これは当たり企画かも知れません。 飛騨や信州のお土産でも何でも無さそうだし、個別包装の封を切ると、けっこうイカ臭かったりするんですが、これはオススメ♪ ちなみにキノコの味は、ほとんどしません。 「イカのバター焼きせんべい」 だと思っていただければいいのではなかろうかと。

 で、続いては 「ちっちゃなプリッツ・野沢菜」 。 中途半端に 「〇〇に行って来ました」 系の、どこにでも売ってるようなお菓子を買うくらいなら、この手の “地域限定モノ” のほうが無難だし、喜ばれるかも知れません。 昔は無駄に大きさデカイのが通例だったんですが、持ち運びにくいし、配りにくいしで、最近は通常サイズか、もしくはこのプリッツみたいな “ちっちゃな” のが普通になっているみたいです。 で、野沢菜味。 信州の限定菓子にはこの味のやつが少なくなくて、けっこう微妙だったりするんですが、このプリッツはまずまず、いい線いってるのではなかろうかと。 “野沢菜7%使用(生換算)” というのが多いか少ないかと言われると、ちょっと判断に苦しむんですが、とりあえずソレっぽい味はするし、普通に通販で手に入るのがちょっとアレなんですが、ま、いいんじゃないっすかね。 で、次。 「わさびマヨネーズかるせん」 。 煎餅とマヨネーズというのもなかなか相性がよかったりするんですが、そこにワサビが加われば怖いものなし。 山室英美子に芥川澄夫が加わればトワエモアだし。 それくらい素晴らしいハーモニーを聞かせてくれそうなんですが、 「かるせん」 というだけあって、ちょっと軽めのフワっとした仕上がりだったりして、イケまずせ、こりゃ。 1個食べて、美味ぇ! めっちゃ美味ぇ! そう感動しちゃいました。 ま、2個目以降は、わりと普通に思えてしまいましたが、今日、新たな気持ちで食べてみたところ、やっぱり美味ぇぇぇ♪ 2等 「10円硬貨つかみ取り」 くらいの当たりですぜ、こりゃ。 こんな美味しいお菓子を作って下さったのは、どんな業者なんですかね? ちょっと気になって調べてみたんですが、えーと、 これ っすか。 「地元静岡のわさびを使用」 って、おいっ!

 本日の結論 : 美味しけりゃ、どこで作っていようと、そんなの関係ねぇ!

( おしまい♪ )


INDEX
BACK NEXT